ヒヨドリは日本ではどこにでもいる中型の野鳥だが、国外では朝鮮半島の一部と中国海南部にしか分布していないし数は非常に少ない。滅多に観られないらしい。
だからヨーロッパや北南米から来日するバーダーさん達がこぞって注目し撮影したがるので驚かされることがある。
ご存じのように、このヒヨドリは雑食でなんでも食べる。東京ではこれからの桜のお花見シーズン上野公園や千鳥ヶ淵などで、花の蜜を吸いに集まるヒヨドリにカメラを向ける方が多い事でも有名な野鳥だ。
上野公園で手前がヒヨドリ撮りの外人のバーダーさん、女性陣はスマホで花撮り!
このヒヨドリ、ミツスイ(=蜜吸い)の種の野鳥にも似ている。西オーストラリア、マーガレットリバー付近で盛んに飛びまわっていたメジロキバネミツスイ(=New Holland Honeyeater)にも似ている。
2010年2月西オーストラリアのマーガレットリバーで撮影
此のヒヨドリは花の蜜の他、コブシの花の開花前の蕾の花びらを食べたり、畑のキャベツなどを群れで襲い全滅させる食害を起こしたりする。このほか柑橘類や熟した柿を食べるなど大食漢のようだ。
2月の末、茨城県の畑のキャベツを全滅させたヒヨドリの群れ50羽程度。
こうしたヒヨドリだが、昔から存在する花鳥画の様に、奇麗な花の蜜に群がる姿をまずまとめてみたのでご紹介。いずれもここ一週間での撮影。
早咲きの桜、武蔵野公園
一本の樹に10羽ほどが入り乱れていた
住宅街の寒緋桜にも
上野公園の椿の花にも
3mほどの距離でも逃げようとしない。