2013年6月30日日曜日

■ Hokkaido Kiritappu Wetland -3. 霧多布湿原ー3.

 Today's report is last time of Kiritappu Wetland. If you come to Hokkaido, you should come to any other good place. There are many famous bird-watching places near by cities in Hokkaido. For example, Aoba-koen park in Chitose city, Mt. Maruyama Primeval Forest in Sapporo, Nopporo Forest Park.

 霧多布湿原の最終回はアカゲラとノビタキ、ノビタキとアオジのツーショットを掲載。これだけ広い霧多布湿原で二種類の野鳥を同じフレーズに入れるのは難しい。ノビタキはいくらでもいるが、アオジが此処まで下りてくるのはなかなかチャンスが無い。

Great spotted woodpecker in Kiritappu Wetland.
霧多布湿原観察センター庭に居たアカゲラ。この鳥を見る度に「啄木鳥」と云ったのを小学校のバードウォッチング好きで英語の教師をしていた同級生に「そういう名の鳥はいないのよっ!」と、勝ち誇ったように咎められたのを思いだす。「じゃ、ウッドペッカーを訳してご覧?」と切り返したが、私の野鳥世界への入り口はこの瞬間だったのかもしれない、今は昔。

Black-faced bunting on the left, African Stonechat on the right.
一本の樹に左にアオジ、右にノビタキのツーショット。アカゲラとアオゲラ、ヤマセミとカワセミ、ヤマセミとオシドリ、キビタキとオオルリ。こういった異種2羽の一発撮り画像で写真集を創ったら面白いかもしれない。次回以降の候補にしようと思う。

African Stonechat in a Wetland.
ノビタキは南は人吉から此処霧多布まで全国どこに行っても居る。
 
Japan Rail Nemuro Line is going from Takikawa to Nemuro. 
JR北海道の根室本線、熊本の肥薩線と同じくらいの運行本数だ。
1両だけの運行だが、霧多布湿原は茶内か浜中のどちらかが近い。

2013年6月29日土曜日

■ Hokkaido Kiritappu Wetland - 2. 霧多布湿原ー2.

  I'd like carry on Kiritappu Wetland birds report. In 2008, It was not only cold winter , but windy at Eastern Hokkaido. And It was so foggy in a morning time. This means it was so moistured in Kiritappu Wetland. So Natural environments of this area is same as 1000m high mountain. Kiritappu Wet land is 0.5m height level from sea surface. Also birds of this area are almost same as high-mountains.

 霧多布湿原は東西9~10km南北4~5kmの広大な湿原だ。この辺りの住民は車が無ければ生きていけない。この出張の時に泊まった海岸沿いのペンションから5km離れた丘の上の霧多布湿原センターまで歩いて行ったら1時間20分掛かった。途中で警察の車と一般の人の車に二度ほど「大丈夫か?」と声を掛けられた。センターに着いて話をしたら「春先はヒグマが出る事も・・・」と言われてビビったのを覚えている。此処には標高1000m位の山岳に居る野鳥が結構いた。気温が低く霧が多くて湿度が高いのが理由なのか?

Japanese marsh tit is one of the most popular bird in Kiritappu.
パッと見コガラだと思うが、北海道にはほとんど同じ形のハシブトガラという名の固有種が居るとの事。野鳥学者でも写真を視ただけでは判らず2者を手に取って比較しないと判らないというからここではコガラとしておく。スズメとニュウナイスズメほどの差も無いから、この写真だけでどちらだと論戦しても意味がない。
 
 

Black-faced bunting/ortolan is very ordinarily bird all over Japan in winter time.
アオジという野鳥は基本的には藪の中で生活する、ウグイスと同じような生態だ。春先に樹上で囀るのまで似ている。オスは濃い深緑色の頭が特徴で好きな野鳥の一つだ。

Long-tailed Rosefinch is also representative bird of winter season.
ベニマシコは寒い所に行けばいくほど赤みが増すような気がする。特に冬の枯れ木の中に居ると非常に綺麗に見える野鳥。信州霧ケ峰八島湿原で晩秋に5mの所まで近寄ってきたことが有る。その他軽井沢、八ヶ岳高原などで良く見かける。
 

Brown-headed thrush is same group of pale thrush, also winter birds.
アカハラはシロハラと同じで関東には沢山居るが、九州ではあまりお目に掛からない。九州はシロハラがやたら多い。全然関係ない話だが、その昔60年代にアメリカのテレビ番組「0011ナポレオンソロ」のUNCLEの敵の集団が「スラッシュ」という名前でその時ツグミという鳥の名前と知った。カラス、ハト、スズメ、ツバメの次に覚えた野鳥の名だった。
 
 

2013年6月28日金曜日

■ Hokkaido Kiritappu Wetland - 1. 霧多布湿原ー1.

