2024年9月30日月曜日

団塊世代は本格的に断捨離・シンプル生活化作戦を開始した。The baby-boom generation began a full-fledged decluttering and simplification life strategy.

  団塊世代ど真ん中の筆者はこの世代のほとんどの人たちと同じで結構モノ持ちだ。更にあるジャンルに関しては自分でも呆れるほどのコレクターだ。

 しかし、いわゆる団塊世代にありがちなミニカーやアニメキャラクターのフィギュアコレクターとか、いかがわしいビデオのコレクターとかではない。ましてや戦中派のような映画スターのブロマイド集めではない。

 主なものはビートルズやベンチャーズといった団塊世代がはまった音楽アーティストが使用したギターコレクション(同じブランド、型番・4本保有)。その時代のアーティストの輸入レコード(3,000枚保有)、ライブコンサートのチケット(78枚保有・PUFFY以外はすべて海外アーティスト)。

 一時は切手や鉄道の切符などもコレクションしていたが、切手は実際に郵便物に貼って使い、鉄道の切符は断捨離を始めた初期に友人に無償で譲渡した。

 次に大きな断捨離対象物は、仕事で使用したりこのブログのネタを散々撮って来たカメラ。

 最初はOLYMPUSのシリーズだったので、フォーサーズ(後にマイクロフォーサーズ)で画角がフルサイズの面積1/4というタイプの一眼デジタルを使用していた。

 野鳥を撮影するようになって大倍率の超望遠が適していると思い(その時は)フルサイズ換算の倍のサイズで撮れるOLYMPUSじゃなきゃぁ!と思い迷わず愛用していた。


 しかし、野鳥撮影に3年ほどして慣れてくると、遠くからレンズで近寄って撮るより、野鳥の生態を学び、よく観察をして自分で生の野鳥に近づいて撮影することに慣れた為、フルサイズで撮影することが写真集の原稿にするにも良い事が判りCANONのシリーズに換わって行った。

 で、OLYMPUSのシリーズは旧友にケースごと持っていたフルセットをプレゼントした。Facebookで毎日のように画像を投稿している彼なら、写真撮影をより盛んにしてくれるだろうと思ったからだが、予想以上にはまってくれてカワセミや夕陽、その他の被写体を随分撮影している様だ。保湿乾燥箱に死蔵して埃を被らせるより、はるかに良い事だと思う。機械は使ってナンボ・・・。

 筆者Canonに交換して以降、2010年~2023年の間が自分の野鳥撮影の全盛期と言って良い。

 特に希少種ヤマセミ中心に観察をするための東京ー熊本往復は80回近くにもなり、人吉市・八代市での宿泊回数も300回を超えた。当然収録した画像数も数十万カットに及ぶ。

 此の最盛期を支えたカメラは、ボディがEOS7DMarkⅡ、EOS5DMarkⅢ、途中からEOS1Dxが入る。しかし1Dxは連写能力は優れているもののシャッター音がうるさくて、滅多にない事だったが同じ被写体を狙う撮影者が傍に居る時は迷惑になると思い、あまり使用できなかった。

 シャッター音で野鳥が逃げたなどという事は一度も無かったが、ミラーレス・デジタルの唯一の利点はこのシャッター音が静かという事だと思う。

 そこで、まず一番自分的に高価なこのEOS1Dxを売却処分した。

 ネットで下取り相場をいくつかチェックし3か所の下取り屋さんへ赴き、実際に査定をしてもらった。あまりに低ければ売らずに自分で使うか、友に上げようと思っていたので気楽だった。

 3か所での査定価格は、A=6万5千円、B=4万5千円、C=6万2千円 ネット上での査定価格差よりはるかに実際査定で差が出るのには驚いた。

 中でも日本中にチェーン店を持っている関西系の「カメラのキ〇ム〇」では昼過ぎに遅刻してきた店長と思しき白髪高齢者(実は筆者と同じ位か?)が色々診ていたが、メディア(コンパクト・ディスクオンリー)の差込口の開け方が判らず「どうするんでしたかねぇ?忘れてしもうて・・。」と言い出す始末。

 日本で一番というお店でも実態はこんなものだと呆れてしまった。持ち込んだ筆者が本当に所有者か否か疑われたのかとも思ったが、支店長出勤の前に査定チェックをしてくれた若い女性の念入りなチェックは非常にまともだったのでそうでは無いと思う。

 一方で、10年以上前にも一度訪れた横浜の人気店では、査定自体が10分で終わり金額が出た。この店の査定は多少安かったが後に500㎜f4レンズを査定してもらった際は先ほどの「カメラのキ〇ム〇」より15万円以上高い査定をつけてくれた。査定してくれる店を選ぶのは豆に足を運び非常によく観察して決める必要が在ろう。同じ物件に20万円近い査定の差が出るというのは信じられなかった。

 一体どうなっているのだろう此の業界は?



