2013年6月25日火曜日

■ Great Spotted Woodpecker in childcare アカゲラの育児

 6月半ば過ぎは全国至る所でアカゲラなどが子育ての最中となる。武蔵野の野川流域は多くの公園や学校施設が有り、鬱蒼とした森林状態のエリアが多い。特に野川沿いのハケと呼ばれる河岸段丘の国分寺崖線附近はアカゲラ、アオゲラが多く住み付いている。少なくともコゲラ、アカゲラ、アオゲラは注意して観察すればほぼ確実に撮影出来よう。

 つい数か月前には初めて1つのファインダー内にアカゲラとアオゲラを入れ込んで撮影できた。これはヤマセミとカワセミを同時に撮影するに匹敵する難しい事だ。

今日の画像はアカゲラの子育てをアップする。オスとメスが交代で給餌に巣穴に戻るシーンの紹介。

Great Spotted Woodpecker ♂ Male of  Great Spotted Woodpecker has red spot on his head. オスのアカゲラ=後頭部が赤い。
 
 
Male Woodpecker brings full of insects on his beak. 
口いっぱいに雛の餌になる昆虫を咥えて戻ってきた。
 
The another side of sight. In this site, it 's so difficult to look his face. 
別の角度から巣穴を観察。この位置だと常にアカゲラは後姿。

Female of Great Spotted Woodpecker  ♀ without red spot on her head.
メスもせっせと餌を運ぶ。メスは後頭部も真っ黒で赤い部分が無い。アカゲラなどの巣は雛が単調に規則正しく鳴き続けるので割に判りやすいが、あまり近寄ると育児を放棄するので気をつけたい。巣穴を覗き込んだりストロボを発行させて巣の中を撮影するなどもってのほかだ。最近はそうやって撮影するカメラマンの名を挙げて非難する動きが有ると聞くが、もっともな事と賛成する。