2025年7月30日水曜日

団塊世代は今回参議院選挙争点の一つ「外国人問題!」を探った。 The baby-boomers researched the "Foreigners' Issue! in the House of Councillors election this time.

  昨日始めた今回の参院選に関する個人的分析レポート、いきなり2,000件オーバーの閲覧アクセスを頂き驚いている。

 主な内容は日本人の殆どがスマホを携帯して行動するようになったこと、またそれによりリアルアイムでSNSによる選挙情報を得られるようになったこと、そうして得た情報をスマホ+SNS経由で他人へ無制限に再拡散(リツイート)出来る事で大きく変わったことなどをご紹介した。

 同時に既存のTVや新聞のように国・政府やスポンサーへ忖度・遠慮の一切ないSNSが選挙活動の中心になり、具体的な成果を上げた最初の国政選挙という事も付け加えた。

 スマホという情報端末がSNSというメディアで、紙と液晶画面の新聞テレビ経由の選挙活動に取って代わった大きな転換期が今回の参院選挙だったと述べた。

 

 そうして、その選挙戦の中で毎回今までテーマの中心に在った「物価、経済、税金、年金、少子化、防衛問題」に取って代わって焦点になったのが「外国人問題」だった。

 これらは「①インバウンド外人観光客の迷惑・無謀行為、②外国資本の日本の土地買い漁り、③外国人留学生などへの優遇すぎる措置、④外国人労働者の犯罪・事件」などに分類される。これを御覧の方々もうなずく案件が幾つかあるのではないだろうか?

 では、その情報は何処から得られたのだろう?

 たぶんテレ朝のモーニングショー、日テレ情報ライブ・ミヤネ屋、TBSゴゴスマ・Nスタ辺りではないだろうか?

 テレビのニュースショーでは視聴者住民からの投稿で全国各地での迷惑行為・トラブルを「ネタ」として報ずる。これは特に民放で激烈な競争となっている様だ。

 芸能界の最前線から退いたタレントがレポーターとなって現場からいろいろ映像と共に「かわら版」的放送をする。

 これらの主なものは次の通りだろう・・。

① インバウンド外人観光客の富士山撮影ポイントでのトラブル。

② インバウンド外人観光客による富士山弾丸軽装登山トラブル。

日本人にもおきて破りは結構いるようだが・・。

 実はこの富士山問題は以前から問題になっており、軽装で閉山中の富士山に登り遭難し救助されたものの、スマホを忘れたとかで再度登山しまた救助された中国人など列挙にいとまがない。

 これなどは登山者の厳重装備チェックや入山料徴取、救助された場合の高額費用負担義務、閉山中の入山者への厳しい処罰(投獄や強制送還)を期待する国民の期待に反し、ロクな撲滅活動をしない当局地元自治体の対応への不満が高まっていた。

 詳しく調べると、無謀登山者への事前の規制・登山禁止命令を出さない甘さ、国際的アルピニスト野口健さんの体験による世界常識との比較・注意アドバイスに耳を傾けない地元登山関係者の「甘さ」が目に余るようだ。

③ 京都観光時における舞子・芸子執拗なめいわく撮影、私道立ち入り、すでに混みあっているバスに大荷物と一緒に乗り込もうとするバス移動騒ぎ。

こんなもの夜間は鈴緒をたくし上げてしまえば済む話。客には来て欲しいが迷惑行為はやめさせたい神社側の知恵の無さが問題だ。もっと単純に物事を割り切って処理すれば済む話。

 舞子、芸子の撮影は撮影されるのが嫌なら、上から薄絹でも羽織れば良いしガードマンを同行させればいいだけ。Facebookにもよく出て来る英国ロンドンのホワイトホールの騎乗衛兵撮影時のトラブル解決法を真似れば良いではないか?毅然とした文化保護をすればいい話。

何処までの許容範囲で取り締まるか、警察と地元関係者の具体的解決方法の打ち合わせがなされていないのが問題なのでは?

