2020年2月28日金曜日

ヤマセミの色々なダイブ・連写シリーズ その3. Various dive sequence of the Crested kingfisher continuous shooting series. #3

 政府のやることは「一般国民が考えている事とこんなに違うのか?」と思わざるを得ない事が最近頻繁に起きているようだ。

 大規模なイベントは中止か延期せよと言いながら、東京都内のあちこちを通行止めにして行う「オリンピック代表決定トップアスリートだけの東京マラソン」。
  血と涙の努力で出場権を得た一般参加者を出走中止にして、オリンピック候補含めたアスリート200人を走らせるのだが、たった200名の参加だからマラソンとしては大規模イベントにはあたらない・・・とか言って実施するらしい。これは日本陸連が決めるものらしいが、政府・内閣に問い合わせて指示を得ているに決まっている。
 政府に問えば、中止したら本番のオリンピックも中止の可能性があるのでは?との疑念に繋がるので政治的な判断で無理にでもやらせるに決まっている。

https://mainichi.jp/articles/20200227/k00/00m/050/238000c

 沿道の観客は一体どう換算しているのだ?42.195㎞の沿道の観客を皆排除できる訳が無かろう?狭い所に閉じ込めた観客ではないので規制対象ではないというのか?では朝晩の満員すし詰めの通勤電車は一体どう考えているのだ?やっていること、言う事が矛盾だらけ。

 一方で日本全体ではでウイルスの感染地域格差が激しいのに、全国一律で約1か月ほどの小中高校の一斉休校を要請しておきながら、東京のど真ん中での東京マラソンは行う・・・この大矛盾。共働きで昼間両親が居ない小学生低学年の安全・行動確保は一体だれが行うのだ?

 こういう初期対応の大失敗の汚名挽回の為の「物事の波及影響を全く考えない総理の焦った愚策」だというネット記事がこの先沢山出て来よう。墓穴を掘ってさらにそれを広げている状況、目を離せない危険な状況だと思わざるを得ない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000020-jij-pol

 保健所も専門医の検査要請を「重症ではないから検査しない」などと、偉そうに検査却下してみたり、そのうちあちこちで暴動が起きるような気がする。保健所なんて普段そんなに忙しい仕事やレベルの高い事などやっちゃいないだろうに、これほど100年に一度の日本国民の一大事に、土日は平気でいつも通りの休みにするなど「お役所感覚」で国民全員の反感を買っている。もっとマスメディアはこれを非難してもいいはずだ。

 治って陰性になり解放された患者が25日経ってぶり返したという。中国でも一旦治って陰性になった患者の14%がぶり返しているという。予想をはるかに越えた未知の性格を持つ新型ウイルスだ。これを今までの経験値だけで采配しようとして、失敗・判断ミスを繰り返す厚労省・保健所に「喝」を入れたい。

 という訳で、怒りと不安にさいなまれつつ、今日のブログはヤマセミのダイブ連写の3回目。

 今日も球磨川本流の側流部分のダイブ・シークエンス。
 実はすぐ傍まで民家が迫っている場所で、車を乗り入れられない場所。仕方がないので500㎜レンズ装着の重たい機材を肩から下げて歩き回った挙句の成果だった。

 しかし、まさかダイブするとは思いもしない時に飛んだので、途中の2~3カットが撮れていない。ダイブの途中で一瞬躊躇してしまい、シャッターから指を離してしまったらしい。情けない話。したがって繋いでも間が空いてしまった。ご容赦願いたい。

左岸の灌木にオスメス2羽いて、その佇まいを撮っていていきなり飛んだので慌ててしまった。この時期なので交尾を期待していたのだが、性欲(本能)より食欲だったようだ。

2020年2月27日木曜日

ヤマセミの色々なダイブ・連写シリーズ その2. Various dive sequence of the Crested kingfisher continuous shooting series. #2

 昨日のヤマセミダイブは非常に多くの問い合わせを頂き筆者大変恐縮している。一番多かったのが「どうやって撮ったのか?」「三脚は使うのか?」だった。

 正直、三脚は使っていない。車の運転席からドアのウインドウを全開にしてそこにタオルを敷いて、その上に500㎜レンズを乗せてヤマセミの動きをある程度予測しながら、シャッターに指を掛けたまま待ち続けて撮影したもの。

