2025年1月19日日曜日

厳冬期、新宿御苑の野鳥レポート。 Bird report from Shinjuku Gyoen in the harsh winter. 

  久さしぶりに新宿御苑へ。

 千駄ヶ谷門から入り、池を廻り日本庭園を抜けて新宿門から出ただけのワンウェーだったが、それなりに野鳥に出遭えた。

 海外からのインバウンド客の方が多い感じの園内だった。かってルリビタキやトモエガモが飛来していた頃とは様子が違い、バーダーさん達の姿は少ないようだった。

 バーダーさん達の野鳥情報ネットは恐ろしいほど速く、皆さん徒党を組んで輪になって動かれるので、めぼしい被写体は「勘」で判る事が多くなってきた最近。

 全く何の情報も無く、「らしい所」をそーっと進むと、色々な野鳥に出遭えるという経験値だけで今回は御苑を廻ってみた。

 結果は藪鳥系が多く、オシドリも4羽ほど居るのが確認できただけで、いつもの年よりはまだ少ないようだった。

日当たりの良い中の池にはシジュウカラが10羽ほど集っていた。

日本庭園の藪から出たり入ったりのシロハラ採餌

同じく日本庭園でアオジのオス二羽

こちらはメス

上の池でアオサギ

上の池奥にオシドリ4羽

母と子の森付近でウグイス系、ウグイスにしては薮から出ている。

独特のチャッチャッ♪という地鳴き声もしない。

ウグイスの割にはチョロチョロ出入りしていた。

大きな木の左にウグイス、右にメジロ

池を通り抜けたカワセミ、瞬間反射的にシャッターを!

池の藪の奥ではヒヨドリが水飲み中

融けずに残った日陰の奥の氷の上をキセキレイ

 朝早ければ、もっといろいろ出遭えたろうが、今は八代での写真展準備で忙しく野川ですら出歩けない。用事で都心へ出た際に緑地を廻ろう。今日はこれまで。

2025年1月13日月曜日

団塊世代は郵便料金値上げで年賀状の文化が終わったと感じた。 Boomers felt that the postage rate increase ended the culture of New Year's greeting cards.

  昨年10月JP郵便料金が値上げされた。ハガキが1通85円になった。

 約1か月前、昨年12月17日付のこのブログで、筆者は郵便料金値上げに抵抗してお年玉付き年賀はがきなど買わずに、中学生時代から大切に貯め込んで来た記念切手を断捨離ヨロシク使って出すのだ!と宣言、多くのアクセスを頂いた。

 その一部を振り返ってみると、世の中の物価高と比較して郵便料金の値上げ率がラーメン価格ほど極端だという事だった。




この投稿には自分で調べた物価変化も書いた。

 『これを身近な物価で1964年と2024年の60年間の推移で比較してみよう。

① ラーメン     60円⇒1,000円 ≒17倍
② 週刊誌      60円⇒510円  ≒8.5倍 ※週刊文春
③ JR(1~3㎞)    10円⇒150円  ≒15倍  ※東京ー秋葉原(3㎞以内)
④ NHK料金    300円⇒2,220円 ≒7倍
⑤ 郵便料金はがき  5円⇒85円   ≒17倍』

 そうして、この流れは特に年賀状を沢山出し、沢山届くという事を正月の一つの悦びとしている昭和生まれの高齢者たちにとって相当な痛手だから大きな変化が生ずるのでは?とも書いた。日本の正月の一つの文化が消滅するのでは?とも書いた。

 元旦に国旗日の丸を掲揚=出すというのは当の昔に終わってしまった。

ドアにフリースだけかけて門松すら立てない家が半数以上になった。※そもそも門松を立てる門が最近の住宅(一戸建て)に無いのもあるが・・。

 おせちを自前で作る人も激減した。

 築地場外やデパ地下で日本古来のおせち具材を集めれば五千円でもお釣りがくるというのに、本来あり得ないローストビーフや伊勢海老など豪華な食材をこれ見よがしに並べ、何万円もする2~3段の冷凍おせち重が新聞の全面広告に載っているものを買い込むようになった。メインメディアもある意味で日本の正月を壊しているのだ。

 羽子板、凧揚げ、独楽回しなどは昭和の後半で既に観られない様になっていたし、インターナショナルだの多様化だの文化・伝統の固有性を無視して「何でもありが当たり前」と主張する大手メディアの主張に乗って「日本の正月文化」は廃れる一方になってしまった。

 それに追い打ちをかけたのが昨年末の郵便料金値上げだ!

