2021年1月14日木曜日

シロハラは冬になると日本中の藪に居るようだ。 The Pale Thrush is staying most of japanese bush area through winter season.

  明治神宮でも新宿御苑(現在コロナで閉鎖中)、あるいは目黒の自然教育園、皇居東御苑など低灌木の藪が多い所で、キョッキョッ、キョキョキョキョ‥、と鳴きながら藪の中を飛び回るツグミ系の野鳥。それがシロハラだ。

 藪の多い場所の林道を歩くと、カサッ、カサッ・・と音がすることがある。たいがいこのシロハラやキジバトと思って良い。落ち葉をひっくり返しては数秒ジーッとして周りを警戒する。この際こちらが動いても意外にそのまま落ち葉に挑む。ジーッとすることで気配を消しているつもりなのだろう。

 しかし、撮影するとなると藪の中の被写体は相当難しい。明るい所やブッシュの隙間の踊り場のような所へ出てきた時を狙うしかない。林道で腰を下ろしているカメラマンが居たら、大概シロハラかルリビタキ、ウグイス狙いだと思って良い。

 今日のこのブログでは東京周辺での個体のご紹介。明治神宮、三鷹の天文台、目黒の国立科学悪物館付属自然教育園、野川自然観察園の個体。

 都心ではあまり明るみに出て来ないが、野川流域や天文台など人影の殆んどない場所では明るい所に出て来る様だ。

 もちろん過去においては信州の山岳地、霧ヶ峰、奥日光、九州では熊本市内の江津湖、立田山、熊本城内、球磨川流域などで撮影している、国内関東以南では何処にでもいる。 

目黒の自然教育園の藪に居たシロハラ。

見え隠れしていた上の個体が偶然木々の間から見えた瞬間の画像。

明治神宮内の林道そばにいた個体。

一瞬枝に留まり、即飛び立った瞬間。

野川自然観察園の園内で飛び回っていた個体。

この時は木の実を盛んに採餌していた。

仲間を呼んでいるのかなかなか大胆な個体だった。

三鷹国立天文台の個体。

真昼間、明るい日なたへ出て来ていた。