2026年9月7日月曜日

団塊世代はオオセイボウ(大青蜂=宝石蜂)に出逢った! Baby-boomer encountered the *Ooseibou* (large cuckoo wasp—a "jewel wasp")!

  このところの長雨で体調がおかしい。団塊世代であれば当たり前だろうが、自分の調子が出ないのは決して気分の良いものではない。

 そんな中、雨の合間数時間だけ調布の神代植物園へ行ってみた。夏の終わりで入園客は少ない。先日レポートしたカイツブリの親子のシリーズの際、実は植物園花壇の方へも足を運んでみた。

 基本的に筆者の被写体は野鳥が主体なのだが、ジュラ紀や白亜紀の恐竜と同じで野鳥など動く物には何でも眼が行ってしまうのだ。だから蝶やトンボなど昆虫類にも目を引かれる。

 眼科の医者には車で長距離を運転する際は夜間走行が良いとされている。昼間だと周りの景色で何かが起こっている場合、そちらに眼が行ってしまい非常に危険だという。

 夜間走行であれば前を行く車のテールライトと規則正しい街路灯の並びが目に入るだけなので目と脳に優しいという。これは東京~九州間を往復する都度実際そう思う。

 話を戻して、神代植物園で目が留まったのがこの小さい昆虫「オオセイボウ=大青蜂」カメラ愛好家の間では宝石蜂と言われて珍重されているらしい。

 青い鉢といえば出会えたら幸せを運ぶ・・・と言われるルリモンハナバチが有名だが、そちらにはまだ出遇ったことがない。しかし、こちらのオオセイボウは神代植物園へ行けば大体出遇えるようだ。

 考えてみたら、これを撮影した日にも長玉を抱えたアマチュアカメラマンさんが4~5名花畑付近に居られた。狙いはこれなのだろう。何せ小さくてすばしっこいので飛んでいるところを撮影するのは至難の業だ。

 ヤマセミやカワセミあるいはツバメの追い写しを好む筆者も、この虫に限ってはなかなか飛んでるところを捕らえるのは難しい。練習しなきゃ! でも確かにメタリックで青い奇麗な昆虫だと思う。



他の昆虫との大きさ比べをすればその小ささが判る

より解像度の高いフルサイズで撮影が良いかもしれない


飛んでいるところはまだまだ!生態を良く観察して撮る練習しなきゃ・・・。

2026年9月6日日曜日

団塊世代のヤマセミ未公開画像 球磨川編1 。 Previously Unreleased Crested Kingfisher Images by a Baby Boomer: In-kumagawa Series, Part 1 .

  団塊世代の筆者も77歳となり、日々の行動で体力的に昔の様に動けないと感ずることが出てきた。

 例えば愛犬散歩で犬の欲するまま散歩道を走らされることがあるが、近所の野川の土手であれば草地の上を数百メートル全力で走ったりもするが、近所の住宅街ではそうもいかない。

 週一でサンセットランと称して走る野川土手7~8㎞は何とか続けているが、全距離走り続けるのではなく、5㎞を過ぎたら電柱2本分は走り、次の2本分は歩くようにしてインターバル走法に替えた。ずいぶん楽になる。

 また、つい数年前まではズームレンズ付きの一眼レフをデイパックに入れて、遠くからこちらに向かって来るバスに乗り遅れまいとバス停1/2程なら走っても乗ったが、今は「次を待とう」と思うようになった。自分の乗るバスは幹線で1時間に6~8本も来るのだから・・・・。

 好んで探鳥徘徊する近所の野川も、調布の御搭坂辺りからキリ大脇の我が家まで5㎞強を一度も腰を下ろさず8~90分かけて撮影しながら流していたが、昨年くらいから途中でトイレ休憩かねて腰を下ろすようになった。まあそれが歳を重ねるという事だろう。

 物理的な筋力とスタミナの劣化が現実的に判る年になったという事。


 今は野鳥撮影に遠征することをなるべく控えて、今まで撮影した相当数に上る撮影カットを丹念に見て良いカットを選別している。今まで撮った日に撮影地のホテルでブログやSNS投稿用にチョイスしていて見落としたカットや、自宅に戻ってじっくりやろうと思いつつ記憶から消え去ってしまった哀れなカットを発見して、意外に大喜びする事が有る。

6~8TBの外付けHDD5本にほぼフルで貯めこんだ野鳥画像だもの、こいつは結構楽しい。

 

 ここしばらくは2010年から2020年まで散々通った熊本県人吉市~今回地震で中心的被災地になってしまった八代市を結ぶ球磨川及びその支流部でのヤマセミを中心とした画像を拾い直してご紹介している。

