2024年7月14日日曜日

団塊世代は鮎の名産地ほどアユ料理を知らないと憂えている。 The baby boomer generation concern is too much less variation type of sweetfish dishes in areas famous for sweetfish production.

  筆者は昔から鮎が非常に好きで、いろいろな食べ方でその味を楽しんでいる。ほとんどの方は、あの塩まみれでW=ダブリュの形に串刺しされた塩焼きしか知らないだろうと思う。

 鮎という魚は全国で多少の差はあっても基本的に資源保護のため漁期が決まっていて、6月1日から9月~10月が友釣りなど一般的な遊漁期間になっている所が多い。それ以外は禁漁期間だが、落ち鮎狙いの転がし(より戻しの無い針を10本ほど付けて延べ竿で川を引いて引っかける引っ掛け漁など⇒がっくりがけ)は11月頃まで可能なエリアが多いようだ。

 7月中旬の今は、天然鮎も20㎝ほどになり、一番美味しいサイズになって居よう。

 アユの生産高の全国ランキング、熊本県が入ってない。産地偽装アサリでケチをつけたので魚介類ジャンルではデータが出ないのだろうか?

 養殖だろうが天然だろうが、アユは鮎。料理になってしまえば同じ。ある意味球磨川の鮎だって幼魚・稚鮎を上流まで持って行って放流した半養殖みたいなものだ。

 正直、天然の鮎と養殖(いろいろな形が存在する)の鮎での味の差が判る人間はそう居ない。例えば塩焼きで胴抜き(頭を持って一気に背骨を引き抜く食べ方)が出来るのは天然鮎だけだとか、それも知っている人はごくわずかだ。

 筆者がもう14年間ヤマセミの生態観察、撮影で通っている熊本県の人吉市界隈は、本来日本でも有数の大型天然鮎(尺鮎)を産する鮎の名産地だ。熊本県内は菊池川はじめ多数の河川が存在し、アユ漁は非常に盛んでデータ上生産高が低い訳がないのだが?

 しかし、過去14年間この人吉市で鮎の美味しい食べ方、料理に出遭ったことがない。つい数か月前、老舗旅館で初めて出たアユ料理くらいなものだろうか。

日本の名・小旅館BEST100 に入る老舗旅館での料理例から

 このほか、毎年人吉市から送られてくる天然鮎の大型のモノに関しては、もちろん塩焼きにもするが、背開き二枚開きにして、天日干しし、焼いて食べるともう最高の味になる。

 球磨川産の天然鮎は肉厚で非常に美味しい。しかし人吉市でこれを売っているのを観たことが無いし、料理で出された記憶は全くない。朝食に鯵の開きを出すくらいなら鮎の開きを出せばいいと思う。あるいは鯵とどちらにするか選べるようにするとか・・。

 これ以外、コロナ過のお陰で今まで東京には入ってこなかった琵琶湖の天然鮎や岐阜長良川の天然物が入ってくるようになった。
岐阜の郡上八幡産の天然鮎

琵琶湖の稚鮎、5月頃から入ってくる

6~7月になるといろいろな所から天然鮎が入っている。

 これら小振りの天然鮎は美味しいので、鮎寿司にする。大きなものは押し寿司に、稚鮎や琵琶湖物は粽寿司にする。自分で出来る、サヨリを開ければほとんど手間は同じだ。
小さめの包丁の良く切れる奴が必要。

川魚だが時には昆布締めも

大型は押し寿司に

酢飯は砂糖を多めにするのがコツ

季節商品の鮎の押し寿司、京都から奈良への近鉄駅で買える。

少し中型のものは握りにする

頭まで食べる人は少ない、残してかまわない。

小型のものは粽寿司にする。

イグサで巻くが、イグサの名産地熊本で粽寿司が無いのは恥ずかしくないか?

東京で素人だって創れるのに・・・。

 此の粽寿司、昔「福槌」今「有職」皇居園遊会なので出される皇室御用達だ。京都の祇園祭の際にいづ重でも季節料理として出る。

 こういった食文化はやはり江戸や京都でないと発達しないのだろうか?鮎だけ獲れても食材を料理に出来ない悲しさ。観光の三大要素の一つ「食」文化を極めねば客など来る訳もない。

2024年7月13日土曜日

団塊世代は人類はメディア報道のスピードと幅に付いて行けてないと危惧する。The baby boomer generation fears that humanity is unable to keep up with the speed and breadth of media coverage.

