2025年2月23日日曜日

真冬の朝、メジロの採餌行動に遭遇。 On a midwinter morning, I encountered a Japanese white-eye foraging.

  二度目の大寒波の朝、メジロが住宅街での呼び寄せの柑橘類などではなく自然な樹木の木の芽の根元に着くアブラムシのようなモノを盛んに採餌しているのに遭遇した。

 何だろう?動物(虫)なのか植物なのか判らないが、何やら柔らかいものの様だった。

 毎朝6時半からの愛犬散歩で住宅街の野鳥を撮影すると、我が愛犬ペロはジーッと座って待つようになった。同時に空を見上げて野鳥を見るようになった。

 野鳥の動きを注視する犬って、あまりいないんじゃないだろうか?ヒヨドリと異種間コミュニケーションしたりもする。

アイコンタクトしているヒヨドリとペロ(黒柴犬)

 話がそれたので、今朝のメジロに戻そう!
民家の庭木に二羽のメジロ

クチバシの先に何かが付いているのを発見!

生態を追ったら木の新芽の付け根にある何かを採餌!

引っ張ると伸びて

粘着力のあるモノのようだ

舌で丸め込んで

そうして呑み込んだ。どう見ても採餌行動だよなぁ?何だべ?

2025年2月22日土曜日

枯葦を除去した不忍池で久しぶりのカワセミ! First kingfishers in a long time at Shinobazu Pond where dead reeds have been removed!

  八代市での写真展話はいったん休憩。17日間留守にした首都東京の不忍池を久しぶりに30分徘徊。すっかり岸沿いの枯葦が除去され奇麗な空を写した水面が広がっていた。

 相変わらず写真の裏手に当たる上野公園側の池はカワウのコロニーが存在し、立木は真っ白な糞で塗装され、まるで何処かの百貨店のウインドウディスプレーの様になっていた。

 木の小枝を咥えたカワウが上空を行きかっているので、早くも繁殖が始まったのだろうか?

 そんな中、この枯葦が刈り取られた水域でカワセミが採餌に勤しんでいるのに遭遇。逆光だったが、何とかその生態だけは収録できた。






 大砲レンズを三脚に装着しての撮影ではなく300㎜手持ちなので、70m離れたカワセミをこれ以上捉えるのは筆者のレベルでは限界。

 しかし不忍池でカワセミを見ると何故かホッとする。これからもっと活発になるだろう。

2025年2月20日木曜日

団塊世代の写真展開催レポート その4 .Report on the Baby Boomer Photo Exhibition: Part 4 .

  今回の写真展期間中、幾度か目の前の八代駅から肥薩おれんじ鉄道の日奈久駅(現・日奈久温泉駅)へ鉄道移動した。この肥薩おれんじ鉄道は旧国鉄⇒JR鹿児島本線を経て、九州新幹線部分開業時(2002年10月31日)以来~現在第三セクターで営業しているものだ。

 筆者が鉄道の話をし始めると長くなる。

 休業中のJR肥薩線のような全国でもトップクラスの大赤字線ではないが、経営状態は低空飛行の様だ。しかし乗った時間にもよるが通学の高校生らしき諸君も多数利用していて、地元民が乗りもしないのに復活・復興を叫ぶ肥薩線とはずいぶん状況が違う様だ。時間によっては席の殆どが埋まっていた。

 筆者は八代で生活していた1960年10月~62年3月の間、それに単身東京へ出た後も夏休みなどに帰省した際、釣りや海水浴で当時の鹿児島本線に乗って阿久根、日奈久、肥後二見へ移動した。

 もちろん八代ー東京間は特急はやぶさ、急行霧島などで10回以上往復している。最後のハヤブサは2003年(浜松ー熊本間乗車)の事だった。

 鉄道の話になるとブログ何百回分以上分にもなるネタが在るが、このブログはあくまでヤマセミを中心とした野鳥ブログがスタートなので「撮り鉄」のような非常識でマナーの悪い連中の仲間とみられたくないから、抑えめにしておきたい。

