上野の不忍池にユリカモメが帰って来たことは、数日前のブログでご紹介した通り。この頃南の九州の八代ではズグロカモメが盛んに球磨川河口の干潟で採餌する。
此のズグロカモメは関東のユリカモメに非常によく似ているがくちばしが赤くなく黒く短いのが特徴。それ以外の部位分はユリカモメに似ている。夏に成れば頭の部分が真っ黒になるし、足元も赤い。
人吉にヤマセミ観察で行く際は、必ずこの八代市の球磨川河口で数日野鳥の観察を行う。
まず今日はそのズグロカモメの優雅な飛翔シーンをご紹介!
上野の不忍池にユリカモメが帰って来たことは、数日前のブログでご紹介した通り。この頃南の九州の八代ではズグロカモメが盛んに球磨川河口の干潟で採餌する。
此のズグロカモメは関東のユリカモメに非常によく似ているがくちばしが赤くなく黒く短いのが特徴。それ以外の部位分はユリカモメに似ている。夏に成れば頭の部分が真っ黒になるし、足元も赤い。
人吉にヤマセミ観察で行く際は、必ずこの八代市の球磨川河口で数日野鳥の観察を行う。
まず今日はそのズグロカモメの優雅な飛翔シーンをご紹介!
昨日の東京三鷹の朝6時前の気温は2℃以下だったようだ。霜柱も出来て冬本番の佇まいに成って来た。東京郊外の住宅地でも野鳥の姿が頻繁に多く見られるようになっている。
今日のこのブログは、久しぶりにヤマセミのダイブ採餌。いつも見慣れた人吉市内ではなく隣の球磨郡錦町の球磨川本流での採餌ダイブ。周りに民家はほとんどない。したがってヤマセミ自体も人吉市内の常連の個体とは違い人慣れしておらず警戒心が強いので、撮影は遠くからに限られた。
アオサギの見守る中、結構ロングダイブからの採餌だった。距離20m以上の長いダイブだった。いつも思うが、どうしてこの距離から水中の獲物が見えるのか不思議でしょうがない。
グレン・ミラー管弦楽団も、ベニー・グッドマン管弦楽団もそれぞれトロンボーン奏者とクラリネット奏者が指揮する世界的に名高いアメリカのビッグバンド・オーケストラだ。
第2次世界大戦の最中が活躍のピーク(グレンミラーは1944年に飛行機事故で死亡)なので、筆者が生まれる前に最盛期だったビッグバンドだ。
しかし、そのサウンドはレコードを通じて幼少期の自分に刻み込まれている。同時に1950年代60年代のNHKの番組「夢で逢いましょう」や民放の「シャボン玉ホリデー」で盛んに取り上げられたので、団塊世代のご同輩は皆さんよくご存じだろう。
これらの名曲をいま日本国内で結成できる最高のミュージシャンを集めて作られたバンド「鈴木直樹とスイングエース・オーケストラ」でやってみよう・・・という神津先生お得意の実験コンサートのようなものが昨日の府中芸術劇場でのコンサートだった。
1枚4,000円のチケットは決して高くない。多分今回も営業的に見ればコンサート自体真っ赤な赤字か、良くてトントンだろう。神津先生の音楽事業は決して金儲けが目的ではなく、本当に良い音楽をレベルの高い演奏家によって、判る人にだけ丁寧に面白く広める・・音楽家としての活動なので、地道な活動が多い。普通の音楽コンサートとは理念からして違う。
故・三笠宮寛仁親王殿下が障害者へ特に生の良い音楽を聴く機会を続ける・・・と「愛のコンサート」を続けておられたのを、しっかりサポートし続けて来られたのも、まったく目的が同じだったからだと思う。少なくとも筆者が神津先生に初めてお逢いした1994年以降はずーっとそうだ。
今日のステージでの話の中でも、かの江利チエミは「シャバダバダー」などのスキャット歌唱法だけを学ぶために米国へ渡ったという話、ジャスを歌わせたら現役歌手では八代亜紀が最高なのだが・・という話など、音楽好きが為になる「ネタ」を披露しておられた。
1990年代の終わりころから、ラップはじめインストルメンタルで聴くと何が何だか判らないような曲が若者に流行り始め、かって音楽全盛期(1950~70年代)に育った団塊世代は、年取ったせいもあるだろうが、ヒット曲音楽界にまるで見向きもしなくなった。
半面、今や具体的でリアルな物証が伴わないネット配信や、かけた際の音量が判らないCDより、空気感と30㎝四方のジャケットと共に実在性を感じさせてくれるレコード盤の良さが再認識され、急速にリバイバルし始めている。決してオールデイズ・ジャンルだけに押し込められない数多くのスタンダード名曲が再ヒットし始めているような感じがする。
日本の音楽界も、どの局にダイヤルを回しても出演者がくだらない世間話ばっかりして、いつまでも曲をかけないFM放送とはおさらばして、ロンドンやニューヨーク、ホノルルのように常時曲が流れるジャンル別音楽専門チャンネルのFM放送局に成るべきではないのか?期待しても無理だろうか?