 3日間通って、朝や午後の採餌時間を予測して撮影したもの。早朝の回は別の撮影が出来ているが、この回は昼過ぎの採餌行動だった。

 今日のは別の場所で朝9時半頃のダイブの模様。これも球磨川本流部だ。球磨川には至る所に水位計が存在する。支流部の川辺川、万江川などにも存在するが、実はこれが大水の際に上流から流れてきた流木・竹・木の枝・ゴミなどがまとわりついて非常に見苦しいのだ。

 人吉市を流れる球磨川の景観保全には是非除去して欲しいのだが、雨が降り増水するために「どうせまた溜まるから・・。」と放置しているのが実情だ。
 球磨川下りの客から見ても決して良い反応は得られないだろう。まちがいなく「球磨川下りどうだった?」という友人への答えに「球磨川ってゴミがすごかった!」と言われてしまうだろう。

 流域の土手や河原で球磨川の自然の源になっている緑地帯を消し去ってしまう事に費用を費やすのであれば、この水位計のゴミを撤去するなど朝飯前だろう?
 もっとも一級河川の管理は国交省なので人吉市役所は口も手も出せないのかもしれないが放って置けば、球磨川下りの観光資源価値が下がるばかりだろうと思うが如何だろう。
 しかし、実は魚を餌とする野鳥たちにとっては、この水位計のゴミの下は魚の宝庫だったりするのだ。ヤマセミ観察者としては痛し痒しだ。

 水位計からのダイブは2~3本撮影している。今日は少し離れた場所へのダイブ。短いダイブなのだが、その中で一瞬向きを変えるあたり素早い反応だ。連写の合成は時間がかかる。しかし生態観察レポートには非常に良いと思うので、今後もこつこつと纏めて行きたい。

2020年2月26日水曜日

ヤマセミの色々なダイブ・連写シリーズ その1. Various dive sequence of the Crested kingfisher continuous shooting series. #1

 静止画でヤマセミの生態を色々収録しているが、ダイビングに関してはどうしても連写で撮影した画像を繋げてみないと、ダイブの途中でブレーキを掛けたり、方向を空中で変えたりするのが判らない場合がある。

 動画も試してみたが、ヤマセミのスピードで動くものを人間の眼ではなかなか詳しく判断・判別できない。フィギュアスケートの4回転やスノーボードの立て回り横回りの複合技を素人では判断できないのと一緒だろうか?

 その点で、静止画連写画像をつないで、大昔の大相撲の分解写真のように見れば、まだ生態が良く判ろうというもの。

 今日からしばらくは、そのヤマセミの色々なところからのダイブの様子を連写したものをつないだ画像をご紹介してみたい。

 今回の場合は留まっている樹木の上が網の目になっている場所で、そこから真っすぐ水面へは降りられないような状況。
 したがって、そこからまず横方向へ飛び、二次関数の放物線グラフをひっくり返したような軌跡でダイブしているのが良く判る。自然の描くフォルムはまことに素晴らしい!

 途中で幾度か体をひねって向きを変えているのが見て取れる。これが功を奏して見事に餌をゲットしているのが次の連写でお判りいただけよう。
クリックして大きくして観て頂きたい。人吉市内の球磨川本流での樹林帯の樹からのダイブ。このダイブの後見事採餌に成功!咥えて飛び去る所まで撮れている。この間、真下に居たマガモのつがいやカルガモが微動だにしない事にも驚かされた。
 ヤマセミが頭上に居る事はカモたちには判っており、そのヤマセミがダイブしてくることは全身のアンテナで理解しているのだろう。自然界の第六感は人間がすでに失ったものの一つだがこうして観察すると良く判る。

 ダイブ後の餌を咥えての飛去シーン。周りのカモはただ見物するだけだった。ちなみに、人吉界隈の球磨川流域ではこの高さからのダイブは低い方の部類に当る。後日出てくるが最高は10mほどの石垣の上に立つ高い樹の上からのダイブの画像が在るが、ひょっとするとギネス記録かもしれない。人吉のヤマセミ生息環境を理解いただけるのに良いと思う。

2020年2月25日火曜日

繁殖期に入るヤマセミの生態に注目! Let's attention to the ecology of the Crested kingfisher entering the breeding season!