 で、今回その懐かしの八代駅前や鹿児島本線/肥薩おれんじ鉄道の移り変わりに関するコンデジ画像などをご紹介してみたい。

 

今回2月5日大雪の日のこじんまりとしてしまった八代駅

2001年、25年前の八代駅は鹿児島本線の特急がすべて停まる駅だった。

2001年の駅前、今回写真展会場の珈琲店ミックさんも右に見えている。

25年前にはまだ駅前にお店が幾つか在った。筆者中一の頃は本屋さんも・・。

今の八代駅構内 日奈久方面から

25年ほど前の八代駅構内

35年前1990年頃の八代駅構内

2002年頃の日奈久駅構内

2002年頃の鹿児島本線、特急つばめ

2005年頃の肥薩おれんじ鉄道

2005年頃の肥薩おれんじ鉄道、古麓神社が見える。

2025年2月19日水曜日

団塊世代の写真展開催レポート その3.Report on the Baby Boomer Photo Exhibition: Part 3.

  今日のブログは非常に個人的なものになってしまい申し訳ないが、今回写真展自体が「個展」だし、振り返ってのブログも非常に個人的な内容になってしまう事をお許し願いたい。

 筆者が八代市の太田郷小学校を卒業して隣の八代二中に入った昭和36年、つまり1961年はジョン・F・ケネディが米国大統領になった年。そのほかガガーリンが世界で最初の宇宙飛行を行い、ベルリンの壁が出来た年。米原潜ノーチラス号が北極の氷(50~80㎝厚しかない)を突き破って北極点に浮上したりもしている。

 その八代二中時代のクラスメートに25年振りくらいで再々会できたのも、この珈琲店ミックさんでの写真展のお陰。

 1955~60年の北九州小倉市時代、当時の福岡学芸大学附属小倉小学校時代のクラスメートには、今回八代から帰京する際も小倉に立ち寄ってお茶会を開催し三名と逢ったが、2001年以降5~6回はクラス会を開催(東京・小倉)して交流できている。

 しかし、八代のクラスメートにはそうなかなか逢えるものではない。八代二中の同期同士(著名政治家の秘書と日本航空のCA)で結婚し、現在は地元で花屋を営んでいる親友には八代に泊まる際は必ず会って食事をするが、それ以外のクラスメート・旧友とはそう簡単には会えなかった。

 それが、やはり今回写真展のPR⇒告知の威力(すべて企画・運営ディレクターの笠井麻衣さんのお陰)だろうか?数多くの友が珈琲店ミックさんへ来てくれて、再会を喜び合えたのは予期せぬ喜びだった。

 特に「彦一最中」で有名な彦一本舗の飯田哲氏は、今までも色々なご縁で繋がっていて振り返ってみると、今回も顔の広い彼のお陰で多くの旧友と再会できた。

 2002年の全国菓子博覧会くまもとで彼が重職を務めた際、運営方の広告代理店社員でありながら、名誉総裁の三笠宮家の寛仁親王殿下の命で招待参加した際の再会など、比較的交流のチャンスは多かった。

左から山際洋徳氏(現・松井文庫事務長)、筆者、飯田哲氏(現・FMやつしろパーソナリティなど)今回写真展の開催中撮影2025年2月

左から2002年の山際洋徳氏(当時八代市商政観光課長)飯田哲氏(当時熊本県菓子連合会副会長)筆者(博報堂プロデューサー)自分の変化し過ぎに驚愕!