  首都東京の都知事選が終わった。

 当初のメディアが女性候補二名の激突を期待した目論見とは違い、意気揚々と選挙に打って出た蓮舫女史ご自身の目論見とも大きく違い、全てが筋書きとは大きく違う様相と結果を生んだ今回の都知事選挙。漫画の様だった選挙ポスター事件、NHKの政見放送・・・歴史に名が残る一大イベントだったのではないだろうか?

一般的なメディアはこういった感じで事後レポートをしている。

 一方であの著名人が一番恐れる文春砲は、選挙終了後の最新号では二位に躍り出た石丸伸二候補も大騒ぎの落胆蓮舫女史も、その名前が一切出てこない。メディア報道のスピードは日本人の脳の判断スピードをはるかに越えてしまっている。

誰もが恐れる文春砲は「賞味期限」の切れたネタはスッパリ切り捨てるようだ。蓮舫氏も石丸氏も、それこそ石丸伸二氏自身が得意げに使用する「オワコン化」してしまったのだろうか? ※オワコン=賞味期限が切れ終わってしまったコンテンツ⇒ネットスラング

 一方で、すべてのメディアの情報をアップするネット・ニュース情報では、以下のように数々の石丸伸二氏に関するネタを流し続けている。彼はそれだけ今回選挙ではキャラが濃かったのだろう。
 あの批判女史、蓮舫氏のアクの強さを完全に吹き飛ばすほどのキャラの強さ、選挙が終わって、ちょっとネットをサラってみただけでこんなにも石丸情報がネット上に踊っている。これは選挙日とその翌日だけに限っているので、今日現在は更にこれの数倍以上の「メディア情報」が氾濫しているだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=i8S-62f_htE 

=石丸伸二:日テレ動画:古市とガチ、例の当確発表日のTV局インタビュー。これが大反響を生んだことは間違いない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61a073a8498650142ed39dfe6897abd98a3479eb?page=1

https://news.yahoo.co.jp/articles/742c4dea089b23506482ee3bccf5a568cc58b0b2

https://news.yahoo.co.jp/articles/091d7dd9ebf0557b736f46e207acf52e4c9c0006

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2dc2d1feaf979e3dee58d8e7e9526a4332cdf24

https://news.yahoo.co.jp/articles/256722670b7fdfb2ec17ab5199ddff1addd431d9

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a1cd3e454340deb5ed8907d51909284f431fd2

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1b63d71780c53b17fc7b25152d01043b27866e

https://news.yahoo.co.jp/articles/39334e091dc05bc28d2c1ef9829e82d54b509456

https://news.yahoo.co.jp/articles/e57725ce5bc55131a4d4ae9e019d9576c4d65359

 

 昨日などは、本人ではなく実父へインタビュー迄して報道している。一方で今だからこそ・・的な、情報も。

  石丸伸二氏の実父が、息子への批判に猛反論…!「悪いのはメディア」「うちのは全員頭がいいんじゃけぇ」週刊現代(講談社・月曜・金曜発売) によるストーリー・より一部  https://news.yahoo.co.jp/articles/2235acf41aad6431b76fdb6b9026227e05c9c7cb


気になった部分は此処だ・・。

「イメージと大きく乖離している実体=安芸高田市の市長を務めていたとはいえ、全国的にはほぼ無名。選挙戦では、特定の政党や大きな組織の支援を受けていないとアピールしていた。

