2021年3月31日水曜日

早い春が来てオオタカが活性化し始めた様だ。 It seems The Northern goshawk move active because of spring came early.

  誰しもが思ったことだろう、今年の春は少し早すぎる・・・と。

 例年ならやっと開花の3月末にもう花吹雪に花筏なのだ。桜に限らず樹木の芽吹きも異常に早く、既に都内の緑地帯の森では上を見上げても青空を仰げない状態に成ってしまっている。

昨日の野川流域の花吹雪

市川に在住の野鳥フォトグラファーの昨日の投稿から拝借。もう花筏。

 最近、都内でも多くのバーダー(野鳥撮影が趣味のアマチュアカメラマン)が大砲レンズを三脚に付けて、営巣中のオオタカの巣に群がったり、羽休めの状態を撮って盛り上がっているという話題を良く聞く。こないだのNHKスペシャル「映像詩・ワイルド東京」でもオオタカ以上にそれを追うアマチュアカメラマンの生態の方に目が行った。

 写真撮影はスマホでしか行った事が無い人々には鳥を追いかけるバーダーも鉄道写真愛好家、いわゆる鉄ちゃん、あるいは鉄男・鉄子と言われる人種も同じに見えるという。鉄道撮影者と同様、周りへの迷惑顧みず「我が道を行く」グループだと見られていると幾度も色々な人に聞かされた。

 ちょうど5年ほど前、このブログで投稿したものが未だにアクセスランキングの20位以内に常時入っているのも問題になっていることの裏返しだろう。

https://yamasemiweb.blogspot.com/2016/04/blog-post_30.html

 筆者が最近良く行く明治神宮では他の緑地帯とは異なって三脚を立てて撮影する様なバーダーさんは居ないので、非常に自然な環境でバードウオッチングできる。

 この森の場合いつも決まったお目当ての野鳥が同じ所に居ないので、他人にどのような野鳥が何処にいるか予め訊いて撮りに行くような人は来ない。自分の足と勘と経験で探し当てる所からゲームが始まるのだ。その面白さを知らない人が多すぎるような気がするのだが如何だろう。

 例えば、東京から離れた地方でその年の渡り鳥の飛来情報(だいたい来る場所は決まっている)や、迷鳥、珍鳥の飛来などは親しい仲間から情報が入る場合に限って行く事もあるが、留鳥の場合は自分で生態を研究し学んで探すところから入るべきだろう。居た、居たから撮った、撮れた・・・では動物園のパンダを撮ったり剥製のカワセミを撮影するのと同じではないだろうか?

 野鳥撮影の場合には「結果がすべて」では無いと信じたい。そうでなければ大砲を並べて隣のカメラマンと同じ画像を撮って喜んでいるレベル以上には決してなれないだろう。「俺のは右向いてるんだけれど、貴殿のは左かあ」程度で終わるって事だ。

 昨日は明治神宮で、今日は野川沿いでオオタカに遭遇した。春が速いので彼らの繁殖も早いかもしれない。ここ数か月は年間でもオオタカの警戒心が最大限に高まる時期なので、刺激し繁殖の弊害にならないように観察したい。年中繁殖期の人間とは訳が違うのだ、注意してあげたい。

 オオタカの色々な研究データによると、オオタカの営巣分布は一番近い他の個体営巣との距離が1.7㎞程度、営巣エリアは森の端から最短で70m程度、人家から150m、道路から100m程度と在った。東京近郊郊外の鎮守の森の杉の木に営巣する場合も多いので、このデータが何処まですべてに当てはまるか不明だが意外だった。

 10㎞✕10㎞=100㎢に13~4ペアが生息するという事は、東京の都心緑地帯に10ペア以上が営巣繁殖していても全然おかしくないという事に成る。特に行動範囲はオスの場合100ha~2000haという事なので明治神宮の森から外へ出ない場合もあるようだ。