 ニューヨークのダウ平均が一気に1000ドル以上下がった。新型コロナウイルス蔓延を憂いての事だという。間違いなく日本の株価も今朝は相当暴落するだろう。

 日本の防疫態勢、厚労省の危機意識のあまりの酷さに、世界から呆れられ現状を迎えている中、今日になって政府が「基本方針」成るものを発表するらしいが、昨日専門家たちが「どうせ素人の役人達がイエスマンの御用学者たちと額を寄せ集めても、効果的で具体的な方針など出せる訳はない。」と、これらに先んじてコメントを出す始末だ。しかし、そのコメントにも具体的な事はほとんどなく、聞いた一般国民が「いつ、どういう症状に対して、何処で、何を、どうすれば良いのか?」が一切ないという抽象的なもので聞いた国民は皆腹を立てているようだ。

 専門家たちが集まっても、テレビの素人コメンテーター達と同じようなレベルの事しか言えないこの国の情けなさを感じざるを得ない。

 この状態を見て、満を持してネットに投稿するコメンテーター達(それなりの権威者によるNewsweekの記事など)も状況を外野から非難するだけで、野次馬の域を出ていない。投稿記事の中で具体的にどうすべきは一切述べていない。具体的にこうすべきだと提案すれば間違っていたり、失敗に終われば責任を追及されるから出来ないのだ。卑怯極まりないコメントが多い。

 もう完全に自分で自分を守るしかないサバイバル状態へ突入していると言って良いだろう。今日のコロナ・ウイルス話は此処まで。

 さて、本題の野鳥話へ入ろう。

 今年の春は異常に速いという。今日も野川をランニングして、例によって季節の風物詩や野鳥を撮影しようとキョロキョロしていたら、足元にタンポポが咲いていた。
 住宅街でフキノトウが顔を出している同じ時期にタンポポが咲いているのだ。同時に沈丁花が満開になっている。沈丁花と言えば1964年高校に入った時の4月頭の入学式の頃の匂いなのだが・・・。一体今年の季節はどうなっているのだろう?この分だと桜の開花が史上最速になるのでは?

東京で2月に沈丁花ががこれほど咲いているのは驚きだ。

ホトケノザも急速に伸びているようだ。

 そんな中、ヤマセミたちの繁殖期も早まっていることだろう。毎日届く人吉市の先輩ヤマセミ観察者達からの有難いEメールで今年のヤマセミたちの様子も判っているが、3月に入って行ってみて、事実を詳しく観察してみたいと思っている。

 今日のこのブログは過去の繁殖期前のヤマセミの様子だ。微妙な距離を取り続ける交尾シーズン、求愛給餌を行う交尾シーズン。いずれも人吉市界隈では毎年見受けられる「お約束」の生態だ。今日のレポートはその中でも笑てしまった一例。

左のオスがメスを見ると

しばらくしてメスがオスを見返す。大相撲の仕切りに近い「阿吽の呼」なのか?

球磨川本流で餌の魚の頭を前にしてメスに給餌しようと待ち受けるヤマセミのオス。

其処へ声を聴きつけて飛んできたメスだが、たまたま自分で採餌した餌を咥えて来た。

ランディングした瞬間自分へのプレゼントを咥えたオスを見て「えっ!?」

換羽はねてしまい、きまり悪そうなメス。

オスも初めての事なのだろう、どう対処していいか判らず固まったまま。

2020年2月24日月曜日

トビがミサゴの真似をしてダイブで採餌に成功! The Black kite mimics the Osprey and succeeds in foraging in a dive !