今回FMやつしろの生番組にゲストで呼ばれた際再会し、公共電波を使ってミニクラス会をやってしまった。左から番組のコメンテーター飯田哲氏、八代二中1年11組のクラスメート岩崎久氏、筆者。今回2025年2月10日番組出演中のスナップ。

2001年、鹿児島加世田市(現南さつま市)での世界室内自転車競技選手権大会運営準備で八代に立ち寄った際集まってくれた際のスナップ。左から筆者、岩崎氏、飯田哲氏

一番コミュニケーション回数の多いメンバー、今回写真展会場での八代二中1年11組別メンバー(一人は同期別クラス)

 2001年より前、鹿児島加世田市(現南さつま市)での世界室内自転車競技選手権大会運営準備で八代に立ち寄った際集まってくれた際のスナップ。天候荒天で鹿児島ー福岡間のANAが飛ばず、陸路鹿児島本線(現・肥薩おれんじ鉄道)の特急つばめで球磨川を渡った際、八代市の夜景に思わず驚き、スタッフと分かれて下車し懐かしの八代市に降り立ったのが今回写真展に繋がる一大物語の最初の一歩。

 駅前の珈琲店ミックへ入り、公衆電話の下の部厚い電話帳を繰って一番覚えていた「多武利明」氏を探し出し、携帯で電話したのがすべての始まり・・・。

 上の写真は、その夜多武氏の自宅に呼ばれ35年振りに再会した八代二中1年11組のメンバー。2つ上の写真が今回写真展での同じメンバー。

筆者の早稲田大学の研究員と同様に、現役卒業後(名門平田機工)熊本大学工学部で研究室に入り各種研究した中川氏(八代二中同期・十條製紙社宅在住)今回熊本市東区からわざわざ写真展会場に来てくれた。

同君とは2002年頃、八代二中時代の恩師、故・小沢利満先生(鉄道研究に関して日本の第一人者)宅を訪問した際のスナップ。

 

 振り返ってみると、2001~2年頃中一の12~3歳頃以来38年振りの再会から始まって、今回さらにその後23年ほど経っての再々会は大きな感動を覚えた。

 「写真」というものの効果はこういった経年変化を色々な意味で確認できる面白いものだと思う。

 

2025年2月17日月曜日

団塊世代の写真展開催レポート その2.Report on the Baby Boomer Photo Exhibition: Part 2

  熊本県八代市の駅前に在る老舗珈琲店ミックさんにおいて、筆者の野鳥写真展「八代市の野鳥」が開催された件での事前プレスリリース発送とその成果に関して二日前2月15日付のこのブログでレポートした通りだ。多くの方にアクセス頂き感謝に堪えない。

 今日は、写真展開催に伴う17日間にわたる九州ツアーのエクスペンス、つまり実施関連費用について述べてみたい。

 過去において、九州に住んでいた小学校1年生二学期~中学1年生の終わりまでの期間を除いて、熊本県内に長期滞在したのは21世紀に入って三回ある。いずれも人吉市でヤマセミの生態を観察するための滞在。

① 2014年 5月10日~6月3日 ヤマセミの繁殖観察 三羽巣立ち収録 航空機+レンタカー

② 2017年 5月13日~5月28日 ヤマセミの幼鳥教育5羽 観察収録 東京から車で遠征

③ 2018年 5月4日~5月27日 ヤマセミの繁殖観察 繁殖失敗 東京から車で遠征

今回の17日間の九州滞在は②の15日間を抜いて3番目に長い滞在となった。

 過去4回共にいずれも年金生活者となってからの長期旅なので、無駄な費用支出は避けているが、今までのヤマセミ生態観察とは違い、写真撮影がメインではないのでその支出内容も随分違った。

 特に車で東京から人吉を往復した2017年と2018年は費用も35万円ほど掛かっており、ヨーロッパやハワイに行くのに等しいコストが掛かっている。

 それに比べ、今回これらを総合して計算した結果、

① 交通費 23,460円 (東京羽田ー熊本空港、北九州‐羽田=マイレージ無料)以外の交通費

② 宿泊費 100,400円 1/28~2/11 球磨川旅館、2/12 小倉リーガロイヤルH 計16泊

③ 食費    33,470円  主な主食費 殆ど珈琲店ミックで

④ その他   21,560円     晩白柚発送費、その他間食費

計    約180,000円

今回も航空機代はANAマイレージで特典無料航空券を活用した。

 これらもあって概ね過去のヤマセミ観察出張費の半分で済んでいる。

 今回は基本的に「写真展会場に居る(=在廊)」がメインなので、八代でのレンタカーは会場の珈琲店ミックさんの定休日を挟んだ2月4日12:00~6日12:00返却の実質2日間だけだった。しかも折からの寒波襲来大雪の影響で、泊るはずだった人吉市は3時間の滞在で大雪の為中止の判断をし、トンボ返りしたため実質1日借用だけで半額で済んだ。 