  Mid of spring in 2008, I have been in Kiritappu Wetland Hokkaido. It was already finished cherry blossoms season in Tokyo, but eastern Hokkaido was still covered by snow in a valley area.
  Kiritappu Wetland is controled by NPO group Kiritappu Wetland national Trust.
  Today's photos are started with Limited woodpecker which live only in Hokkaido.
Grey-headed-woodpecker is looks like Japanese green woodpecker but detail is little bit different. Grey-headed-woodpecker has no horizontal stripe on his abdominal. Japanese green woodpecker has it.please check it on the pictures.
 2008年5月北海道の東岸・厚岸(あっけし)よりさらに東の霧多布湿原に行った。とにかく何もない、人間よりはるかに自然動物の方が多いNational Geographicにでも
出て来そうなネイチャー・ランドだった。洞爺湖国際環境サミットが行われる直前で札幌での国際環境展へNPO霧多布ナショナルトラストの出展要請打ち合わせで行ったのだが、丸2日間野鳥撮影に暮れた。そこで出会ったのが北海道にしか生息していない「ヤマゲラ」。東京三鷹の自宅から撮影した2枚目の画像「アオゲラ」と見比べて欲しい。頬の赤い斑点も脇腹の白黒の横線も無い!まだ完成していない塗り絵状態といった感じ。


Grey-headed-woodpecker. It called YAMAGERA in Japanese.
[Gera] means woodpecker in Japanese.
ヤマゲラはのっぺりとしているが目つきだけは環境の厳しさを反映しているのかえらく鋭い。街中ではめったにお目に掛かれない眼光の鋭さだ。渋谷でこんな目つきで歩こうものなら一発で職務質問だろう。
 
 
Japanese green woodpecker.It called AOGERA in Japanese.
[Ao] means green or blue color.
それに比べ我が家の自分の部屋から撮影したこちらのアオゲラは何処となくのんびりとしているように見える。今年の春先はドラミングがうるさかった。我が家の西側には武蔵野の某大学の広大なキャンパス森林地帯が接している。キャンパスの森に営巣するオオタカが時々上空を舞う。
 
A pair of Japanese crane in Kiritappu Wetland. It's a one of Japanese natural treasure.
タンチョウは釧路の鶴居村と専属契約でも交わしているのかと思ったら、霧多布湿原にも完全野生でつがいが居た。キタキツネやいろんな脅威が居るだろうに、悠然と餌を捜していた。しかし、街道筋の民家のすぐ裏まで来ていたので、やはり人間の生活圏の方が安全だという「何か」が経験値として有るのだと思う。
 
Kiritappu Wetland is wide 3168ha 9km×4km.
「超」広い霧多布湿原、これで全体の十分の一程度しか写っていまい。向こうの丘
まで直線で5kmは有ろうか。必ずもう一度撮影に行こうと思っている。

2013年6月27日木曜日

■ Grey heron & Black-crowned night heron


 When I was waiting Yamasemi for photo shooteing, Two kind of herons appeared in front of me.  After 10 minutes, Black-crowned night heron catchs big black fish seems like Black-sleeper. Next moment Grey heron suddenly move to intercept the fish. Today's photo is these five.

Grey heron
アオサギ=国内最大の大きさのサギ
 
Black-crowned night heron 
頭が黒い夜のサギ・・の名の通り夜行性のゴイサギ。ゴイとは従五位のゴイを意味する鳥類の中で唯一天皇に御目文字叶う高貴な位の野鳥。真っ赤な目が特徴。
 
Catches a Black-sleeper
多分ドンコの様な20cm程度の魚をゲットしたゴイサギ。日中からこういうシーンを撮影できたのは珍しい。基本的にゴイサギや夕方から行動する野鳥。
 
Suddenly Black-crowned night heron run to hide.
いきなり逃げ始めたゴイサギ、

Grey heron starts to chase for intercept fish.
ゴイサギの獲物を横取りしようとアオサギが猛然と襲いかかった。間一髪ゴイサギは急ターンでこれをかわし逃げおおせた。

2013年6月26日水曜日

■ It is Rainy and flower season in Japan now.

