日本を離れる数日前、野川で二羽のカワセミの縄張り争いらしき「お見合い⇒紛争」に遭遇。たまたまコンデジしかなかったので、コンデジでひざ下まで川の水に浸かりながらその様子を撮影した。そのレポートは翌日10月8日のこのブログでご紹介済み。
http://yamasemiweb.blogspot.com/2023/11/1111-following-yesterdays-appearance-of.html
今回は何か冬鳥が来ているか?と自然観察園内部を徘徊したのだが、居たのは相変わらず近所の捨て猫に餌をやるオバサンくらいなものだった。
「自然観察園」と立派な名称を持つ植物が豊富な施設なのに、入り口に捨て猫が数匹いて自称ボランティアの高齢女性群がエアをやりに来ている。これら猫のおかげで以前いたカシラダカ、アオジ、クロジ、ウグイスなどのヤブ鳥が居なくなってしまった。
いったいどこが自然観察園なのだ?自然観察園で捨て猫を養うこの異常さ。小金井市という所はそういう処らしい。餌やり婆さんたちが死ねば、この猫たちも自力でなど餌は獲れない(今の猫はネズミを捕れない)ので死ぬ運命だという事が判らないらしい。メディアも何故こういった理不尽を取り上げないのだろうか?
で、その自然観察園から出て数秒で「チィーッ」という聞きなれた周波数の声を聴いた。同時に青いものがピーッと細い川面を横切るのが見て取れた。野鳥撮影者の本能だろう。
一羽のカワセミを撮影していたら、その真上をもう一羽が通過した。つがいが成立したのかと思いきや、相手もオスだった。休日で両サイドの土手を犬連れで散歩する人多し。
しかしそんな中、カワセミは生涯の一大事!にらみ合ったまま動かない。今日はそのレポート。
野川は国分寺ハケ線の崖からの湧水と、数日前の雨水で少し増水していた。
見慣れた顔だと思ってくれたらしい、目が合ったまま数分。
と、この時上を通り抜けたもう一羽のカワセミ、気が付いて振り返る・・。
飛ぶなっ?と思った瞬間、実効700㎜の望遠はカワセミの初速を追いきれなかった。2006年最初のカワセミの飛翔を撮った際と同じチョンボをしてしまった!上達しないなぁ(涙)でも、あの時は視界が効いての300㎜、今回は樹木の間の700㎜、無理もないか?
飛んだ先はそう遠くなく、目視できたので寄ってみた。
もう完全に10月8日と同じ状態。
いつまでもにらみ合っていたが、犬散歩の人が通過で休戦になったようだ。