そういう意味で色々考えさせられた、今日の神津先生のコンサートだった。
既報の上野不忍池で野鳥の飛来を待ちわびた人たちが放るパンくず目がけてカモやカモメが殺到するのだが、その後の奪い合いが見ていて面白い。
渡りの長旅で腹を空かせているのか、羽休めする水鳥は争奪戦に参加できずに仲間どうしで固まっている。実はパンくずを食べない種なのかもしれないが・・・。
ホシハジロやヒドリガモなどはパンくずに殺到せず、遠くで固まってジーッとしていた。到着直後で疲れ切って羽休め中なのかもしれない。ユリカモメも京都嵐山の渡月橋付近などで視られるパンくずへ殺到する勢いはなく、元気なモノだけが戦列に参加していた。
しかしオオバンは数にも物言わせ、やたら水の上を走り回って奪い合いをやっている。ユリカモメはパンくずを咥えると飛んで逃げるが、オオバンは飛ばない。カイツブリのように水上を走り回る感じ。飛び立つまでに距離が必要なのだろう。カモメのようにすぐに上昇できないようだ。
この辺り水鳥毎の飛翔能力や採餌方法の違いで個性が出るのが面白い。
1週間前、11月17日に行った際は常駐のカルガモとカワセミしかいなかった上野不忍池に突然多くの水鳥が戻って来た。
ここ1か月、毎週1回不忍池に通いユリカモメ他水鳥がいつ戻ってくるか?季節に合わせて観察していたのだが、水鳥は徐々に種類が増えていくのかと思いきや、突然フルメンバーで表れているには驚いた。
附近の常連客達も待ちかねたのだろう、パンくずをばらまくものだからオオバンがユリカモメを追いかけ回すなど、もう大騒ぎ状態だった。本来野生のカモ類なので餌をやってはいけないのだが、もうここに限って言えば無法状態。
全国を探してもオナガガモが歩く人間達の股の間を小走りに抜けていくような所は此処しかないのではないだろうか?上野動物園の鳥類舎にオナガガモなどが居るか否か判らないが、不忍池の方が余程動物園状態だ。
今日確認した水鳥は、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ハシビロガモ、スズガモ、セグロカモメ、ユリカモメ、
昨日の新宿御苑のレポートに関しては相当驚かれた方がいらっしゃったようで、反響にビックリしたが、今日は身近な三鷹の野川流域のけっこういける紅葉をご紹介。
此処の紅葉を堪能すれば、わざわざ紅葉より歩いていて前の人の頭を見続けるような、人混みの京都へなど行く気がしないというのが筆者の正直な想いだ。
どうやらいつもランニングする野川土手鍛錬コースの紅葉がTVで紹介されたようで、今日走っていて、いつもの紅葉時期の数倍の人出で驚いた。高齢者の施設からの車椅子に乗った方々も多数来られていたようだ。
要は、今まで全然紅葉の名所でも何でもない場所が、突如TVで紹介されたことで観光地化する瞬間を体験したような気がする。
今日はいつもの様にランニング8㎞の際にコンデジカメラをデイパックに入れて走ったので、それで撮った画像になる。大きな一眼デジタルカメラで撮影したかったが、重くて背負って走るには適さない。コンデジでちょうど良いような気もする。最近コンデジは相当優秀だと思う。