雑誌BIRDERという比較的高額な野鳥写真雑誌があるが、筆者は店頭でチラ見をする程度で定期購読していない。しかし野鳥界の先輩方に頂いたものが100冊ほどあるので、飽きずに引っ張り出しては読んでいる。
どちらかというと野鳥の特集が非常に多いNational Geographicの方がオリジナル版、翻訳版含めて好きでほぼ毎回買っている。
このオオワシ。琵琶湖東岸や日光中禅寺湖附近、茨城県涸沼などに出没するというので珍鳥好き、猛禽好きが情報に合わせて集団移動しているようだが、筆者は加わった事は無い。
今回撮影のオオワシは根室半島全域~春国岱~風連湖エリアで厳冬期の1月末に撮影したもの。
オオワシは意外にユーモアたっぷりの顔つきなのだ。
暫くレンタカーの傍でしゃがんでレンズを向ける筆者に目線をくれた。
3分以上周りを見渡した後、おもむろに北に向かって飛び立った。
時折、体をブルブルさせながらまっすぐ飛び、
沖合で南へ進路変更をして花咲港方面へ向かうオオワシ。
極寒の根室半島をバックに悠々と飛ぶオオワシ。北海道の大地で野鳥を撮影する場合は「ノートリ」等というバカなことを狙わず、北海道の大自然を背景に納める事をお薦めする。ノートリのアップなら旭山動物園の猛禽類コーナーへ行けば済む話だろう?