 特に人吉市界隈での画像は、2020年7月4日の球磨川豪雨災害で壊滅的被害を受けヤマセミが今までの撮影場所に顔を見せなくなってしまい、同じシーンを再び撮るにはまだ10年以上必要というような状況なので結構貴重といえるかもしれない。

 で、今日はその球磨川の人吉城址前上流エリア本流での撮影。

2014年当時はまだ本流の川中にこういった大岩がゴロゴロ存在していた。

毎年6~7月はファミリーが6~7羽で飛び交うシーンが見られた。

特に幼鳥は新しいものに非常に興味を持つので撮影者のすぐ傍まで寄って来る

しかし必ず時々上空を観て猛禽類を警戒する

これはどの岩の上でも必ず一度は行う「お約束」、この岩は上流から流れてきたテトラ

球磨川の流れは速い。日本三大急流の一つだもの、瀬の白波の上を飛ぶ姿は日本の他のヤマセミ生息地とは幾分違う絵になる事が多いようだ。

2026年9月5日土曜日

団塊世代はトビの川魚ハンティングを収録した。 baby boomer me filmed a black kite catching for river fish.

  いつまでも沖縄附近を旋回する迷走台風のお陰で、南の海から湿った空気が日本列島全体に流れ込み続け、九州から北海道まで太平洋側中心に雨の日が続いている。

 東西に延びた長い秋雨前線のお陰で台風から遠く離れた関東でも雨が続いている、昨夜三鷹では明け方まで結構な雨量だった。

 今日午後は曇りが続いているが、また明日以降前線が北上し雨が強くなるという。

 関東の気温はさすがに一時期よりある程度低くなり、日中はまだしも朝晩は半袖短パンでは涼しすぎ、この先30℃を越すこともないだろう、初秋の出で立ちで良くなってきた。しかし熊本地震の被災地八代市はこの先もしばらく夜間は熱帯夜ぎりぎりで最高気温も30℃を下回らず辛い暑さが続くようだ。

 このブログも定番ヤマセミシリーズの後、神代植物園でのカイツブリ・ファミリーの給餌生態をレポートしたが、今日は猛禽類でもミサゴなどとは違いあまり川魚を採餌するシーンには遭遇しがたいトビの川辺川でのダイブ採餌シーンをご紹介。

  今日ご紹介のカットは生まれて初めてトビの川での採餌を目撃した際のもの。

 よくYouTubeで水面に浮いている魚や他の獲物を掬う様に掴んでいくトビの採餌行動を観ることがあるが、人吉附近のトビはドボーン!と胴体まで水に浸かってしっかりと魚を持っていく。これはミサゴの採餌を見よう見まねで真似し始めたからできることなのだろうか?

 この辺り同じ自然動物とはいえ、ずいぶん地域で違うものだと思う。

けっこう高速で降りてきて

狙いをつけてダイブするが、水面に魚が浮いている気配は全くなかった

良く見るトビの川でのダイブ採餌は此処まで胴体を水に浸けることはない

暫く浸かったままだったが

持ち上げて

去っていくトビ、獲物の魚がバタバタしていたのが印象的だった

トビにしては大きな獲物だったかもしれない。

 実は9年ほど前にも一度トビの採餌シーンをこのブログで投稿した。その時は2014年川辺川での撮影だった。今回のはその1年前、2013年球磨川本流での撮影。ミサゴがダイブして大きな獲物をぶら下げて去って行った後のトビの採餌行動だった。

 この時は、今回ご紹介のトビ背後から撮影したバージョンでは納得できずに前から採餌のシーンを狙っていてうまい事撮影できたので改めて投稿したのだった。 ご参考

https://yamasemiweb.blogspot.com/2017/07/i-think-raptors-fish-hunting-is-almost.html

2026年9月4日金曜日

団塊世代の神代植物園におけるカイツブリファミリー観察レポート その3 。 A Baby-Boomer's Observation Report on a Little Grebe Family at Jindai Botanical Gardens Part 3.

  昨日まで2回にわたりカイツブリの親子の様子観察をレポートしてきたが、今日は昨日親が捕らえたギンヤンマのメスをヒナに与えたが、大きすぎて食べるのに手こずる様子をご紹介。

 それまでのヌマエビなどとは全然違う大きさのギンヤンマだし、4枚の大きな羽根もついているので、ヒナにはハナから難しかったのではないだろうか。

最初は餌を待つヒナが付きまとってきたが

いざ餌を与えられると

恐る恐る口を付け

何とかしようといじり倒し

頭を咥えてはみたが、結局放棄

最終的には親鳥が丸のみ!

