2017年8月28日月曜日

ヤマセミの次はカワセミのパーフェクト・ホバリング! After crested kingfisher's scene is Common kingfisher's hovering scene.

 昨日のヤマセミのアクティブなシーンへはお褒めの連絡を幾人の方々から頂いた。誠にブロガー冥利に尽きる事だった。
 実は、図体が大きい分ヤマセミの撮影はカワセミに比べ遥かに楽なのだ。チーッと鳴き声を残して忍者のように飛び去るカワセミは、なかなかその飛翔場面を撮影できない。
 しかし唯一目の前でホバリングしてくれる時に限ってAF(=オートフォーカス)さえ効けば、面白いシーンが撮影できる。

 しかし、東京郊外のコンクリートで護岸された狭い河川でカワセミを見下ろしながら撮影するのはホバリングを含めて、まず難しいだろう。野鳥は基本的に上空からの脅威に非常に警戒心を抱く。これは猛禽類が天敵だからだろうと思われる。ヤマセミも、トビのピーヒョロロロの鳴き声を聴くと「キッ!」と上空を見上げ、身構えるのを幾度も撮影している。
 したがって、休日に望遠レンズ装着で野鳥撮影ファンの方々が、上から水路を見下ろし、カワセミの動きにつれて集団でチェイスするような状況ではまず難しいだろう。
 むしろ、川原なり、水路の水面に近い所でじーっと動かずカワセミがやってくるのを待った方が成功率が高いと思う。

 ホバリングを撮るにしても、上から狙って背景の対岸の壁や水面にピントが合ってしまいより、遠い背景との距離差でピンが合いやすい状況下で撮影した方が良いと感じる。
 





こんなカットが30カット以上撮れた後、前方へ急降下!見事に採餌成功・・・だが追い切れなかった、残念!