 長年、広告代理店で大型のイベント催事を企画運営してきた経験から言うと、このところ新型コロナウイルス蔓延に伴うイベント開催中止・延期によってイベント関連・実施企業倒産が急増するとみている。電通、博報堂など大手広告代理店も同様うかうかしていられない状況だ。

 理由は「イベント保険=中止に成った場合主催者費用の90%が戻ってくる」が戦争・天災の場合適用されないのだが、「感染症流行」が理由でも適用されないのだ。つまり、中止に成った場合誰も主催者を保証しないのだ。東京マラソンの一般参加者(実施中止)へ参加費用が戻らないというのはこれが理由だ。

 これは数日前このブログでも述べたが、東京オリンピックも同様で中止の場合保険料は降りない。オリンピックは別だよ!などとすれば・告訴・裁判・暴動必至だろう。

 今回の騒動に関しては此処へ来て色々驚くべき情報が入ってきている。ウイルス培養船と化したダイアモンド・プリンセス号船内の客の防疫検査に関して、厚労省=政府は当初300人/日しか出来ないと報道された。その後1000~3000人程度まで増えたが、当初非常に少なかった理由がとんでもない事だった。プライドが高く意地っ張りの日本政府=厚労省のとんでもない事実がここに報道されている。プライドと意地で国民を不安にさせ、挙句の果てに殺す様な政府は果たして正しいのだろうか?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200221-00000013-pseven-soci&p=1 
 
 さらには、嘘か誠か中国武漢の当初三分の一の患者への治療が「漢方薬」だったという報道もある。筆者は決して漢方薬を否定しておらず、葛根湯、漢方胃腸薬(ゲンノショウコ、正露丸など)は愛用している。もちろん使用頻度は5年に一度程度だが・・・。

 ネット記事にもやっと筆者が言いたい事と同じ内容をまとめているサイトがあった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200221-00070557-gendaibiz-soci&p=1

 
このブログは野鳥のブログなのに、ここ2週間はどうしても新型コロナウイルス関連がその日にアップしないと居られないほどの状況変化なので、ブログの冒頭部分だけその日の段階の話を入れさせていただいている。うるさい場合は頭は飛ばしてご覧いただければ有難い。

 で、今日の野鳥は「トビ、トンビ、鳶」英語名がBlack Kite,直訳すれば「黒い凧」だ。

 野鳥に興味を持っていない人でも、スズメ、ハト、カラス、トビ、カモメだけは知っているという程当たり前の野鳥だ。東京や横浜では堤防・ビーチでハンバーガーや唐揚げチキンを後ろからかっさらっていく事で有名な野鳥だ。家畜やペットを除くと人間の生活に非常に近い動物の一つだ。三橋美智也のヒット曲「夕焼けトンビ」でも有名だ。

 しかし、球磨川流域では完全に野生のままのトビを観る事が出来る。球磨川流域、特に人吉盆地にはミサゴが非常に多い。少なくとも10羽以上の個体が人吉市、相良村、錦町、あさぎり町周辺に生息している。理由は勿論餌が豊富だという事に尽きる。

 このミサゴの豪快なダイブで獲物を持ち帰る姿を羨ましく見ていて、ついに真似てダイブしたのではないかと思われるトビのダイブ採餌をレポートしようと思う。このブログでも以前数回このトビの採餌を投稿している。



浮いている魚の死骸であればこういう獲り方はしない。もっと高速で通過しながら爪で引っ掛けるだけだが、胸までドップリ浸かりながらの採餌は生きて泳いでいる獲物だから。





見事と言わざるを得ない。

2020年2月23日日曜日

常に話題を提供してきた団塊世代が新型コロナウイルスのターゲットに。 The baby boomers, who have always been talking about, are the main targets of the new coronavirus.

 連日ニュースの60%以上は新型コロナウイルス関連の報道だ。当初1月頃出ていた国内各観光地で客が減って売り上げがた落ちだとか、ホテルの予約が壊滅的だとかインバウンドの目標を達成できないなどと、他力本願も甚だしいインバウンドを促進したい「観光業界の不満や被害」報道が主流だった。
 しかしここへきて、政府もメディアもやっと今回の新型コロナウイルスの本当の恐ろしさを知ったようだ。しかし遅きに失した。

 事態は国内拡散に歯止めが効かず、もう手のつけようのない状況になっていると言って良いようだ。横浜港外大黒ふ頭に横付けの「ウイルス培養船」と化した豪華クルーズ客船ダイアモンド・プリンセスに入った細菌感染学の専門家・神戸大学の岩田教授が唯一Youtubeで真実を報道してくれた。
 これで初めて日本国民は我が国の厚労省役人たちが、如何に無責任でいい加減な対策行動を取っているか目の当りにしてしまった。
 特に岩田教授がBBCのインタビューに対し、撮影画像を元に流ちょうな英語で対応説明する姿は、息を飲んで見入った。

