2014年11月14日金曜日

ヤマセミの身づくろいを間近で観察。 The observed up close the grooming of Crested kingfisher .

 ヤマセミに近づく方法として最も一般的なのが、ブラインド(あるいはハイド)を使用しての飛来待ち受けだが、ブラインドが嫌いな筆者は迷彩服で車の傍に出て、あるいは車の中から観察する事が多い。新しい場所でいきなりの成果は出ないが、2~3度通ってヤマセミが慣れてくると目の前で身づくろい、グルーミングを始めてくれる。勿論回りの危険に注意を配りながら余程リラックスしなければこの身づくろいは行わない。

 ヤマセミがくちばしで体を触っているときは大きく分けて2種類ある。ひとつは寄生虫が痒いのでくちばしで寄生虫を穿り出すような場面だ。これは見ていればすぐに判る、やはり野鳥でも痒いのだろうか?くちばしで突くような仕草に終始する。大体長くても3分以内が多い。

 一方でグルーミング、身づくろいは採餌後水浴びをした後行う事が多い。この場合は長ければ15分以上行うことがある。この行為は余程安心してリラックスしている場合が多い。
主翼の付け根をしごいているのだろうか?体の柔らかさにちょっと嫉妬。

主翼の風切羽は一本一本丁寧にグルーミングしているようだ。

勿論左右均等に行う。

尾羽も一本づつ行っていた。

途中でこの状態のままこちらをジーット見て、眼が合ってしまったので瞬きも出来ず。