15年振りの上高地の自然がそのままだったことにホッとした筆者は、暑すぎた真夏の東京での野鳥観察を控えていた分、野鳥にも目を凝らして二日間梓川沿いを進んでみた。
上高地帝国ホテルから明神橋を渡り、明神池から対岸を戻ってくるだけなので10㎞にも満たないかもしれないが、思いのほか野鳥の数は少なかった。
ただ、さすがに大自然の中コゲラの巣作りとカワガラスの採餌行動をじっくりと観察・撮影できたのは収穫だった。さすがの地元三鷹の野川もコゲラの巣作りは幾度も観察できたがカワガラスにはまだ遭遇できていない。
今回の周回コースでは数カ所で野猿に遭遇したが、多分国内の野猿では最もおとなしい自然体の猿たちだった。木道を人間と一緒に並んで歩いたり、子猿が人間に興味を示しても親はお構いなしだった。
結構子猿を連れた野猿の数が多かった。調べたら4グループ200頭ほどとか。
最初に出逢ったコゲラ、ものすごい勢いで穴から削った木屑を排出していた。
最初は外に居たので巣穴は途中で気が付いた。
時折外へ出て近くの木から巣穴を確かめていたのが面白かった。
この後河原に出てカワガラスに遭遇、これは次回!