 大体ネットでの査定表示は殆ど新品か未使用品に近い価格なので鵜呑みにしてはいけない。期待してはいけない。下取る店の在庫状況など現物を持ち込む前に一度訪れておいて店員に話を訊いていた方が良い。

 結局、持っている機器の中で最高価格のモノを今回予想以上の価格で売却できたのは良かった。

 CANON EF500mm f4⇒新品購入価格時の1/3弱で、EOS1Dx⇒新品購入時の1/5強で。

 カメラの方はシャッター回数など普通の人の数倍多いが、三脚を使用しないので外観のダメージはほとんどなかったのが幸いした。

 500㎜レンズの方もほとんど三脚を使用せず手持ち撮影が多かったのと、雨除け刺激除けの迷彩ストレッチカバー布を常時被せての使用だったのでダメージが少なかったのだろう。

 あとは残ったエクステンダーを処分すれば、ボディ2種、ズームレンズ3本となるが、三脚を使用しない団塊世代には充分な装備だと思う。もっと早く処分しても良かった気がした。


2024年9月29日日曜日

団塊世代は既に始まったメディアの報道ミスリードを憂える。 Boomers are concerned about media misleading reports that have already begun.

  上野公園からパンダが中国へ返還される。別れを惜しむファンが上野公園へ殺到したという。

まるで上野動物園からパンダが全く居なくなるような書き方だが・・・。

 昨日の段階で上野動物園には4頭のジャイアントパンダが居る。

 筆者は上野動物園でパンダを観たことがないし、浦安のディズニーランドへ行った事もない。

 ジャイアント・パンダは自然の中で生活しているのを中国四川の自然公園で観た。このイメージがあるので檻の中で笹をかじっている見世物のパンダは可哀想で見る気がしない。
これに近い状態で観察できた。

 浦安へ行く気がしないのも、アメリカのカリフォルニア・アナハイムのディズニーランドに行ったイメージを壊したくないから・・。

 筆者にとっては、子供の頃毎週楽しみにして観たテレビの「ディズニーランド」で目に焼き付いたアメリカ人と英語とアメリカの食べ物に浸るのがディズニーランドの楽しみなのだ。日本語が飛び交い、髪の毛を金髪に染めた日本人(今は渋谷など繁華街にいくらでも居るではないか?)やオニギリや日本円が眼に入って欲しくないのだ・・。


で、自民党総裁選・余波話・・・。

 石破氏が自民党総裁に成って2日経った。愛読している読売新聞の記事を見ると日本の首相が交代(自民党内で)するたびに起きる党内バランスの混乱を煽るような記事が目につくのは何故だろう?

「敵なのに、なぜ石破内閣を支えなければならないのか?」と本当に高市氏が漏らしたのであれば一国の首相になどとても相応しい人間ではない。
 それこそ民主主義の根本が判っていない人と見受けた。」メディアはそういった点に何故疑問を感じないのだろう?「幹事長ポストを以外は受けるべきではない」との声の主は誰なのだ?名前が出ていない所を見る限り作り話かもしれない。

 これが上川女史であればそうはならないだろう。同じ女性議員でも千差万別だ、これじゃガラスの天井がなかなか破れないのも良く判る様な気がする。


 人事で失敗すれば、政権は短命で・・・って、岸田内閣が誕生した時も同じことを聴いた覚えがある。だが3年以上続いたではないか?メディアはこうやって新政権誕生2日目に何もない状態から「混乱」を生じさせるような記事を書いて「新たなネタ」を作る。

 鏡面のような池に石を投げこむような報道は、決してジャーナリズムではないと思うが如何だろう?

2024年9月28日土曜日

団塊世代は自民党総裁に苦労人が選出された瞬間を視た! Boomers saw the moment when a hard worker was elected president of the LDP!