 人吉へは入ったものの、降る雪の凄さを見て九州道の閉鎖は数時間以内に確実と判断、とんぼ返りしたのは我ながら賢明だった。2月4日夕方八代に戻って数時間後から案の定九州道は通行止め(八代ーえびの間)となり、4月6日の午前中まで足掛け3日間閉鎖が続いた。

 この判断で、逆に4月5日の降雪日(会場定休日)には八代平野で雪の中の野鳥観察撮影が出来た。マナヅル、タヒバリの飛翔など。

熊本県地方大雪の2月5日のマナヅルつがい

 写真展会場詰めとはいうものの、カウンターの定位置で座りっぱなしという生活は幼少期から「多動性自閉症」と言われて「落ち着きがない、ジッとしていない」性格そのままに長続きはせず、昼間時々カメラを提げて歩いて5分の球磨川土手を徘徊した。

 時には八代野鳥愛好会の高野博士の車に便乗して、広大な干拓地で探鳥ツアーを一緒に行った。

ほぼ毎日野鳥観察・調査に精を出される高野博士

 こうした探鳥の成果は、珍しいヒシクイ、アカガシラサギ(いずれも筆者初見)、トモエガモ1万羽以上の群れ、ハイイロチュウヒのオス、マナヅル親子3羽(いずれも筆者八代市では初見)との遭遇として表れている。いずれも画像はこのブログで既報の通り。

 今回は大変お世話になった主催の珈琲店ミックさんで朝昼晩三食を摂るつもりだったが、いろいろ昔の小中学校時代のクラスメートや知人との会食も設定され7割程度しか達成できなかった。

 それでも、毎朝のモーニングセット(珈琲、厚焼きトースト、目玉焼き卵、ミニサラダ=¥825)は12日間欠かさなかった。ランチも「お昼ご飯セット」を摂る事が多く、名物のカツカレーやビーフカレー、冬季だけのニシン蕎麦(京都のよりずーっと美味しい)で楽しむ日も多かった。

 毎朝9時開店と同時に珈琲モーニング(=¥825)を注文、常連客の皆さんと出水マスターとの日常会話を、流れるJAZZとミックスしながら流し聴く時間がたまらなく幸せだった。此のスピーカーは1916年熊本地震直後、地震で壊れたスピーカの後釜にとマスターに贈ったJBLスタジオモニター。

 此の朝の時間がなぜ「至福」なのか考えたら、在る事に気が付いた。周りのだれもスマホをいじっていないのだ!今回の15日間、スマホ脳に成って久しい東京人たちに囲まれた日常と違い、人間らしい生活空間に浸れて、少し真人間に戻った感がした筆者だった。

 これって花粉症に悩む人がオーストラリアやニュージーランドへいった途端治ってしまうのに似ていないか?

 店内には自分で撮った野鳥の写真が展示され、お客様たちが観ておられる。なおかつ店内には心地よいJAZZが自分が贈ったスピーカーから流れている。こんな至福の時間、お金出しても絶対に得られない。こういったチャンスを下さった珈琲店ミックの出水マスター、愛娘の笠井麻衣さんには生涯頭が上がらないだろう。
左から企画運営ディレクターの笠井麻衣さん、出水晃マスター、筆者

 東京で毎朝サラダを大盛りで食べている習慣から、時々コンビニ生サラダを買ってきて追加して食べた。マスターも決して嫌がらずドレッシングを出してくださった。

 この珈琲店ミックの食事例などをPart3.でレポートしてみたい。こうご期待!

