2026年1月15日木曜日

色々人気種の投稿ばかりが増えたSNSのバーダージャンルだが、しかし。 The birding genre on social media has seen an increase in posts only about popular species, but...

  団塊世代が30歳代半ば、一番エネルギーを発揮していた頃、1985年10月からずーっと長い事、夜9時のNHKニュースの直後22時から1時間15分ほど一緒に過ごしたテレ朝ニュースステーションの初代メインキャスター久米宏氏が亡くなった。

 彼が番組を去った2004年3月26日、筑紫哲也氏が特別に長々と久米さんがテレビ界においてのニュースの在り方を変え、引っ張ってきた功績を高く評価した。それに比べて今回久米宏氏の訃報に際し、NHKがたったの35秒だけ事実を報道したにとどまった事で「あんまりだ・・」と、色々な意味で今注目されているNHKへの不信感がSNS上で高まっている。

 特に団塊世代はダイオキシン問題で彼が所沢産ほうれん草を掲げ危険性を声高に論じた姿(後でデータの間違いが判明、危険性がウソだった事がバレ裁判にも負けた)をよく覚えているだろう?

 と同時にメディアが広げた風評被害は後の1994年松本サリン事件(河野さん事件)など相当なメディアの誤報犯罪としていつまでも残る事に成った。

 このような時代を経て、今やTV・新聞はオールドメディアとして知識のある者たちに信頼されなくなり、一方でSNSなどニューメディアでもAIで加工された偽情報が乱発拡散!

 テレビが最大のニュース情報源だった過去と変わり、今現在は各人それぞれが情報源検証リテラシー、検証スキルを持たざるを得ない時代に突入しているといった状況。

 筆者がこのYAMASEMI WEB BLOGの告知用に使用しているSNS=Facebook、X(=旧Twitter)には野鳥写真の投稿がこのところ急に増えてきている。これはGoogleが筆者の閲覧データからアルゴリズムを割り出し筆者関連の投稿を自動的に出しているのだが、それにしても投稿する野鳥のなんと人気種、遭遇困難種、地方種の多い事か!呆れるほど。

 それに、Facebookで投稿者が己の氏素性を表記せず、概ね何処に住んでいてどこら辺での撮影かが判らないようにするといったルール破りが増えているのも気になる。

 別に投稿写真を観たからってすぐ「どこだ何処だ?」と捜しに行く御仁も居まいに?どこどこの公園、どこどこの川縁とまで書けとは言わぬ、本来この時期に○○県には来ない種が来ているからいつもと違う様だ・・・くらいは書いても良かろう?

 野鳥の投稿を観る人は「写真が凄い!いいね!」ばかりではなく、今こういう野鳥が観られるという観察だけの人も半分以上いるのを忘れているのではないだろうか?東京の野鳥公園や葛西臨海公園などのように「今日視られた種類」をアップしてくれるのは非常に良いと思う。

 何度も言うが野鳥撮影愛好家の多くは極端に自慢したがりが多いし、ヤキモチ焼きだ。年齢層は遥かに高いのだが、いわゆる「トラブル起こしの常連・撮り鉄」の若者たちと基本は同じだろう。

 そういった離島や北海道に行かないと撮影できない地域限定種や、どう考えてもAIでいじったな?と思う異様に奇麗な、あるいはBBCやNHKが3年かけても撮れっこないような瞬間?的投稿が増える中で、家の近所のカワセミの動きを撮った手ブレ、半ボケの楽しい画像投稿が少なくなっているのが悲しい。

 野鳥撮影の原点の悦びを入門野鳥種の代表「カワセミ」や「コゲラ」で楽しそうに投稿される方の作品も毎日楽しみにしている筆者なのだが・・・。


 今日のこのブログは、此処へ来て川床が干上がってしまいカワセミにも出遭える場所が限られている調布~三鷹の野川で撮影できたカワセミをご紹介!

毎年冬季に一番干上がってしまう場所

 冬になると水が無くなる野川。野川をレポートされているブログより

https://koganei-kanko.jp/maron/archives/85818?fbclid=IwY2xjawPTKfxleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEezH55LiE0QL_eWI-vBHJDT_v_oZj1JkctdOUtxHm9TiGLdYLhWTr9y0NtNi8_aem_MmBJ96iVhyczhwt-AzRK4A

 筆者も必ずランニングの際は通る場所のレポート。


 で、カワセミは筆者が思うにすべての野鳥撮影の原点であり、探しに行かなくて済む身近な手持ち撮影・練習被写体として最高のモデルさんだと思っている。

 カワセミに始まり、カワセミに終わる。野鳥観察の原点がカワセミだと・・・。

どんなに近寄ってもどんなに奇麗にアップで撮れても、動かなきゃ動物じゃない。

野鳥と航空機は飛んでいる時こそ美しい・・常に筆者はそう思う。


気配を感じたら反応するのが撮影者!





ダイブ、ダイブ上がりの美しさは格別!






