2023年7月21日金曜日

真夏の国立科学博物館附属目黒自然教育園レポート。 A report on the Meguro Institute for Nature Study attached to the National Museum of Nature and Science in midsummer.

  昨日はかれこれ2ヵ月ぶりくらいの国立科学博物館附属目黒自然教育園に入ってみた。前回は木の上にとぐろを巻くアオダイショウをレポートしたあの場所だ。

 さすが真夏なので園内では虫に刺されると思い、コンビニで虫よけを購入。入園する前に目いっぱい体に噴霧して入園した。

 自然教育園なので動植物を殺すような殺虫剤はもちろんまずいと思うが、数年前流行った蚊を媒体とするデング熱など、この自然教育園で刺されたことが証明された場合、国立科学博物館なり自然教育園はどう対処するのだろうか?

 あるいはそれ以外の毒虫ももちろん居るはずだが、その類に刺された場合「しょうがない、そういう場所なんだから・・・」で済ませられるのだろうか?もしそうなると、「園内の毒虫を保護するために、入園者が病気になっても死んでも知らん・・」ということになるのだが、はたしてそれって正しいのだろうか?

 園内で虫に刺されて病気になったり死んだ場合、当園としては一切の責任を持ちませんという但し書きなどが入り口で来園者に分かるように表示されているのだろうか? 

 せめて自己防衛で入園前に「当園には特に今の時期・夏季は蚊や毒虫が多く居ますので、これらに対する対処は各個人でなさってください・・。」的なアナウンス、注意喚起が入り口附近であってもいいと思うが如何だろう? ここでも国立ということで、すべてにおいて上から目線なのだろうか?「嫌なら来なくて結構。」的な・・・。 

 虫は殺さずとも、毒虫が自分の身に近づかぬよう防御するのはいけないのだろうか?飲み物は売っているのに、毒虫から身を防御する虫よけをなぜ売店で売っていないのだろうか?

 具体的に虫よけを付けた入場者が自然観察園に入った場合、毒虫たちが死んだり生態に変化したりするのだろうか?何かそういうたぐいの確固たるデータがあるのだろうか?

 もしそうなら「こういうことなので・・」と説明があってしかるべきではないだろうか?しかしこの園のホームページを見てもそういった注意喚起は無いように見受けられる。

 この辺り、「そういう事例が出たら考えよう」という、いい加減な状態になっているような気がしてならない。

 炎天下の昨日、さすがに入り口で考えてしまった。虫よけ噴霧してコンデジ(CANON SX740 HS)を持ってマニュアル使用で園内に突入した。結果一か所も虫刺されはなかったが、帰りの電車の中で虫よけを噴霧しなかった髪の毛の中から、二匹ほど小さい虫が出てきた。マダニではなかったが・・・。

 

 園内はうっそうとしていて入園者は全園にポツン、ポツンとしか居ない。常連のジモティと思われる方が1~2名ベンチで弁当を食べていた。餌ねだりの野鳥を従えながら・・・。

ふつうは平らにペッタンコになって留まるミスジチョウ

ツマグロヒョウモン

外来種のアカボシゴマダラ、都内の緑地には最近増えた。

クサギに集まるモンキアゲハ、最大6頭が乱舞していた。

わが国最大のナガサキアゲハにも似ているが少し違う。

オニユリ。時期的に今が盛り。

ミソハギ、郊外の住宅でも庭に生えていたりする。

ノカンゾウの仲間

ミズヒキに囲まれたウバユリ、現在20くらい開花中。この先も蕾み多数。

ひょうたん池の主、カワセミ、オス。オオタカの水浴びには出逢えなかった。