 筆者は思う、若い世代はFace Book Twitter(現X)やLINEで「アケオメコトヨロ 」でも良いだろう。しかし昭和生まれの高齢者は親族やごく親しい方とは生存確認を兼ねて「年賀はがき」のやり取りだけは続けたいのではないだろうか?

 九州は八代市の駅前、老舗珈琲店ミックの名物マスター出水晃さんは言う、「800枚に及ぶ年賀状を作って出すのがしんどくなった」と。800枚といえばはがき代は値上げしたので68,000円になる勘定だ。いくら客商売とはいえこれは大変。電話が来た際「マスター!もうやめ!」と思わず言ってしまった。

 12月の投稿でも書いたが、普段のはがき料金は需要が減ったので85円でも良い、しかし年賀状はがきだけは40円くらいにできないか?皆さん値段が半分になれば得をした気分になり二倍・三倍の枚数を出すのでは無いだろうか?

 高齢者は特に生存確認の意味も込めた年賀状だもの・・・。

 そうして、年が明けて届いた年賀状を見て「さもありなん!」と感じたのが、「今年限りで年賀状仕舞いさせて頂きます」の文面のなんと多い事!届いた92通のうち30通弱にこの通達が在った。だから年賀状も終わったな?・・・と思う次第※実は自分でも同数くらいの方には年賀状仕舞いを送ったが・・。

仕事関係以外、個人の年賀状で92通

そのうち30通弱が「年賀状仕舞いのご挨拶」

 JPが郵便料金値上げで日本の正月文化を破壊している事は間違いない。来年の郵便屋(配達)さんは暇だろうな・・。

2025年1月12日日曜日

久しぶりの野川流域に初見のトモエガモ! It's been a while I've seen Tomoe ducks (=Baikal teal)in the Nogawa River basin at first !

2013年5月以来、昨年アクセス100万回到達迄毎日更新してきたこのYAMASEMI WEB BLOGだが、今月末からの八代市、八代駅前の老舗珈琲店ミックさんで開催して頂く筆者の写真展「八代市の野鳥」の準備で年明け以来大わらわなのだ。

 野川流域の鳥見徘徊も以前の半分程度しか行えていない。

 ところが、先日調布のわが師のアトリエに伺った後、いつもとは違う野川を詮索した所、見慣れないカモに遭遇。調べたらトモエガモのメスの様だった。メスが居ればオスも‥と思ったが見つからなかった。

 トモエガモといえば、東京エリアでは新宿御苑に数年前たった一羽のオスが来ていたのを観察した程度だった。

 勿論、八代市~人吉市間の球磨川流域ではオシドリ と一緒に100羽単位の混成群で集っているのを幾度も観察している。もっと多い大群で集っている場所もそのエリアに在るのを目撃している。

 要は首都圏ではミコアイサなどと共に非常な希少種になるのではないだろうか?数年前にはシマアジなども2~3年間渡って来ていた野川だもの、決してオカシクは無かろうと思う。

 普段の野川の佇まいと共にご紹介。

緑色の巴紋のオスは判り易いが、メスはなかなか判明しがたい。

コガモほどではないがカルガモに比べて躯体が小さいので判り易い。

最近野川流域でカラスと縄張り争いをしているワカケホンセイインコ

群れ方がカラスよりしっかりしているのでカラスより強いようだ。

都会の川としては野鳥が多い野川

カワウも木の葉で採餌練習?ヤマセミの幼鳥と同じだ。

妙にこの樹に固執するコゲラが居たので観察を続けたら

裏側に巣がありました。

.風が強い日だったので真上でほぼ静止してくれた猛禽類

鷹班の濃さや顔つきからしてオオタカではなくハイタカの様に感じた。

カワセミはいつもの通りチィーッと飛び回っていた。

2025年1月6日月曜日

団塊世代はAI絶賛の世の中へリスクも報ずる新聞に強く賛同する。 Boomers strong agree with newspapers that also report risks to a world that praises AI.