仕草も絵になる瞬間が存在する。以上全てSIGMA50-500ZOOM+EOS5DMarkⅢ手持

2026年1月11日日曜日

二日続けて強風下の野川公園周辺で野鳥の採餌を撮影! For two days in a row, I photographed wild birds feeding around Nogawa Park in strong winds!

  1月10日の関東多摩地方はものすごい風だった。

ウインドサーフィンを24年間続けた経験値からすると平均8~9m/s瞬間ブローは12m/s以上だったと思う。野川周辺の樹木は全て裏返り、地上の枯葉が土埃と一緒に舞い上がる感じ。

 樹林帯に入ると大小の朽ちた枯れ枝が頭上に振ってくる感じで結構危険だった。

 そんな中、野鳥は低い木に留まるだろうし、地面を採餌でうろつくのではないかと予測したらその予想は見事に当たった。

 以下はそんな中での野鳥の採餌風景。まずはシメから・・。

シメは我が家の二階のベランダの水飲み場の朝の常連だ。


驚くほど首を長く伸ばして木の実(種)を唾んでいる。

こちらはシロハラ

干上がった野川の川床をうろついていた。

撮影者の方へキョキョキョキョ♪という独特の鳴き声走って来た。

いつも居るキセキレイ

干上がった池の水出しの土管に逆さまになったと思ったら

アリか何かを咥えていた。

緑の大型インコ、ワカケホンセイインコ

木の実をもぎ取って

バキバキ食べていた。

ワカケホンセイインコは強風下集団で飛び回っていた。

2026年1月10日土曜日

調布の野川公園でリュウキュウサンショウクイに初遭遇! My first encounter with the Ryukyu ashy minivet at Nogawa Park in Chofu !

  リュウキュウサンショウクイにこの冬も遭遇した。但し場所は初めての今まで声だけは聴こえていた地元の野川流域だった。

 リュウキュウサンショウクイは過去において全国で遭遇している。鹿児島県の日置、熊本県の人吉山奥、東京は高尾山中、東京都心で小石川東大植物園、明治神宮。

 サンショウクイは栃木県の日光東大植物園で毎年春先4~5月頃、6~7月の子育て給餌などを撮影できている。しかし地元での遭遇は今回が初めて、感激もひとしおだった。

 地球温暖化の影響でリュウキュウサンショウクイの生息エリアがどんどん東へ広がっている様だが、クマゼミのそれと非常に似ているような気がする。

 今回は7~8羽がいたようだ。樹木に出たり入ったり、二羽が追いかけチェイスを行っていたので今期の繁殖相手とのカップリング行動かもしれない。いつになく激しい動きで撮影は困難を極めた、三脚使用ではどんなにジンバル雲台や照準器付けても追えないだろうと思う。

 シグマの50-500㎜ズームが重く感ずる手持ち撮影でやっとだった。

 中でも、緑色の小さな5㎜程のカメムシを咥えたカットは嬉しかった。肉食系のサンショウクイ属はフライングキャッチにしても結構上空だし採餌のシーンを撮り難いものだ。

なかなかジッとしてくれない野鳥だ。

数羽がこの大きな木の葉の中と外を出たり入ったりで飛んでいた。


見事に緑色のカメムシらしき獲物をゲットして飛んだ

連写の続き

これも一連の連写の続き



光の関係だが一見普通のサンショウクイに見える個体もあった。

 最近Facebookへの野鳥投稿が急増しているが、どれもカメラレンズの威力なのか自慢気になのか、ドアップで近寄り過ぎた画像が多いように思う。野鳥はやはり周りの様子や意味のある行動中の画像をぜひ観てみたい。

 その点、色々な意味で尊敬する嶋田忠氏の投稿画像は非常に勉強になる。

2026年1月9日金曜日

満開の10月桜の蜜を吸うメジロを観察。 We observed Japanese white-eyes sucking nectar from October cherry blossom in full bloom.

 筆者のFacebook活用はほんの一部を除いて実際にお逢いした方とだけ繋がっており、日々の諸々をコンパクトデジカメで撮影した団塊徘徊爺の写真日記的存在となっている。

 もう一つがデジタル一眼レフで撮影した野鳥の画像を用いてその野鳥の生態などを投稿し続けているYAMASEMI WEB BLOGの投稿告知。

 このYAMASEMI WEB BLOGは時々デジタル一眼レフカメラで撮影したモノではなく、コンデジで撮影した回も時としてある。今日がまさにその日に当たる。

 昨年末から東京周辺では十月桜が満開だ。都心の緑地でも公園でも例年居なく花付きの数が多いようだ。これは昨年の夏が相当暑かったという事と相関関係があるのではないだろうかと思っている。

 撮影したのは武蔵野市の街中、上野恩賜公園の不忍池のほとりに咲く十月桜。

上野不忍池の十月桜

武蔵野市の古くからある住宅の十月桜

 今日のブログはこの十月桜に集うメジロ!

 wikipediaによるとメジロはインドネシア、日本、大韓民国、フィリピン、東ティモール、およびハワイ諸島に生息している・・とあるが、筆者は2010年西オーストラリアのマーガレットリバーで撮影している。