 一方三鷹、野川のオオタカの場合、早朝よく住宅街上空を北へ飛ぶ姿を見るが、小金井公園~井の頭公園~神代植物園・三鷹天文台以上の遠方へは行かないようだ。それだけ明治神宮の森はオオタカにとってさほど移動しなくても済む良い環境なのだろう。

 このあたりを充分に学んでオオタカの生態も知ったうえで今後も観察を続けたい。シベリアや極地で命懸けで動物の写真を撮っているプロとは雲泥の差だが、少しでも被写体を学んで知って撮るように心がけたいと思った。

手持ちでここまで寄れるのは滅多にあるもんじゃないが、魅力的な野鳥だ。

真面目な話、ヤマセミ同様逢う都度手を振って顔を覚えてもらうようにしている。

午後遅くのオオタカ。


明治神宮では枝留まりより上空を飛ぶ姿の方が撮影チャンスが多い。



こちらは昨日野川で出遭ったいつものオオタカ。桜の残り花越しの撮影。



それぞれのオオタカ。今年も各地で話題を提供してくれるだろう。

2021年3月30日火曜日

野鳥は姿を探して見つけるのではなく、声を聴いて見つけるのだという証、ウグイス! It is easier found out wild birds by hearing voice than searching appearance like as the Japanese bush warbler.

  野鳥の撮影を始めると、どうしてもその姿を探そうと躍起になるが、木の葉が生い茂り始めるとそれは非常に難しくなってくる。真冬のように落葉樹の葉が落ちて枝だけになった樹木に留まる野鳥のようには行かなくなる。筆者が行きつけの明治神宮もまさに今その新緑のシーズンを迎えている。あと10日もすれば上を見上げても空は木の葉で覆われてしまうだろう。

 昨日のNHKスペシャル「映像詩・ワイルド東京」にも出ていた明治神宮の向こうに新宿の摩天楼?早速今朝雨上がりの渋谷から同じような画像撮影にチャレンジしてみた。

 そんな中、囀り始めたウグイスがその存在感を日に日に高めている。下手すればウグイスばかりに気を奪われて明治神宮100年の森に入っても他の野鳥の声に気が行かなくなってしまうかもしれない。

 そのウグイス、庭の梅の木にウグイスが来たと喜ぶ話が昔からあるが、ウグイスはめったな事では梅の花木には来ない。花が咲いた梅の木に来るのは花の蜜を吸いに来るメジロとヒヨドリだ。ウグイスは「ムシクイ」の仲間だから動物食の野鳥なのだ。明治神宮で木の実やヒマワリの種を手のひらに乗せて差し出してもヤマガラのようには絶対来ない。小さな蛾や蚊など虫を乗せて待てば来るかもしれない、それも生きたまま・・・。

 しかし、ウグイスは春になって何処からか渡って来たり、突然湧いて出て来るのではなく、真冬の時期からそこいら辺の藪に居るのだ。チャッチャッ♪と啼いて笹の葉を揺らしながら移動している。

 これが繁殖期に成って、縄張りを主張する為ホーホケキョと囀る訳だ。縄張りを主張するのだから地味ではいけない、藪から明るみに出て来て囀るようになる。しかし其れはほんの瞬時の事で、やはり木の葉の下側を移動する。シャイというより警戒心が強いのだ。

 今日のウグイスはそんな中、明治神宮の御苑の中で忍耐強くウグイスの声を聴きながら、藪の前でしゃがんで待って撮れた画像。団塊世代の72歳が上下スクワッドを何度も繰り返してやっと撮影出来た画像だ。夕方家に戻って爆睡したのは言うまでもない。

こうやって木の葉の下を移動する事が多い。

チョロチョロ動きが激しいのがウグイスの特徴。

鳴くのはオス。

たまにこうして明るみに出て来る。


ウグイス全部がこうする訳ではないが、個性と言うものもあろう。

2021年3月29日月曜日

NHKスペシャル「映像詩・東京ワイルドライフ」が面白かった! NHK Special "Video Poetry, Tokyo Wild Life" was so interesting!