④ 中国人による土地・建物買い漁り、それに伴う眺望確保のための他人の土地の森林無断伐採。届け出のいい加減な建造物無許可建設など。

この問題に関しても地元当局の行動が遅すぎた為、切られて後の行動になった。

 ほんの一部だがこれらは殆ど民放のニュースショーでねちっこく報道されたものだ。要はこういった外人観光客の「悪さ」を繰り返しTVのニュースショーが報道するため、実際のトラブル件数以上に日本人として腹立たしく思う国民がここ数年急増したとみている。

 つい最近もこんなことが・・・。習志野でひまわり畑を伐採!原因が迷惑外人・・・。

https://news.yahoo.co.jp/articles/490cbfadae48523dbeff10394ac6a4594256365b

youtube に沢山出ている外国人たちの振る舞い。この手が今まで世の中に出なかった、大手既存メディアの隠して来た「現実」これが急速にバレ始めている。

https://www.youtube.com/shorts/7FYC-_qRY2s 

 昔から、立ち入り禁止の堤防で柵を乗り越えて入り込む釣り人、注意すると切れて歯向かう釣り人、潮干狩り禁止の場所で貝を掘る違反者へのTVレポータの対応などでまじめにルールを守る日本人の心をいら立たせているのが今回の「日本人ファースト」への伏線だと思う。

 かのコロナ過で、マスク警察・・が出現したようにルールを守らせようとする日本人独特の性格が生み出した選挙テーマだろう。そういう点を見出した参政党の知恵に他の党が追従したのも面白かった。

2025年7月29日火曜日

団塊世代は今回参議院選挙で日本の政治が大きく変わったと知った。Baby-boomers have learned that Japanese politics has changed dramatically with the recent House of Councillors election.

  今回の参院選で与党、自民党+公明党が大きく議席を失い、国民民主党、参政党が驚異的な伸びを示した。筆者70年以上生きて来てここまで大きな政治の世界での変化はそう多くなかった。それまでの無頓着から自分が45歳を越えて政治に目を向け始めた後の記憶しかないが、1993年細川内閣発足と2009年民主党鳩山内閣発足で自民党が野党に下った際くらいなものだ。

 当時と今は情報拡散に関して通信インフラが大きく違っている。1993年はまだWindows95が発表される前でパソコンが普及していなかった。2009年はパソコンも普及していたが携帯電話はガラ系主流で、2011年のスマホの急拡大より前の時代で、YoutubeもSNSもまだまだ普及していなかった。

 したがって、現在の日常とは日本人の行動が大きく違う時代背景を知ったうえで参院選を総括しなければならないと思う。

 それが、2020年~2022年のCOVID19・つまり新型コロナ・パンデミックによるコロナ過状態の中、人々の情報収集方法、コミュニケーション方法が大きく変わった事は大きな「判断基準」を生み出していると思って良いのではないだろうか?

 街へ出て、人と相対してコミニュケーションする、オフィスで会議に出る・・・から、自宅に閉じこもってテレワークで打ち合わせ、PCやスマホを経由して情報交換、情報収集を行うようになっていった。その余韻・習慣の中で今回参院選が行われた。

 もちろん昨年2024年の衆院選、今年6月の都議会議員選挙でも今回参院選とほぼ同じ傾向が観られた。自民、公明、共産が票を減らし、国民民主党、参政党がゼロから躍進した。


 筆者はこれらをベースに今回参院選を総合的に個人的精査をし、ネット上での情報、ネットや新聞記事をつぶさに閲覧し、更には出来るだけTVのニュースやニュースショーを視聴して考えた。したがって選挙が終わってネタ集めに暫く時間が掛かった。

其処から出て来た筆者の大きな判断が以下の通りだ。

(1) 今まで世の中の動き、もちろん政治の動向を知るうえで頼りにして来たテレビ、新聞という2大メディアが信用できなくなった、頼りにならなくなった。その理由は次の通り。

  ① テレビ、新聞共に総務省の管理下にあって、その報道内容・方法に関して国に逆らう 事が出来ない事が判ってしまった。要は国に忖度し、国にとってまずい報道が出来無くなっている事をネット記事やYoutubeで知ってしまった。かのNHKですら、国の意向に沿わないジャーナリストを左遷したり放送から降ろしている。優れたクローズアップ現代の担当者・国谷裕子さん、ニュース9の主要アナウンサーなど実例を上げればきりがない。

