2024年11月25日月曜日

メジロの柿食いはいつもより早いようだ。 The Japanese white-eyes seem to be eating persimmons earlier than usual.

  何度も繰り返すようだが、今年の夏の長かった暑さはいろいろな動植物に大きな変化を与えている様だ。

 日本周辺の海水温が高くなり北陸名産のブリが北海道で異常な水揚げだとか、あるいはサンマが異常な豊漁だったり、雨が多く松茸が豊作だとか・・。

https://media.jreast.co.jp/articles/1810 出典URL

 そんな中、毎年制作する干し柿の原料「柿」の生り具合はどうだろう?三鷹周辺では実のつき方が異常にも思えるが、全国は南北に長いので各地の出来具合が気になる所だ。

 その柿を穿る野鳥は数多いが、何といってもメジロが一番多いのではないだろうか?ムクドリ、オナガ、シジュウカラ、ヒヨドリ、スズメも突くが、メジロのそれは朝から晩まで柿に張り付いている様だ。

 今日はそんな三鷹での柿食いメジロをご紹介。







これ以外の柿食い野鳥を撮影出来たら、またご紹介!

2024年11月24日日曜日

団塊世代は国連の日本皇室への勧告に呆れた。 Boomers were dismayed by the UN's recommendations to the Japanese Imperial Family.

  一昨日の読売朝刊に出ていた、国連の女子差別撤廃委員会の日本の皇室への改正勧告にモノ申したい。

 国連という名のもとに何でも世界各国を均一・同一・平等にしてしまおうという「精神・方向性」に非常な危機感を持った。

 国の成り立ちはその地理的要因、その他歴史の長さ含めて千差万別だ。特に日本や英国、豪州、ニュージーランド、マダガスカルその他は島国だったり、存在そのものが特異な条件下で現在まで存続してきた国々だ。

 生息している動植物に関しても、他とは違う非常に特異な種が多い。人間の歴史も国の歴史も独特で、陸続きで隣の国への出入り交流が頻繁に行える大陸の国々とは全く違う。

 宗教が違えば、肌の色も違う。服装も髪型も違う、言語が違えば文化も違う。常識も価値観も違うのだ。これを「国連」と言う名の元に各国からの拠出金を基に成り立っているのが国連だ。

 こういった地理的条件、歴史的条件が違う国に対し「上から目線」で、宗教がらみだか何だか判らないが、世界の平等化という名の元の強引な均一化は絶対に在ってはならないはずだ。

 こういった世界的組織は、たとえばLGBT差別などに関して「多様性を認めないのは差別だ!」と動物・種としての存続危機に繋がりかねない人類の新しい形を擁護して騒いでいる。しかし、その一方でこういった国ごとの多様性を強引に一様性化しようとする矛盾を平気で行う。非常に危惧する。

 こんな国連なら、拠出金を凍結して良いと思う。それほどのレベルの話だ。

読売の報道は全面的に賛同したい。

 かって捕鯨国日本は、世界の捕鯨会議で頭から真っ赤なペンキを掛けられた事がある。国際会議場内で全世界のメディアや参加者が観ている目の前でだ。
 色々な苛めに遭って(=それだけではないが)、ついに国際捕鯨委員会IWCから脱退した。しかし、それ以降何の問題も無くクジラの肉は売られているし、昔から食べていた竜田揚げなども食べられている。鯨も捕鯨で減っているよりむしろ増えすぎているという専門家の調査もある。

 国連と同等のユネスコ含めて昔小学校時代から習った世界にとって大切な良いシステム「国連」という組織の実態が、教えられたものとは相当かけ離れているのを知ったのは相当後、筆者30歳以降の話だ。

 ロシアとウクライナの件、イスラエルとイスラム難民の件、更にはレバノンとの関係、イランとの関係、国連がありながら国際紛争は何故無くならない?

 日本の長い歴史、皇室・・こういった伝統を持たない国のメンバーから成り立っているのだろう「国連の女子差別撤廃委員会」は・・。

 日本国はもっと強い調子で、プライドを持って猛烈に反撃して良いと思う。

2024年11月23日土曜日

団塊世代は更に近未来のAI暴走を危惧する。 Boomers further fear runaway AI in the near future.