  昨夜21:00から放送されたNHK総合のNHKスペシャル「映像詩・東京ワイルドライフ」が秀逸だった。外国人女性と思われるプロデューサーと同じく外人カメラマン、プランナーがまとめた大東京で意外な動物が生息しているという「お話・ドキュメンタリー」。

 自分は同録できなかったが、同じく自然物に造詣の深い長年の友人が録画していてくれた、ラッキー!だった。

 内容的には以前「ダーウィンが来た!」その他のNHK自然番組で放映された京王電鉄・井の頭線や玉電世田谷線沿線のタヌキやアナグマ、フクロウなどの生態がメインだった。

 それに近年東京郊外の緑地で繁殖するオオタカとそれに群がるアマチュアカメラマンたちの生態などと共に、ヤモリ、オオカマキリ、カエルの食物連鎖など、セミの羽化含めて夜の大都会を背景にした生き物の生態で綴られていた。

 もちろん完全実写なのか、NHKさんお得意の動画合成なのか、はたまたカマキリやヤモリカエルをエキストラとしてあらかじめ用意して撮影したのかはは判らないが、言いたいことは非常に良く判る。こういった内容は東京に住んでいる者より、そうでない海外在住の者の方が考え付く内容だろう。東京をロンドンやニューヨークに置き換えてみれば良く判る。

 ロンドンやニューヨークヘは筆者も幾度か行ったが、大きな公園にはリスや綺麗な野鳥が沢山居た。それに比べると、東京の中心部にはその自然の類があまり居ないという印象があろう。

 筆者はここ15年間に撮った明治神宮での野鳥などの画像が思いのほか貯まったので、たまたま一冊の写真集にしておこうかと思い立ち、偶然昨年から計画を練って編纂中だった。

 同時にそれを完成させるために最近頻繁に入って撮影をしている明治神宮で出遭うオオタカなどの画像も整理中だったため、思わずこの番組に見入ってしまった。

 なんとNHKさんも似たような事を考えていたんだと、妙に嬉しくもなった。大都会の緑地を縦横に飛び回るオオタカやにノスリなどの猛禽類、それに季節ごとの渡り鳥などをまとめるにも、明治神宮、新宿御苑、皇居周辺、青山墓地周辺、目黒の自然教育園など個人で全部を網羅するのはまず無理なので、明治神宮に的を絞りまさに作業中だったのだ。偶然にしろ少し驚いてしまった。

 再放送もあるだろうから、是非ご覧に成ることをお薦めしたい。NHKプラスやオンデマンドでも即見られよう。



いつの間にかセントラルパークと摩天楼のニューヨークに似てしまった東京。

やはり明治神宮は日本最大の神社だ。

仲間から聴きつけて集まるバーダーさん達。

飛べないオオタカを追い回す人間たち。こうはなりたくない。

スタッフが国際色豊かで素晴らしい!

画像はすべてNHKプラスから拝借。

2021年3月28日日曜日

これでもまだオリンピックをやろうという政府や関係者の気が知れない。I can not understand why Japanese government would like to held 2020 Tokyo Olympic games under this pandemic of COVID-19.

  昨日の新たな東京都の新型コロナウイルス感染者が430人、大坂は386名。大阪の人口は東京の半分だから、東京に換算すれば772名となり既に第4次感染拡大期に入ったと言って良い。

 一方で非常事態宣言解除後、桜の花見のピークを迎え、宣言解除の解放感✕お花見欲求で街や盛り場への人出ははっきり言って異常事態宣言に近いものがある。

 今日、北関東の研究所へ行く前に原宿駅で降りたら、「えっ?何かお祭り?」とでもいう感じのもの凄い人出だった。

原宿駅の表参道口改札を出てすぐのロビー

駅前の道路に降りた所、えっ?何かお祭り?…と思ってしまった。
 ちょうど1年前の3月の3連休時に新宿御苑で覚えた背筋が寒くなる光景にどこか似ていた。
 原宿でこれではたぶん渋谷や上野公園、銀座、新宿はこの比ではないだろう。