 国民は皆これらを見て、主要メディアを信用しなくなってきているのは間違いないだろう。

  ② テレビのワイドショー(特に民放)などでその番組のスポンサーにとって都合の悪い事は一切触れなかったり、報道しないという事を知ってしまった。具体的に実例を挙げるYoutubeやネット記事で「報道の裏と実態」を知ってしまった。

・・・これらは、コロナ過でのワクチン投与による2~3年経っての重大な副反応(帯状疱疹・血栓症悪化など)、副作用、免疫低下などが世界中でエビデンス・データともども証明されてしまい、日本人は国から騙されて来た事がだんだん判ってきてしまった。


(2) 世襲政治家の終焉、派閥を派生する旧態然とした大型政治組織の終焉。

 ① 古くは中曽根首相一家、小泉首相一家、河野、小沢、江藤、小渕、石破、岸田、後藤田・・。誰もが知っている著名議員を数多く有する、というかそういった政治名門一家の子弟が国を治めるといった明治時代からつづく日本の悪しき習慣に?マークを感じた国民がSNS・ネット情報で気が付いてしまった。

 今回の国民民主党、参政党に票を入れた多くの国民がスマホを通じてのSNS情報収集で「目が覚めた!気が付いた!」状況に陥ったと推察する。テレビの候補者政見放送だの、ビラだの辻演説を経由しないで投票を決めたのではないだろうか?

 ② NHKの日曜討論などでも参院選終わっての選挙対策責任者討論で、相当今回選挙への認識不十分な政党が垣間見えた。派閥、党内上下関係(表向き解消しても)がしっかり存在する大手政党関係者は「時の変革・流れ」を充分に理解していない事が垣間見えた。

 この辺りは、立憲民主党辺りも似たような「匂い」がするのだろう、今回票を伸ばせなかった。この辺りはまた別の項でご紹介してみたい。


(3) 選挙のアピール・システムがスマホにより大きく変わった事。選挙カーに乗ってタスキをかけて、住宅街で候補者の名前を連呼し続ける喧しい選挙活動が終わったのだ。

 ① かのNHKニュースや報道番組ですら「この件に関する詳細は画面上のQRコードからご覧ください」などと視聴者がスマホをもってTVを観ていると決めつけた様な横柄な態度に出ているのが昨今だ。つまり世の中スマホが無きゃ人間じゃない、スマホで情報を得ているのが当たり前・・的な決めつけで物事が進みつつある現状。嘆かわしいが人類が便利優先で進んだ結果なのだろう。

 コロナ過の2021年、新宿御苑が入場者にスマホであらかじめチケットをダウンロードして来い・・とやって、来場者の多くを占める高齢者たちが大騒ぎに成ったのに似ている。

 選挙に関しての情報もTVや新聞ではなく、スマホでネット情報を取った方が速いし詳しい事を国民が知ってしまった。そうしてそれを古い政党の選挙対策者が知らない様子がNHK{日曜討論}で垣間見えた。

 ② SNSの特性をまるで理解していない選対委員が居るようだ。ある党の選対委員長が「我が党はSNSでセグメントを行い、年齢別に内容を変えて情報発信しています・・。」と述べていたが一体SNSで年齢セグメントなどできるだろうか?

 自分の党のWEBサイト、HPをスマホでも観られるからSNSも使っている・・というのは大きな勘違いなのだが、気が付いているのだろうか?

 SNSの頭にこれは未成年用ですだの、女性用の選挙サイトですなど表示すればそうなるとでも思っているのではないだろうか?

