2024年10月22日火曜日

霧が峰でケアシノスリらしき個体とチョウゲンボウのバトルに遭遇!Encountered a battle between what appeared to be the Rough-legged buzzard and the butterfly hawk at Kirigamine!

  日曜日の昼12時に三鷹を立って、昨日月曜日の昼過ぎ2時30分に戻った。途中渋滞は一切なく、中央道工事区間もスムーズに流れた。土日を外すと高速も安心して突っ走れる。

 今回、春以来の霧ヶ峰行きだったが、2点気が付いたことがあった。先ずガソリン価格の地域差。三鷹の行きつけの店では会員価格レギュラー163円/L。これに対し長野県内のGSではレギュラー179/L。リッター16円もの差が生じている。昔から地域差ってこんなにあったっけ?

 もう1点がFM放送の酷さ!1960年代FM放送と言えば音質の良さでオーディオファン、音楽ファンはこぞってチューナーを買いNHK・FM放送、首都圏ではFM東海実験放送の聴き入ったものだ。

 海外へ行ってもAMよりFMの方が一般的で、英国へ行けばBBC系、フランスでも数曲、米国に至ってはダイヤルを数度回すだけで何局も放送局が出て来た。

 しかもそのほとんどが音楽を流していた。クラシックからJAZZ、ロックからオールディス。米国だけは東西コースト沿い以外ではすべてチーチキチーチキ♪のカントリーミュージックだったが・・。

 それが昨日の帰り道、滅多に聴かないラジオのスイッチをFMで入れたら、まー驚いた!何処もかしこもお喋りばかり!音楽をかけている局が一局も無かった!一体何なんだこれは?

 また週末ブログネタが出来てしまった。


・・・で、霧が峰での探鳥レポート。

 もう標高1700mの高原を下りて、中央道諏訪インターへ戻ろうとする直前、いつも写真を撮る”池のクルミ”=踊場湿原へ行ってみようと車を走らせたら上空を4~5羽の猛禽類が舞っていた。

 その中で妙に白っぽいノスリが居たのでレンズで追ったら、白いケアシノスリとも普通のノスリの白い個体と思えるのが眼に入った。

 今まで観てきたケアシノスリとは少し違う感じだったが、尾羽の先端の黒帯や白い頭など明らかに特徴はケアシっぽかった。

 それがいきなりチョウゲンボウらしい半分ほどの大きさの小型猛禽類に攻撃されたのだ。

まずはその闘った二種の遠くからの撮影画像。APSCボディに70‐300㎜での撮影なので猛禽類専門の方とは画像のレベルが違うが、ご容赦願いたい。あくまで生態の証拠画像として。

霧が峰からは美ヶ原越しに北アルプス、御岳山が見える。北アルプスの手前の黒い壁のような部分が美ヶ原。

踊場湿原の上から左に八ヶ岳連峰、右に甲斐駒ヶ岳などを観て、その中央の部分に富士山が望める絶景地なのだ。同時にここは猛禽類の飛び交う場としてあまりにも有名。



頭部の白さと尾羽ヘリの黒帯だけでケアシと思われるが交配種かもしれない。

そこへ現れたのが小さなチョウゲンボウ!

幾度か周回して

ケアシノスリの方向へまっすぐに・・。

正面から出遇った瞬間!ノスリが何か叫んだ。

この後のバトルはまた次回・・。

2024年10月21日月曜日

初冬の御射山ヒュッテと八島湿原草紅葉レポート。A report on Misayama Hut in early winter and the autumn leaves of the Yashima Marshlands.

  昨日の御射山ヒュッテの彗星撮影は思いのほかうまく行って、今朝は気分が良い良い!

 昨日の午後到着した霧ヶ峰八島湿原の佇まいは20年前最初に来た頃とほとんど何も変わっていない。この盆地形状の湿原には都心で大繁殖したセイタカアワダチソウも全くない。高度1,700m程の高層湿原では生きて行けないのだろう。

 昨日の午後には猛禽類のノスリ一羽に出遭ったのみで、まったく野鳥の姿は観られなかった。今日はどうだろう?

 とりあえず昨日のレポートを!

