最近野鳥写真に関して面白い実験をしてみた。
YAMASEMI WEB BLOG
2025年12月19日金曜日
団塊世代は野鳥画像について生成AIでちょっと面白い実験をした。 The baby boomers did a rather interesting experiment using generative AI on wild bird images.
2025年12月18日木曜日
私のような団塊世代は生成AIに関してまだ疑心暗鬼な部分が多いのだ。 Baby boomers like me remain skeptical of generative AI.
筆者は12年間続けているYamasemi web blogで既に通算115万回超えのアクセスを頂いている。
その内容はというとヤマセミという希少種野鳥やその他の野鳥生態の瞬間をご紹介(決して奇麗に撮れた写真を自慢気に投稿しているのではなく)する事をメインに、最近は団塊世代の日常頭に浮かんだこともランダムに投稿している。
同時にそのブログの「さわり」というか、内容紹介を過去・現在と交流のある方中心100名前後にFacebookを通じて紹介、不特定多数+フォローされている1,450名にX(=旧Twitter)を通じて毎日ブログ投稿の内容案内をしている。これが115万回超えのアクセス数に繋がっているのだと思う。
こういうデータを投稿・紹介すると「自慢している」だの「誇っている」だの揶揄する心の狭い御仁もいるが、ヤキモチ焼きや妬み屋からは何も生まれない。
で、最近毎日2~3回写真投稿をするFacebookの他の投稿をランダムに流して見ていると、沢山出て来る野鳥や動物生態の50%ほどがどう見ても生成AIで作成された画像や動画なのだ。ここ1年急増している。
それ以外にも好きなBeatlesの昔のメンバー含めたAI作成と思われる動画がやたらと頻繁に出て来る。これは今まで世に出たBeatlesの顔写真(元ネタ)などが他のアーティストよりはるかに多いからだろうとは思う。また、それを見て喜ぶ人も多いからAI加工数も投稿数も多いのだと思っている。
そんなレベルなのになぜこれほど急に生成AIによって造られた映像や写真が氾濫し始めたのだろう?
筆者が偽物の野鳥を瞬時に判る理由は、筆者がもう20年以上もカメラで野鳥を撮り続けているからかもしれない。アマチュアの筆者ですら瞬時に判別できるのだから、プロの野鳥写真家さんは更に一発で判るだろう。
具体的な理由は箇条書きにし難いが、一番は何といっても光と影、ピントの合い方、背景、シチュエーションだろうか・・。
このAI生成野鳥は、この世に絶対に居る訳無いという「鳥」だったり、どの種にも似ていない体形バランスがいい加減な「夢にも出てこない変な野鳥」だったりする。気味が悪い程。
2025年12月14日日曜日
団塊世代はオールドメディアという言葉の破壊力を憂える。The baby boomer generation is concerned about the destructive power of the term "old media."
最近ネットでは「オールドメディア」という言葉が頻繁に出て来る。オールドメディアをAIでググると・・。
ところが、当のオールドメディアであるテレビ、新聞、ラジオ、雑誌などは今の所この「オールドメディア」という言葉を殆ど使用していないように感ずる。筆者が接するオールドメディアはほんの氷山の一角だからかもしれないが・・・。
その理由としてテレビ、新聞、ラジオ、雑誌などのメディア関係者たちが「オールドメディア=古い、時代遅れ、絶滅危惧」を肌で相当強く感じているからではないかと推察している。
例年12月にも入ると、その年の流行語大賞が発表される。もちろんオールドメディアがその主な発表場所だ。これはその年頻繁にメディアで流れ話題になった言葉が幾つかの候補の中から選ばれるのだが過去にはこういう印象的なモノがあった。
チョー気持ちいい(2004年)、アラフォー(2008年)、じぇじぇじぇ、倍返し(2013年)、お・も・て・な・し・(2013年)インスタ映え、忖度(2017年)、三密(2020年)、
要は、一般的にその年日本人が会話の中で頻繁にマネして使った「流行り言葉」と言って良い。
今年2025年の流行語大賞には候補がこれだけ挙げられていた。結果はご存じの通り高市早苗新首相の「働いて~」だったが・・・。
2025年12月11日木曜日
団塊世代は住宅街とは違う都心緑地で生きるメジロの生態を観察できた。 The baby boomers observed the ecology of Japanese white-eyes living in forest in the city center, separate from residential areas.
ルリビタキとヒヨドリに続いてメジロの生態を都心緑地で観察できたのでご紹介。
メジロは世界中に生息する日本と名前の付いた著名な野鳥。「Japanese white-eyes」の名の通り目玉の周りの白い縁取りが一発でメジロと判る身近な野鳥だ。
ハワイでもダウンアンダーのオーストラリア西海岸でもたくさん撮影した。
メジロは虫食いの一種と言って良い。5年前のこのブログでもその生態をレポートしている。
「秋の葉の裏に付いた虫を食べるメジロ。 The Japanese White-eye that eats insects on the back of Autumn leaves.」=ご参考
https://yamasemiweb.blogspot.com/2020/11/the-japanese-white-eye-that-eats.html
今回の都心緑地でのメジロは一羽ではなく数羽の小群での行動だった。
2025年12月10日水曜日
団塊世代はイイギリの実に集まるヒヨドリを観察した。 The baby boomer observed brown-eared bulbuls gathering around the fruit of the Japanese Iigiri tree.