 インフルエンサーの流すYoutubeに対象者が誰…などという仕分けなどできる訳がない。

 国(=政府与党)がTV報道や新聞報道に対して制限を加え、忖度させることで情報を捻じ曲げたり禁止することがSNSでは簡単にできない(コロナ過時代、国にとってまずい情報を消し込むことはやっていたが)し、やろうとしても同じ内容のコピー版が短時間でネズミ算的に広がるので、介入しようとしても物理的に無理なのだ。

 

今回参政党から当選した松田学氏のSNS投稿、2021年から続けている。

国民誰もが知りたかったコロナ過の真実を説き続けた井上正康名誉教授。マスク着用の無意味、ワクチンのスパイクタンパクの悪影響、厚労省の職員、国会議員がワクチンを打っていない事実・・TVや新聞が絶対に流さない「医学的真実」をアピールし続けた。

 同時に、…とは言うものの、Twitter(現X)ですらイーロン・マスクが買い取ってみたら、とんでもない数のサイトが権力側に削除・偏向されていたようだ。井上名誉教授のチャンネルで暴露していた。 https://www.youtube.com/watch?v=8zGmtc7v7dQ ※2年前の投稿

 参政党なり国民民主党あたりは数年前からのSNSによる選挙対策・作戦を充分に練って今回参院選へ臨んだという気がする。

 参政党なり国民民主党あたりは数年前からのSNSによる選挙対策・作戦を充分に練って今回参院選へ臨んだという気がする。

 特に参政党はコロナ過にネットで「松田勝の政治塾」をコロナの実態、ワクチンの恐怖を大阪市大医学部・井上正康名誉教授の分かりやすい説明で頻繁に発信してきた。5年前からの地道なネット戦力が此処へ来て大きな成果を出したと思う。


https://www.youtube.com/watch?v=8zGmtc7v7dQ  例えばコロナ過にあってのSNS


 その点で言えば、昨年の衆院選、今年の都議会議員選挙でその予行演習をやっていたのではないだろうか?

 とりあえず第1回は、参院選での選挙情報がスマホ中心大きな変化を遂げた事実を述べてみた。


2025年7月27日日曜日

団塊世代のオオタカ観察 最終回 幼鳥の飛翔など17カット。 Baby Boomers' Observation of Northern Goshawks - Final episode - 17 shots including young birds in flight. 

  怒涛、参議院選挙が終わり、与野党逆転、大混乱の政界だが、団塊世代の分析、評論に入る前に2か月間に渡った東京緑地でのオオタカ繁殖に関する画像・映像観察レポートも最終回としたい。

 1400万人の大都会の公園緑地で猛禽類が繁殖している様を観察し続けたブログはあまりないようで、意外にも海外からのアクセスの方が多い日も非常に多かった。

 巣立っても、ほとんどの野鳥はしばらくの間親鳥から給餌を受ける事は野鳥ファンであればだれもが知っている事。筆者は熊本県の球磨川流域人吉市界隈で10年間ヤマセミの生態を観察した。

 水にダイブして餌を獲るヤマセミの場合、巣立って数日もしないうちに幼鳥は水にダイブして木の葉や木の枝を咥えて戻ってきて餌を叩く(息の根止め骨を砕くため)練習を始める。

 実際に餌を確保したのはほぼ1週間ほどが過ぎた頃だった。※観察記録写真による。

 しかし大きな猛禽類は他の鳥やネズミ類を自分で確保する練習は観た事がない。(※実際はやっているかもしれないが)地上のミミズやオケラ、バッタなどを獲る事から練習するにしてもしばらく1か月くらいは親からの給餌を待つのではないだろうか?

巣立ち初期の頃、親からの給餌を待つ間幼鳥同士は傍にいる。




親鳥の声を聴いて飛び出す幼鳥



松ぼっくりなど木の実を咥える仕草も・・。




逆光下での撮影は非常に困難を極めた。

さんざん親鳥が給餌時巣を見守っていた枝に今幼鳥が陣取っていた。


親の給餌を求めて幼鳥が空に円を描いていた。

親鳥の給餌の合図目指して木陰から飛び出てきた幼鳥。

真上で鳴く親鳥に駆け付けた幼鳥、この画像をもって観察を終了したい。

 長い間、つたない画像レポートを御覧頂き有難うございました。今後は観察中に見聞したバーダーさん達、見物人たちの生態と、オオタカとの面白い様子を観察したルポルタージュをご紹介予定しております。

2025年7月23日水曜日

オオタカの生態観察 巣立つ直前の幼鳥画像。 Observing the ecology of the Northern Goshawk: Images of young birds just before they leave the nest.

