2023年2月28日火曜日

再びまぢかにカワセミの行動や仕草に注目してみた。 Again, I paid close attention to the kingfisher's actions and gestures.

  2月も今日でお仕舞、気温が東京都心で18℃ほどに成るという。野鳥たちの動きは活発だ。数日以内にそれらをまとめてみようと思っている。

 その今月2月2日に上野不忍池でカワセミの生態、ペリット排出をご紹介したが、その数日後曇天の日だったが、同じペリット吐出しを前から撮影することが出来たのでご紹介。

http://yamasemiweb.blogspot.com/2023/02/it-is-very-exiting-to-watch-close.html

大きくくちばしを開け始めたら排出だと予測して良い。




画面中央下淵に近い所に排出された白いペリットが見える。

曇天だったがさんざんサービスしてくれた。

不忍池のカワセミはもう繁殖期に入っている。

 このペリットは食べた魚の骨やエラ鱗のような消化し難いものを白い固形物に丸めて吐き出すもの。なにもカワセミだけではなくヤマセミや他の野鳥も頻繁に行う。過去に撮影出来ているのはジョウビタキ、イソヒヨドリなど。 

2023年2月27日月曜日

野川流域で早朝よく自宅付近に来るアオゲラと遭遇。 Encountered a green woodpecker in the Nogawa basin that comes usualy in the morning near my house .

  春めいてくると、色々な野鳥がそれぞれのペースで繁殖期に入る様だ。

 ほとんどの野鳥が二羽でくっつく様になり、空を飛び交い、交尾を開始する。まだ繁殖の相手を見つけていない個体はやたら大きく鳴いたり、追い廻してカップリングを迫る。

 そんな中、よく朝早く我が家の裏の高圧線鉄塔に来て「ピョーッ♪ピョーッ♪ピョーッ♪」と鳴いて相方を探すアオゲラに野川流域の樹林帯で遭遇した。

家の近所の住宅街の公園に来たアオゲラ。次の画像共々コンデジ撮影。

正確には同じ個体か否か不明だが、もし違うのであれば沢山居るという事。

スポットライトを浴びて・・。

少し離れて。

激しく移動を繰り返していた。

しかし、この場所には3分以上執着していた。

すわっ、飛ぶ際の構えだ!

飛んだ!

また飛んだ。こうやって20分ほどお付き合い。

2023年2月26日日曜日

団塊世代は今の地球環境問題・脱炭素指向の流れを憂える。 The baby boomers are worried about the current global environmental problems and decarbonization trend.

  いわゆるメディアに良く載る「脱炭素」と「カーボン・ニュートラル」という似たようで解り難い言葉はこのように違うと考えて良いと思う。

 「脱炭素は二酸化炭素の排出量をゼロにすることが目的です。カーボンニュートラルは、二酸化炭素のほかにメタンやフロンガス、一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガスの排出量が森林や植物などの吸収量を超えないようにすることで、実質温室効果ガスの排出がゼロになることを目的とした取り組みです。」

出典= https://www.libcon.co.jp/column/difference-between-decarbonization-and-carbon-neutrality/ 

 いずれも「温室効果ガスの排出量が森林や植物などの吸収量を超えないようにすること」と言っているが、この「森林・植物などの吸収量を越えないように・・。」と簡単に言っていることがそもそもいい加減なのだ。この吸収量などは実際正確には測れない数値なのだから。

 実際地球上の酸素は森林の植物だけではなく、海の海藻・珊瑚などからも莫大な量が放出されていることが知られている。それらを計測すること自体が無理で、あくまで、「~と推測される」の域を出ていないのが実情だ。

 これは地球の石油推定埋蔵量と同じで、探れば探るほど新しい油田が発見されている。いまから50年以上前の予想では、地球上の石油はあと50年で枯渇する・・などとも言われた時期があったくらいだもの。

 LGBTQ法制化に関して「G7各国の中で日本だけ遅れている、欧米に早く肩を並べねば・・」という我が国の島国根性、こういった地球環境面でも同じ道を進んでしまっている。