団塊世代の番外編 地震で壊れた煙突が燃えた日本製紙八代工場の話。 Baby Boomer report of the tale of the Nippon Paper Yatsushiro Mill, where a chimney damaged by the earthquake caught fire.

  昨日の夕方7時のNHKニュースで7月28日の熊本地震で被災し破損、鉄格子で囲まれた日本製紙八代工場の煙突が解体作業中に発火、結構な騒ぎになった事を知った。

 ニュースによると最近の煙突は強化プラスティックで出来ているのだそうだ。筆者は当然金属やコンクリで出来ていると思い込んでいたのでビックリ!排煙の温度は基本的には通常稼働時、煙突素材を燃やすような温度ではないのだろうけれど、燃えた場合炎の温度には耐えられなかったのだろう。

NHKONEでニュースウォッチ9を何度も観た

 1960年太田郷小学校時代から見続けている十條製紙(=現日本製紙)八代工場の煙突群だが、時代とともにずいぶんいろいろな煙突が作っては壊されているのが自分が撮影した工場の写真で良く解る。

昨日のニュースで燃えている煙突、右の木々は筆者卒業の太田郷小学校

10年程前撮影した画像、電信柱に隠れているのが今回の煙突と思われる

36年前1990年に撮影した煙突群、一番左が今回根元から倒壊コンクリ製。正面の煙突もコンクリ製だったが、そのままであれば今回さらに大きな事故につながっただろう。

 このNHKニュースのヘリ空撮で地震の爪痕が少し解った。地震で横転したJRの電気機関車や貨車群はまだそのままだった。※ただこの空撮は地震直後10日以内のものと思われる。電気機関車は8月15日までに線路へ戻され、貨車群は解体その他で処分された(=AIによる)

NHKニュース画面を拡大し注釈をつけたもの

 八代市に興味ない方や、全く関係のない方にとっては意味のない説明画像だが、知っている人にはニュースでもっと何処がどうなったのか、空撮で報道してほしいと思うはず。こういう時にこそドローンで特別許可の撮影をしても良いんではないだろうかと思うが如何?

 国民放送と言ってNHKは視聴者から決して安くはないお金を鬼の様に取り立てているんだから、こういう災害の時こそ「我が古郷・心配な場所」を上空から写してあげることくらいしても良いんじゃないだろうか?放送時間は深夜でもいい、早朝でもいい。NHKONEの別枠でも良い。

日本製紙八代工場のほぼ全景、画面上部の濃いベージュ色の部分がたった5か月在学して卒業した我が母校八代市立太田郷小学校だ。1枚前の写真で写っていた全壊の珈琲店ミックさんのブルーシートもかすかに右下「前」というテロップ上方に見えている。筆者家族が住んでいた社宅は画面右上隅あたり。

1960年小倉市(現北九州市)から引っ越してきた翌日、我が父が十條製紙の蒸留塔80mの上から360℃八代市を撮影した写真の一部。太田郷小学校(左)と八代市立二中(右の白い校舎)周りは田園風景だった。小倉の小学校(福岡学芸大学附属小学校小倉分校)も動物や昆虫で一杯の足立山の麓だった。だから筆者は都会の小学校にはあまり縁がなかった。

1990年仕事上の出張で熊本へ行った際、八代市まで足を延ばして撮影した際の太田郷小学校。まだ木造のままだった。団塊世代だったから一学年は10組まであった。
1960年当時朝礼などで校庭へ出る際は全員裸足、だから運動会も裸足だった。教室へは上履きを履いた。朝礼の際の行進曲は日の丸行進曲や軍艦行進曲だった。

筆者がこのブログで13年前に書き始めた「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」のごくごく書き始めの頃のパートに1960年秋八代市に引っ越してきた時のショックが書かれている。

下が1960年頃の太田郷小学校校庭、上が2001年頃の同じ場所から撮影した校庭。背景の十條製紙(現日本製紙)の煙突群などもずいぶん異なっている。しかし校庭の樹木は良く見ると立っている場所や枝ぶりなど、40年も経っているのに大きさもほとんど変わっていないことに驚く。

2026年9月3日木曜日

団塊世代の神代植物園におけるカイツブリファミリー観察レポート その2 。 A Baby-Boomer's Observation Report on a Little Grebe Family at Jindai Botanical Gardens Part 2.

