高層湿原八島が原における冬鳥・留鳥など主だった野鳥たちの今の動向をレポートしたが、その他撮影した野鳥達の生態レポートをお届け。
目についたのがヒヨドリの小さな群れでの移動。10羽くらいの小群で鳴きながら移動を繰り返していたが、この小群が束になって大きな群れになるのではないだろうかと思っている。
基本的にヒヨドリは三鷹の住宅街にも通年で居る留鳥タイプと真冬に温かい九州などへ移動する標鳥タイプの二種類に分かれるという。関門海峡をハヤブサに追われながら渡るのは後者の方だろう。
カワラヒワも留鳥だが冬季に入ると北部の群れが中部へ集団で移動してくるようだ。九州に行くと冬季はカワラヒワの数が非常に多い。
冬鳥の代表格ツグミもすでに八島湿原には来ていて毎朝木の実を啄んでいた。長い旅の後体力をキープするため腹ごしらえが大事なのだろう。高原に雪が積もるころ、再び群れで関東平野などに降りて来て木の実や冬芽などを探すことになる。
シメは何故か単体で行動していた。
見たところメスの様だ
カワラヒワもメスの様だ
ツグミは10羽ほどの群れで木の実を漁っていた。
ヒヨドリの小群は1時間に数回は観るようだ。
八島湿原が移動のポイントなのだろうか?
都会で見るタイプより、心なし大きい感じがした。