2015年8月7日金曜日

真夏のブッポウソウ!  Broad-billed Roller in a mid-summer at Kumamoto Pref.

 ブッポウソウは4月から5月の始めに渡ってきて9月に入ればすぐに南へ旅立ってしまう真夏の山奥を彩る渡り鳥。6月~7月の繁殖期には盛んに空中採餌の様子を観察できるが、8月も半ばを過ぎて南へ旅立つ頃は朝晩しか採餌せず日中の暑い時間帯はまず見かけることは難しい。

 一度は夏の終わりの夕方、上空を十数羽のブッポウソウが乱舞して大型昆虫を捕獲して居る場面に遭遇したが首が痛くなるほど上空だった。

 真夏の暑い時期は林間の撮影し難い場所を徘徊しているようだ。今日アップした画像はそういう撮影し難い場所、夕方にたまに顔を出した場面の画像。






この8月終盤はブッポウソウに遭えるだろうか?天候不順の今年の秋はどうなるだろう?





2015年8月6日木曜日

ヤマセミの飛翔ターン接近撮影画像。 This is the photos of Crested kingfisher's flying turn.

 今朝は昨日から研究所泊まり込みなので、とっておきのヤマセミ飛翔ターンの画像をご紹介。川辺川上空で偶然とらえたヤマセミのターン画像。あまりヤマセミは上空を飛ぶ事は多くないが、この時は何故か狭い川辺川の峡谷部分を高さ20m程で2周ほど旋回した。

 滅多にないチャンスなので空抜けながらシャッターを切ったが、何とか収める事が出来た。





ターンの間は羽ばたかない、遠くから見ると一見カモメのように見えるときがある。


詳細は来年出版予定の続編・ヤマセミ生態写真集に掲載予定。乞うご期待。





2015年8月5日水曜日

帰って来たシジュウカラの幼鳥達。Young birds of a Japanese tit have returned to my home again !

 この5月、一斉に我が家の巣箱から巣立っていったシジュウカラの幼鳥達が二階のベランダにぶら下げた餌さ台に帰って来た。明らかに数羽のまだ体色がほんのりと黄色っぽい幼鳥が入れ替わり立ち代り餌をツツキに来ているのを発見!非常に嬉しくなった。

 巣箱は造り替えたものの2年連続で同じ場所で営巣してくれている。今年は果たしてどうだろう?昨年は造り替える際イエサシダニに大挙襲われて大騒ぎになったが、今年はダニを駆除してから巣箱を下ろそうと思う。

 果たして3年連続営巣してくれるか、見ものだ。

親鳥と異なって、室内でウロウロしても全然平気で逃げない。顔を認識しているのか?

兄弟・仲間を呼んでいるのか?鳴きながら餌さ台と一緒にぐるぐる回っていた。

しっかりとヒマワリの種を咥えている。

巣立ちの日のシジュウカラの親子。果たして戻ってきたのはこの子だろうか?



1日1羽づつ巣立ったヤマセミとは違って15分の間に5羽が次々出てしまった。

巣立って数秒後、巣箱の真下の楠木の枝に留まって撮影者に向かって鳴く雛。


2015年8月4日火曜日

夏の北海道・千歳で, その2。The summer time in Chitose Hokkaido, Part2.

 昨日に引き続き、北海道での夏の繁殖期の野鳥生態。千歳市の公園・・・、と言っても感覚的には街中が公園のような北海道の地方都市なので、公園と街の境があまり感じられない環境ではあるが一応公園での撮影。入口の広場からほんの10mほど入った駐車場脇の森の中、シーシー鳴く野鳥の雛と思われる声がするので、その方向へそーっと歩いたらニュウナイスズメの巣穴が在った。2007年の夏の事。

 傍の草むらには雛が一羽落ちており、じーっとこちらを見上げている。北海道の森の中は自然の宝庫なので数時間もしないうちに何かに持っていかれてしまうだろうが、樹の自然洞を利用した巣がたぶん小さく、この雛が元気すぎた為か、もっと元気な他の雛に押し出されてしまったのだろう。 巣穴から20mほど離れているのだが、ニュウナイスズメかどうか確信が持てない。まだ充分飛べる状態だとは思えない雛だった。

 北海道はニュウナイスズメの密度が濃いのだろう。関東にはあまり多くないが全国的には多いのだろうか?よく判らない。以前奈良公園へ行った時には広大な敷地で鹿の生息する構内いたる所でニュウナイスズメに出遭ったのを思い出した。

 樹の自然洞では盛んに親鳥が交代で餌を運んでいた。暗い森の中距離30mで撮影。それ以上には近づかなかった。

完全な自然樹の洞を利用した営巣。

給餌頻度は非常に頻繁なので巣立ち寸前だろうと思われた。



親鳥はオス・メス交互に近くの枝で順番を待つような頻度だった。

20mほど離れた足元に居た雛。ニュウナイスズメかどうか判らないが、他のニュウナイスズメや、あるいはコガラやヒガラの子供かも知れない。

雛の撮影を終えて顔を上げたらキビタキが真上の枝に居た。

横の暗い茂みの奥でキョキョキョと声がしたので顔を回すと、クロツグミのオスがいた。

真後ろの幹にはゴジュウカラ。早朝5時、宿から徒歩10分の森の中一箇所で立ち止まり、その場で360度向きを一回転しただけで、これだけの野鳥に出遭える北海道は、やはり信じられない野鳥の宝庫なのだろう。