  昨日1日だけはドジャースの大谷選手より自民党の総裁選の方を観ていて面白かった。

筆者も愛読している「読売オンライン」に今日1日の経緯の詳細が出ている、ご参考。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240927-OYT1T50047/?from=yhd&ref=yahoo

 1回目の得票数(議員投票数・党員投票数)を観て、TOPの2名へ残れなかった議員票が誰の陣営からどちらへどれほど流れるか?大変面白かった。

 この1回目を見て裏の票読みが如何に難しかったか分かった気がした。マイナンバーカード大臣河野氏への党員票が8しかないのは、如何にごり押しのマイナンバーカードや健康保険証合体を進める事への国民の反対が強いかという証拠だろう?メディはもっとこういった点へ注目して良いはずだ。
 同時に国会議員票の小泉氏75票+小林氏41票は決選投票への大きな伏線になったと思う。

 事前のメディア報道ではもう沈没状態と言われた小泉氏が意外に健闘し、筆者は第1回目の議員票でTOPの75票を得たことは決選投票に大きく影響するだろうと踏んだ。

 これらの事実は確実に今の自民党ベテラン陣にとって代わろうとする小泉氏への期待が存在することを示している。

 無派閥・一匹狼・不条理なことがあれば首脳陣を平気で批判する石破氏と、元々が安倍派の政治資金問題議員十名以上の推薦を得、安部派の中心にいて統一教会問題のすべてを知っている高市氏の一騎打ちとなった決選投票、筆者は相当一回目敗退候補者の支持票が石破氏へ流れるのではないだろうかと思っていた。

 麻生氏の高市氏支援への様子を見て、麻生派の議員すら時代の変換期(麻生氏世代重鎮の終焉)と感じ、決選投票では反発して勝ち馬に乗ろうと判断したような気すらする。

 しかし1回目の投票差(議員票差で26票)をこれほど見事にひっくり返すとは思わなかった。小泉議員や小林議員を押したメンバーが全員石破氏へ投票した以上の党内の流れが在ったのだろう。

 それが、高市氏のバックに居る長老麻生氏ら超ベテラン達への嫌悪感か、政治資金問題議員への甘い対応への倫理感か?はたまた、過去の総裁選での石破氏の苦労への期待票なのか・・?

 週末のワイドショーなり政治番組は侃々諤々、喧々囂々の意見が飛び交うだろう。

 しかし事前にこの劇的な逆転劇を的確に予想したメディアなり、政治評論家は一人も居ない。かの政界通を自任する田崎史郎においても予想していなかった。やはり其処は当事者と野次馬の差ではないだろうか?


 一方で一般の投票権を持たない超野次馬的存在の国民は、かってのヒラリー・クリントンの言葉を借りて「ガラスの天井がまたも破れなかった」だの「株がこれで上がらず下がっちまった」だの、「夫婦別称問題は何処へ消えたの?」などと、日本の国の代表、顔としての首相の「人間としての資質調べ」より「だれが首相になるか?世の中何がどう変わるかなどゲーム的興味」で、SNSなどで本筋とかけ離れたピント外れの反応をしている様だ。

 勿論一般国民はメディアが考えているほど詳しい政治そのものへの知識も認識も無いようだが・・・。

 TV局の街頭インタビュー(実はほとんどが事前に仕込んだヤラセ)でもレベルの低い反応しか報道では見られなかった。話はもう石破首相の組閣や自民党内の力関係の変化、論功功賞へ移りつつあるのでは?

 橋本龍太郎、小泉純一郎に続いて3人目の慶應義塾大学卒業生、印象に残る首相となるだろうか? 

2024年9月27日金曜日

団塊世代は自民党総裁選を捻じ曲げるメディアを憂える。 Boomers are worried about the media twisting the LDP presidential election.

  いよいよ今日の午後自民党の総裁=事実上日本の総理大臣が決まる。

 長年自民党員や一般国民・メディアから期待されながら、国会議員に人気が無く幾度のチャレンジで次点で涙をのんだ石破氏。政界の妖怪ベラさんと言われつつ、若い頃バイクでブッ飛ばすは散々やんちゃを繰り返した高市氏。メディア報道ではこの二名の決戦投票と決めつけている様だ。


派閥が解消したなんてのは表向きの話だろうと想像する。

企業が求める日本の首相、一般人の人気投票とはちょっと違う雰囲気だ。

 出だしはコバホークと自前のニックネームで立候補した小林氏がメディアの目を引き、少しして小泉ジュンちゃんの息子、ハーフの美人タレントを嫁にした最年少の小泉進次郎氏が続き、自民党世代交代だ!とこれまたメディアを賑わした。

 ある面からすると、40歳代の2名が主導権を握れば、自民党のほとんどの主要ベテランメンバー(=50~80歳代)が利権の宝庫=要職から外されざるを得ず、次の選挙に不安を持つベテランVs若手によるある種の世代間の闘いも見られるのではないだろうか?