 真実を公開して厚労省の無能さをあからさまにした神戸大の岩田教授を追い出した元総理大臣の愚息竹下某副大臣など、まず自分が自ら感染してその脅威と大変さを思い知るべきだろう。勿論実務力が全くなく権威だけ振りかざす様な副大臣など即刻クビにすべきと考える。そうでもしなければ安倍政権は国民の支持を完全に失うだろう。
https://buzzap.jp/news/20200220-covid-19-japan-hasimoto-whistleblowing/ 

 事態を収めるべく努力していた厚労省の関係者が4名も感染しているのだから、竹下某副大臣など即責任を取って辞任すべきと思うが、野党も全然攻撃する気配がない。
 そもそも自分たち当事者すら守れず、こういった未知の脅威に対する対処がまるで出来ないのが日本の厚労省の実態なのだ。

 過去の伝染病の流行データや実例を元にしか動けない日本政府の役人たちなのだから、まったく未知の新しいコロナウイルスになど、とても対処できないことくらい判りそうなものだ。しかし役人たちは全くそのあたりの自覚が無い。「自分たちはそういう風にしか育てられていない!」などと言いながら逆切れするのが関の山だろう。
https://buzzap.jp/news/20200222-covid-19-japan-mhlw-unchecked/?fbclid=IwAR1m9Jsh-rxcsqWyy1c8x6_fP498iEkS-Z3pmLLTpxBR-fj7QxrpWeguE6w

 細菌培養船ダイアモンド・プリンセスに長い事隔離していて、発症もせず検査の結果陰性だから保菌者ではないと、公共交通機関で帰宅させた日本政府・厚労省。先ほどその下船客が栃木県の自宅に戻った後、新型コロナウイルスによる発熱を発症したというニュースが流れた。しかし、すでにこういった個々の例を追跡・検証などしている段階は党の昔に過ぎたと専門家たちは口をそろえている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-03281105-soon-l09

 米国CDCが日本政府の隔離客に関する下船処置は、信じられない危ないとずいぶん前に注意した通りになった。どう責任取るつもりだ?
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022000889&g=int

 繰り返して言う。もうこうなったら、元厚生労動大臣、元東京都知事・経験者の舛添洋一が言う通り、2020 TOKYOのオリンピック開催を早く中止宣言すべきだろう。傷は浅いうちに手当てすれば命も名誉も守れようが、このままカオス状態のまま意地を張って無責任に引っ張って行けば、日本という国の信用は世界から失うに違いない。その場合でも政府は言い逃れ・言い訳ばかりで責任を取ろうとはしないだろう。「新型コロナウイルス流行は想定外だった」という言い訳常套句がまたメディアを飛び交う様子が目に浮かぶ。

 メディア報道は置いておいて、今回新型コロナウイルスの死者の大半が高齢者という事実!我々団塊世代はこれに注目しない訳にはいかない。70歳以上はどんなに頑張ってもすでに立派な高齢者なのだ。感染すればまず命は無いと思っておいた方が良い。単に死期が少し早まるだけじゃないか?とかいう肝の座った‥というか、自暴自棄タイプの方は対象外として、自分自身でできる対策、心構えを考えておくべき時期のような気がする。

 学者たちも言っている通り、今まではウイルス感染を防ぐ意味ではあまりマスクの効果は無いとの事だったが、保菌者、未発症者、共に自覚症状がないまま既に日本国内に徘徊してしまっているので、誰が保菌者で危ない人間なのか判断は不可能なため街中・人混みでマスクをしなくても大丈夫だろうという時期は既に過ぎたと判断しなければならない。
東京都内の盛り場でもマスク使用率は日々高まってきている。

 東京では電車に乗っても7人掛けの座席に座った全員がマスク姿であることが多くなってきて、個人個人に緊迫感が高まってきているようだ。


7人掛けの座席全員がマスク姿。

ニュース報道を見る限り、隣の台湾などでは交通機関はマスクをしていない客は乗せないし、薬局でもマスクは一週間に大人2枚、子供は1枚しか売らない、保険証の番号末尾が奇数か偶数かで購入制限日を決めている上、転売ビジネスを防止する意味で追跡可能な販売方法をとっているほどだ。日本の政府の防御態勢・方法と雲泥の差で徹底している。

