2014年11月22日土曜日

架線の上での偶然!鉢合わせ? The accidental encounter on the overhead wire!

 球磨川本流上に掛かる架線は人吉盆地内に数か所あるが、今までの観察上の経験値からヤマセミは自分より大きな同類には警戒心を怠らないが、自分より小さな同類にはまるで警戒心を持たないような気がする。これはどの動物でも同じことだろうか?猫が近所で喧嘩する際、アフリカでライオンや豹が喧嘩する際、相手より大きく見せるため背中を丸くして唸るのと同じで、ヤマセミも同じヤマセミと喧嘩する際は羽を広げて大きく見せるしぐさをする。それはまた別の機会のご紹介したい。

 今日の画像は、架線上でほぼ同じ場所にランディングするヤマセミとハクセキレイが危機一髪ギリギリの間隔で隣り合わせに架線に留まるシーン。

撮影する方は当然ヤマセミしか見ていないので上からセキレイが下りて来ているなど考えもしなかった。後で画像をチェックして大声を出して笑ってしまった。

この時2羽の野鳥たちは何を考えていたのだろう?

動体視力に長けた野鳥だから簡単に見切っていたのかもしれない。この画像だけ1枚見せれば、良い瞬間だと思うだけだろうが、流れで見ると間一髪の生態が見えてくる。

お互いを見合わないで、平然としているのは当たり前の事だからかもしれない。