 この辺りを判りやすく説いている専門家のサイトも観てほしい。こちらの方が判りやすい。よほど納得できよう。

 https://cigs.canon/article/20220404_6683.html 

 さらには最近のデータを分析した「温室効果」に関してこういった海洋気象を注視すべきという納得のいく論文も存在するが、日本のメディアは一旦できた潮流に逆らう論調は報道しない。どんどん無知な国民はメディアに操られ、沈みゆくタイタニックから一斉に海に落下するネズミ達のように集団破滅に向かっている気がする。

https://cigs.canon/uploads/2023/02/Rethinking_the_Greenhouse_effect_Sugiyama_202302.pdf

 つまり、確実な根拠数値が無い土台の上に成り立って、世界の動向に外れまいとしているのが我が国やメディアの「脱炭素」と「カーボン・ニュートラル」の考え方と言って良い。

 これでは医学的根拠、物理的根拠を調べもせず、他人がしているからマスクしなきゃ・・。と何ら変わらない。異を唱えると村八分にされるから同調しよう・・と変わらない。

 筆者は地球環境問題に関して2005年~2010年頃は文献・講義・講演を調べまくった。その中で比較的色々な切り口で地球環境問題の情報を提供しているサイトを注視している。新たなデータをもとに解説するサイトにも注目している。

https://beyondclimate.org/article/429529703.html  などもその一つだ。

 地球環境保全に関しては、流行り病・感染症などと同じで、TVワイドショーのお笑い芸人コメンターの言う事などを鵜呑みにして判断するのではなく、自分で調べて納得して考えをまとめ、自分の意見を持つべきだろうと思うがどうだろう?

 レジ袋を有料にすることで一般国民の地球環境保全活動への参加意識を高めようとした「我が国」だが、一方でもっとはるかに量の多い「プラ製品」コンビニの弁当や食品容器のプラスチック、いわゆるガチャガチャのおもちゃの容器のプラスティックは問題視しない大きな矛盾など、おかしな事だらけなのが日本の地球環境保全の考え方だ。

 現在行われていることそのものが「メディアによる目くらまし」であることは、ちょっとでも本気で地球環境保全を学んだ者には判っている、しかしメディアは国と一緒にそれを隠す。

 国連の持続可能な開発目標 (SDGs運動に関しても、ほとんどが高度成長下における「利益追求企業」の積み残しの問題を一般人に「何とかしようぜ」と呼び掛けているような気がしてならない。

 ペットボトルのキャップと外側のフィルムを外して地球環境保全のため分別廃棄しろというが、10円位高くて良いからそのまま捨てられるように作って売るのが企業のSDGsじゃないのか?

 レジ袋有料化だって、一色でプリントしたレジ袋の原価を知っているだろうか?1枚20銭(=0.2円)くらいなものだ。これを3円~5円で売ってぼろ儲けってのは、あまりに消費者を馬鹿にしていないか?

 なおかつ、なぜ消費者が金を払ってレジ袋の店名を宣伝して歩かねばならないのだ?なぜ皆そのからくりに気が付かない?


地球環境保全に努力していると消費者に買わせて儲けながら店名をアピールする企業。

無料で提供する企業もあるが・・。

 地球に良い事だから・・と言いながら、しっかりお店は金儲けをしているではないか?環境問題の根底に流れているのはじつは「偽善、金儲けのビジネス」なのだ。で、何故メディアはそのからくりを報道しない?

 SDGsに戻って言いたい! 

 特に#12 つくる責任 つかう責任 (Responsible Consumption and Production)の項に「売る責任」が無いのは何故?なきゃいけないのでは?SDGsは実は欠陥だらけなのだ。

 一個人レベルではどうしようもない国連の提案SDGs、これを唱えれば何か地球環境保全の活動の先頭を走っているように見える「偽善テーマ・免罪符」にしか思えないのは筆者だけだろうか?

 SDGsをアピ―ルする前に国連はロシアのウクライナ侵攻を何とかしろよと言いたい。あやふやな根拠の上に立つ地球環境保全アピールの前に、目の前で実際に一般人が殺されていく現実を国連は一体どう考えているのだ?