本来はルリビタキのオス一点狙いで入った都心の緑地、意外に他の野鳥の採餌行動も撮影できたのでご紹介。
それはイイギリの赤い実に群がるヒヨドリとメジロ。ヤマセミ観察で10年間通った熊本県はイイギリの木があまり多くない。代わりに栴檀(=せんだん)の樹は非常に多い。
初冬になるとこの栴檀の実を咥えたヒヨドリを数多く見かけるが、熊本県でイイギリの赤い実を咥えたヒヨドリはあまり見た事が無かった、撮影画像も栴檀の実を咥えたものばかり。
AIで調べると栴檀が熊本県の気候、土壌に非常に良くマッチしているとの事。天草では植林迄していると・・・。一方でイイギリに関しては情報やデータが無いようだった。
筆者の住む三鷹市の野川公園周辺ではこの栴檀もイイギリも存在するので両方の採餌画像が存在。
2023年に調布の「たづくり」での写真展へ出させて頂いた作品にもこのイイギリを採餌しているヒヨドリのカットが存在する。
団塊世代は青い鳥ルリビタキの人気ぶりを都心の緑地で確認した。 The baby boomer witnessed the popularity of the blue bird, the Blue-and-White Flycatcher, in green spaces in the city center.
暫くぶりに都心の緑地でルリビタキのオスと対面した。初冬の野鳥探索で訪れた二日前、ちらっとその姿を見かけたので、きちんと朝から観察に来ようと思って9時開園時からフィールドに入ってみたのだ。
東京では過去、新宿御苑、明治神宮、目黒自然教育園、小石川の東大植物園、井の頭公園などで遭遇。要は緑地であれば何処でも出遭える割にポピュラーな野鳥なのだ。
もちろん八ヶ岳周辺、奥日光など筆者の良く行くフィールドでは当然のように出遭える。
しかし、レンズに迷彩ステッカー巻いたバーダーさん達が目の色を変えて緑地内を右往左往する様を見て、なぜそんなに必死にあちこち追うのだろう?と不思議だった。
ここ4~5年バーダーさん達がスマホ連絡網でフィールドでも盛んに電話をしている姿が特に目立つ、多い。フィールドでは常に単独行の筆者、野鳥の生態知識からその場の自然の様子をよく観察し、周りの雑音に惑わされず目的の被写体に集中して行動するようにしている。
そもそも最初からある一種目的でフィールドに出たのは今回が初めてかもしれない。
過去の経験値からすると、どちらかと言えば藪鳥の部類に入るルリビタキはそうそうあちこちを飛び回らない種だと思っている。
新宿でも明治神宮でも、いつも行って出遭えるのは決まったポイントが多い。かっては入れた三鷹の国際キリスト教大学のキャンパスでも、ルリビタキの出現場所は毎年同じだった記憶がある。
今回の緑地は木の実が多いエリアなので、ヒタキ系、カラ系が割と多い場所だ。
今年は特にメジロ、ヒヨドリが多く、エリアに探鳥しに入って徘徊してもやたらうるさく感じる。野鳥は基本的に自分のテリトリー=水飲み場、餌さ場、塒(ねぐら)を決めたらあまり変えない。従って行動ルート、時間、パターンはルーティン化しており、ハプニングやサプライズで日によって気分で違う所で行動はあまりしない。
これは10年以上熊本県の人吉に通い、ヤマセミを中心に色々な野鳥の行動パターンを観察して分かった事。ヤマセミは好きな羽根休み場、採餌場、水飲み場、縄張り監視場を決めたら変えなかった。だから信じられないようなカット数を撮影できたと思っている。
基本的にルリビタキは雑食でクモや小昆虫(羽虫・カゲロウなど)を好むが、木の実、草の実も食すので、都心の緑地でも木の実草の実が熟す今の時期は同じ場所で行動することが多いようだ。
今回の緑地でもハゼの実採餌に来る場面での撮影となった。
2025年12月6日土曜日
団塊世代は「認知機能検査」を行って最後の免許更新を行った。 The baby boomer generation took a cognitive function test to renew their driver's licenses for the last time.
筆者は1948年12月8日生まれだから団塊世代のど真ん中!当然後期高齢者の領域だから免許更新の際は「認知機能検査」と「高齢者講習(実地含む)」が必須で、しかるべきところから通知葉書が来る。
75歳を越えたら1回やれば良いのかと思っていたら、ゴールド免許保持者でも3年に一度同じことを繰り返してやらねばいけないようだ。ボケや認知症はどんどん進むから当たり前か?