  From Top of June to middle of July,It is rainy season in Japan. This rain come from  sesonal front, we call it TSUYU. Sometimes It makes to much loss and damages for human and public systems. But in a country side, We have so many kind of flowers, good to photoshoot.

 カラ梅雨かと思われた今年の梅雨もやっと本格的な雨が続き、人吉の師匠から届いた画像を観ると、球磨川本流も増水し濁流となっているようだ。こういう時期には釣り人も入らないので殺伐とした河景色になっていると思われる。

 
 この時期、雨だからこそ目立つ花が有る。紫陽花とねむの木、立葵だ。人吉界隈にはこれらが非常に多い。ヤマセミもねむの木に埋もれて隠れたりする。他のエリアではまずこういう事は少ないだろう。

 Hydrangea= Japanese original flower.
 
紫陽花は日本原産の花でヨーロッパ、特にオランダでは大人気の花。
 
最近大人気の紅額紫陽花の一種
 
球磨川から少し山中に入った天子の泉という公園が凄かった!
 
Hollyhock  
大きなタチアオイが農道に沿って咲いていた、胸川沿い。
 
Albizzia Tree
やはり川沿いに非常に多いねむの木、今が盛りと咲いている。
 
 
 


 
 

2013年6月25日火曜日

■ Great Spotted Woodpecker in childcare アカゲラの育児

 6月半ば過ぎは全国至る所でアカゲラなどが子育ての最中となる。武蔵野の野川流域は多くの公園や学校施設が有り、鬱蒼とした森林状態のエリアが多い。特に野川沿いのハケと呼ばれる河岸段丘の国分寺崖線附近はアカゲラ、アオゲラが多く住み付いている。少なくともコゲラ、アカゲラ、アオゲラは注意して観察すればほぼ確実に撮影出来よう。

 つい数か月前には初めて1つのファインダー内にアカゲラとアオゲラを入れ込んで撮影できた。これはヤマセミとカワセミを同時に撮影するに匹敵する難しい事だ。

今日の画像はアカゲラの子育てをアップする。オスとメスが交代で給餌に巣穴に戻るシーンの紹介。

Great Spotted Woodpecker ♂ Male of  Great Spotted Woodpecker has red spot on his head. オスのアカゲラ=後頭部が赤い。
 
 
Male Woodpecker brings full of insects on his beak. 
口いっぱいに雛の餌になる昆虫を咥えて戻ってきた。
 
The another side of sight. In this site, it 's so difficult to look his face. 
別の角度から巣穴を観察。この位置だと常にアカゲラは後姿。

Female of Great Spotted Woodpecker  ♀ without red spot on her head.
メスもせっせと餌を運ぶ。メスは後頭部も真っ黒で赤い部分が無い。アカゲラなどの巣は雛が単調に規則正しく鳴き続けるので割に判りやすいが、あまり近寄ると育児を放棄するので気をつけたい。巣穴を覗き込んだりストロボを発行させて巣の中を撮影するなどもってのほかだ。最近はそうやって撮影するカメラマンの名を挙げて非難する動きが有ると聞くが、もっともな事と賛成する。

 


2013年6月24日月曜日

■一日に4つの河川でヤマセミに出遭う奇跡!

■一日に4つの河川でヤマセミに出遭う奇跡!