 色々為政者たちが地球環境の「言葉遊び」「プラン遊び」をやっている中で、2005年、愛知万博の際に「実際にリアルタイムで見る植物の二酸化炭素吸収実験」を使って、基本中の基本の実証実験「植物が本当に二酸化炭素を吸収してくれているんだ!」を知らしめたことは筆者的にも非常に重要な事だったと思う。

 これらは昨日のこのブログでご紹介した目に見える「地球環境問題実験装置」と言って良い具体的な装置(主に子供たちに対する教育機器)でご説明したとおりだが、今日はその後装置がどうなっていったかをご紹介したい。

 ① 小型化

 ② 関連地方イベントでのデモンストレーション

 ③ 首都圏での最大の環境展「エコプロダクツ展」への出展。啓蒙。(※コスモ石油ブース)

 愛知万博以降これらを2~3年かけて展開した。20年が経ったいま現在、こういった目に見える具体的な展開ってなされているのだろうか?はなはだ疑問だ。

 この装置の小型化により、何が可能になったか?

 ① 植物の種別による二酸化炭素吸収能力をデータ化できる。=全国の大学研究室にこの装置を配布し、その地域で量の多い代表的な樹木・植物の二酸化炭素吸収能力を測定、新たに植林する植物の種類を選出できる。

 ※常緑樹 対 落葉樹の二酸化炭素吸収能力は1:2の比率であることが知られている。しかし落葉樹の能力は常緑樹の倍あるものの、冬季は落葉して葉が無く実質効力を発せられるのが葉のある夏季半年であるため、常緑樹も落葉樹も通年で考えれば同じ効率となる。

 ② 全国の学校など教育機関、ネイチャーセンターで子供たちに植物の力を見せる事で地球環境保護の大切さを教えられる。

 ③ 世界に対し、日本の地球環境保全への取り組みの底辺活動をアピールできる。

 注)2005年~2008年当時、この装置の特許申請を早稲田大学から行ったが、当時の特許庁の常識ではあまりに普通の装置過ぎて「発明特許」は与えられなかった。しかしその後ビジネスに長けた企業が申請し特許なりそれに準じた利権を得たかもしれない。

小型化し持ち歩けるようにとプロトタイプの開発が始まった。

植木鉢の小さな植物でもデータはきちんと出た。


当時はまだ普及していなかったLED豆ライトをたくさん使って装置を作った。

これだけハンディであれば世界中どこへでも行ける。

東京ビックサイトでのエコプロダクツ展に出展、植物の専門家の講義など大人気だった。

小型化する一方で、人間がその中に入れる小屋装置を作り植物小屋の中で実験した。これはもの凄い反響で、いろいろ予測できない新事実、データが取れた。

2023年2月25日土曜日

団塊世代は20年前自分が関わった地球環境問題・脱炭素指向を再考する。 The baby boomer generation will reconsider the global environmental issues and decarbonization orientation that they were involved in 20 years ago.

  今からほぼ20年前、2003年大手広告代理店にいた時分、2005年の愛知万博「愛・地球博」に185日間出展するコスモ石油さんのブース展開の仕事を担当した。

 愛知万博はいわゆる万国博覧会として初めて地球環境を全体テーマに取り上げた博覧会だったと思う。新エネルギーの公共交通機関や場内巡回交通機関、天然木材を多用した建造物など「自然に優しい」だの「二酸化炭素を減らす」など新しいテーマが乱立した博覧会だった。

 この翌年2006年、米国元副大領のアル・ゴアが「不都合な真実」という衝撃的な地球環境に関するプロパガンダ本を出版し、現在のヨーロッパ中心の環境ビジネスの波に繋がったのは有識者であればだれもが知っている事だ。内容はあとで分かるのだがあまりにウソが多かった。

出たときは衝撃的だった。自分達の地球の危機という事で話題#1だった。広告代理店社員として読んでいなければ恥とさえ言われた。

 映画の中でワザと脚立に登ってまで説明するという演出でアピールしたホッケースティック(=有名な温暖化による気温上昇の警告。)に始まり、アフリカ・タンザニアのキリマンジャロの雪が融けたのも、南太平洋ツバルが水没しかかっているのも、北極の氷が無くなったのも全て地球温暖化のせい、人類が産業革命以後二酸化炭素を大量に排出したせいだと・・・。

 しかしこれらはすべてエビデンス付きで「嘘・間違い」であることが後に証明されている。ノーベル平和賞を貰ってしまった後ウソがばれても、自己主張を変えない辺り西洋人の「狡さ」が感じられて笑い話もなっているようだ。

 この事やオバマが「原発を失くす!」と出来もしない宣言をしただけで貰うなどがあって以降、ノーベル平和賞というのは「言った者勝ちのご褒美」というのが一般的常識になってしまった。

 ① 実は、かってキリマンジャロの雪は幾度となく無かった年がある。

 ② 沈みゆくとされたツバルは人口増加による地下水の汲み上げ過ぎなどいくつかの要因であることが判明。ツバル以外附近の他の島の水没傾向が報告されていないなどの点も指摘されている。ツバルと同じ海面上昇が世界的に起きていれば、オランダなどはとっくに悲鳴を上げているはずだろう?

