藪鳥の典型、ウグイス。春先になると明るい所へ出てきて”ホーホケキョ”と囀るウグイス。春になると何処からともなく飛んでくると思っている人が多いが、野鳥ファンなら皆知っている、年中そこいらの藪に居る野鳥。
しかし、昨今は自然観察園とか植物園とかいう野生の天国だとばかり思われているエリアの入り口で野良猫に餌をやる馬鹿者が増えている様だ。
そういう所では藪鳥の典型種、ウグイス、アオジ、クロジ、カシラダカなどが激減しているという話をよく耳にする。
今日行った上野恩賜公園の不忍池でも、暇な爺さんがやってきた冬鳥のカモたちにパンくずを投げて楽しんでいた。公園管理者は立札を立てれば責任を果たしていると知らんふりの様だが、自然・野生という事をよく考えて欲しい。
何処かで買い込んだ餌のパンを袋に入れてばらまく。不忍池の野鳥を保護しているつもりなのだろうが、鶴見川のゴマフアザラシに餌を投げていた馬鹿者と同じ。
爺さんが餌をやると水鳥が来るもんだから、インバウンドの外人たちも真似してスナックなどをやって寄せて喜んでいる。嘆かわしい!
さすが、大田区南千束・洗足池の住宅地に位置する洗足池公園では教養の高い人が多いいのだろうか、野鳥に餌やりなどしていないようだった。
そんな中、野川自然観察園など野良猫に餌やりをしているような場所では激減したウグイスに洗足池で出逢い、しばらく対峙して観察させてもらった。
距離3mほど池の水際の草の中でチャッ♪チャッ♪と鳴いて動き回っていた。
遠くには行かず、ずっと藪の中だった。
逆光で撮り難かったが・・。
一旦左へ消えたが
お気に入りなのだろうか?すぐに戻って来た。