先週6月19日は人吉で朝郊外の胸川と球磨川本流で、昼前10時半に氷川の立神峡、午後には川辺川でそれぞれヤマセミに遭遇、証拠画像を抑えた。リクエストに応えて掲載する事にした。胸川と氷川流域での撮影は初めてだった。

 九州南部はヤマセミが多く生息すると言われているが、水量が豊富で綺麗な河川が他の地域に比べて多いというのがその理由であることは間違いない。峠を越えて宮崎県側に入っても山間の渓流に沿った道を車で下ると必ず鳴き声が聞こえてくる。もっとも午前中早い時間に限るが。

 
早朝、胸川の上流域を行く♀民家の屋根に留まっていたのが窓から顔を出した途端あっという間に飛び去った直後の画像。球磨川本流とは比較できないほど警戒心が強い。

球磨川左岸へ流れ込む支流胸川はほぼ全域岩の川床の為、多少の雨では濁らない。川辺川も昔はこれと同じ環境であったそうだ。
 
こちらは八代市東陽町の氷川・立神峡のヤマセミ♂、川辺川の様に竹林が多いのが特徴。川幅は40m程しかなく、車の中からの撮影しか出来ないだろう。
 
川の真ん中で旋回した♀。上の画像とつがいと判断した。胸川ほどではないが球磨川本流の個体より警戒心は強いかもしれない。しかし立神峡は一応観光地なので、ヤマセミの方も観光客に慣れていれば意外に撮影しやすいかも。
 
球磨川本流と川辺川の画像は新たにGALLERYに今回第6次撮影行と称しての成果特集をアップしたのでそちらを観ていただければと思う。
 
 

2013年6月23日日曜日

〇人吉エリアのヤマセミ繁殖活動・最終段階

〇人吉エリアのヤマセミ繁殖活動・最終段階

 今年はとうとう6回目の人吉撮影行となった。事前の天気予報・台風3号接近で1週間延期したのが良かったのか悪かったのか。ヤマセミ達の繁殖活動・幼鳥教育も最終段階に入り幼鳥のかたまりを撮影できる時期は終了したようだ。5月10日頃から順次巣立ったヤマセミの幼鳥たちは自力で採餌できない状況が30~40日程続いていたが、そろそろ自力での採餌が出来るようになり親鳥と付かず離れず移動しながら生活を始めたようだ。

 球磨川本流のファミリーは6月1日の鮎釣り解禁日以来あまり姿を見せなくなり、万江川流域のファミリーも6月15日を境に別の場所に移動したようだ。川辺川に関しては6月20日現在幼鳥がまだダイブしては木の葉を盛んに採取しているので、しばらくは親鳥の給餌サービスを受ける事だろうが、こちらが観察したり撮影したりできる場所に幼鳥がまとまる事は無い。この先、梅雨時期の河川の増水で幾つかの幼鳥が自然淘汰される事だろう。来年まで何羽生き延びることが出来るか・・・。

6月も後半になり「ねむの木」の花が見頃になり始めている。球磨川水系にはねむの木が多い。花鳥風光明媚の画像を撮りたければこれからがシーズン、雨が多いが。



子育て最終段階に入った球磨川支流のポイント。6月15日を最後にこのようなシーンは視られなくなった。場所を移動したようだ、今はアオサギ幼鳥の天国。

川辺川にまだオシドリが居た!つがいで3ファミリー。実際お互いの距離は凄く離れて居るがヤマセミと並んで撮影できた。面白い取り合わせかもしれない。
 
雨の川辺川ではアオサギが餌を咥えながらまるで白鳥のように泳いでいた。こういうシーンは初めて視た。本当に泳げるのだろうか?長い足で川底を歩いているのだろうか?  

2013年6月21日金曜日

■台風直前のヤマセミ川辺川ダイブ

■台風直前のヤマセミ川辺川ダイブ

台風4号崩れの低気圧が人吉を直撃という事で、帰京したこちらは久しぶりのまとまった雨で人吉盆地も潤うかな?と思ったがさほどでもない様だ。
とりあえず、今回の第6次人吉撮影行の画像を整理中だが、採餌の為のダイブを今回は5回ほど起承転結を撮影できた。そのうちの成功例を合成してみたのでご披露したい。場所は川辺川中流域、撮影しにくい場所だが小雨の合間を狙って撮影。レンズはしたがって今までのSIGMAレンズ50-500mmZOOM

約45度のダイブ、一直線ではなく、いささか蛇行曲線を描いている。


最終のダイブ入水の部分は昨日のブログで紹介済み。流れは瀬の部分よりは遅いが充分に流れの速い場所。ねむの木の花に囲まれた非常に情緒的な枝からのダイブだった。採餌後の状況も昨日のブログ上で公開した画像通り。

