2020年12月28日月曜日

コロナ禍で正月事前詣でに行った明治神宮でルリビタキと遊んだ。I played with the Red-flanked Bluetail at the Meiji Jingu , where I visited in advance of the New Year in Covid-19 pandemic .

  感染拡大の首都圏・東京で、正月三が日の初詣でを分散してほしいとの関係各所からの要請に協力する意味で、昨日北関東の研究所帰りに明治神宮へ参拝する為立ち寄った。

 もう表参道含めて明治神宮境内も正月への準備は着々と行われていた。

 実は一昨日も北関東へ行く途中で軽く立ち寄り、ルリビタキの若オスとメスを同時に一つのファインダーに収録できていたので、昨日再確認を兼ねて立ち寄ったもの。

 結果として確かにまだ居たので境内で越冬するのだろうと思われる。場所的には例年出没するエリアとは多少違うが、広い境内だもの、何処にでも出没する様だ。

 新宿御苑にも居るし、明治神宮にも居る。しかし正月の初詣で人出の多い1月7日くらいまではこぞって新宿御苑の方に疎開しているかもしれない。

 例年であれば1月6~7日頃行われる横綱奉納土俵入りが、2021年はコロナ禍で中止に成ったので、例年よりは人出は少ないだろう。新宿御苑へ行ってみるもよし、明治神宮の広い境内を回ってみるもよし。いずれにせよ数多くの野鳥に出遭えるだろう。

恒例の表参道正月装飾は完了していた。原宿駅付近から246青山通り方面を望む。


分散参拝に協力して、結構人が来ていた。筆者も事前参拝完了!

 こんな状態の明治神宮だが、広い境内の林間散策コースにルリビタキが出没。もう8年間毎年正月前後に境内で遭遇しているので、筆者的にはポイントは判っている。オオタカにしても同様。意外に人の通る路地沿いにこういったポイントはあるようだ。

昨日も居た若いオスのようにも見えるが・・。

こちらは明らかにメスのもよう。

地面に舞い降りて採餌開始。筆者的にはこういう瞬間の撮影が好きなのだ。




路地で盛んに大口を開けて採餌していたが、いったい何を食べているのだろう?

 最近は明治神宮も新宿御苑も、狭い路地にはとても適しているとは思えない大砲レンズを抱えたバーダーが増えた。筆者もかっては大砲レンズを持って行ったことがあったが、効果があったのは高い樹の上に留まっているオオタカやサーマルに乗って高高度を旋回するオオタカを撮影する時だけだった。

 たとえて言えば市街戦に巡航ミサイルを持って行くようなものだ。小回りは効かず、暗い小道で被写体にチョロチョロ動かれれば、あっという間にファインダーから消えてしまう。こう云う時はズームに限る。昨日の若者もまだ初心者なのだろう、勉強したと思う。

 昨日のこの二人連れも撮影中二人で喋りっぱなしだったが「もっとあっちの方で撒いて寄せよう・・」みたいな事を言っていた。
 これがもし餌を撒いて野鳥をおびき寄せようとしているのであれば、とんでもないマナー違反・ルール違反だ。筆者の聴き間違えであって欲しい。

 筆者もヤマセミ撮影で癖がついたのか、野鳥の動きを察知して動く瞬間シャッターを切る癖が在るのだが、この大砲レンズ君、ルリビタキがジーッとしている時に機関銃のように大きなシャッター音を上げながら、毎回8~10枚の高速連写をしていた。多分練習なのだろうとは思うが、一体何を撮っているのだろうかとビックリしてしまった。