  今年の元旦から今日まで筆者が30年以上定期購読している新聞(読売)は全頁飛ばさずくまなく読んでいる。勿論、作業デスクPCで読売オンラインも見るが、「見る」と「読む」の違いは意外に微妙な差を脳に入れ込むと感じている。

 液晶画面から入り込む情報より紙面(アナログ・ペーパー)を読むことでの情報認識の方が生身アナログの人間には適しているのだと思う。

 これは、最近欧米で子供の教育においてPCやパッド使用を止めて、紙の教科書・資料教育へ一斉に戻している事実と同期している気がする。

 昨年末から主要メディアは2025年がAIの爆発的拡散・普及で世の中が急激に変わると言いつづけている。

 ChatGPT、生成AI中心にクリエーター(特にコピーライター・デザイナーの類)などはその発想の手助け・作業のスピードアップで便利さに夢中だが、自分のオリジナリティ・発想力が利用すればするほど劣化・退化する懸念を認識していないのが気になる。メディアはこれをまだ報じていない。編集者に実感が無いからだと思う。

 メディア=報道は決してオリジナルで勝手に情報ネタを作っていはいけないからだ。

 2020TOKYOオリンピックのエンブレム盗作事件の際、「ABの良い所をそれぞれパクって新たなを創り出せば盗作ではない」という最近の多くのデザイナーの考えが否定されたが、ChatGPTや生成AIはどころではなくZの数万倍のソースの良い所をパクって新たなモノを創り出すだけだろう?

 Beach Boys のSURFIN' USAや、George HarrisonのMy Sweet Roadとは訳が違う。

 ※ SURFIN' USAはチャック・ベリーのSweet Little Sixteenが原曲

 ※My Sweet RoadはシフォンズのHe's So Fineが原曲

 筆者的にはこういった部分でのAIに対する直接的疑念・不安以外、運転する車、日常生活での消費行動、あるいは病気になった際の病院の対応あたり、今後AIが人間の代わりに幅を利かせてきた時への「リスク不安」が日を追ってますます大きくなっていると思う。

 読売新聞の正月特集に「AIでこんなに世の中が変化する」シリーズが在るので、是非「読売オンライン」で視て頂きたい。※ https://www.yomiuri.co.jp/

 そのシリーズ全部をここで取り上げるつもりはないが、その中でそれぞれのテーマ・領域における懸念・リスクを必ず挙げているのが「さすが」という感じだ。他のメディアでは見た事が無い。

 今日はこれらのご紹介!







 勿論、これらのリスクはそれぞれの領域において必然的に生まれるものだろう。

 しかし、筆者がこのブログで繰り返し述べているとおり、活用する人間はどんどん便利に楽になるが、その分脳やフィジカルが退化する危険性を誰も言わない現状が怖い。

 車の発達で、日ごろ歩かなくなったために足腰が弱り障害が出て寝たきり老人が増えた地方生活者。この先は駐車場の無さ、道路混雑でクルマを使えない大都市の人間の方が寿命が長くなるという。スマホと検索アプリで方向音痴や都会での人間衝突事故。今後この類がどんどん増えよう。

 いつの間にか年賀状の宛名書きがフリーハンドの筆文字からパソコン・プリントの筆文字になって味気なくなっていき、人間性がどんどん失われて行く現状に正月から嫌気を感ずる団塊世代なのだ。

2025年1月2日木曜日

団塊世代は此の一年体を動かす重要性を更に突き詰めたい。 Boomers want to further explore the importance of physical exercise during this year.

  正月二日恒例箱根駅伝往路、第五区でそれまでの区間をぶっちぎりでリードしていた中央大学を青山学院大学が抜いて往路優勝した。

 中央大学の第一走者は珍しい飛び出し作戦で、今年の箱根駅伝を大変面白くしてくれた。明日の復路がまたまた面白くなってきた。自分が関係した早稲田大学や息子の母校國學院大學もそこそこ頑張っていていつものお正月ではない感じだ。

 昨年から「団塊世代のボヤキ話」で幾度となく「高齢者はもっと体を動かすべきだ」とこのブログで論じてきたが、正月の午後いつもの野川へ出てみると沢山のランナーが走っているのが目につく。箱根駅伝に刺激されたのだろう、数日経つとその数は1/3程度にはなるが・・。

 スウェーデンの脳科学・精神学者アンディッシュ・ハンセンが著書「運動脳」で述べていた通り、人間の病の半分以上は「動かない事」にその主な原因があるという。

 筆者は彼が「運動脳」を出版するはるか以前から体を動かすことの重要性を自分自身の体感で知っていた。これは現役時代はもちろん、リタイヤして70歳を越えて以降余計実感していた事。

