ほぼ世界中で観られるマヒワ、日本にも沢山いるはずなのになかなか出遭えない黄色い野鳥。三鷹の野川流域では数年置きに秋の今の時期にカワラヒワなどと一緒に群れでニレの実やハンノキの実を食べているのに出遭う。
そのほかでは九州・山口エリアでよく見かけた。
熊本市内の江津湖、天草の諸島部では春先に大きな群れで遭遇したことが有る。
ほぼ世界中で観られるマヒワ、日本にも沢山いるはずなのになかなか出遭えない黄色い野鳥。三鷹の野川流域では数年置きに秋の今の時期にカワラヒワなどと一緒に群れでニレの実やハンノキの実を食べているのに出遭う。
そのほかでは九州・山口エリアでよく見かけた。
熊本市内の江津湖、天草の諸島部では春先に大きな群れで遭遇したことが有る。
上野の不忍池でも、三鷹の野川でもカワウが活性している。木の枝を咥えて巣作りに勤しんでいる様子を見て遊んでいると思う人はいないだろう?
野鳥の繁殖と言えば春先・・・と決めつけてはいけないようだ。今日はそういった生態を切り取った画像をご紹介。
ヒヨドリは日本固有と言っても良い(台湾、朝鮮半島南部、サハリン、中国の一部にもいるが数は非常に少ない)野鳥の一つだ。このほかアオゲラ、キジ、ヤマドリ、カヤクグリなどが主な日本固有種だが、海外からのBURDERさんたちが都内でも出遭えるほぼ日本の固有種ヒヨドリを撮影したがるのは良く判る。
明治神宮の御苑(有料地区)でも海外からのバーダーさんがいるがヒヨドリを盛んに撮影していた。
東京に居てもあまりに普通の野鳥なので、野鳥撮影愛好家たちは「なんだヒヨドリか、うるせーなぁ」とレンズを向けたりはしないだろう?
珍しい野鳥、撮り難い野鳥だと眼の色を変えるのに・・・。
筆者は野鳥の生態に興味があるので、11月のこの時期すでに来季に向けてペアリングが終わっているつがいのヒヨドリの動きが気になる。非繁殖期には草木の実などを食し、繁殖期には羽虫など昆虫系、動物系の餌を獲るとあるが、現在11月は繁殖期でもないのに羽虫をフライングキャッチする場面をとらえたのでご紹介。
過去三日間、東京の気温の変化は少しおかしかった。三鷹市の最高気温、金曜日24.5℃、昨日13.5℃、そうして今日の三鷹の最高7.2℃。しかし筆者は野川を徘徊したせいで三日間とも汗びっしょりだった。カメラ担いで3日間で5万歩。
しかし、江戸時代お江戸か日本橋から京都三条大橋までの東海道五十三次、当時の旅人が1日30~40㎞(=最大5万3千歩)を旅荷を背負って歩いて宿場をつないで行ったことを考えると、全然少ない距離なのだが・・。※弥次喜多の東海道中膝栗毛もこのペース。
如何に現代人が歩けなくなっているか・・。
いずれの日もカワセミに遭遇。野川を徘徊すれば当たり前の話だが、時間的に早朝でもないのにカワセミたち活性化していた。来年の繁殖シーズンへ向けての準備時期なのだろう、縄張り争いがあちこちで頻繁に行われている。そうなってからもう約一か月が経っているだろうか?