 一時は「もう小泉で決まり!」のようなメディア報道の流れだったのが、一気に叩かれ「実務経験があまりに無さすぎる、発言に中身がない!討論で話をすり替えごまかす・・。」などの報道でメッキが剥がれ、一気に沈没。若手議員の下剋上的「自民党イッキ!に若返り」の動きは中盤でメディア界から一斉に消されたようだ。何が在ったか知らないが・・・。

 一般国民は、このメディア報道で日々猫の目のように変わる総裁選予想をびっくりしながら注視していると思う。

 報道で見る限り、トップの二名石破氏も高市氏も「演説」では具体的な事はほとんど触れず、「安全で安定した生活を送れる日本にする」だの「信頼される自民党にする」という「希望的。抽象的テーマ」を述べるだけで一般国民的には「なんだかなぁー?」と同時にこれで良いんだろうか?というのが実情ではないだろうか?

 メディアがこの二人の一騎打ちと勝手に報じているが、どうなんだろう?過去の総裁選で決選投票になったケースで、メディアの予想通りに成った事が幾度あったろう?

 ただ「馬券を買えない野次馬が競馬のレースを観るような」投票権を持っていない一般国民の一人として、石破・高市両名の違いはその英語力のように判断する。

 高市氏、上川氏の女性2名は英語力が抜群(上川氏と河野氏はほぼネイティブ)で、海外の首脳が集まるサミットその他国際会議でも平然とその中に入って行けるだろうが、石破氏だとそれは無理なような気がする。メディアで彼の英語を聴いたことがない。過去の英語会話が出来ない首相たちと同じことになろう。もしペラペラだったらメディアも報じ、たぶん彼も自慢してるだろう?

 一方で、総理大臣として靖国参拝を欠かさないという日本人の誇りを前面に出して物事に当たる高市氏の行動が国内外にどのような影響を与えるか?内政干渉を強める中国がどう出るか、視てみたい気もする。

  いずれにせよ、今日午後には日本の「顔」が決まる、さぁどうなるか?


で、今日のヤマセミカワセミをご紹介。

ヤマセミは繁殖期だけつがいで行動し、それ以外は単独で・・・というのが大間違いであったことを証明する各月別のつがいの仲睦まじい画像を、過去12年間人吉市の3ファミリーで収録したが、カワセミも同じだろうと思う。今日のつがいの画像はいずれも川辺川で収録。

左、川辺川、右、野川

餌の給餌シーン。左、親から幼鳥への給餌=球磨川本流。右、交尾前の求愛給餌=川辺川での収録。

2024年9月26日木曜日

団塊世代は今年の季節の移ろいが確実に遅いと確認した。 Boomers confirmed that this year's seasonal transition is definitely slower.

  今年は曼殊沙華の名所は随分と困っているにちがいない。各地曼殊沙華の開花がバラバラなのだ。エリアによって違うし、更にそのエリアでの個々の開花がバラバラで「一斉に見事に開花!」という状態ではないため、いつが見ごろか判らないという五月雨式な開花のようなのだ。

 筆者は1週間に一度は必ず近所の野川沿いを走っているが、その野川で毎年曼殊沙華の群生を撮影する「野川公園附属自然観察園」の中の曼殊沙華ゾーンもバラバラな状態で、今日見たところまだ4割も咲いていない。

 一方で野川の土手沿いの自然発生エリアは半分枯れかかっていたり、まだ芽が出たばっかりの所が在ったりで千差万別だ。これからご紹介の曼殊沙華の画像はすべて今日夕方4時過ぎに野川土手を走りながら要所要所でコンデジ撮影したものだ。

 霧雨が降っていたが、何とか撮影できた。

一番野川の水面から高い場所に生えていた曼殊沙華はまだ芽の状態。普通であれば9月の15日には見頃を迎えるエリアなのだが、今年の暑さで開花が狂ったのではないだろうか?

ほぼ同じ高さの野川自然観察園は4分咲きといったところ。

 しかしこの夏掛け替えたはずの木道が壊れて通れないという、一体どういう工事をしたのだろう?手抜き工事か?公園管理事務所の問題だろうか?

