2018年3月12日月曜日

東京のアオバトもどうやら営巣の準備を考えているようだ。 White-bellied green-pigeon seems to start to making nest this spring in Tokyo area.

 日中の気温が20℃超えの日が数日有っただけで一気に自然が春めいてきた。コブシの花が開花し始め、早咲きの桜は満開に!地べたのホトケノザもいつの間にかびっしり道路わきを埋め尽くしている。
一昨日の桜越し早稲田大学大隈講堂。雑誌「蛍雪時代」を想い出した。

ホトケノザはいつの間にか気が付かぬうちに地面を覆う。

1964年4月、高校入学の春鋭い匂いが頭に残った沈丁花も早いものは既に満開に成っている。今年の春は非常に早い。あるいはギリギリまで非常に寒かったのでそう感じるのか、毎年季節の移り変わりは不思議だ。
沈丁花の匂いは金木犀の匂いに似るが甘さが強い気がする。

既に開花した大好物のコブシの花弁をついばむヒヨドリ。

 そんな中、地元エリアでは結構珍しい(居るんだろうが、なかなか遭遇し難い)アオバトに遭遇。完全に日陰の枝にとまって寛いでいた。羽繕いの後、やにわに目の前の細枝にくちばしを伸ばし手前に引いたが、折る事もなくそのままだったが、営巣の材料収集の準備に入ったように感じたが如何だろう?

 地面に落ちている細枝を拾うのではなく、生えている木の細枝を折り取って巣を造るのであれば興味深いと思った次第。アオバトは樹上に細枝で丸いお皿の様な巣を造るらしいので、乾燥しきった枝では折れてしまう為巣作りをしにくいのだろうか?興味は尽きない。
パッと見ると一体どこにアオバトが居るのか判らない。

時折下を見るが、さして警戒するそぶりはない。

人間には結構慣れているのだろうか?

やにわに首を伸ばし、

細枝を咥えにいき、

枝を咥えて・・・、

手前に引いてきた。

この時は、暫くして離してしまったが、こうして細枝を集めるに違いないと確信した。こうして鳩類の営巣が始まるのだろう。