  9月3日になった。このブログでは幾度もご紹介してきたが、本来今日から熊本県八代市の駅前老舗珈琲店ミックさんで佐藤秀明さんの写真展「川の旅人 野田友佑との50年」を開催することになっていた。

 非常に残念なことに7月28日の令和8年熊本地震で会場の珈琲店ミックさんが倒壊してしまうという悲劇に見舞われ、開催を中止せざるを得なくなってしまった。非常に残念至極。 


 被災地の皆さんのショックと、筆者自身の大きなショックからの回復、さらには奇跡的に無事助かったミックマスター出水さんご一家が落ち着かれてからゆっくり写真展の事を考えるにしても、心に空いた大きな空洞はしばらく埋まりそうにもない。

 1960年代後半に流行ったこの曲がまさに一番今を表わしている気がして、58年振りに想い出された。

 被災地八代市は昨日も最高気温が37℃超えの予想だったが、今日あたりから30℃前後へ落ち着いてくれそうだ。しかし蓄積された心身の疲労はどういう形で健康に影響を与えるか分からない。被災地の皆様はくれぐれも心身ご自愛ください。

 筆者のブログは、久しぶりに入った調布の神代植物園でのカイツブリ・ファミリーの生態観察レポート2日目。
 夏も終わりに近くなって昆虫の多くは繁殖期末期になっている。その昆虫の一つがトンボ!中でも子供の頃一番好きだったギンヤンマがあちこちで繋がって飛んでいる。

 必ずオスが前でメスが後ろ、水中から伸びた細枝に留まってメスが卵管を伸ばし水中の草木に卵を産み付ける。この時期あちこちで見られる風物詩だ。

 で、カイツブリの親は目ざとくこれを見つけて採餌したようだ。まず今日はそのギンヤンマのメスをゲットした瞬間をご紹介。

卵を産み付けるため必ず後ろがメスとなる

こうして卵を産み付けているところが野鳥にとってはビッグチャンス!

今回は空中を飛んでいるギンヤンマをゲットしたようだ、予測できず瞬間は撮れなかった

水面近くを飛んでいたギンヤンマを瞬間押さえつけたカイツブリ!

こちらへ向かって「どうよ?」状態のカイツブリ

ヤマセミも餌をゲットすると撮影者に誇るような目線を送ってくる・・。

意気揚々とヒナたちの方へ獲物を持っていくカイツブリの親

この続きはまた明日。

2026年9月2日水曜日

団塊世代の神代植物園におけるカイツブリファミリー観察レポート 。 A Baby-Boomer's Observation Report on a Little Grebe Family at Jindai Botanical Gardens.

  オオタカが営巣・繁殖失敗以降久しぶりに昨日神代植物園に行ってみた。明日からしばらく雨が1週間続くというので・・・。

 相変わらず37℃台が続く令和8年熊本地震の被災地八代市界隈だが、この雨で少しは気温が下がる。もう少しの辛抱だ、どうかご無事で。

 今年の首都圏は夏の暑さが例年より早く始まり長く続いたせいか動植物に多少の異変が出ている気がする。気温そのものは昨年の方がはるかに高かったのだが、今年は猛暑日が7月から始まったため早くから高くなり8月の終わりまで35℃附近の最高気温が続いた。

 したがって紫陽花は早くに枯れてしまい、セミは8月の終わりまでミンミンとアブラが大合唱だった。

 ツバメは三番子まで巣立ち、カイツブリも9月に入ってまだヒナ・幼鳥に親が給餌している。昨日も神代植物園でカイツブリの縞々の幼鳥へ親鳥が盛んに給餌をしている場面に出くわしたので暫く撮影させてもらった。

 このブログでは幾度も繰り返しているが、野鳥撮影というとグーッっと近寄って野鳥図鑑のような枝留まりの姿を奇麗に撮る事を信条とされている方が非常に多い。更にその被写体が出合い難い珍鳥や旅鳥、希少種だと優越感に浸れるのだろう、得意げにSNSに投稿されているようだ。

 しかし筆者は野鳥がじっとしている時より「何かをしている時」こそ本当の野鳥としての面白さ、美しさがあると思うのだが・・。

 高価なカメラの性能や野鳥仲間の情報に頼って「希少写真」をモノにするより、自分の足で稼いで発見した瞬間を収録する楽しさや面白さの方が「野鳥写真」の本質ではないだろうかと思う筆者なのだ。その意味からすると千歳に在住の嶋田忠さんのスタイルが手本だし好きだなあ。

 と、いうワケで昨日のカイツブリ親から子への給餌の模様を追ってみた。

子供は3羽いるようだが常時くっついているのは2羽だった

12年前道東の根室で初めてこの縞々の幼鳥を見た際は7月中旬だった

親が小魚を獲って浮上するとすぐに寄り付くヒナ

これが現在の餌の大きさの限界だろうか

今度はヌマエビ

ヌマエビも非常に多い獲物だ。

明日はエッ?と驚く獲物をご紹介!