 ③ もともと北極海の氷は最大でも厚さ1mもあるかないかで、1958年米国原潜ノーチラス号が北極の氷をぶち破って浮上したことからも、もともと北極の氷は非常に薄く過去幾度も結氷しない北極海が在った事実も発表された。

 これらで判る通り、地球環境変化の危機感を訴える事で利権を伴う「環境ビジネス」がヨーロッパを中心に盛んになったのもちょうど2005年以降だ。

 裏では自国の産業廃棄物をかっての植民地に大量に捨てている事を隠して進めるヨーロッパ各国の環境ビジネスは、ここ最近もメディアを使って鬼の形相で罵っただけで有名になったグレタ・トーンベリなどを裏で操る環境ビジネス企業中心に勢いを失っていないようだ。

 2005年愛知万博からメディアやSNS・ネットを使っての情報発信で「言葉・論調」だけで地球環境の危機感をあおり続けて今や20年が経った。

 地球環境はこの20年間で一体どう変わったのだ?

 低周波音を不気味に出し続けて回る風力発電は雨後の筍のように増え、渡り鳥が数多くプロペラで叩き殺され(地球自然破壊じゃないのか?)、飛行機で移動する際上空から見ても国土の随分多くの森林地帯の野山を破壊してやたら太陽光発電のパネルが広がっている。

 筆者は、どうもこの辺り地球環境保護の行く方向が2005年頃のそれとはずいぶん違ってきているのではないかと最近訝しんでいる。

 単純に二酸化炭素を吸って酸素を出してくれている樹林帯・緑地帯をどんどん潰し、植物を刈り取って太陽光発電パネルを並べる・・これって正しいのだろうか?本末転倒なのではないだろうか?

 

 2005年愛知万博で筆者はコスモ石油さんのブースを企画提案演出・実施運営まですべてに携わった。テーマは「植物の二酸化炭素吸収リアル実験装置」だ。

 これは地球上の酸素の多くを製造してくれている植物が、大気中の二酸化炭素を吸収して酸素をに換えて放出してくれている様子をリアルタイムで子供たち(もちろん大人も)に見せてあげよう・・という目論見から出来上がったものだ。

 紆余曲折・詳細物語は省くが、早稲田大学理工学部機械工学科(当時)の博士課程・修士課程の学生諸君と実験室に泊まり込み(筆者も参加)で作り上げたのがその実験装置だ。

 完成形は愛知万博185日間稼働し、なおかつその後全国各地の環境イベントで引っ張りだこになったものだ。最終的にはお台場の日本科学未来館に長い事展示・実働したもの。

 国や自治体は二酸化炭素排除に関して脱・二酸化炭素だのノーカーボン政策だの色々なヨコ文字を並べて、さも色々な事に努力しているよう広げているが、実際企業を通じて人間が作る「物」、お金を生み出す「製造物」にまつわる炭素低減化の話ばかりで、具体的に二酸化炭素を減らす行動はどうなっているのだろう?

 出てしまう二酸化炭素を低減させる努力だけで満足しているのでは?これじゃ、いつまでたっても地球上の二酸化炭素は減らないとは思わないのだろうか?

 

 つまり事実上一番二酸化炭素を減らし酸素を増やす働きを行ってくれる植物・樹林帯の拡大に関しては殆ど重要な提案・行動実施を行っていないのではないだろうか?