 球磨川流域は市房山付近を源流とする「球磨川本流」に今や本流の流れを超えた清流としての川辺川、岩場が多く少しくらいの大雨でも濁らない胸川、万江川(まえがわ)などいくつかの水量の多い支流で成り立っているが、今の所すべての支流にヤマセミが生息しているようだ。そんな中、今年の梅雨は人吉地区ではカラ梅雨に近く市房ダム湖は干上がる寸前。ブッポウソウの撮影に行ったときには本来ダム湖の湖水が有る場所、現在は湖底から探す事が出来たほどだった。
市房ダム湖の6月18日現在の状況

2013年6月20日木曜日

■台風4号が近づく中ヤマセミの育児は続く!

■台風4号が近づく中ヤマセミの育児は続く!


 台風4号が梅雨前線を刺激するので、今日はもう完全に大雨と思いきや、時折小雨は降るものの川辺川では陽が射す時間の方が長い感じで、終わりに近づいた此処のヤマセミ親子の生態を観察、飛翔シーン、採餌シーンなどを撮影できた。

必死に幼鳥のための採餌を繰り返す母親ヤマセミ
 
豪快に水しぶきを上げて浮上した口には大物が!
 
とりあえず、朝の給餌を終えて喜んで飛び回るヤマセミの母
 
今回の人吉撮影行は半分は雨で撮影が出来ないと思っていたのが、すべての日に何らかの形で撮影が出来て非常にラッキーだった。特に1日に4つの違った河川でヤマセミを撮影できたのは自分の読みに自信が持てた良い傾向だった。明日の昼間弱いながらも台風が人吉上空を横切るようだ、これでしばらくは球磨川流域も濁ってしまうかも。それだけが気になる。
 
 

2013年6月19日水曜日

■今日は雨のはずが・・・4つの河川でヤマセミ撮影

今日は雨のはずが・・・4つの河川でヤマセミ撮影

今日は終日雨模様のはず、朝は久しぶりに寝坊できると思いきや、朝5時前に晴れた人吉の景色が鍋屋本館の部屋の窓の外に見えた。球磨川の川音を聞きながら天候もチェックできる川側の部屋をいつも提供して頂き大変重宝している。パソコン作業台も用意してもらって画像処理やブログアップが現場でできるので大変助かっている。

 朝、球磨川支流の胸側、朝8時に球磨川本流、昼前に八代市東陽町の氷川・立神峡、夕方4時過ぎに川辺川中流域でそれぞれヤマセミの生態を撮影。特に球磨川本流ではつがいが仲良く1時間もいろいろサービスしてくれた。CanonEF500L SLⅡの威力はもの凄い。特に×2エクステンダーを付けて1000mmにしてジンバル雲台でフリー撮影ができるのでヤマセミのダイブを1000mmで追い回せる。手持ちと変わらない。ただセッティングに時間がかかるので今までの手持ち撮影を速射砲とすれば三脚付の大砲レンズは火縄銃といった感じか?


 
朝8時の球磨川本流ダイブの一瞬、距離60m程度か。
 
この時期でもつがいで仲が良いのは球磨川流域のヤマセミの大きな特徴。

1000mm換算で飛翔シーンが随分と撮りやすくなった。
 
 
 
今後しばらくこのセットが活躍しそうだが、あくまで手持ちを信条にしているため、撮影スタイルは基本は手持ち、できるだけ被写体にストレスなく近づくため迷彩服・軍靴での足で稼ぐ撮影チャンスに変わりはない。
 
 
 

 
 
 

2013年6月18日火曜日

■これがルーツ、人吉らしいヤマセミの画像

■これがルーツ、人吉らしいヤマセミの画像


 私には人吉在住のヤマセミ撮影に関する偉大な師匠が居る。球磨川の土手にお住まいで、球磨川流域の野鳥はその邸宅の前を飛ぶときは皆頭(こうべ)を垂れて飛ぶという。人吉を通過する渡り鳥、旅鳥の類はほとんどこの邸宅の前の土手で一休みする事になっているらしい。

 この方のホームページを観たのが私がヤマセミの魅力にハマるきっかけだった。それまで山奥の谷間でちょろちょろ飛び回っている「神秘的な野鳥の王様」と神格化されている野鳥が球磨川に舫ってある川舟の上で身づくろいしていたり、つがいが寛いでいる画像群だった。いつも見慣れたようなヤマセミっぽい画像ではなかった。
 