 結論から言おう、我々は自宅の玄関にアルコール消毒液を置き家へ戻ったらまず自分を消毒。日に数度石鹸による手洗いを行い室内の共有スペース・手すりなどの消毒を行う事。宅配物は受け取ったら消毒、箱も消毒してから開梱。不要不急の外出は止め、買い出しも頻繁に行わず、買い置きでしのぐ生活方法にシフトを変えることが大切。

とにかく手を洗う事!

 沖縄の琉球新報が掲載した「自分たちでできる感染予防」まずは国が率先してあらゆるメディアを通じてやるべきことだろう?一体厚労省は何をやっているのだ?知りたきゃ厚労省のサイトを観なさい・・では国民を守ることなど出来やしない。

 ターミナル駅や盛り場はなるべく通過せず、空いた経路で移動するしかないだろう。今後感染ポイントとして公共交通機関、特に満員電車・バス、タクシー、近所のコンビニなどが注目されるような気がする。マスクだけではなく手袋(洗ったり・使い捨て出来るタイプ)が防御品に成るような気がする。まずは軍手使用(使い捨て・洗濯で繰り返し使用)か?

 人口密度の高い日本、海外からの旅行者をルーズに入れ込む日本の入国管理システムはこの後武漢どころのレベルではない爆発的な状況になるような気がする。もうニュースで何人が感染した、何人が亡くなったという他人事で安心している場合ではない状況下にある事を認識すべきだろう。政府の発表内容などより、実際のウイルスの方がはるかに速いスピードで自分達に迫っているのだ。

2020年2月22日土曜日

団塊世代のインフルエンザ闘病記! The baby boomer's against flu fight !

 2月5日21:00に突然 全身が悪寒に襲われた。いきなりの事だった。たった15分間であれよあれよという間に寒く感じ、部屋の温風ヒーターの温度を上げたものの効果なし。「すわ発熱だ!」と体温計で三度計るも何故か36.2度以上には上がらず、平熱のままだった。

 ユニクロの薄いダウンジャケットと厚手のフリースを着て、アディダスのジャージの上からユニクロの迷彩柄オーバーパンツを穿いてロフトの寝床に入った。21:20だった。
 アンダーは長袖のユニクロ・HEATTECHを二枚重ね!もう万全以上のいでたちで汗をかかない訳がない重装備だったが、一滴も汗はかかなかった。鍋ネコのように丸くなって布団の中で震えていた。まずこれが「単なる風邪ではないかも、何かオカシイ?」と思った最初だった。当人ここまでは当たり前の風邪だとばっかり思っていたのだ。

 その割には咳、くしゃみ、頭痛が全くないので変だな?という状態ではあった。そういえば初期症状と思われるのは体全体の弱い関節痛と本来普段全く感じない腰の違和感(腰痛?)それに喉の乾燥(痛くはないがカラカラ状態)があったな・・・と思い返す程度だった。

 しかし、悪寒が始まった途端いきなり首を動かすと普段と違って痛い程コキコキ音がするし、筋肉という筋肉や関節が油が切れたように痛い。椅子から立ち上がるだけでバキバキ音がするような気がした。

 で、総合病院の副院長を務めている従弟に電話して訊いてみた所、「それは風邪じゃなくてインフルエンザだから家族から隔離して、即診てもらった方が良い。」との話だった。薬やサプリは受け付けない体質なので基本的に飲まない。だから悪寒がしても怠くても寝ればなんとかなる!という考え方でとにかく寝ることにした。
 
 ロフトのベッドの中で3時間経って悪寒が収まってきたので、着こんでいたものを半分減らして爆睡状態に入り、6時間寝込んで翌朝06:00になった。
 いつも愛犬散歩で起きる時間に体内時計がセットされているのだろう、いつも通りの起床だった。そこで再び体温を計ったらなんと37.5度あったのだ。少し楽になったのに今頃発熱?と思ったのだが倦怠感は相変わらず最大値だし、筋肉痛・関節痛は半端ではないのでそのまま犬のように寝続けてしまった。何もする気が起きず食欲は全くなし! 結局24時間寝続けて途中食べたものは中村屋の肉まんとあんまん1個づつだった。