 特にリタイヤ後自分の体が調子良くなるのは、必ず走ったり長距離を歩いた後の事だったから。

 筆者は高校以来、わりに激しいスポーツをやり続けて今日に至っている。高校でバレーボール+陸上競技(ハイジャンプ)、大学で体育会系サッカー(和歌山国体神奈川県代表出場権獲得)、社会人になってアイスホッケー(東京都実業団1部リーグ)、ウインドサーフィン、スノーボード、クロスカントリースキーなど。アルペンスキーは16歳の時から現在に至るまで続けている。

 これ以外に普段のランニング(競わない5~8㎞走)と1日1万歩以上の歩き。ただ目的も無く歩くウォーキングではなく野鳥撮影その他の「目的達成」の為の歩きだ。

 ウォーキングは東京に住んでいる者は意外に簡単に達成できる「歩き・動き」だと思う。郊外に住んで都心に行って何かをして戻るだけで軽く1万歩はクリヤーしよう。意識してエレベーターやエスカレーターを使用しなければ、余計歩数が増えよう。

 特に会社勤めで営業関係やイベント関係者はデスクワークより「歩いて移動するのが当たり前」だから、現役時代に1日1万歩など当たり前、時には1日2万歩オーバーも十分あり得る。

 しかし、リタイヤした後にこれをキープすることが難しいのだ。都心でまだ現役で働いている者が歩数計で1日何歩・・とやってもあまり意味がない。隠居した後が問題なのだ。

 それに対して地方は車が発達していて今や1人一台の時代。地方居住者は昔に比べてはるかに歩かないのだ。だからそろそろ大都会に住む人間の方が、足腰が強くなり今後長生きすると言われている。


 たまたま昨日、元旦の昼頃突然思い立って昨年同様高尾山へ行って全コース自分の足で登って降りて来た。リフトやケーブルは超満員。1時間待ちなど当然のように混んでいた。その凄さは昨年の比では無かった。天気のせいだろう。

 この高尾山、過去の登山回数は2~30回にもなろうか。いずれも野鳥を撮影に行くのがその目的だった。今回は単純に足腰鍛錬とストレス解消のつもりで行ったので、背中のデイパックには今までと違って4㎏のカメラ機材しか背負っていない。他には着替えとポットの珈琲しかないので自分的にはいたって軽装だ。

 これで三鷹の家を出たのが12:40。京王線高尾山口の駅を降りたのが14:00。

 で、ケーブルカーやリフト待ちの長い列を横目に第一登山道口から登り始めたのが14:06だった。

 吸って吸って吐いて吐いてを繰り返し、前かがみでひたすら足元を見ながら周りの登山者を気にせず一定のペースでいつもの様に登り始めると、いつもと違いどんどん人を抜いていく自分に気が付いた。

 競争じゃないんだから・・とは思いつつ、周りがえらく遅いなと思ったら登っているのは正月元旦の観光客ばかりという事なのだ。履いている靴に至っては殆どの人たちが都会街中仕様だもの。

 結局3~40分掛かるはずのリフト山頂駅へ20分程度で到着。

 今までにないスピードで登れた。その後も渋谷のスクランブル交差点のような人出の中、途中展望スペースで10分ほどの写真撮影の時間を入れて頂上まで1時間20分で到達。

 頂上でも富士山の眺望も良くなく人の多さに呆れつつ、下りの混雑を考え5~6分の滞在で下山モードに。

頂上下のトイレ附近 発15:30

ケーブルカー/リフト山麓駅広場 16:30着

 最終的に下りはちょうど1時間。ガイドの所要時間より登りも下りも20分ほど短縮で完了した。

たぶん自分的に過去のどの回より短い高尾山登山だった。

 次回はさらに時間短縮を狙ったスポーツに徹した登山をやってみようと思う。昨日の食生活編に加え運動面での「仙人的生き方・生活習慣」を身に付けてみたいと思う正月二日目なのだ。

2025年1月1日水曜日

2025年元旦!団塊世代は色々決意を新たにしたい。 New Year's Day 2025! The baby boomer generation wants to make new resolutions in many ways. 

