早朝6時頃の奥日光湯元エリアは、吹雪に近い横殴りの雪が時折降る最悪の天候だった。しかし戦場ヶ原へ降りれば何とかなる場合もあるので、とりあえず車で三本松駐車場まで。
案の定、男体山も見え始め、赤松茶屋から木道に入るころには時折青空も見え始めたが・・・、ものすごい寒さと、時折ゴーッ!と恐ろしい音をたてながら襲ってくる地吹雪暴風。二本のカメラは完全防雪の覆いを欠かせない。乾燥粉雪ではあるが、付着して融ければ水滴だもの、精密機械は一発でオシャカだ。
時折強く降る雪と闘いながら木道へ入って驚いた!積もった雪のみではなく木道そのものも凍っていて歩く度にバリッ、バキッと物凄い音が出る!まるでガラス廃棄所の上を戦車で進むような感じだ。こんな事戦場ヶ原へ来て初めての経験だった。これでは野鳥は一発で黙りこくってしまう。
教訓!氷点下の戦場ヶ原木道は朝早く入っちゃダメ!陽が出て少し氷が融けるまで待ちましょう。結局朝9時まで誰にも出遭わなかった。野鳥はその2時間の間撮れたのは色々なツグミ(20羽程度の小群)とカケス数羽だけ。
厳冬期の戦場ヶ原は早朝ではなく昼過ぎがお勧めのようだ。大変勉強になった。今日はとりあえず例によってダイジェスト版。
一般的なツグミが主流だが。
こちらは妙に薄い色のツグミ。
さらに茶色いのでハチジョウツグミなのだろうか?
ハチジョウツグミかマミチャジナイか?緑色っぽいのでマミチャジナイか?単独行動だったのでツグミだとは思えなかった。
カケスは警戒心が強いわりに人がいないと思ってか、2羽で結構自由に動いていた。
コガラも結構頻繁にご機嫌伺に出てきてくれた。
木の芽をほおばるウソのオス。午後3時過ぎ昨日の場所から200mほど離れた場所での遭遇だったが、メスは見つからなかった。
オスが3羽だけだったが、木道から十分撮影できたのは嬉しかった。
コンデジで撮影できる距離でしばし観察できた。