  今年東京の緑地では各地でオオタカの繁殖が観られたようで大変良かったと思う。皆さん情報や噂を得て駆け付け、色々な画像を撮影、インスタやFacebookなどへ盛んに投稿されている様だ。どれも素晴らしい写真で楽しませて頂いている。

 ただ最近の野鳥画像投稿はあまりに野鳥そのものに寄り過ぎて、その生態や周りの環境が見えないのが残念。やはり嶋田忠さんなどが投稿されている周囲の生息環境が判る状態での野鳥画像が嬉しいし勉強になると思うが如何だろう。

 たまたま行ったら撮れたという数カットだけの枝留まりなどの弩アップ画像はちょっとつまらない気がする。こんなに寄れました、こんなに奇麗に撮れました!の自慢画像。最近のSNS、Facebook、インスタ、などは加工てんこ盛りの奇麗な画像の大氾濫!

 カメラも凄い、レンズも凄い時代だ、後は撮影者の「野鳥の何ををどうとらえるか?」のセンスの問題。

 やはりしっかりと観察して、その野鳥独特の色々な生態を示す画像シリーズでSNS投稿して欲しいと思うのは欲張りだろうか?

 筆者のように生態記録的画像とその投稿を志す人は圧倒的に少ないのかもしれないが、自分的には今後もこういう方向性で野鳥写真を撮り続けていきたいと思う。

 で、今日はオオタカ営巣観察シリーズの中で、三羽の幼鳥がいよいよ明日にも巣立つという段階での画像群をご紹介。

巣から出て周りの太枝に移った幼鳥は眼下の観察者に異常に興味を示す。

手を振ると首をかしげる幼鳥

かと思うと鳴いて親に給餌を迫る!

三羽並ぶのは基本的にその方向から親鳥が餌を持ってくるから・・。

この並んだ三羽を遠い針葉樹の上から親鳥は直視できる位置で監視している。

給餌の合間にはそれぞれが盛んに羽ばたきの練習をする・・・。

もう立派な奇麗な主翼を観る事が出来る

堂々としたものだ、観察していても嬉しい限り

三羽が揃って羽ばたいたり枝移りをするように成ったら巣立ちはすぐだ。

2025年7月21日月曜日

オオタカの生態観察 ヒナへの給餌行動 編 その6.Observation of the ecology of the Northern Goshawk: Feeding its chicks, Part 6.

  2回ほどまだ営巣エリアにとどまっていたオオタカファミリーに驚いてレポートしたが、もうほとんど同じような繰り返しなので営巣地の臨時レポートはしばらくしてからにしたい。

 で、今回は巣への給餌出入りの様子をまとめてみた。毎日通う事で、ヒナの巣立つ程度により親鳥の巣への給餌方法が徐々に変化している事に気が付いた。

 ヒナが白い産毛に覆われている頃はまだ体も小さく、我先に餌に群がるヒナを軽く制御できる。したがってオスかた受け取った獲物を直接持ち込んだ巣の中で切り分け与えていた。

 しかしヒナが茶色い毛に覆われ始め親と体格もあまり変わらない状態になると、ガッつく大きな幼鳥が暴れて巣が壊れるほどにもなるため、あらかじめ別の所で毛をむしってから持ち込むように見受けられた。

白い産毛に覆われていた頃のヒナ、三番目の子はまだ見えない


少し茶色い毛が生え始め

親と同じくらいの体格へ、ヒナの育っていくスピードは恐ろしく速い!

そうしたヒナ・幼鳥への給餌の回数は増えていく

だんだん持ち込む餌の大きさも大きくなる

ごく初期の給餌の様子、まだ三羽目が見えない

きちんと切り分けて給餌している様が見て取れる。

給餌終了後、飛び立つ際の警戒心は結構強いようだ。


餌を持ち込む時より速いスピードで巣を離れていく

ヒナを襲うカラスやその他の脅威に対する警戒心だろうか?