2026年2月4日水曜日

千葉郊外の谷戸でウソの後昼過ぎルリビタキに遭遇。 I encountered a Blue-and-White Flycatcher in the afternoon after a Bullfinch in a valley on the outskirts of Chiba.

 ミソサザイ、ウソ、と続いて2時間ほど休憩を交えて散策を続け、アオジ、ウグイス、シロハラ、カワセミなどを撮影した後、再び谷戸のクリーク沿いのボトムへ降りて朝来た道沿いに散策を行った。

 朝9時開園と同時に殺到したバーダーさん達はもうほとんど園内にはおらず、カワセミが愛嬌を振りまいている水場の柵に陣取っているご近所のバーダーさんと思しきホリデー・バーダーさんばかりが目に付く時間帯。

 朝、ミソサザイを撮影した湿地・クリークの延長線上、何かが横跳びをしたので足音を立てない様気を付けて進んだらルリビタキの立派なオスだった。

 周りには誰も居ない。バーダーさん達は殆ど引き上げたようだ。基本的に野鳥は午前中日の出から数時間が活動期という常識に従っているのだろうか?

 しかし現実的に目の前に青い鳥がいるこの状況を考えると、このルリビタキが野鳥の中でも異質で変り者だというようには思えない。

 周りに人間がいないのでどのカットを見ても視線は撮影者の方を見ている気がする。野鳥は顔をこちらに真っすぐ向けている時だけこちらを見ている訳ではなく横を向いていても眼にはこちら撮影者を人間の数倍の視力で完全に視野に入れているのだ。
 
日の当たらない陰場での活動が15分ほど続いた

さすがに最初のうちは撮影者を気にしているようだったが飛去る事は無かった。



5分も経つとこちらの存在を警戒しなくなり、目の前で羽繕いを始めた。

50mほどあちこち留まりながら移動した。

こちらを伺い、木の枝伝いにチョコチョコ近寄って来た

暫くジーッとしていた後最初の所へ飛んで行ったが、もう追わずに帰途に就いた。

2026年2月3日火曜日

ミソサザイの谷戸の外側丘陵でウソに遭遇!I encountered a Bullfinch on the outer hill of the valley where the wren was there!

  ミソサザイのレポートが原因なのか、昨日から今朝までのこのブログへのアクセスが2000回を超えた。暫くこんな数値が無かっただけにパソコンもしくはブロガーのトラブルかと思ったほど。


2021年奥日光湯川沿いで

 普通はこの画像のように初夏の高層湿原や高原の清流で囀る姿が印象的な野鳥なのだが、枯葉山盛りの清流脇の暗部をチョロチョロ行く姿をブログ投稿で見て頂けるとは・・。

 しかしこのアクセス数、別の理由で急増することもあるので理由は違うかもしれない。


 昨日のミソサザイの谷戸内部のクリーク沿いの観察エリアから大きく800mほど回り込んだ谷戸エリアから丘陵エリアへのアクセス林道で日陰の樹木高部に何かが居るのを発見!

 6羽のウソの小群だった。谷戸の中で早朝樹木の間から見えたメス一羽の仲間なのだろう。陽も射してきたが明るい日の当たる部分には絶対に出てこないで、木の実?種?を採餌していた。 

谷戸に到着して最初に木々の間から見えた野鳥がこのウソのメスだった。

1時間半後谷戸から丘へ出る途中で、いつもアカゲラやオオアカゲラがいる林道で遭遇。


盛んに枝先の木の実?種?を採餌中






メスもまた木の実・種を採餌していた。思わぬ収穫だった。

2026年2月2日月曜日

首都圏でミソサザイに出遭える条件は? What are the conditions for encountering a wren in the Tokyo metropolitan area?

  キクイタダキ、ヒガラなどと同様、日本最小サイズの野鳥の一つミソサザイは基本的には高高度の山岳や高層湿原周辺で生息している野鳥。

 しかし、山の雪が非常に多かったり気温が非常に低い状態の場合平地へ降りて来て農家の納屋や軒先で越冬する標鳥(渡りではなく地域移動する種)の一種。

 今回久しぶりに千葉県内の郊外の谷戸で遭遇したのでご紹介。

 地方の農家ではミソッチョ、ミソッチョコ、ミソッチ、ミソッツグ、ミゾッコなどと呼ぶそうだ。英国ではロンドンの王立キューガーデンで何度も撮影した。

 筆者は高地では奥日光戦場ヶ原、八ヶ岳東側、霧ヶ峰八島湿原周辺、平地では三鷹市の野川周辺、そうして千葉県内の谷戸数カ所で遭遇している。

 いずれも条件は非常に良く似ている。

① 底が見えるほどの澄み切った清流附近

② 暗く木の葉や石や泥に埋もれた隠れるモノが多い環境

③ 腐木根・倒木穴、洞穴などを出入り

 高地における清流部、平地における排水溝(汚いほど良い)周辺で見かけることができるが、平地部で活動するのは朝9時前まで、夕方少しの時間・・・のようだ。繁殖期4月~6月の山岳部では囀りながら日中も行動する。但しこれはあくまで筆者の経験値なので、これ以外の行動もあると思う。

 今回遭遇のエリアは数年前にも数回遭遇した場所。相変わらず同じエリアに居たので同じ個体かその子孫かもしれない。※野生での寿命は1~5年(天敵による落命が多い)

 まずは不十分ながら昨日の20分間の生態撮影成果。眼が良くないと(検査視力と動体視力)暗い中でチョロチョロ動く日本最小サイズの野鳥は撮れない。

 周りでどれだけ撮れているかはシャッターの連写音で判るし、筆者が連写しているとすぐ撮影者が寄ってくる。もうこれは慣れ以外の何物でもない。

 これだけ朝早くて日陰で暗いと、チョロチョロのスピードに合わせて最低でも1/600位は欲しいのでISOはどうしても10,000くらいになってしまう。秒間小間数6コマで撮影した結果が今日のブログ。現場で新しい世代のカメラ(ミラーレスだの・・)+レンズとの差を感じて焦ったが、もう新しいカメラを買うつもりはないので経験値で勝負なのだ!

気温実測-0.5℃最初に枯葉の中から出てきた際のカット#1

撮られ慣れているようで、人間(撮影者)の壁にも動じなかった。




小さい金属音でチッチッと鳴いていた

シッポを立てて繁殖期の独特の姿に似ている



二度目も樹の根元の枯草のトンネルから出て来た。

こうして眼が合うと何とも言えない可愛さだ。

計20分ほどの出現だった。朝一番でもう充分な成果!