2025年2月15日土曜日

団塊世代の写真展開催レポート その1.Report on the Baby Boomer Photo Exhibition: Part 1

  今年2025年1月30日(木)から2月11日(火曜・祝日)まで熊本県八代市の駅前に在る老舗珈琲店ミックさんにおいて、筆者の野鳥写真展「八代市の野鳥」が開催された。

 これはJAZZをベースとした珈琲店ミックさんの主催による写真展で、昨年2024年8月二期に渡り八代市で行われた「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」へ出展させて頂いた100点余りの作品の中で特に評判の良かった作品30点ほどを改めてご紹介するもの。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20250205/movie/5000024438_20250205184054.html?movie=false 

 昨年の「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」の出展作品は、その後八代市内のクラブメックス2Fのフリーブなどでも巡回開催され、八代市の野鳥関係の活動が非常に活発であることを裏付けている。

 筆者は、事前に珈琲店ミックさんの実質的企画ディレクターの笠井麻衣さん(珈琲店ミック出水マスターの愛娘)に教わった過去の展示会の実績に基き、九州圏内の各メディアにプレスリリースを制作・発送した。

 その発送先は以下の通り。

 このうち右の上から2番目は記者クラブなので10社以上まとまっている。このほかNHK熊本放送局へも同じ内容のものを送った。

 ※ 送ったプレスリリースはこのブログの最下段に表示。写真集「八代市の野鳥」同封

 このうち「やつしろプレス」は月一の発行なので予告は間に合わず、運が良ければ事後の実施レポートが開催されるかもしれない。

 こうした事前のPRの結果、思いもしない報道があり、広告代理店時代イベント開催・運営実施を幾度も重ねた際の現役感覚を再び味わい不思議な感覚になった。
 しかし、ネット時代のPR方法が20年前のそれと大きく違う事も肌で感じた次第。

 実質、報道されたのは以下の通り。

 ① NHK熊本放送局 2月5日 18:10~クマロク 
 ② NHK福岡放送局 2月5日 20:45~ニュース845
   ③ NHKラジオ ※放送情報は頂いたが、時間・内容確認中
 ④ 朝日新聞西部本社版 熊本情報 2月5日 記事
朝日新聞の掲載記事2/5

 ⑤ 西日本新聞 1月30日 ネット記事     https://www.nishinippon.co.jp/kyushu_event/53237/

 ⑥ 熊本日日新聞 1月30日 ネット記事

 ⑦ RKK熊本放送 2月3日 ネット記事 RKK系には筆者が八代市出身と掲載されたが、実際は東京都生まれ、1955年に小倉へ、1960年に八代へ引っ越した。

 ⑧ TBS NEWS DIG  2月3日 ネット記事

 ⑨ Yahoo News RKK News ネット記事

 ⑩ FMやつしろ 2月10日 13:00~14:00 LIVE出演

 ⑪ 鳥類ニュース集積中 X(旧Twitter)
 野鳥関連の方々から2月3日の段階で800名弱がアクセスされている。ネットの情報伝達力は思いのほか凄いものがある。

 しかし、開催中面白い状況が見えて来た。

 開催日初日、真っ先に取材を受けたのがNHK熊本放送局さんだった。珈琲店ミック開店の朝9時には入り口に来られていた。どこよりも速くという姿勢は、さすがメディア・プロ中のプロ!という感じだった。

 しかも折りからの寒気団南下、九州全域大雪注意報のニュースで写真展の情報など飛ぶのが当たり前の中、よくぞ報道頂いたと感謝している。

 朝日新聞は福岡の西部本社発で告知を掲載してくださった。西日本新聞もネットで開催日以前から掲載されていたようだ。

 ところが地元熊本日日新聞社はネット掲載のみで、何故か新聞記事としての紙面掲載は無かったようだ。

 福岡の朝日新聞社が掲載しているのに、地元熊本の新聞が紙面掲載しないというのには驚いてしまった。先に大手全国紙が告知してしまったので、情報としては価値が低くネット掲載のみにしたのだろうか?