野川の増水時に水没するエリアの曼殊沙華は最盛期

あちこちで見頃となっている。

しかし一番水面に近い所で、今年幾度も水面に没したエリアは枯れている花が多く、今年の雨の多さ、増水の多さを物語っている。

 で、今日はヤマセミカワセミ写真集のチラ見#7!その生態の比較

左、筆者を既に認識して4年のヤマセミ♀の脱糞、筆者から10mの距離へ降りて来ての脱糞、球磨川。右、カワセミ♂ 千葉県有名寺の池で脱糞。

左、球磨川本流上でヤマセミつがいの羽繕い。右、八代市水無川でのカワセミ羽繕い。いずれも寄生虫が痒いので除去作業と思われる。

左、ヤマセミ♀のペリット吐き出し、川辺川。右、カワセミ♂のペリット吐き出し、熊本市内江津湖。

2024年9月25日水曜日

団塊世代は急激な気温の変化に驚くここ数日! Boomers have been surprised by the sudden change in temperature these past few days!

  ここ6日間で気温が10℃近く下がった。これは気温差に関して言うならば100m標高が高いと0.6℃下がるから標高にして1,600m以上高い所へ移動したと同じことだ。短パンにTシャツだったのが、いきなり標高1,600mの高原(奥日光戦場ヶ原・霧が峰八島湿原)って訳でヤッケが必要と言った感じ。

 毎朝欠かさない愛犬散歩でいつも逢う方々の服装を観てみたら、今朝はヤッケやジャージの長袖・長パン・トレーニング上下を着ている人が多かった。

 散歩を終え玄関のドアを開けて室内に入ると温かい!数日前はクーラーが効いて外から入ると涼しかったのに・・・逆転して妙な感じだ。

 日本気象協会のデータを見るとこうなっている。

昨日9月24日の東京都心の気温、内陸の三鷹は日中・より高く。夜・より低い。

ほぼ1週間前9月18日は猛暑日で熱帯夜だった。

 一気に気温だけではなく動植物全てが秋めくだろう。暑さのせいでヒガンバナ=曼殊沙華の開花が全国的に10日以上遅れているという。しかも秋という季節が今年は非常に短く、一気に冬がやってきそうだとの気象庁の発表が在ったらしい。
我家の曼殊沙華もまだこの状態だ。

 秋には蝶がやたらと目立つ。蛹(さなぎ)で冬を越す子孫作りで忙しいのだろう。セミの声は2日前までで今朝は全く聴こえない。夜は虫の声だらけだ。体調と心構えが季節に追いつかない。

 庭のエゴノキにヤマガラが毎朝来て木の実を咥えてはほじくっている。いつもはシジュウカラが飲んでいる水器もヤマガラが占領中、シジュウカラは追いやられている。

 こんな感じの秋に入った三鷹の朝模様。アクセス数は少し減ったようだが「ヤマセミカワセミ」写真集、少し飽きられてきてしまったらしい。

 今日はヤマセミカワセミが採餌をする様子、仕草が全く同じで面白いと思った。

餌を咥えて撮影者の方に自慢する。両者とももう慣れて筆者を認識している。左ヤマセミ♂川辺川、右カワセミ♂三鷹・野川。

獲った獲物は岩などに叩きつけて息の根を止め、骨を砕いて飲み込みやすくする。左ヤマセミ♂川辺川、右カワセミ♂三鷹・野川。

頭から飲み込むときは自分で食べる時。繁殖期には魚の頭を前にして巣に持ち帰る。左ヤマセミ♂川辺川、右カワセミ♂三鷹・野川。

2024年9月24日火曜日

写真集「ヤマセミカワセミ」チラ見#5です。 Here is a sneak peek #5 of his photo book "Crested Kingfishers&Kingfishers."

  やっと昨日から朝夕の気温が下がり秋を感じ、虫の音と共にやぶ蚊に刺されるような季節になって来た。

 遠くに台風崩れが在ったりして、上空の空気が澄んでいるせいか西に沈む太陽が空の雲行きに波長の長い赤い光を届かせるため、東京都心でもものすごい夕焼けを堪能できるようになった。一昨日の夕方は年間でもめったに観られない都心の夕焼けショーだった。

猛禽類らしき姿も映って最高の夕焼けになった昨日

反対の方向の雲も真っ赤に染まっていた。

渋谷の街もしばし夕焼けタイムで感嘆の声で埋まったようだ。

 ここ数日、珍しい乳房雲が都心でも観られたため、上空の空気の流れが気になっていたが昨日の東京の夕焼けは凄かった。

一昨日の15時、上野公園で乳房雲

夕焼けと言えば北海道が凄いことを体験上知っている。空気が澄んでいる上、札幌以外高層ビルも無く平原が多く見通しが効くので、夕焼けのスケールが違う。


・・という訳で、9月2度目の三連休が明け一気に秋が来た今日、ヤマセミカワセミの第5弾!