 
 
 
 
 

 この画像に何とか少しでも追いつこうとチャンスを狙って苦節3年!ついに似たような人吉っぽい雰囲気の画像を撮れた。迷彩テントから根気よく狙って撮れたこの画像に比べるべくもないレベルの低い画像だが、自分としてはやっと師匠の背中が見えたような気がする。

 
 
 
場所は師匠が球磨川本流、弟子のこちらが川辺川と場所は違えど同じ人吉盆地の中、球磨川水系のたたずまいだ。迷彩テントから近距離で撮影したものと、1000mm換算で撮影したものの違いはあるが、ここ人吉界隈のヤマセミは渓谷や湖の隅のほうで人目を忍んで生息する生態とは幾分異なる大胆な生態で一生を過ごすようだ。
 



  
 

2013年6月13日木曜日

■February 2010 I visit Western Australia winyards.

2010年2月オーストラリアのワイナリーに行った。

 In February 2010 my old school friend suddenly invite me to Australian tour. I have been  Sidny in a winter of 1987 40days.
 My great images of this fantastic country is [MAD MAX by Mel Gibson] [Crocodile Dundee by Paul Hogan][I'll never find another you by The Seekers][18foot yacht race][SidneyHobart yacht race] Something like this.

 The Destination was Margaret river in Western Australia. There were to much winyards in Margaret river area.



突然だったが、2010年冬の真っ盛りにDownUnder赤道の裏側南半球オーストラリアのワイナリーツアーに同乗した。残念ながらこの自分にはアルコール分解酵素が全然無いので、今までワインは外側のラベルのデザインしか興味が無かった。
 したがって基本的に酒飲みの常識は持ち合わせていないし、酒飲み同士で許しあう不作法・迷惑行動には厳しい反応を示す。

 しかし、南半球の大陸の左下端、つまり最西南端のマーガレットリバーは素晴らしい所だった。海に出れば対岸はアフリカ大陸・・・だと思うと気が大きくなる。佐渡島で胸いっぱい磯の香りを嗅いだ向こうが北朝鮮という記憶・・・・とはずいぶん気分も違った。

 何処かのテレビ番組の弾丸ツアーほどではないが、確か3泊程度しかしなかったような気がする。しかしチャンと野鳥の画像は撮影してきていた。20種類以上の野鳥を撮影したはずだが、日本でも見られる野鳥は2種類、メジロとバンだけだった。正確に言うとバンもネッタイバンという種類らしく、青み掛かった黒だった。

 とにかく一番驚いたのは街中をデカいオウムが飛び回っている事。オウムと言っても今から15年ほど前に富士山麓や東京都内を飛び回った白いオウムとは全然違う人畜無害で綺麗な野鳥のオウムだが・・・。

 今、先日も発表したとおり国内外のヤマセミ以外の野鳥の画像セレクションをしている。まずそのトップバッターがオーストラリアだ。Wikipedeiaで名前を見つけるのに半日かかってしまった。表記は日本名ではなく英語名を表記するつもり。

This is not ZOO! Natural animals live in the great nature field.
まずはお約束のカンガルー、野生動物だ!動物園のじゃない!
 
I'm very glad to hear these nets are defense for wildbirds.
ワイナリーのブドウ畑でネットが掛かっていた。ドロボーか?と訊いたらそうだという。詳しく訊いたら野鳥たちだというではないか!つい歓んだら嫌な顔をされてしまった。
 
This is real Australian country.
たしか、自分にとっての最初のオーストラリアのイメージはメル・ギブソンのマッドマックスだろうか。今回少しその雰囲気を味わえたような気がする。
 
Big pink Parrots called GALAH frying in a  city central .
真っ青な南半球の田舎町の目抜き通りをピンクの大きな[『ガラ』という名のオウムが飛び回る!ヤツガシラが現れれば車を走らせ、ブッポウソウが来ればまた県境まで行き、アカショウビンにはまだ遭えないなー、などと云うのがあほらしくなるような日本にはいない野鳥だらけのオーストラリア!いつか長期滞在で行こうと思う。迷彩服は全然いらない。