しかしその実体は、イメージと大きく異なる
知事選後、「日本維新の会」音喜多駿幹事長は、石丸氏サイドから「何らかの支援をお願いできないか」と打診を受けていたことを暴露。政党色を出さず、こっそり支援を受けたかった石丸氏サイドは、政策協定を結び推薦の形を望む維新の会側の意向を呑まなかったという。
 そもそも得票数2位という大きな爪痕を残した今回の選挙戦では、自民党の萩生田光一衆院議員が主宰するTOKYO自民党政経塾の小田全宏塾長代行が選対本部長を務め、旧統一教会が運営する番組でメインキャスターを務める田村重信氏も選挙カーに立つなど協力していた。
要するに石丸氏の実体は、石丸氏自身が批判する既存政党の“政治屋”と何が違うのかわかりづらい。」
・・・・・・
 これって、あのMLB大谷選手の購入した自宅情報を突撃取材でバラし出入り禁止になったフジテレビ、日本テレビが火だるまになっているのと一緒。何と大谷選手が購入した家の隣家・隣人へ取材し防犯上大きな影響が生ずる報道をしてしまい、大谷選手は購入した自宅を売却しなければならない羽目になりつつあるという。
 メディアは、取材の為入って良い領域を「報道の自由」を盾に、今まで以上にどんどん勝手に広げているようだ。いつか反動が来るだろう?
 報道の自由とプライバシー侵害のバランスは、いまの日本ではほぼ在って無いようなものなのだろうか?石丸伸二氏の実父もメディアに答えてこう言っている。
 ――悪いのはすべてメディアですか。

「メディアよ。全部かどうかわからないけど、メディアの伝え方が悪いんよ。悪意がある質問の仕方しかせん。この間も日テレがインタビューしとるじゃない。最後になって、『どうでしたか』って。それまで密着取材しよったんならわからんこともない。突然出てきて質問してものう」

 報道し、情報を流し、馬鹿な群衆を集めて事件を起こさせ、それをまたネタにする。渋谷のスクランブル交差点付近の数々のトラブル・事件はそのほとんどがマスメディアによるマッチポンプの結果だろうと筆者は思う。

 昔からメディア人種が「ブンヤ=新聞屋」と蔑まれた理由はいまも生きていると思う。


2024年7月12日金曜日

八代の野鳥たちシリーズ、モズの生態は観察しやすい。 In this series on wild birds of Yatsushiro, the ecology of shrikes is easy to observe.

  八代の野鳥18番目はモズ。それこそ全国何処にでもいるモズ。百舌鳥と漢字三文字なのに発音が二音。フリガナはどうするんだ?と悩んだ野鳥。

 いろいろな野鳥の鳴き真似が上手なので百の舌、百舌がモズのオリジナルらしい。この百舌だけではなんだか判らないから鳥を付けて発音はそのまま…が百舌鳥表記のオリジナルだという説が一番説得力があるか?

 キイキイと秋口に鳴くと、モズの高鳴きと言って冬が近い事を知る。しかしこの縄張りを主張する為と思われる高鳴き、真夏の今でも三鷹では毎日のように聴く。

 たぶん子育て中、ヒナに対して「巣から出るなよ!近くに脅威が在るぞ!」と知らせているように見える。いずれも親鳥が採餌の最中のことだ。

つがいのモズはこちらがあてられるほど仲が良い



モズのフライングキャッチは撮影の練習に最高のチャンス



金剛干拓で見かけたオオモズと思われる個体

1週間前三鷹の住宅街で高鳴きをしていたモズ

その翌日、同じ場所で鳴いているモズ

この日も電線上から餌を狙いながら鳴いていた。

2024年7月11日木曜日

八代の野鳥たちシリーズ、八代市のカワセミは住む環境で千差万別。 In this series on wild birds of Yatsushiro, the kingfishers of Yatsushiro City some photos depending upon environment in which they live.

  八代の野鳥シリーズその第17番目はカワセミ。スズメ、ハト、カラス、ツバメに続いて誰もが知っている野鳥にカワセミが居る。

 一般的に言ってヒヨドリやムクドリ、シジュウカラの方が目にする機会は多いはずなのに、カワセミの方が知名度が高いのはその奇麗さとメディア露出頻度の高さだろうか?

 生で観たことが無くても、TVや雑誌に出てくる「姿」が印象的で、生で観た時の感激が相当大きいらしい。

 八代市の場合、球磨川が扇状地の要、遥拝の瀬辺りから金剛干拓地を中心に三本の、球磨川、南川、前川に分かれ八代市市街地を取り巻く平野を形成している。

 筆者が中~高校生だった1960年頃は、干拓地はもちろん現在国道3号線の走る旭中央通り辺りも荒れ地で「野上」と呼ばれていた。もしそのころ野鳥に興味を持っていたら干拓地まで行かずとも市内中心部で数多くの野鳥に出遭えたろう。