もうすぐ11月というのに昨日の東京は31℃!山の上は最低5℃!自慢の車ででも走行する人多し。
こちらはかってのアルピ―ヌA610

八ヶ岳連峰ももうすぐ冠雪の頃


八島湿原の中は草紅葉中

すり鉢状の湿原のヘリは全てススキが原 

草紅葉はアントシアニン操作で樹木の紅葉同様の色変わりを楽しめる自然の恵み。

ここ暫く草紅葉が続く様だ。

2024年10月20日日曜日

紫金山・アトラス彗星を霧ヶ峰から撮影に挑戦! Trying to photograph Comet Shikinzan/Atlas from Kirigamine!

  日曜日、秋の行楽客が上りの中央道を渋滞しながら帰るのを横目に見ながら、昼12時に三鷹を出て霧ヶ峰。八島湿原を目指した。

 狙いは冬鳥の到着と、空の状態が良ければ紫金山・アトラス彗星を明るい東京ではなく標高1,600㎜から狙ってみようと言うもの。

 狙いはズバリ当たった!とりあえず現地から画像だけご紹介!

地上の灯りは諏訪湖周辺の街の灯り

左の山のくぼみに光るのは沈みゆく金星

彗星の尾を流れ星がクロスした。オリオン座流星群か?

いつまで姿を見せてくれるだろう。肉眼ではそろそろ無理だと思う。

2024年10月19日土曜日

団塊世代の紫金山・アトラス彗星、首都東京で撮影チャレンジ・続編。 Boomers' Purple Gold Mountain, Comet Atlas, and the Photography Challenge in the Capital City of Tokyo: Sequel.

  ここ数日首都圏は曇天が続いている。かの彗星はまだ天にあるだろうか?8万年に一度太陽に接近って事らしいが、8万年前の人類は言葉を持っていただろうか?そうして今から8年後に人類や地球そのものが存在しているだろうか?

 そういう意味では一期一会の彗星だ。76年周期で、90歳まで生きられれば生涯二度観られる可能性のあるハレー彗星とは訳が違う。かって1996~97年に観られた百武彗星(11万4千年周期)ペールボップ彗星(=2,530年)も人間が生きている間には二度と観られない天体だ。

 前例がない彗星の見え方の大きさは、来てみて初めて分かるぶっつけ本番なので、天体撮影ファンは大騒ぎなのだろう。

 天体追跡装置やアプリを一切持ち合わせない、利用しない野鳥撮影が主な筆者にとってこの天体撮影は非常に難しい。

 ネットに上がる素晴らしい彗星の写真を見ながら、西に海が開けたり照明の明るい都市部が無いエリアの人は良いなぁとため息が付く毎日だ。

 しかし投稿をよく見るとパソコンで結構念入りに画像操作をしたとの説明があり、実際肉眼で観るのとは相当違う投稿もあった。

 筆者が三鷹から千葉の市川まで出かけて、江戸川の土手から東京スカイツリーの上に出た彗星を撮影した画像と、同じようなスカイツリー上空の彗星を問た画像を観たら全然明るさが違った。

 実際東京スカイツリーと一緒に撮るとスカイツリーの明るさと彗星の見える明るさの差が在り過ぎて、奇麗な投稿写真のようには見えっこないのだ。実際自分で撮ってみて初めて分かるIT、もしくはAIの凄さだと思う。単なる画像ソフトの操作では出来ない芸当だ。

 中にはスマホでも撮れるというコメントもあるが、首都圏のように人口の明かりが多すぎるエリアでは、まず第一肉眼で見つけるのが容易ではない。

 今回幸運にも3回(3回しかチャレンジしていないが・・。)撮影できた。金星の位置と沈みゆく太陽の軌道を考えて大体目星をつけて探したのだが、実際撮影できたのは10分間程度だった。ネットやニュースでも大体6時頃視えますとはいうモノの10分程度しか見えません・・・とは言わない。この辺り実に不親切だ。

 とりあえず未熟な天体撮影の初心者が、いつもの野鳥に替わって撮った紫金山・アトラス彗星の写真をご紹介!

 まずは10月13日三鷹のハケの崖上から撮った彗星。

最初に肉眼で見つけて撮った画像

場所を替えつつ数カット撮影

崖の下に降りたら街の明かりで彗星は見えなかった。

 翌日、雲があったので諦めていたが、電車で武蔵境まで来たら夕焼けが見えたので可能性があるかと西武多摩川線の電車沿いの坂(いつも愛犬散歩をする場所)へ行ってみたら高圧線の鉄塔や電線の間から見えた。

下の数本束になっている電線の上2本は西武多摩川線の電車の架線だ。

ほぼ住宅街の坂道から撮れた画像、電線や街の明かりが無いネットの投稿画像が羨ましい。

手前の川は江戸川、東京スカイツリーが如何に明るいか?彗星が如何に見難いか!