繁殖前の争いは腹が減るから採餌も活発。水温が低くなると獲物の魚の活性が鈍くなるので大き目の餌を獲りやすくなるらしい。
筆者は写真コンテストに出すようなキレイな野鳥図鑑的画像ではなく、被写体が何かしている「生態写真」を撮ることを心掛けているので、ピンボケ、ブレはお許し願いたい。
この「生成系AIの影響」といったテーマに関しては3度目かもしれない。
テキスト中心のChatGPTが話題になり始めたのはちょうど1年程前だったろうか?当初出始めの頃は、メディアが競ってその驚くべき回答の速さ、出来栄えに狂喜乱舞したのは記憶に新しい。
NHKテレビのニュースは先陣を切って、ニュースのアナウンスをこれら生成系AIで音声を流し始めた。地方自治体も我先にChatGPTを採用すると宣言し、「我が自治体は周りより進んでいるんだぞ!」と周りの自治体にマウント行為を示しはじめた。
テレビ局はその威力を街頭インタビュー(もちろん全てがヤラセ)で如何にもChatGPTが便利で凄いモノなのかを吹聴・拡散し続けた。
大学生(もちろんヤラセ)に「去年のレポートは2日掛かってやっと提出できたのに、今年はChatGPTを使ったらサクサク出来て1時間で済みましたよ!」と言わせるなど、その便利さ加減、威力の凄さをアピールし続けた。報道も学生も昨年2日掛かって学び脳の細胞が増えたことを忘れている。生成系AIを使ったおかげでほぼ2日間で得られたはずの脳力を得られなかったことをまるで考えていない。
しかし、少し経つと科学者や有識者の間からその正確さに疑問が出始め、色々な不具合が報じられるようになってきた。
例えば公明党の山口那津男代表がChatGPTに「公明党の山口那津男とは?」と訊いたら、そんな人は知らない・・と答えたそうだ。
https://www.asahi.com/articles/ASR4M55WRR4MUTFK00G.html
決して笑い話では済まされない。山口那津男氏も相当がっかりしたことだろう。それ以外にも似たような話はいくらでも出てきた。
一方、大阪では大阪府の生成系AI使用と豪語した公式サイトで「大阪万博が中止ってホント?」と訊くと「残念ですが、中止です」と答えて大騒ぎになっているという。しかし、この騒ぎを「多少の間違いがあっても公式サイトを止めるつもりはない」と言った吉村知事のいい加減さにも呆れたところだ。
そこで、ChatGPTは怪しい=生成系AIは不確実だ、これを信じたらえらいことが起きそうだ・・。となって、世界中で生成系AIへの不信感が高まった。
同時に、マンハッタン計画で米国の科学者たちが「原爆」を造り出した時に似て、生成系AIが近い将来人類に非常に大きな悪影響を与えるのではないか?との疑念からChatGPTを世に送り出したオープンAI社の取締役会で事業拡大に進むアルトマンCEOが解任されるという、よくあるハリウッド映画のストーリーのような事件が起こったのだ。
すぐに解任劇は社員たちの猛反対(退職意思表示社員70%以上)で元の鞘には収まったものの、生成系AIの持つ「危険」に対し幅広い影響と人類に対するリスクを予測できる多くの有能な科学者(経営陣)たちが「大きな懸念」を持っていることが世界中に広まった意味で大きな事件だった。
つまり、「凄いモノが出来た!こんなに便利になる!」・・・と、単純・無邪気に飛びついたITやAI系の熟練者・専門家たちとは違い、「こういう便利なモノが出来たのは良いが、それを使う人間のスキル・人間性・基本的脳力によってとんでもない副作用・悪影響が出るのではないだろうか?」と訝しむ、心配する動きが世界中から巻き起こっているのが現状だ。
昨日NHKBSPでやっていた「ついに未来がやってきた!ロボット大全集」でもロボットの未来に関して、素晴らしい有効性と同時に生ずる人類への悪影響・不安事項などが語られていた。
まさに筆者が数回にわたりこのブログでその危機感を表してきたことに近い。
民放では報じないが、さすがNHKは今年の5月の段階でAIプロンプト・エンジニアリングの重要性に関して報じていた。要は生成系AIはそれを使う人間の脳が低かったり未塾だったりすれば、ろくな効果や回答を出さないというモノ。
IT、AIの熟練者・スキル保持者を自負する人間たちは、決して全員一般的な物事の発想能力、企画能力、幅広い知識、言語のボキャブラリーに長けている訳ではない。つまり決して知っているからって有能なプロンプト・エンジニアとは限らないのだ。
これをAIに関して良く判っている、知っている・・と勘違いし、間違った生成系AIの存在を解説しがちであることを筆者は危惧する。
車の普及で人類が歩かなくなり健康に影響が出始めた。ファーストフーズ、コンビニフーズなど大量既製食料品の摂取拡大で添加物その他の過剰摂取による健康への悪影響拡大など世の中が便利になったことと引き換えに人類がどんどん劣化し始めているのをご存じだろうか?