  明けましておめでとうございます! 本年も是非、このYAMASEMI WEB BLOGご贔屓にお願い奉ります。

 同時にご覧いただいている方々にとって今年もまた最高の一年になる事を祈っております。

・・・で、元旦からレギュラーのブログを一つ。

 思えば、昨年5月には八代市の古麓神社という鳥居から建物すべてが赤く塗られた由緒ある神社で、100m以上離れた遠くで微かに鳴いたアカショウビン=赤翡翠の鳴き真似をしたら、徐々に筆者の傍へ寄って来た。

 最終的には10mほどの樹上迄来て筆者を威嚇しいつも聞きなれたヒュルルルルル⤵という独特の澄んだ悲しそうな鳴き声ではなく、濁声でギャルルルル⤵というような鳴き声で威嚇されてしまった。

 この場所は八代駅前珈琲店ミックの出水晃マスター(太田郷小学校・八代二中で筆者の大先輩、同時に我が父と京都大学で同窓生)が此の奥の荒れ果てた展望台を仲間に声を掛けて整備し、今から60年以上前の昭和36年、筆者が中学校時代と同じ景色を観られるようにした場所だった。

 1年前まさに出水マスター直々に完成成ったこの場所へ連れて来て頂いただけに「何か目に見えない非常に不思議な力」を感じたのだった。

 この出水晃マスターこそ2010年球磨川流域にヤマセミが沢山生息している事を教えて下さった恩人。彼に教えられて筆者のヤマセミ狂いが始まった事を思うと、余計その力を感じざるを得ないのだ。

 そんなご縁も相まって、今年は早くも1月30日(木)~2月11日(祝)までの二週間、八代駅前の出水マスターのお店「珈琲店ミック」で筆者の「八代市の野鳥」写真展をやって頂けることになった。

 これは昨年8月二期に渡り八代市で行われた「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」へ出展させて頂いた100点余りの作品の中で特に評判の良かった作品2~30点ほどを改めてご紹介するもの。

昨年8月に行われた写真展

 写真展の詳細は改めてご紹介するとして、2025年筆者の新たな決意をご紹介しておきたい。

 昨年も一年間数多くの有名・著名人の訃報に接した。1980年代・昭和までの時代と違いネットを含めてあらゆる情報ツールが発達した現代、一般の人でも認識している著名人(政治・経済・科学・エンタメ・スポーツなど全領域)の数は数十倍に上るはずだ。

 したがって、現在はほぼ毎日知った人の訃報に接することになる。

 昨年末に亡くなった方の年齢を見てもそのほとんどが90歳以上だったりする。若い頃特別にスポーツに励んで体力づくりをしたり、「運動」とはあまりご縁がなさそうだった方々迄90歳を越える寿命が珍しくなくなっている。

 そんな中、団塊世代も今年あたりから筆者含めて喜寿77歳を迎える人も多くなっていよう。そうなって来ると今までとは少し違う体調変化、食事変化、活動変化が気になってくる。

 顔の皺とか、頭髪の現象とか世で言う「若く見えるオモテ面」とは別の変化を感じない訳には行かないようになってくる。筆者などオモテ面はストーンズのキース・リチャーズやビートルズの故ジョージ・ハリソンやポールの様にシワシワでも全然かまわないと思っている。

 あくまで筆者持論だが、顔の皺と脳の皺は深ければ深いほど良い!

 骨格と筋肉と脳さへしっかりしていれば問題ないと思っている、ただそれをキープするのが大変なだけ。何故なら「努力」が必須だからだ。

 三百年昔で言えば、いわば仙人の領域に達する訳だから、それなりに仙人の生活に徹して生きようと思うのが筆者2025年初頭の決意なのだ。

 追い追い具体的な考えをご紹介しようと思う。今日はまず食生活。

 まず、なるべく加工食品、例えばマクドナルドなどのジャンクフードは断絶。添加物だらけの「コンビニ食材・コンビニ弁当」は拒否。食事の量の調整と咀嚼回数(=嚙む回数)を増やし、野菜食を増やす・・などが主な内容。

 この辺りは当時としては長生きだった徳川家康、宮本武蔵、高齢忍者などの生きざまを参考にしようと思う。

 昨年末からもうこの傾向を高めて実践を始めている。

自作の干し柿、黒ニンニク(人吉産)、かたくちいわし、ナッツ類、これにキノコ類と果物をプラスして満腹感を得る事。此のほか、わかさぎ、天然鮎、キクラゲなど免疫強化系。

野菜の漬物、左から山形青菜漬、自作の菜の花漬、近所の農家の白菜漬、千枚漬

海産物+大豆味噌(麦味噌も)

 まずは食事から「仙人スタイル」で臨んでみようと思うが如何だろう?