 この間トイレは2時間に一回は行ったし、大も小も普段の倍の回数は行ったと思う。この排泄回数の多い間に、局部的な体の異変に気が付いたのだ。相当な腫れで用を足すにえらい事になってしまっていた。

 悪寒発生から33時間が過ぎると熱も平熱になり、悪寒はおろか、倦怠感、筋肉痛、関節通もウソのように急激に消え、寒冷前線が通過した直後の青空ような急な回復状態になった。
 つまり発症後翌々日の朝6時にはいつものように犬の散歩にも行けたし、38時間後の午前11時には700m程離れたコンビニまで買い物に行ける程回復していた。

 普段のランニングと免疫力を付ける食生活が功を奏したのだと思った。

 しかし、肝心の局部の腫れと痛みは引かず、徐々に自然治癒するのを待ち、その後10日して先出の従弟の勧めに従い、恵比寿に在る彼の勤務先の病院の泌尿科を生まれて初めて訪ねたのだった。
 結果はやはり感染症、インフルと直接関係があるか否かは不明だったが、既に9割方自然に治っているとの診断だった。素人療法ながら腫れを発見した際にあまりのショックで、家人が8か月前の風邪で処方してもらった軽い抗生物質を貰い、2日間朝昼晩と6回飲んだのが功を奏したのかもしれない。

 泌尿科というと一生涯一度もかからない御仁もいるだろうが、先生に訊いてみて色々知らない事を知った意味では行って良かったと思った。自分の子供より若い先生かも知れないが、数多くの人間を診てきた経験値は凄いものが有る。と、同時に自分も「動物」のオスの一種なのだと自覚させられることが多かった。総合病院で「人間の本能」について学んだ今回は貴重な経験だった。

 此の総合病院は以前7年ほど前、捨てるのを忘れていた8年前の古い抗生物質薬を間違って飲んだ薬害で、肝臓が腫れあがり各数値が規定の7~20倍になって大騒ぎになった事が有って此処へ駆け込んた。
 それと3年前人吉の山奥でイノシシのメスの突進に出遭い、腐った倒木に駆け上がってジャンプして躱したものの、重たいカメラを抱えたまま両ひざから地面に落ちて血だらけになってしまった事が有った。この際傷口から雑菌が入り、数日後帰京して両足が蕁麻疹だらけで真っ赤になってしまい、この病院でステロイド点滴で難を逃れたのだった。
今回はそれ以来の訪問だった。 しかし、今回近代化された病院のあまりの受診・会計システムの変化に戸惑ってしまい、係の人に教わり教わりついて行くのがやっとだった。
全てコンピュータ処理での時間短縮は素晴らしい。

 病院のシステムは日進月歩、ものすごい変化を見せていた。診察はほとんどが電話予約で二日以上前にしないと飛び込みでは相当待たされることになる。人間病院へ駆け込むという程緊急を要する状態が多いのに、2日目じゃないと予約できない…これは何かおかしいんじゃないのかとも思うが?
 こんな状態だからイージーに救急車要請してしまうのでは?…などと待合室のソファーでなかなか出てこない自分の番号を待ちながら思いを巡らせていた。会計も機械化され会計待ちがなくなった。もちろん健康第一で病院へなど行きたくもないのだが、団塊世代も70歳を越え、この先いろいろなガタが来た際にビビらず病院へ行けるようにしておく必要はあるだろう。

 まだ10年後、命があれば桂文珍(彼も同い歳)の落語(老婆の休日)ではないが、「いつも病院の待合室でサロンのように井戸端会議をやっている通院仲間のタネ子さんが今日は病院へ来ていない、すると常連のオヨネ婆さんが『タネ子さん、今日はどうしたの、来てないねぇ?どっか悪いんじゃないだろうか?』というブラックなお話」と我々も同じような状況になるだろう気がする。

※病院内は撮影禁止なので今日は病院内の状況画像は一切ない。悪しからず。