2018年5月12日土曜日

人吉盆地のホオジロは錦町の鳥だそうだ。Meadow Bunting in Hitoyoshi-basin is symbol of Nishiki-Machi.

 今日はちょっと気が重い。6日間観察を続けた営巣中のヤマセミが、ひょっとするとその場を離れた3時間のうちに全部巣立ってしまったかも知れないのだ。まさかとは思うが・・。
 4年前の観察では1日一羽づつ巣立ち、なおかつ本来巣立つべき順番のヒナがアオダイショウに飲まれ死亡、あるいは何らかの原因で15m下の地面に落下して死亡した為、本来その個体の順番の日は巣立ちが無かった。

 この例に従うと、一日でしかも前例(4年前はすべて午前中の巣立ち)のない午後1時半過ぎの巣立ち、それも予想される3羽全部が一度に巣立つなどと言う事は有り得ない…とは思うが、自然界では何が起きるか判らない、文献が無いヤマセミの事だもの、今目の前で観察していること自体が初めての事だと自分に言いきかせている。

 それはそれとして今日のブログは人吉盆地のホオジロ。何故か錦町、あさぎり町の球磨川周辺にはホオジロが多い。あのツクシイバラ自生地には必ずと言って良いほどホオジロが居る。5月からはセッカ共々囀りを競い合っている。

 多い訳で、ホオジロは錦町の鳥に指定されているそうだ。

 今は栴檀の花が満開なので、人吉盆地中で栴檀の白い花が咲き誇っている。その栴檀の花に乗って囀るホオジロに遭遇した。草原のホオジロも良いが、樹上のホオジロも遠くまで声が響き渡る。






ツクシイバラ自生地で、ツクシイバラをバックに撮影できるのは来週以降だろう。