 その八代市内のカワセミは球磨川水系と水無川水系、その他八代平野に縦横に広がっている農業用水で出遭えよう。住宅街の細い水路で幾度も出遭い撮影をしてきている。

 今回の「八代市の野鳥写真展」への出展は特に水無川最上流部の峡谷部に棲むカワセミを考えている。これらも橋本勝次さんと芦北にお住いの濱崎さんのお世話で入らせて頂いたブラインドからの撮影。

 2003年、筆者が野鳥撮影を始める以前の撮影。八代市中心部の松井神社の池で偶然出会い撮影したもの。この際は神社社附近に立派な三脚を立て大砲レンズを付け池に向けた如何にももバーダー然とした方が居たので、邪魔しちゃいけないと思い「野鳥ですか?」と訊いたが「違う」という事だった。しかし、何か来そうなので池のほとりでしゃがんでいたらカワセミが二羽飛んできたので撮った、それがこの画像。

 たぶん、そのバーダーさんは常連のジモティなのだろう。しかし「野鳥ですか?」と訊いている質問に「違う」と答えるその「嫌らしさ」、カワセミが来るのを知られたくないのだろう、その時なんと心の狭いバーダーだろう・・・と思った。

 バーダーさんには色々なタイプがいるが、まだ野鳥撮影にどっぷり浸る前のこの時「ちょっと嫌な世界かもしれないな?」と感じたのを思い出してしまった。

此処からは水無川の最上流部、峡谷でのカワセミ

クチバシを開いての採餌ダイブも超近距離。

街中と違い警戒することが少ないので、幾度も繰り返してくれた。

皆さん必ず狙うポーズ?

ヤマセミ観察用に設置された止まり木も大変重たい部材だ

深山でカワセミの飛翔を撮れるとは思わなかった。

ヤマセミよりカワセミの方が飛翔シーンは難しいだろうか?

2024年7月10日水曜日

八代の野鳥たちシリーズ、八代市の山奥にもヤマセミが棲む、第2弾。 In the series on wild birds of Yatsushiro, the Crested kingfisher also lives deep in the mountains of Yatsushiro City.

  八代市のヤマセミ、ブラインドからの画像が出て来たのでご紹介!このブラインドは八代にお住いの橋本勝次さんが主に手作りで奮闘制作されたもので、この画像を観ればその効果・威力を充分にお判り頂けるものと思う。

 広い川幅を持つ球磨川の人吉市で観察撮影するヤマセミたちとはまた違った表情をみてとれると思う。

 今日は説明は不要だろうと思う、ブラインドだからこその迫りくるヤマセミ画像。こういった画像は人吉市の球磨川や川辺川では撮り難い。








此処までが八代市の水無川流域・峡谷のヤマセミの姿

広い川幅2~300mでノビノビと生きる人吉・球磨川のヤマセミつがい

2024年7月9日火曜日

八代の野鳥たちシリーズ、オオジュリンは冬羽状態でしか出遇えない。 In this series on the wild birds of Yatsushiro, the Reed bunting can only be encountered in its winter plumage.

  八代市の野鳥シリーズ15番目はオオジュリン。遠目にはスズメと似ている。

 あまり聞きなれない名前のオオジュリン、冬季にしか八代市界隈には飛来しない野鳥。主に夏季に北海道で繁殖し冬季に九州など西日本へ南下し越冬する。八代市は越冬地という事になる。だから春先から初秋には八代附近ではお目に掛かれない。

 筆者は金剛干拓地、北新地、球磨川に沿った別の流れ水無川と春光寺で結ばれた三角エリアで良く遭遇し撮影している。

 筆者は2014年頃、北海道東部に1週間滞在した際、ノゴマ、ノビタキと一緒にこのオオジュリンの夏羽状態をたくさん撮影できた。頭が恐ろしいほど真っ黒。

 冬季、八代市の干拓地で出遭うオオジュリンは数羽の群れで居る事が多い。夏の北海道での繁殖期のつがい行動とはずいぶん違う。

北海道道東霧多布岬で夏羽のオオジュリン

金剛干拓地での冬羽のオオジュリン

同じく北新地の葦原でのオオジュリン

金剛干拓の小群



金剛干拓で農道に散らばる農産の草の実に群がる。