 実は世界中に生息しているのではないだろうかと推察している。

西オーストラリアのパースの南270㎞に位置するマーガレットリバーで。

その際のこの画像のデータ。デジカメ初期のE-3 での日没後の撮影。

 このメジロ、柑橘類や花の蜜を吸いに来るのでミツスイ系の野鳥かと思いがちだが、羽虫をフライングキャッチする場面を撮影したり、粟など市販の小鳥の餌も食べるし、熟れた柿に群がる姿もたくさん撮影しているので「雑食」なのだろうと思う。

昨年は柿が豊作だったので年を越してもまだたくさん残っている。

 こんな調子で進めていくとまた長く成ってしまうので、この辺で十月桜のメジロを!
ふつう野鳥の写真で好まれるのはこういった「花鳥」モノだろうが・・・。

満開の十月桜に埋もれて何をしているかを撮影するのも野鳥撮影なのだ。


これはミツスイではなく、花芽か蕾を食べているような気がする。

これは完全に蜜吸い行為だろう?


これらは全てコンパクトデジタルカメラ Canon SX740HSでの撮影。

最初の26年前のオーストラリア画像以外は全てコンデジでの撮影だが、スマホでこれを撮れるかというと、相当難しいのではないだろうか?

2026年1月7日水曜日

ヤマセミをじっくり観察した画像、久しぶりに・・。It's been a while since I've taken a close look at the Crested kingfisher.

  最近のFacebookなどSNSでは野鳥投稿の傾向が随分変わってきたように感ずる・・・と前回のこのブログでご紹介した。

 その傾向というのは、あちこちの野鳥観察可能な緑地・公園や野鳥公園が今現在観られる野鳥をリストアップしてレポートしてくれている事が一つ。

 次に、野鳥画像投稿者のカットが首を左右に振っただけの似たようなカットを同時に沢山並べて投稿されている事が一つ。※前回ブログのメインテーマ。

 次に、野鳥の生息環境を同時に撮影するのではなく「ドアップ映像、ドアップ画像」の投稿が増え「どーだ!ここまで近寄れたぞ?」と自慢するような投稿が増えた事。動物園のパンダを撮影するのと同じ発想なのだろうか?

 そうしてご自分の撮った画像、映像を生成AIで加工したと思われる、NHKやBBCなどでも今まで見た事が無いような「凄いシーン」が急に沢山投稿されはじめている事。

 これは、デジタルカメラの精度・性能が向上し、秒間シャッターコマ数が動画以上のスピードで撮れたりすることと、画像加工ソフトの向上で、昔で言う所の「レタッチ、フォトレタッチ」を自分のパソコン上で全自動デジタル・レタッチできるようになった事が挙げられよう。

 こうやって自分で加工処理した画像が特に海外からの投稿で氾濫し始めている。日本に限らず世界中でバーダーは競争心が強く、優越感を感じたい御仁の集団と言って良い。このブログを始めた第1回目、そういった感じの投稿をしていた。

題して「ヤマセミ中心のホームページYAMASEMI WEB いよいよスタート !」2013年5月14日投稿

https://yamasemiweb.blogspot.com/2013/05/blog-post_2964.html

 しかし、もう1~2年もしないうちに、重たい三脚に大砲レンズを付けてフィールドをプロ気分でのし歩き、「やったー!」と思わず歓声を上げる最高のショットを撮れた喜びをあざ笑うような、各人デスクトップPCの画面上で苦労なく「自慢できる野鳥画像」を制作出来てしまうような時代なるのだろう。

 野鳥撮影、成果発信の環境も凄い勢いで変わりつつある。

 だが、実際道なき遠隔地フィールドを雨風雪のなか探鳥し、長い時間「被写体の出を待って」体力・精神の限界寸前まで根を詰めて撮影する「楽しみと充実感」を知っている野鳥撮影者は、このSNSに氾濫し始めた生成AI画像は一瞬にして「何かおかしい・・」と判断できる。※ただし、まだ今は・・。

 そうした野鳥撮影環境が物理的に急変しつつある今、団塊爺の筆者はいわば古いコンセプトで撮影した野鳥の生態・生画像を蔵入り画像データ(数十万カット存在する)の中から拾い出し、しばらく投稿しようと思う。

 以前は毎日更新していたこのBlogだが、実際投稿した画像数は実質12年間(投稿4,433回)で3万カット程度。沢山の画像の中で一度もブログに載せなかったカットも多数存在する。これからは一部ダブルとは思うが蔵出し没画像シリーズを続けてみたいと思う。

 で、このブログの主対象ヤマセミ。

つがいの二羽をじっくり観察した画像が少ないのは昔も今もあまり変わらない。

この撮影時は現場に2泊3日ですべての時間を観察に費やした記憶がある。

飛び回る二羽を追うには三脚など使用していては不可能



この個体だけがつがいの相手メス

同じ個体が飛びまわり同じ樹枝に留まることは非常に少なかった。