左ヤマセミ♀、球磨川早朝、右カワセミ♀明治神宮御苑南池

左ヤマセミ♀、球磨川本流、右カワセミ♂ 三鷹市野川

左ヤマセミ♀球磨川本流 右カワセミ♂ 三鷹市野川

2024年9月23日月曜日

団塊世代はNHK日曜討論「自民党総裁選・重要課題を問う」を観て呆れた。 Boomers were dismayed to see the NHK Sunday debate “LDP Presidential Election, Questioning Key Issues”.

  今日9月23日、立憲民主党の代表に野田氏が返り咲いた。

 これに先んじて昨日9月22日(日)NHKの日曜討論「自民党総裁選・重要課題を問う」を最初から最後まで観て、団塊世代の筆者は呆れてしまった。

 各候補者、何故今の東京一極集中が起こってしまったのか?そうして何故それが解消されないのか?まるで原因が判っていない上に、誰一人それに対する対応策も持っていない事がバレてしまったのだ。原因が判っていないから対応策などある訳もない。

これだけ候補が集まればいい案が出てくると思ったのが大間違いだった。

 東京一極集中は何も今に始まった事ではない、筆者が社会人になる前、1960年代、1970年代からずっとだ。何を隠そう1962年中学生で単身上京した筆者がその代表例だろう?

 グラフのカーブをしっかり見て欲しい。

 団塊世代が大学社会人になる頃の急上昇カーブ、福岡学芸大学(現教育大学)附属小倉小学校の同級生43名の内、何名が今東京に居るかご存じか?半分以上の22名に及ぶのだ。(2005年のデータ)

 で、何故皆上京したのか?進学校だった附属小学校の頭脳が皆東京の大学を目指したからに他ならない。そうして受験戦争を勝ち抜き、卒業して東京で東京の会社に就職したのだ。

 そこで勤務し家庭を築けば地方(実家)に帰るなどある訳がないだろう?

 この辺りが主原因だとはっきり言った候補者は実は一人も居ない。小泉進次郎候補や小林候補など40歳代は生まれても居ないのだ。肌身で感じている訳がない。

 1960年代後半から、全国の若者は東京を目指したのだ。

 もっと細かい事を言おう、インターネットが無い’60年代の若者の情報源はテレビと雑誌だ。テレビドラマの中心は東京だ、当時はNHKが圧倒的にテレビ界の中心にあった為、「バス通り裏」「事件記者」「ポンポン大将」「ホームラン教室」舞台は皆東京だ。

 1964年にスタートした若者の週刊誌「平凡パンチ」後追いの「週刊プレイボーイ」、記事になっているお店やレストランは殆どが東京だもの。全国の若者が東京へ行こうと思ったのは当たり前のことだった。それが60年後東京一極集中で地方の過疎化が進むなど、為政者たち、官僚たちは誰も考えなかった。

 唯一考えた人がたった一人居た、堺屋太一さんだ。その彼が記した「団塊の世代」が1970年代に警鐘を鳴らしていたにもかかわらず、為政者・官僚は誰もまじめにこれを考えなかったのだ。今になってそのツケが廻ってきたにすぎない。
堺屋さんの「団塊の世代」NHKの番組に一緒に出た際サインを頂いた。


~ねばならない、と言い切るが具体的な方策は無かった。

農業・林業・漁業・鉱業・サービス業というフレーズを繰り返すだけで中身がない!

海外に結び付けようとしていたが、国内で解決しなきゃ本末転倒だろう?

中長期的な対策を立てなきゃ・・とか言っていたが具体的な中身ゼロ!

代理出席でありながら、一番論理的に筋が通っていたのが田村元厚労大臣だった。

 要は、実情の把握とその原因把握をまるで出来ていない候補者たち。呆れてしまった。

これらに関する筆者ブログは当の昔10年近く前に投稿している。 ご参考。

団塊世代のヤマセミ狂い外伝 #9.団塊世代の事実をどれだけ一般世間は知っているのだろう?(上)


団塊世代のヤマセミ狂い外伝  #11.団塊世代の事実をどれだけ一般世間は知っているのだろう?(下)