まったく興味がないが、今日から大阪の埋め立てで55年振りの大阪万博が始まるらしい。
1970年大学2年生の秋、9月13日最終日の会場へ行った記憶はまだ鮮烈に覚えている。
https://numero.jp/news-20200213-expo70/
このYAMASEMI WEBでも「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」の2014年9月14日付の♯67で少し触れている。
https://yamasemiweb.blogspot.com/2014/09/blog-post_14.html
今回の大阪万博でもたぶん相当出て来るであろうAIに関する展示などで、その便利さや人類の未来への展望が謳われるだろう。しかし、その裏に潜む「リスク、危険な脅威」特に人類の脳を凌駕するその性能・機能に関しての危機感は決してアピールされないだろう。
これは、株や投資に関して銀行や証券会社が決してその「裏」に潜むリスクや危険性をアピールしないのに似ている。
これは余談だが、かってバブルがはじけた際とリーマンショックの際に、筆者は割に近かった友人二人を自死により失った。
特にリーマンショックの際の友(高校のクラスメート)は一度未遂を犯したという話を訊いて、即「今すぐケアしなきゃ大変だぞ!一度やった人間は必ず二度目を行うから」と言って親友に対処させるべく連絡させたら数時間遅かったという悔やみきれない経験を持つ。
AIに関してはNHKを含む殆どの主要メディアが、その利便性・将来への有効展望ばかりをアピールしている。問題点やまだよく分からない危険性、リスクなどは大きく取り上げ警鐘を鳴らさない。
しかし今回、世界一の発行部数を誇る我が国の読売新聞が5回にわたり生成AIを含む「AI」全体に対する「危機感」をまとめたシリーズを第一面を含めて展開した。
団塊世代のみならず、毎日ネットからの情報を得ている人はこの5回特集をよく読んで理解を深める必要があると思う。新聞自体はもう古紙回収に回してしまったり購読していない人もネットから読売オンラインを閲覧できる。
文春砲の有料ネットゴシップ記事などよりはるかに有用な記事なので、お金を払っても読むべきだと推薦したい。決して筆者は読売新聞の回し者ではないが、NHKや他の大手メディアでもこの件に関してはまだ特集を組んでいないのでぜひ勧めたいと思った次第。
今日はまず見出しの一面での記事をご紹介、各5回の記地詳細は別ページに15段全面で展開している。それは今後ご紹介の予定。