  このブログ11月16日付で筆者は「団塊世代はAIが近未来に間違いなく暴走すると確信している。」というタイトルで投稿した。

https://yamasemiweb.blogspot.com/2024/11/aiboomers-are-convinced-that-ai-will.html

 アクセス数は結構多かったが、翌日の「スマホが子供たちに与える悪影響(学力低下・集中力低下・視力低下)」の方がアクセスが数倍も多かった。

 直接的な脅威だからだろうか?自分の子や孫への具体的悪影響なので心配になった方々はすぐにGoogleをググったに違いない。

 ところがAI全体の話になるとイマイチ自分に直接関係ないと思うのだろうか?隣の部屋の話を襖越しに聴くような感じなのだろう。「まだ自分にとっては遠い話・事象」だと思われたに違いない。

 しかし、「五歳のチコちゃんは知っているのです!」ではないが、AIの開発・普及の速さは一般人が考えているよりはるかに速いスピードで人間生活に入り込んで来ている。なおかつその影響が吉と出るか凶と出るか?良く精査もされずに。

 例によって、良く精査も危険チェック(悪影響や不都合なトラブル)もせず、AIを業務に取り入れて、周辺の自治体より進んで活用している・・と自慢広報する危ない行政まで出てきている。日本での話だ。ChatGPTが始まった際もこれと同じ現象が起きている。

 ノーベル賞受賞の科学者が危惧している新しいAIをむやみに取り入れる組織は、基本的に競争で金儲けをしようとしている企業体が多いようだ。

 「金の為には何でもする、弱肉強食の世界だもの。」…とばかりに、その行為が世界中の人類に悪影響を与えるかもしれない危惧を無視して、都合の悪い事象が出たり責任を問われる状態が発見される前に「儲けてトンずら」を狙う企業もあるだろう。

 この辺り、さほどAIに詳しくも無い筆者ですら「あらゆるソースの情報」をまとめると不安でしょうがないのだ。

昨日11月22日付の読売朝刊図解 これだけまとめたメディアが他に在るだろうか?

まさに金儲けのために安全性の精査を行わない!効果だけ大々的に拡散し副作用・副反応を精査しない、在っても公開しない最近のワクチンのようなモノだ。

ずる賢い奴が悪用して人類を危機に追いやる可能性もゼロではない!

心臓移植他医療行為が人間の倫理感を後回しにしてどんどん進むのと同じか?

正しく、無害であるというエビデンスをつけて開発は成されるべきだろう。

2024年11月22日金曜日

野川公園11月後半野鳥情報 続編 Bird Information in Nogawa Park in the latter half of November Continued.

  すでに木枯らし1号が吹いたにもかかわらず、神宮外苑のイチョウはまだ一部緑色らしい。今年の夏羽は長く暑かったので、植物に色々変化が出ているようだが、野鳥系はいつもの様に夏鳥と冬鳥が入れ替わっている。

 野川流域の植物も木の葉が散るのがめっぽう早かったり、紅葉がまだらだったり、花の時期が短かったりで千差万別と行ったところ。

 そんな中、現状をレポート。

紅葉はまだ一部の樹木のみ

部分的に紅葉してまだらの樹も

シュウメイギクは今が盛り

菊系には昆虫が群がる

ホトトギスも今が盛り

ヤマブドウはどんどん実が減っている

ツワブキも盛り、新宿御苑や皇居東御苑はどうだろう、群生が観られる。

ミスジチョウが平らになって脇を抜けていく。

 で、主人公の野鳥たち・・。

野川公園の主の一つアオゲラ、1日に数個体に出遭うことがある

木の皮の裏の虫を採餌中

別の個体

木の葉も残り少なくなってきた

これからは見通しが良いのでバードウォッチングに最適

来たばかりのツグミの採餌

シメもまだ数は少ないが確実に来ている。最近群は少なくなった。

2024年11月21日木曜日

問題の野川自然観察センターのカラス捕獲小屋にオオタカの若鳥が! A young goshawk accidentally entered the crow-catching shed at the Nogawa Nature Center in question!