一方、スマホの普及でPC使用者が激減中だという。キーボードを叩かなくなって指先活用が減り、さらに小さな画面の文字を見るだけ、情報を選択するだけ、GPSで目的地にたどり着けるため事前調査をしなくなるなど人間の脳がどんどん退化しているという科学的根拠データも出ているという。
メディアのスポンサーがこれら自動車産業・スマホ端末製造企業・食料製造販売の大企業なのでメディア・マスコミはこの危険性を報じない。たばこの害や工業排水による環境汚染の問題ほど報じない。
日常、新聞その他既存メディアに加え、日々ネット情報を選択しながら見て、己の知識を毎日更新し続ける必要の重要性を感じざるを得ない。
海外からの観光客で今や東京はどこもかしこもインターナショナル?
日本の東京首都圏で街中の紅葉と独自の日本文化(街並み、風俗、行事、食べ物)に触れたいと、大勢の海外からの観光客が集中しているのが明治神宮、浅草の浅草寺界隈だ。
このブログで幾度も述べている通り、無料で、休園日がなくほとんどいつでも開いていて日本文化の極致を楽しめる点でこの二か所は9割外人1割日本人という状況が続いている。
ところが今年の夏が暑すぎた為、赤系の紅葉が茶化シュリンクしてしまい残念。逆に名所より原宿駅前の方が奇麗だったりするが、日本人含めてあまり気が付かないようだ。
筆者、野鳥の定点観察の場として都内の緑地をいくつかベースとしているが、ここ2~3年は明治神宮の御苑が多い。つい数日前もアオジその他冬鳥を確認し、季節の移ろいを確実に感じた所だった。
新宿御苑ほど池が多い訳ではないのだが、去年はホシハジロ、オシドリ、カルガモ、カイツブリ(つがいで繁殖も)などが少数飛来していた。
で、今年はカイツブリが今のところ一羽常駐している様だ。今回はそのカイツブリに集中して撮影。
日本を離れる数日前、野川で二羽のカワセミの縄張り争いらしき「お見合い⇒紛争」に遭遇。たまたまコンデジしかなかったので、コンデジでひざ下まで川の水に浸かりながらその様子を撮影した。そのレポートは翌日10月8日のこのブログでご紹介済み。
http://yamasemiweb.blogspot.com/2023/11/1111-following-yesterdays-appearance-of.html
今回は何か冬鳥が来ているか?と自然観察園内部を徘徊したのだが、居たのは相変わらず近所の捨て猫に餌をやるオバサンくらいなものだった。
「自然観察園」と立派な名称を持つ植物が豊富な施設なのに、入り口に捨て猫が数匹いて自称ボランティアの高齢女性群がエアをやりに来ている。これら猫のおかげで以前いたカシラダカ、アオジ、クロジ、ウグイスなどのヤブ鳥が居なくなってしまった。
いったいどこが自然観察園なのだ?自然観察園で捨て猫を養うこの異常さ。小金井市という所はそういう処らしい。餌やり婆さんたちが死ねば、この猫たちも自力でなど餌は獲れない(今の猫はネズミを捕れない)ので死ぬ運命だという事が判らないらしい。メディアも何故こういった理不尽を取り上げないのだろうか?
で、その自然観察園から出て数秒で「チィーッ」という聞きなれた周波数の声を聴いた。同時に青いものがピーッと細い川面を横切るのが見て取れた。野鳥撮影者の本能だろう。
一羽のカワセミを撮影していたら、その真上をもう一羽が通過した。つがいが成立したのかと思いきや、相手もオスだった。休日で両サイドの土手を犬連れで散歩する人多し。
しかしそんな中、カワセミは生涯の一大事!にらみ合ったまま動かない。今日はそのレポート。