※今朝になってネットでこの状況が判った。

 昨日も明治神宮に1時間入ったが、たぶん桜が満開の隣の代々木公園上空を、ヘリが何機もうるさく旋回してニュースネタを収録していた。東京に限らず全国で一斉に満開を迎えた今、桜の名所はどこも似たような状況だろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2375b97210299e2f4a1fb728283818dc583e5ede

 この傾向は一体どうした事だろう?

 いろいろ考えたが、ただ単純にメディア・マスコミが報道している「皆、自粛に飽きたから、耐えがたくなったから・・。」ではないような気がする。

 筆者思うに、これだけメディアを通じて自粛続けろ、夜は飲み屋・レストランは早じまいしろと罰則付きの条例までこしらえて要請する国・政府や各都道府県知事。

 その一方で同じ国や自治体、オリンピック関係者が「絶対にやるんだ」と2020TOKYO OLYMPICの聖火リレーをスタートさせてしまう大矛盾にもう国民が呆れ果て、だれも国や都の言う事を聞かなくなってしまっているのが一番の理由だろう。

 妖怪森喜朗を隠居・退陣させたクーデターに始まり、佐々木宏の辞任・降板に至るまで今回の東京オリンピックの裏の酷さ、関係者の酷さ、JOC関係者ならびにオリンピック組織委員会・評議員の質の酷さがどんどん暴露され「開催に対する嫌気」で充満してしまったのが今の国民の行動に現れているのではないだろうかと思う次第。

 西村大臣も「変異株に注意・用心を!」とか言っているが、一般国民は変異株だの判る訳もなかろう?変異株なんてコロナに感染して何か異変を感じて病院で検査したら変異株だったって事だろう?

 西村大臣はいったい何を言っているんだという感じが否めない。

 もう一つはワクチン。今の状況では新型コロナウイルスがまだ流行っている間に自分がワクチン投与される・・という実感がまるで湧かないのだが。

 皆に行き渡るのに相当な時間を要するのが判っているのに、TVではワクチンがどうのこうの、ワクチンさえ打てば・・・という報道が多すぎる気がしていったいメディアは何を考えているのだと思う。

 やっと投与される頃にはパンデミックは終わってしまっているか、逆にどんどん変化・進化した変異株が猛威を振るって、すでにワクチンが効かなくなっているんじゃないだろうかと憂いている。

 それともう一つ、感染者、感染死亡者の飲酒者と非飲酒者の比率を出してほしい。アルコール分解酵素を持たない筆者は、新型コロナウイルスの感染拡大の原因は酒飲みの行動がその大きな部分を占めていると思っている。

今までの感染死亡者の累積グラフと著名な死者。

 欧米の科学雑誌では、人間は酒を飲むとオランウータンと同じ程度の脳の働きに低下するという。筆者もオランウータンに失礼だろうと思うほど酷い醜態を何度も目の当たりにしている。

 酒を飲んで酔っ払った挙句、大声でしゃべり、ツバキを飛ばし、判断力がオランウータン並みに成った挙句新型コロナ拡散防止に決めたルールは守らない、周りへの迷惑など全く構わない…これこそコロナの感染拡大に一番大きな影響を与えているのではないだろうか?

 感染症関係者も本当は判っているのに、自分達も飲むから言えないのではないだろうか?飲み屋が無くなっても良いのか?などと平気で言う元女性官僚など大酒飲みに決まっている。飲み屋などすべて無くなっても世の中ほとんど何も変わらない。町から酒飲みの行動が一切無くなればコロナ感染は留まると思うのだが如何だろう?

