2010年初めて上高地を訪れた際は、雑誌や絵ハガキでさんざん脳にすり込まれた河童橋や穂高岳、大正池を確認するだけだったが、今回は動植物や空気感をしっかりと頭に入れ込んで帰って来た。
この夏は暑さが続いたので紅葉が遅いようだったが、何とか黄葉の見事さはピークで堪能できた気がする。涸沢の紅葉は既にほぼ終わっていたようが、もちろん穂高の裏側なので下からは見えない。
相変わらず観光客の数は多く、物価上昇で上高地帝国ホテルのメインダイニングのコースメニューも15年経って1万円ほど上がり2万5千円と約1.7倍になっていた。一人当たりの室料とディナーコース価格がほぼ同じというのも凄い事に成っている。
普段近所の野川や都心の緑地帯がベースの筆者にとっては、奥日光の戦場ヶ原、霧ヶ峰の八島湿原と並び、癒しの大自然空間として重要な場所だ。ただおいそれとは行ける金額ではないし、帝国ホテルの予約もまずなかなか取れない。
しかし、一度行けば都会生活に慣れてしまった現代人にとって眼からウロコどころか、全身からウロコ・・・と言った状態になること間違いなしだ。こればかりは行ってみなきゃワカルマイ?
何処でも観る上高地からの穂高岳風景だが
黄葉が見事で京都の寺社モミジ紅葉と良い対比だと思う。上の方は雲の中。
梓川流域は黄色が目立つ
カラ松が見事
明神池
白樺越しの紅葉
此処はツートーンの紅葉が結構目立っている。







