2018年5月3日木曜日

ヒヨドリとミツバツツジ  Brown-eared Bulbul with Rhododendron dilatatum.

 江戸以前の日本画に花鳥図が多く描かれているが、屏風画含めてヒヨドリは非常に多く描かれている。何故ならヒヨドリは我が国にのみ居る野鳥の一種で、今では海外からのバーダーお目当ての野鳥の一つに成っている。
 
 海外の野鳥にミツスイ系の野鳥が居るけれど、このヒヨドリは結構スタイルが似ている。オーストラリアのマーガレットリバーで出遭ったメジロキバネミツスイ(=New Holland Honeyeater)などは非常によく似ていて、くちばしの形状などは湾曲こそしていないが雰囲気は似ている。
メジロキバネミツスイ(=New Holland Honeyeater) 2009年撮影
 
 あくまでこれは個人的な印象なので、専門家のご意見はもちろん違うと思う。
 このヒヨドリ、ある野鳥仲間が「新種らしい野鳥の写真が撮れた!」と大喜びで画像を見せてくれたが、椿の花芯部に顔を突っ込んでくちばしから顔の全面が真っ黄色になったヒヨドリだった。

 今日のヒヨドリはミヤマツツジともいわれるミツバツツジの蜜を吸うヒヨドリ。







今夜0時から九州に向け自分の車で出発する。暫くこのブログは不定期掲載・投稿になると思うがご容赦願いたい。