 飲んだ奴が家へ帰って家族感染を引き起こし、高齢者施設その他施設関係者が気晴らしに飲んで騒いでウイルスを背負って職場に戻り、感染拡大クラスターを生んでいるのではないのだろうか?

 感染症の感染拡大はそんなに複雑な原因が理由ではないのではないだろうか?…と思っている。

2021年3月27日土曜日

よろけながらも大物をゲットしたカワセミの食事の大変さよ! What a hard to eat big fish for the Kingfisher !

  大物を咥えて飛び上がる際に獲物の重さに思わずよろけてしまったカワセミ君!やっと食事場所まで獲物を持ち帰ったが、手こずること数分!普段の食事の5~6倍の時間をかけてやっと飲み込んだのだった。

 今日はその食事の模様のレポート。

 まずは、獲った獲物を誰かに横取りされないように、壁を背負って前面からの横取りに備える。ヤマセミの場合はトビとカラスが主な敵だが、都会のカワセミの場合はカラスだけだろうか?近所の猫がカワセミごとかっさらいに来たりするかも。

 今までの観察でこの池にはメダカクラスの魚しかいないものと決め付けていたのだが、初めて見る余りの獲物の大きさ(カワセミにとってだが・・・)に撮影者も驚いた。

 カワセミ、ヤマセミの類は先天的DNAに、獲った獲物は岩に叩き付けて骨を砕き、完全に息の根を止めてから頭から丸呑みするというプログラムが織り込まれている。

 だから、其れまで一度も大物を獲ったことが無くても、初めての大物相手にでも「叩き付け」の手順は踏めるように成っているらしい。

獲れたばかりの魚はまだ暴れまわっている。

まだ骨もしっかりしているので咥えても間横一文字に成る。わざわざ見せつけてくれてありがとう。

これを振り上げて・・・、

コンクリの角にぶつけて骨を砕く。

数回これを繰り返すと、息の根も絶えグニャっとなる。

完全にノビタのを確認して、頭から丸呑みに・・・。

大物の場合はいつまでも尻尾が出たままだったりする。

2021年3月26日金曜日

カワセミは時々思いもよらぬドジをするらしい。 The kingfisher shows us funny and stupid things sometimes .

  いよいよ、延期状態の2020TOKYO OLYMPICの聖火リレーが始まった・・・が、初日から途中でトーチの火が消えたりして、決してこのオリンピックが歓迎されていないという感じがして仕方がない。

 何度でも言う。前回1964年の時は、今ほどメディアも発達していないし、TVも地上波だけでBS放送も、CS放送も無い時代。スポーツの大型イベントもサッカーのワールドカップですら日本ではごく一部のファンや関係者の間だけで知られるのみでまだ遠い存在だった。その様子はサッカー専門誌で見る程度の事だった。

 一般的に大きなスポーツ催事と言えば、まだ圧倒的に『国体』つまり国民体育大会とプロ野球、大相撲、プロボクシング等の時代だ。サッカーが蹴球と言われ、ボクシングが拳闘と言われた時代だった。

 そんな時代背景に日本で初めて開催された世界的な’64東京オリンピックへの期待感・話題性はあくまでも高く、何をおいても成功させねばという意気込みと共に官民一体、老若男女、日本全体が一丸になって進んだものだ。神聖なアマチュアスポーツの世界の頂点!誰もが『凄いイベント!』という認識でオリンピックを崇めていた。

 しかし現在の日本(世界を含めて)では、サッカーワールドカップをはじめ、各種スポーツごとのワールドカップ、世界選手権大会が毎月のようにどこかで開催され、あらゆるメディアでリアルタイムに報じられている。そんな中での今回のトラブル続きのオリンピック、前回’64東京オリンピックと比べてみれば期待など全然されていないのが良く判る。

 もちろん、オリンピック貴族と言われるIOC、JOCの構成員、電通など大手広告代理店などの一部の人間達の金儲けの興行と化した現代のオリンピックは’64のオリンピックとは全然違うものなのだが、政府・メディア共に前回同様の『尊いスポーツの祭典』扱いをしようとしている点が「大きな勘違い・大きな嘘」の原点なのだ。

