2018年3月13日火曜日

コゲラの撮影は意外と難しい! It is not so easy to take photo shots of Pygmy woodpecker as you think.

 日本に居るキツツキの仲間でわりに目にしやすいのがアオゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラではないだろうか?
 勿論クマゲラやノグチゲラは北や南へ行けば出遭えるだろう。逆にどこでも良そうで、出遭えないのがアリスイだ。

 そんな中、知らない人はいないが撮影するとなると意外に撮影し難いのがコゲラだ。例のジュ~イ♪と鳴く声で誰にも見つけやすいものの動きが速く、ファインダーに入ったと思った次の瞬間もうどこかの枝に移ってしまう。撮影していて腹が立った覚えがお有りだろうと思う。

 ファインダーではなく、液晶のモニターで被写体を探すようなコンパクトデジカメやミラーレス一眼デジタルではまず木々の中の野鳥など探せないし、撮れない。やはりフルサイズのデジタル一眼は野鳥撮影に必須の機材だろうと思う。

 勿論飛んでいる所の撮影になると、その難易度はアオゲラ、アカゲラの比ではない。しかし、最近そのコゲラの飛翔撮影を出来るようになった気がする。これもしつこい観察のお陰だ。そのきっかけはここでは触れないが、皆さんもコゲラをよーく観察すればお判りになろう。

 今日のコゲラは野川自然観察園のコゲラ君オスだ!何故オスと判るかというと頭の後頭部に赤斑を確認できたから。これは滅多には見えないのだがこのオスは毛が薄いのか、偶然なのかハッキリと写っていた。

 ズボンのジッパーを上げ下げするような鳴き声で、時々キュッキュッキュッと鋭く連続で鳴くコゲラ、しばらくじっと観察される事をお薦めする。
滅多に撮れない陽の当たったコゲラの飛翔!



この位置でもハッキリと赤斑が見て取れる。

こういう向きになってくれると大変判り易い。


何だか普通の野鳥の様に留まっているのでコゲラっぽくないが・・・。


キツツキ類は皆こういった縞々の綺麗な羽根をしているようだ。