2019年3月28日木曜日

東京吉祥寺の井の頭公園でも春が一杯! Spring is full in Inokashira Park of Tokyo Kichijoji.

 フィールドというと、どうしても人里離れた奥山や里山を思い浮かべてしまうが、野鳥たちにとって樹林帯さえあれば逆に人間が沢山いる方が過ごしやすいというのは事実が証明している。

 野鳥にとっての天敵は、猛禽類や四つ足のイタチやテンの類だろう。猫や犬も一応好む相手では無いが、余程の野良猫以外野鳥を獲って食う程根性の据わった家ネコはそうそう居ない。岩合さんもそう言っていたかどうかは定かではないが。

 何を言いたいかというと、東京都心に近い公園には意外と自然があるという事だ。以前テレビでやっていたが、井の頭公園ではサンコウチョウやオオタカなども時たま飛来するという。

 昨日、都心の帰りに吉祥寺で降りて井の頭公園~玉川上水~三鷹市井口の最近皇族の子女が卒業した国際基督教大学を歩いた。14kgのデイパックを背負っていたので汗びっしょりになったが、2日続けての15,000歩超えはきっと健康に良いだろう。

 ソメイヨシノ開花後数日で全国一番に満開宣言された東京地方。井の頭公園の桜もほぼ満開だった。しかし、上を見上げて歩く人々とは逆に今日は地上の様子を中心に観察した井の頭公園の佇まいをご紹介。
色々な桜が咲き誇るのが井の頭公園の特徴。筆者は数年前死んだゾウの花子が自然文化園に来た約60年前から贔屓にしている公園だ。

昔から変わらない此の噴水も特徴的。

桜と言えばヒヨドリとメジロ!しかしメジロは既に囀り期間へ突入で、あまり桜には来ないようだが、上野公園ではどうだろう?

日陰にはカタクリの花が数十株咲いていた。

初めて視たヒトリシズカという山草、花弁が無い花で若葉がガードしていた。沢山生えていたのでミンナデシズカ?

スミレ

スミレの群生エリア、結構驚かされる光景だ。

お馴染みムラサキハナナ(花大根)も群生するようだ。

何とも気の早いヤマブキ。

シメが数羽で採餌していたが、これは見張り役らしい。

盛んにキョロキョロしていた。

高い樹の梢ではメジロが囀り始めた。