 筆者のような団塊爺、’64TOKYO OLYMPICリアル経験者達は、あの時の感動・感激以上のものはある訳がない‥と思っているし、今の若者達にとっては、数多い大型スポーツイベントの中のOne of Themでしかないのだろう。盛り上がる訳が無い事くらい誰でも判るだろうに。

 更には新型コロナウイルスの世界的パンデミックの最中(さなか)無理に開催するのは如何なものか?開催する事で感染者をガンガン増やしてしまうし、数万人の海外からの渡航者が日本で感染したり、病に倒れてもコロナ禍で満杯の日本の医療がそれに対応できる訳がない・・、という感染症専門家の意見が圧倒的なのに、政府なりオリンピック関係者はこの先どうするつもりなのだろう。

 本来こういうジャンルは週末のネタなのだが、聖火リレーが無理やり始まったのでちょっと触れておいた。


 野鳥の話に戻そう、今日は久しぶりにカワセミ。

 東京近郊の名刹の境内にある池で活動中のカワセミ君(オスしかいないようだ)、真冬の小さなメダカのような魚ばかりの採餌に比べ、春になって気温が上がり活性化した普通の魚をゲットできるようになって面白いシーンを見せてくれたのでレポート。

おーい!とか言っているんじゃなくて、ペリットを出そうとしているのだ。※(ペリット=食べた魚のウロコや骨など消化できにくいものを白い卵状の固形物にして吐き出す)

で、ダイブ!



見事大物をゲットして浮上!

しかし、久しぶりに大きな獲物、真冬の時期はメダカサイズの獲物しか獲れなかったので、こんなデカい獲物獲って興奮したのか?

思わず重みで腰砕け?まさかの水中に横倒しに・・こんな情けない姿初めて見た。

仕切り直しで飛び出すカワセミ。

2021年3月25日木曜日

樹木の新芽が爆発的に伸びて野鳥撮影のシーズンも、あと10日ほどか? Will the sprout of the tree grow explosively and the season for wild bird photography will be about 10 days left?

  3日前、3月22日(月)に明治神宮へ野鳥撮影で入った。そうして昨日3月24日(水)再び朝から代々木公園・明治神宮へ入った。たった3日間で景色が様変わり!

 22日(月)夕方から首都圏東京エリアは雨だった。この雨で一気に樹木の新芽が開き始めた様だ。下手をすれば朝と帰りしなの夕方で葉の開き方が変化する様な気がするほどのスピードだ。

 そんな中、明治神宮ではウグイスが綺麗な完全な啼き方で囀りはじめた。例年よりはるかに早い。気象庁の発表では今年の梅雨も6月から雨量が多いという。昨年壊滅的な打撃を受けた九州、球磨川流域は大丈夫だろうか?

 今朝のブログは、首都圏東京の明治神宮、それに隣り合わせの代々木公園の桜レポートなど。なお代々木公園ではコロナ対策で桜の樹の下での宴会酒盛りは出来ないように桜ゾーンをプラのネットフェンスで囲み、誰一人入れないようになっている。

代々木公園側から明治神宮上空を舞う二羽のオオタカを発見!一羽ではない事を再確認。

次第に1羽のカラスを追い詰めチェイスを始めた。ハンティングだろうか?

高い木立の頂上付近から新芽が出始めた。

あと10日もすれば野鳥は木の葉に隠れてしまうだろう。

赤いプラのネットフェンスで桜の集まった中心部ヘは立ち入り禁止に・・。

上野公園とは違い、満開でも太陽の光が入ってくる。

明治神宮の参道も新緑が多い始めた。

御苑内部はひょっとすると秋の紅葉シーズンより綺麗かも?

御苑内の樹木も相当なスピードで新芽が出始めている。

まさに新緑シーズンの御苑内部。