 例えば全国に広がる休耕田(マンパワー不足と余剰米削減のための施策)の常緑広葉樹植林化などは、やればすぐにでも出来るプロジェクトだろう?横浜国大の我が恩師「宮脇昭教授」の植林活動(海外の方が多い)を具体的に国が率先して進めるなどという話は聞いたことが無い。

 この辺り、机上で企画書や○○年プラン「脱炭素・カーボンフリー」と言っているだけのような気がしてならない。

 現状の産業活動を進めながら、環境に配慮する程度の「地球環境保全・カーボンニュートラル施策」などでは世界に向かって宣言した二酸化炭素軽減の約束など守られる訳も無いだろう。筆者はそう確信している。まあ当の昔に宣言を守れない時の言い訳を考えてはいると思うが・・・。(※これはどの国でも一緒だと思うが)


 2005年愛知万博に出展した「植物の二酸化炭素吸収リアル実験装置」の過程を当事者としてここで振り返ってみたい。

発案⇒試作機・実験製造が始まったのが2003年4月

2年後2005年3月初旬に本番用実験機が完成した。

子供たちが電話の受話器を通じて息を吹き込むと植物が二酸化炭素を吸収する様子がPC画面のグラフで判るようになっていた。

連日満員の盛況で列が出来た。当時のケニアの環境副大臣ワンガリ・マータイさんがこれを抱えてケニアに持って帰りたいと言った。(※もたいないの言葉で有名になった方・故人)


早稲田大学の機械工学科の学生諸君

もちろん筆者自身も施工からすべてメンバーと一緒だった。筆者左から二人目

岡山大学農学部の専門家にも参加して頂いた(小学校のクラスメート・左から2人目)

植物研究家でもある作曲家の神津善行先生とコスモ石油の鴇田広報室長(当時)

神津先生の植物本

愛知万博の後全国行脚の後お台場の日本科学未来館へ

 地球に残った最後の植物を育てるガラス張りの宇宙船、同乗管理する乗組員の人間同士が殺し合って死んでしまい、ただロボットが巡回して水遣りをしながら宇宙を飛んでいくという映画。植物と人類のいく先を暗示しているような映画。
 偶然愛知万博で我々が造った「植物の二酸化炭素吸収リアル実験装置」とこの映画のガラス張りの植物宇宙船の形状があまりにも似ているので驚いたことを想い出した。この映画の存在を知ったのは2010年頃の話だもの・・・。※映画製作は1970年頃

 英国イングランドの西の端辺り、セント・オーステルにあるエデン・プロジェクト。自腹を切って行ってみたが、植物と人類の共存解説に関しては世界最大の教育機関だろう。

 驚いたことに、我々の造った「植物の二酸化炭素吸収リアル実験装置」とほとんど同じディスプレーが存在していた。後に早稲田大学のスタッフも一部見学出張している。

装置の原理は殆ど一緒だった。

 ペンタゴンとヘキサゴンのW強化樹脂ドームは天井が非常に高いので、樹木の選定は一人乗りのガス気球で空中から行っていた。

 明日はこの装置を小型化したお話、その他エコプロダクツ展など。

2023年2月24日金曜日

藪から出たアオジを引き続き間近に観察する。 Observe up close again the Black-faced bunting that has begun to emerge from the bush.

  メジロとウグイスの説明をした昨日のこのブログを見て、「その差が判りません」という投稿を頂いた。そうなると今日のアオジなどはスズメやカシラダカとの差異を判別するのはもっと難しいと思うのだが・・。

 人間で言えばスペイン人とポルトガル人、ロシア人とウクライナ人を見分けろというに等しいかも?

 その今日のアオジはオスとメスで顔の色や濃さが違うので見分けやすいとは思う。ホオジロのオスとメスの差、モズのオスとメスの差に似ているかもしれない。

 その他のルリビタキ、ジョウビタキなどのようにオスとメスの差がはっきりとしている種とは違うので、その点からするとアオジの場合はよく観察していないと雌雄が判らないかも知れない。

 アオジも普段は藪の中に居て、春先に成ると藪から明るい所に出てくる種の一つ。奥日光の戦場ヶ原などでは5月くらいに成ると草原の低灌木のてっぺんで盛んに囀る。非常に綺麗な声でさえずるので一度聴いてほしい。

 今日の画像はちょうど藪から出始めの頃の画像を集めてみた。

 

オスの頭は濃い緑色をしている。明治神宮

メスは全体的に茶色。

野川流域でオス。

こちらもオス?いや、メスか?

メスが二羽?

右オス、左メス

どうやらオスが二羽、中央は緑っぽいがメスかも。

確実にオス 千葉県大町公園でこの2月。