2014年3月11日火曜日

「チョウゲンボウの飛翔」阿蘇で猛禽類 その2. This is raptore Vol.2 in the Aso outer rim of a volcanic crater of the active volcano.

 阿蘇に着いたとき日本はPM2.5の襲来をまともに受けている最中だった。関東地方でも基準値を超えたとかでいきなりマスクの人々が増えていた。上空から見ても地上800m程に空気の逆転層の様なものが出来ていてその上と下とでは全然異なった景色が見えた。

 阿蘇の外輪山でトビの一人遊びを撮影した翌日再度外輪山に向かう際中一直線の広域農道で飛び回る猛禽類を発見!地道の農道に車を停車させ幸運にも撮影できた。
 オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ、ノスリ、トビ、オジロワシなどは幾度か撮影したもののチョウゲンボウと云う割に身近な猛禽類に接する事があまりなかった自分にとっては結構嬉しい遭遇だった。やはり探鳥は人に何処に何が出現している・・・という人さまの情報ばかりを頼るのではなく、自分で野鳥の生態を調べ、いつ頃、何処に現れそうか予測して足で探すのも非常に重要だと思った。

阿蘇市内牧は靄とも霧とも雲ともつかないものが溜まっていた。

金峰山の海側を旋回する際に見えた雲仙普賢岳、眉山、逆転層の上。

内牧から大観峰に登る道の途中で外輪山をみるとPM2.5影響か霞んでいた。

今年は阿蘇でも雪が多いらしい、結構な残雪だった。

広域農免道路で飛び回るチョウゲンボウ

何を思ったかこちらへまっしぐら飛んできてくれた。

主翼先端がこれだけ尖っていて茶系なので雌と視たが・・・。

結構傍を平気な顔して飛んで行った。

胴体の模様がとても綺麗だ。

こちらの周りを2周ほどして東の方向へ去って行った。

この個体はコチョウゲンボウだとご指摘を頂いた。もしチョウゲンボウでは無くコチョウゲンボウであれば誠に申し訳ない。何せ初めて逆光ではない撮影が出来たうえ、その2種の差が良く判らない。ご存じの方は是非CONTACT US からご指導・ご意見を頂けると嬉しい。

明日も猛禽類が続く、その3.