今回初めての(・・と言いつつ最後にしようとは思っている)後期高齢者免許更新。必須の関所を体験したので、その会場の様子、実際の内容などをレポートしようと思う。
東京都公安委員会から届いた◆免許証更新のための検査と講習のお知らせ◆は今年7月2日に発送された。要は次の免許証更新までに所定の手続き(検査と講習)を完了しなさい!という事だ。
この葉書を受け取った時は「えー?まだずいぶん先じゃん。」と思っていたのだが、歳をとると時間のスピードが光速に近くなるような気がする。自分が光速で動くと逆に自分自身の老化は遅くなるってアインシュタインって舌を出した科学者が居たっけ・・・。
話が飛ぶ前に元に戻して、12月8日が誕生日の(・・って明後日、㐂寿じゃん!)筆者は東京都公安委員会から来た「運転免許証更新のお知らせ」という葉書を見て、必須の行動を起こすことにした、それが11月10日頃。ネットで最寄りの試験会場などを検索。
で、「認知機能検査」と「高齢者講習(実地含む)」を同時に出来る自動車教習場を探したのだが、ネットでググったら一番近い東小金井駅傍の教習所は実地講習しかしていない(実はつい最近両方此処でも出来る事に成ったらしい)という。そこで認知機能検査を1000円(民間教習所の半分)で出来る府中自動車試験所に申し込んだ。
要は必須案件を一発で出来ず、2日間に分けて別の所で行う訳だ。
まあ仕方がない。予約した日に府中の試験場まで自宅からいつもの野川を渡って武蔵野公園を抜けて20分歩いて出向き、検査を受けた。
この試験場に来ていた同じ高齢者たちを観察していたら、トンデモナイ事が判明!
必要書類を構内で落としたらしくおろおろしている者、地下の食堂へ行ったまま戻ってこない者。待合の椅子で眠りこけている者。ボーっとして立ったまま動かない者。病院の待合室より酷い有様。
これじゃ此処に居る半分はもう絶対に車を運転しては駄目なんじゃないの?と思える有様だった。この検査システムは絶対必要だ!と深く思った事だった。
検査自体は3種類の設問を頭にヘッドフォンを付けタッチパネルに従って設問に答えていく簡単なものだった。3問とも半分まで行かないうちに「ハイ其処で終わってください!」とか言われて次へ移ってすぐに終了した。
部屋の出口まで誘導されA4の封筒を渡され「合格ですから講習と実地を・・。」と言われ、ついでに「貴方は12月8日が誕生日ですから、もう1月前を過ぎているのですぐ更新できます、お早めに。」と言われ帰された。
その3日後、東小金井の民間教習所(ここも歩いて15分で行ける)で講習(視野検査(左右で160度見えた、機械による動体視力や夜間視力の検査)と30分ほどの構内実地講習を受けた。75歳前に一度やった同じ教習所なので、まったく問題なかった。
しかし、片側1車線(つまり2車線道路)から片側2車線(つまり全部で4車線)の道路に右折する時、教官に「これ右の車線入って良いの?」と訊いたら良いというので入ろうとしたが、まさにこれって逆走ではないか!
この辺りが引っかけのポイントなのだろうけれど、実際の道路の場合反対車線だと正面に車が居るので逆走なんて一発で体験的に判りそうなもの。脳が退化するとそれも判らなくなるのだろう・・。
部屋の中は男性2名、女性4名なのだが、一人は50年間ペーパードライバーで実際に車を運転してこなかったご婦人。実地講習を終えて戻って来た時、教官に別室に呼ばれ「貴女は二度と車の運転をしてはいけません」と言われてしまったと聞いた。
一方、「私はほぼ毎日運転しているわ」と言っていた女性は、コースを外れて生垣に突っ込みフロントの左側を壊したらしい。ものすごく緊張したんだとか。
其処でお喋りの合間に聴こえて来た話。府中試験場でこういう人が居たと・・・。 府中試験場に車に乗って「認知機能検査」を受けに来た80歳代の高齢者。
認知機能検査がまるでダメで、「今日は乗ってきた車、運転して帰ってはいけません!」とタクシーで帰されたのだと・・・。
こんなような状態たもの、高齢者の車による事故を減らす試み、絶対に必要だと思う。
結局筆者は全てOKで証書を貰ったので、その日その足で府中の試験場まで歩いて更新に行った。眼の検査やって写真撮ってお金納入して1時間後に更新免許証が交付されるってんで、すぐ裏の武蔵野公園で紅葉を愛でて時間を潰し、午後2時にはすべてが終了した。
もう二度と府中の試験場には行かないで済むのだと思うとちょっと感無量。
あと3年だけ車を運転する猶予を貰ったわけなので、九州へ再び往復してみようと思う。2017年18年と2年連続で九州人吉を往復したので、勝手は判っている。










