2015年8月3日月曜日

夏の北海道・千歳で。The summer time in Chitose Hokkaido,

北海道は基本的に本州以南とは全然環境が違うと考えなければいけない。空気の密度・湿度・気温。更には植生(植物の種類・生育環境)が異なるので其処で暮らす動物も本州には居ない固有種や居てもマイナーチェンジされた独特の亜種が沢山居るようだ。

 同時にシベリアや樺太サハリンに近く、南九州に南方からの迷鳥・旅鳥が多いのと同じく、本州では見られない北方の迷鳥・旅鳥に遭遇することがある。暫くは通年での北海道での野鳥をレポートしてみたい。

 
北海道の夏は原生花園に等行かなくとも、千歳近郊でもハマナスの花で一杯だ。

アオジが藪から出て広葉樹木の間で囀るのも夏の風物詩だ。

本州と異なって割りに日向にどんどん出てきてくれる。

キビタキも主に日陰を移動するが数が多いようだ。

ゴジュウカラは本州のように樹木の幹をチョロチョロせず明るい葉の間にいる。

北海道の夏はハマナスに始まってハマナスで終わる感じだ。


2015年8月2日日曜日

「団塊世代のヤマセミ狂い外伝 番外編.」 夏も盛り!Facebookを使い始めて2年経過のレポート。

 このYAMASEMI WEBを始めた2013年5月からFacebook(=以降FBと表記)も開始して既に2年と3ヶ月が経過した。この間FBが無ければ再会できなかった旧友が随分身近になって大変喜んでいる。更には今まで憧れでしかなかった存在の写真界の著名な大御所・先輩にFBで繋がることが出来て、今後への大きな期待が膨らんでもいる。
コンデジで撮影したスナップを投稿しあえるのもFBのメリットだろうか。百日紅

 これらの動きはFBが登場する以前にはとても考えられなかった現象だろう。FB上で懐かしく繋がったメンバー同士が再会を祝って、或いは記念して飲食を伴う会合が盛んに開かれたりするのだろうと推察している。そのうち飲食業界では、FB繋がりのグループに対する特別な販促企画、特別メニュー、或いは参加者全員によるFBへのアフター画像投稿を条件のサービスシステム等が出現するのではないかと思っている。

 メンバー各人が日頃贔屓にしている自慢のレストランや秘密の呑み処で食事やお酒を楽しみながら、学校単位、職場単位のOB・OG会以外にも、同じ趣味、例えばスポーツ、釣り、ゴルフ、写真撮影など同じ世界を共有する同志的な集まりが増えているのでは無いだろうか? その意味ではFBの効果は現代社会において、今や一番の成長株なのかもしれない。今やある種欠かせない情報TOOLになっているような気もする。
色々な人がFBで繋がる面白さは、今後もどんどん広がるだろう。

 しかし一方ではFBが普及し、参加人数が増えるにつれ、トラブルが増えていると言う話もあちらこちらから聴こえて来る。筆者もつい最近、活用マナーやルールを無視した無礼なFB友達繋がり・活用を行う小学校時代のクラスメートに非常に嫌な気分にされ、逆に交流を絶たざるを得ない様な苦い経験もしている。FBの友達繋がり、使い方・活用頻度については今後も相手を選び、運用やセキュリティ管理に関しては相当注意が必要だろうと再認識した。

 スマホなど常時繋がりの情報端末を持ち歩き、1000人以上のFB友達といつも横に居るがごとく繋がっている「スマホFB中毒状態」に陥入り、今自分は何処で何をしていまーす!あるいは気になる人が何処で何をしているのかという情報を常に発信・受信し、現在の自分と友の状況を把握していないと、孤独感を感じ不安になるようなヘビーユーザーが増えてきているそうだ。
 海外等では、この現象が人間の精神状態をおかしくするという事で、カウンセラーに掛かる人が多く、スマホ・FBから一時的に離脱して軌道修正させられる人が増えているとの情報も幾つか眼にした。一部ではデジタル覚醒剤と呼ぶ医師も居る程だそうだ。停電や電波障害での通信障害が発生した際の禁断症状は非常に良く似ているとか。リアルの身近な友達が少ない人に限ってこの状態に嵌まってしまうらしい。
 最近は歩きスマホでホームから転落して、列車に轢かれ死ぬ若者などとは違う新しい影響が蔓延してきているとの事だ。
うるさいセミ(素手で捕まえた)がFB使って交信してくれれば、暑い夏も少しは静かになるか?