  最近再び野川流域を徘徊するようになった。

 長い望遠ズームレンズを下げた方が朝早くから回遊されているようで、成果を情報発信して頂ければ野川流域の自然の豊富さが皆に伝わるだろう。

 その野川の東八道路沿いにカラスの捕獲小屋が存在する。これは野川だけではなく2002年のあるブログレポート(=いきもの通信)によると、33個の捕獲小屋が30余りの都立公園に設置されている様だ。

タカ爺のワンダースクール通信より

https://ikimonotuusin.com/doc/119.htm いきもの通信(カラス捕獲小屋数)

たか爺のワンダースクール通信 https://blog.goo.ne.jp/wondertakajii/e/002241242dffc5bf09d0eef3ac851a19


 カラスを捕獲するのは「人間生活に悪影響を与える事実が存在する」意味では筆者は致し方ない事だと思う。カラス対策を自分たちでは何も努力せず、行政に「何とかしろ!」とクレームする住民エゴに対し、一方では「生き物なのだから殺さず何処か他へやれ!」と、これまた無責任で他力本願の動物愛護集団。

 2002年から20年以上も存在する野川のカラス捕獲檻、カラスが減ったか否かは分からないが、野川のハケの上に位置する国際基督教大学構内では夕方100羽ほどのカラスが毎日乱舞しているのを見かける。

 カラスの捕獲檻の附近では常時カラスが10羽ほど集っている。訳知りの方の話では仲間が捕獲小屋に入ってしまって、その仲間が附近に集ってしまうのだという。

 一時はカラスより気が強いワカケホンセイインコの群れが、この付近に集まりカラスを蹴散らしていたが、現在はそうなっていない。

で、先日11月14日工事していた野川公園自然観察センターの建て替え改装成ってオープンの日、そのカラス捕獲小屋にオオタカの若鳥が入り込んだ。以前にもあったようだ。

 問題は入り込んだ一報を受けて自然観察センター職員の対応だ、これがまことに遅い!

 かってはオオタカが営巣しているだけで、オリンピック会場を変更したほどの自然保護団体のシンボル的猛禽類なのだが、カラス捕獲小屋という超狭い金網の檻に入り込んだオオタカの若鳥、暴れて羽根を傷付け挙句に死に至ったら「自然観察センターの大きな責任」は免れまい?

 とりあえずは今日のブログでその様子をご紹介、その後の経緯などを調査、メディア・報道機関へ伝えようと思う。

カラスを追って入り込んでしまったオオタカの若鳥、野川周辺で繁殖。

檻で暴れるオオタカ若鳥

主翼を傷つけなければ良いが・・。

早く保護して出さねば・・と数名の野鳥撮影者が見守った。





カラス捕獲の檻でカラスとオオタカが並んでいる!滅多にないシーン。

係員が自転車で来たがコンデジで撮影して戻ってしまった。この後どのくらいでどうなったかは用事で現場を離れた為判らない。調査しようと思う。

2024年11月20日水曜日

団塊世代はKITTE・2Fの「写真家立木義浩X東京大学」展をお勧め! Boomers are recommended to visit the “Photographer Yoshihiro Tachiki X University of Tokyo” exhibition on the 2nd floor of KITTE!

  普段、筆者はミッドタウン東京に在るフジフィルムスクエアや恵比寿ガーデンプレイスのTOP MUSEUM(=東京都写真美術館)へ良く行くが、今日お勧めしたいのは東京駅丸の内南口横にあるKITTE=旧・東京中央郵便局のインターメディアテクで開催中の「写真家立木義浩X東京大学」展。

 あの日本の写真界をけん引してきた一人立木義弘さんが東大の博物・資料を撮影した写真展をやっている。今年の10月26日から来年1月19日まで、入場無料。

 特に野鳥が好きな方は必見!詳しい説明は省く、是非ご高覧を!











立木さんコーナー以外にもこの手の鳥類の見本が山ほどあるので参考になる。

パンフの裏表を繋げるとA4サイズになる。