空がメチャ明るい首都圏で普通の撮影ではこれが限界かも?この後晴れたら何処かで最後の撮影にチャレンジしてみようとは思うが、天体撮影の初心者として自分的にはこれで充分な気もする。

2024年10月18日金曜日

カワセミが水面ギリギリを高速で飛ぶ姿! A kingfisher flying at high speed just above the water's surface!

  首都圏は一昨日・昨日と西の空が雲で覆われ、彗星の観察撮影は出来なかった。全国から撮ったままの画像や、色々見やすいように加工・画像処理したような画像がアップされている様だが、いずれも実際、生の肉眼ではあれほどはっきりは見えないのが実情だ。

 で、今日のブログは昨日の続き、身繕いしていろいろパフォーマンスを見せてくれた馴染みのカワセミ君、今日は水面ギリギリを高速で飛ぶ姿をご紹介。

15分ほどじっくり身繕いをした後、野川の左岸から右岸へ移動のカワセミ。

こうしたカワセミの水面ギリギリの高速移動は目で追えても撮影は困難。

~500㎜の長いZOOMでは捉えにくいと思う。

今回は中程度の70~300㎜をAPSCのEOS7DMarkⅡで追った。

だんだん遠くへ行くのでフォーカスしやすい。

一旦休息してさらに川上へ

普段肉眼で追う姿をレンズで捉えられた。

2024年10月17日木曜日

2日前は明治神宮、昨日は野川で顔見知りのカワセミ二に遭遇。 Two days ago, I encountered two kingfishers I knew well at Meiji Shrine and yesterday at the Nogawa River.

  一昨日は15時のミーティングの前、昼頃久しぶりに明治神宮御苑へ入り、顔見知りのカワセミと遭遇暫く目線を合わせたが、昨日は車検の車を東八道路のクルマやへ預けた後、野川沿いに調布までカメラを提げてウォーキング。

 御塔坂付近でいつものカワセミに遭遇。他に人が居ないのでゆっくり対応。

 人吉でのヤマセミへの対応と同じで、野川でもカワセミと眼が合うとゆっくり左掌を振って合図をしてきた。毎回これをやる事で眼が合えば暫くその場でくつろぐのだろう、羽繕いなどを始める。

 今回も、最初ジーッと眼が合ったが、手を振ると暫く撮影者を観た後、羽繕いを始めた。筆者はあまりこういった仕草は撮影しないが、今回は撮ってみた。

 そうしたらペッ!とペリットを出した。生態の良い瞬間を撮れて満足、手を振って別れた。

いつもこの辺りを縄張りとしているカワセミ。人気者だ。

野鳥は上からの脅威に敏感だから、上から目線を合わせるとたいがい飛び去る。しかし昨日はジーッと目線が合ったので動かず左を広げて振った。数秒ジーッと見たままだった。

場所を変えて手すりに体をあづけてブレないようにして撮影。

カワセミの方はリラックスして入念に羽繕いをしていた。

そのうちペリットを吐き出し

こちらへ向かって飛び出してきた。飛翔シーンはまた明日。

2024年10月16日水曜日

久しぶりの明治神宮御苑・水連の池でカワセミ。 Kingfishers at the pond of Suiren, Meiji Jingu Gyoen after a long absence.

  ひどく暑かった真夏は避けていた明治神宮。昨日久しぶりに入ったが昨日も都心の気温27度で10月も半ばというのに夏日。植物がそれぞれ1か月遅れで咲き、なおかつ生えている植物の巨大化でこの夏の異常さが判る自然の佇まい。

 さでさで、久しぶりのカワセミは如何におわす・・と思ったら水連の池で盛んに動き回っていた。普通野鳥の活動はまず早朝、次に夕間詰めというのが一般的な常識だが、真昼間12時に明治神宮のカワセミは動き回って採餌していた。

 もはや明治神宮境内は外国!日本人の比率は20%を切っているのではないだろうか?とくに酒樽コーナーで立ち止まっているのは全部外人さん。


素通りするのが日本人!

500円払って入る御苑の南池(なんち)は完全秋モード。

オーよく来たな!何してた?とは言われなかったが・・。


ダイブ、パフォーマンスは盛んにみせてくれた!


飛び込むのが水連の隙間なのがいつもの年と違った。


残り水連の花の上を行くカワセミ、そう年中撮れるシーンではない。