 一方で、その反対に神経を集中する仕事や、やるべき事が日常的に多く多忙な人はPC・Eメール、携帯ショートメール、音声通話など従来型の情報端末でのコミュニケーションが多いそうだ。軽い繋がりの友達やFB上だけで繋がっている逢った事が無い相手とのFBコミュニケートは1日あるいは数日に一度程度「皆さんは何をしているのかな?」程度で「覗くレベル」で活用している人も居る。

 筆者はまだ40名程度でFacebook友達を止めているし、これ以上は広げるつもりもなく、ましてや逢った事が無い方と繋がる事は今後も無いと思う。

 今までの2年ちょっとと同じスタンスで今後もこのブログ情報発信を主眼に置いたFB活用で繋がって行こうと思っている。夏の風物詩を交えて今日この頃のレポートとしたい。

2015年8月1日土曜日

「団塊世代のヤマセミ狂い外伝 番外編.」 緊急速報!日本自費出版文化賞・3年連続入選!

 今から10日程前、日本自費出版ネットワーク事務局から2通の大きな封筒が届いた。今年の日本自費出版文化大賞に「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」が2部門で入選したと言う嬉しい知らせだった。
郵便受けからはみ出した大きな封筒が2通も来たのだ。

 昨年、一昨年と自費出版した野鳥の写真集が2年連続でグラフィック部門の入選を頂き、それだけで舞い上がっていたのに、大変な事になってしまった。今回は文芸=エッセイ部門と個人誌部門の書き物の2部門だと言う。未だ試しのオンデマンド印刷なので30冊未満なのに驚いた。
 小中学生時代、通信簿の「国語」で「5」を一度も獲った事が無く、ましてやプロの物書きでもない筆者が、ネット上のこのヤマセミ・ブログで週末だけ掲載していた内容を縦書きの本にしただけなので、賞を戴けるなどとは夢にも思っていなかった。連絡を頂いて暫くは「実はあれは間違いでした」という追っかけの通知が来やしないかとビクビクした。

 今年で18回目を迎えた日本自費出版文化大賞は、今年も600点以上の応募があり、一次審査で10点中4点が残り、更に二次審査で約10点中1点が選出されたそうだ。ジャンルは1.地域文化部門、2.個人誌部門、3.小説部門、4.文芸=エッセー部門、5.詩歌部門、6.研究・評論部門、7.グラフィック部門 の7部門で、エッセー部門や小説部門は例年応募点数が一番多い激戦ジャンルだそうだ。それだけにこの受賞は自分にとってもちょっと信じられない事だった。


 出版物の賞と言えば、お笑い芸人が受賞してメディアが騒いだ「芥川賞」などがあるが、実は「芥川賞」や「直木賞」といった文学の匂い一杯の賞は一般公募ではなく、その年発表された候補作品を文壇の著名人が選んで賞を決めるそうだ。
 我々素人や一般人には縁の無い世界だろう。ましてや、印刷会社や出版会社が全然関わっていない、完全手作りで自費出版した本著「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」に賞を与えようと言う日本自費出版文化賞主宰者・審査員の方々の決定は、太っ腹だし非常に公平で嬉しい。もう感謝以外の何ものでもない。

 本を出すという事は、具体的にリアルで物や形になった情報発信、一つの自己主張だと思うのだ。それは事実を述べたドキュメンタリーだったり、作り話の小説だったり、日記だったりする。
 とにかく作者・筆者が自分の頭の中胸の内を文字にして、他の人にある種の思いを伝え、感動を生み出す。それが文字だけだったり、写真を入れたエッセイだったり、或いはむしろ写真のほうが主人公の写真集になって文字・言葉が補佐する印刷物になる。

 たとえば「何とか賞」を頂けなくても情報発信、後世にリアルのモノを残す・・・そういう意味からすれば「出版物・印刷物」の類はいつの世も非常に意味のある人間の生きた証=遺産なのだろうと思う。
1冊づつビニールで覆った「ビニ本」にしたのが良かったのだろうか?

 ネット社会が、或いはIT技術がこれだけ発達・普及しても、結局人間は冷たいハードディスクやDVDに入ったヴァーチャルのデータを液晶画面で読むのではなく、印刷物に成った「本」を自分のペースで読みたいのだ。これは本を贈った同じ団塊世代の皆からも異口同音に届いた感想だった。
 パソコンがこれだけ普及・発達して「印刷物等そのうち無くなる、ペーパーレスの時代が直ぐ来る!」と言われて久しいが、逆に世界中で実際紙の消費量は倍増した。



 筆者のパソコンの師匠で、毎回自費出版本の制作・デジタル入稿に関わってくれているプラス・エールの染谷氏がいる。その彼から逢う度に聴かされる耳タコ言葉に「シンジョーさん!デジタルの究極はアナログなんですよ!」というのが在る。言い得て妙だ!こういう友が傍に居てくれて自分は幸せだと思う。人間決して一人では生きていけない、やはり持つべきは良き友だろう。