 地元県内には熊日新聞のクリッピングを毎日送ってくださる方や、数多くの野鳥関連の友人知人がいるので、この辺りを詳しく訊いてこのブログでレポートしてみよう。

 熊本県のメディア事情が何か不思議に思えた「面白い現実」。この先、合わせて是非深堀りしてみようと思う。30年近く広告代理店で仕事を行い、熊本県内でも国レベル、県レベルの大型催事を数多く担当した経験からは何か腑に落ちない。

 RKK熊本放送局もネット掲載して頂いたが、この拡散力は素晴らしかった。RKKからTBS系、Yahoo News系 X(旧twitter)へ拡散が広がり、筆者個人へも相当数問い合わせが来た。大変ありがたかった。取材頂いた豊田さん(八代野鳥愛好会メンバー)のお陰と感謝!

 勿論、この報道に関しては珈琲店ミックさんの出水マスター、笠井麻衣さんの顔の広さ、日ごろの対応の丁寧さ、更には八代野鳥愛好会の高野茂樹博士の存在は忘れてはいけない重要ポイント。

 以上、写真展「八代市の野鳥」開催レポートの第一弾は、まず告知・報道がどうだったかをレポートしてみた。

 以下は各プレスへ送付したリリース(一部)





プレスリリース 本文

このほか、写真集「八代市の野鳥」も同封した。

2025年2月10日月曜日

写真展「八代市の野鳥」も残すところ2日! There are only two days remaining left until end the photo exhibition "Wild Birds of Yatsushiro City"!

 多くのメディアの方に告知頂いた八代駅前の老舗珈琲店ミックさんでの「八代市の野鳥」展、いよいよ今日を入れて残り2日となった。

 遠くは北九州から、福岡市から、人吉市内、熊本市内、芦北町から数多くの方にお出で頂き感謝に耐えない出展者の筆者だが、今日はなんと地元八代市のFMやつしろに呼ばれてゲスト出演となった。これは中学時代のクラスメート「彦一本舗」の飯田哲君の「命令(笑)」によるもの。 彼には二中時代、色々助けてもらったので、今でも頭が上がらない。

 期間中、ファミリーで来られる方が多く、お昼の時間帯は満席になることが多かった。

 会場となっている珈琲店ミックさんは思いのほか大きな会場で、珈琲店、喫茶店としては器が大きい方だろう。

期間中は大雪にも見舞われた。

駐車場には10台以上の余裕がある。

 終了後、メディア露出、来場者数カウントを精査し、マーケティングデータをご紹介しようと思うが、思いのほかの反響で驚いている。

 一般のギャラリーとは違い飲食ができる場所なので、チラ見で帰る方は誰一人いないため野鳥の説明、写真説明をリクエストされる方が多く、筆者在廊の意味は大きかった。

 

 しかし、お客様の少ない時間を観て1~2時間車に便乗して市内各所の野鳥ポイントに脱出し八代市の野鳥の「生の姿」を撮影出来たのは嬉しかった。

 特に初めて出遭った野鳥も多く、特記すべき種として、ヒシクイ、マナヅル(八代では初見)、アカガシラサギ(朝の散歩で偶然発見)、ハイイロチュウヒのオス、トモエガモの1万羽を超す大群。

 ぶらり出ただけでこういった希少種(国内では)に出遭えただけでもラッキーだった。

トモエガモ

日本製紙が見えるエリアで大群が乱舞。1月末には移動して居なくなった。

大寒波で八代市のも降雪、そのチャンスにマナヅルを。まだ居ると思われる。

数度のマナヅル撮影の1日、ハイイロチュウヒのオスに遭遇

超ラッキー!精悍なその顔つきに魅了された

干拓地には筆者初見のヒシクイのつがい

優雅な飛び方はガタイが大きい分、カモ類とピッチが違う

とどめはマイナス4℃早朝の散歩で遭遇したアカガシラサギ

2日間は見かけたが、今日2月10日の早朝にはもう居なかった。