2024年9月14日土曜日

週末土曜日はデジタル一眼レフカメラでツミに遭遇。 I encountered a sparrowhawk with a digital single-lens reflex camera instead of a compact one.

   過去2回このブログでご紹介した三鷹の朝散歩で出逢ったツミの若鳥。連日このエリアで繁殖、集団で生活しているオナガのファミリー群れを追い回しているのをコンデジで撮影してきたが、今朝は一眼デジタルに70~300mmの純正ズームをつけたEOS7DMark2を下げて愛犬散歩に向かった。

 土曜の朝は近所の犬散歩が少ない。散歩の後通勤に向かわなくても良いから、ゆっくりな朝なのだろう。

 例によって、オナガのギャースカ鳴く声が聴こえてきたので見渡したら、ちょうどツミが近所の大学の方向からネットに囲まれた広場を超えて猛禽類特有のパタパタした飛び方で飛んできた。

太陽を背にして襲撃のチャンスを狙うツミ若鳥

鳥はいるけれどノートリ?

もうツミの体臭さえ感じられる距離だった。


ボールが周辺の住宅へ飛び込まないように金網フェンスやネットが多い。

ネット越しの撮影で少し醜いが・・。


この後オナガに接近したが襲撃は未遂に終わった。

此のオナガを拡大してみるとくちばしの付け根の頭部にかじられたような跡が存在。

2024年9月13日金曜日

ツミは日の出の頃にオナガを追うらしい。 It seems that sparrowhawks chase long-tailed tits around sunrise.

  4日前、9月9日の早朝三鷹の住宅街で小型猛禽類のツミの若鳥がオナガのファミリーを追い回しているというレポートをご紹介した。

https://yamasemiweb.blogspot.com/2024/09/5the-baby-boomer-generation-encountered.html

 それが、今朝また愛犬散歩に出た午前5時半過ぎ追い回していたので追跡レポートご紹介。

 しかし、オナガもオナガだ、まだ幼鳥の居るファミリーが何故、ツミが狙っているのを判っていて傍に居続けるのだろう?

 まるで親が幼鳥たちに「これが怖い猛禽類だよ!よく生態を観察して逃げるテクニックを身につけなさい!」とでも教えているかのような動きだ。鳥類学者はこういった生態をよく判っているだろうが、一般の筆者などには想像の域を出ない行動だ。

日の出の時刻が5時半頃になり、愛犬散歩スタートの時間と重なるようになった。

飛んでいる状態からすぐにツミだと判別できた

左上がツミの若鳥、右の電柱のステイに居る二羽がオナガ

凛々しいツミの若鳥

朝陽を浴びて色は黄ばんでいる。

これからもこの早朝チェイスは続くかもしれないので大きなカメラを携えよう。

2024年9月12日木曜日

団塊世代が思う自民党の総裁選への懸念。 Boomers' Concerns about the LDP's Presidential Election.

  今朝はまずこの話題・・・自由民主党総裁選挙がきょう公示される。

TVは今日1日中このニュースで一杯、コメンテーターの根拠のない予測入りで。

 筆者はこのうち3名に生で接した(目撃も含む)ことがある。石破さんは2011年溜池の交差点で信号待ちの時気が付いたら横に並んでいたので、二言三言喋った。意外に小さかった。河野氏は平河町の交差点付近で携帯電話をもってウロウロ行ったり来たり檻の中の熊みたいだった。落ち着きのない人だと思った。

 いずれもそれなりの学歴保持者だし、経験も豊富なのだろうけれど総裁=首相ってスーパーマンや独裁者じゃないんだから、新たな総裁一人が決まったからって実働部隊の役人=官僚が替わる訳では無いので、日本の現状が早急に変わらない事は国民すべてが判っていると思う。騒ぐのはメディアばかりなり・・・。

 各候補者たちのメディアへの発信をよく聴いてみて欲しい。具体的な事は何一つ言ってやしない。

 例えば「65歳以上の高齢者の健康保険証はマイナンバーカードに移行せずとも生涯『紙の保険証』を残します!」くらい言えば一発で党員?の総票を得られるのでは?もちろんメディアのアンケート人気ランキングでもトップになるだろう。

 夫婦別称に関しても、国の危機とかのレベルの話ではないし、単に権利を求める人が多いという段階だろうと思う。外国が皆そうだからなどといういい加減な理由で・・。

 姓を自由に選べるようになるのは良いが、表札をきちんと両方出さねば郵便配達員は困るだろう?子供の苗字はどうするんだ?親が子供の意思も訊かず(=訊ける訳もないだろう?生まれたばかりで・・。)好き勝手にどちらかの苗字(例えば母親姓)で戸籍や学校へ届けて、思春期を迎えて子供が嫌がって父親性にしたいといった場合、いつどういう事になるんだ?

 双子が生まれたらそれぞれ違う苗字にするのか?実働の際のシステム・ルールが決まっていないのに軽く物事を言い過ぎではないだろうか?

 こういった「実務・実働への弊害」をよく考えずに各候補者が「夫婦別称に賛成です!」とメディアに発信する軽さが何とも如何わしい。

 これから数週間、天変地異が起こらない限り、TV中心の日本中のメディアは日々この一喜一憂を報ずるのだろう。しかし国民自身には投票権が無いから、競馬場で馬券を買わずにTVの競馬放送でレースを観るに等しい。要は国民は総野次馬状態なのだ。

 さてさて、どうなる事やら・・・。

2024年9月11日水曜日

六本木ヒルズにPAUL・McCARTNEYの写真展を観に行った、その1。 Went to Roppongi Hills to see PAUL McCARTNEY's photo exhibition, Part 1.

  2008年以来16年振りに六本木ヒルズの展望台へ登ってみた。

 ただ単に東京の街を見下ろすが為に登ったのではない。以前からその存在は知っていたのだがPAUL・McCARTNEYの写真展を観に行ったのだ。実はいまいち自分の持っている彼へのイメージと違う内容だったらがっかりするだろうと、勝手に思い込んで行く気がしなかったのだ。

 しかし、奇跡的な運命の巡り会わせで行く事が出来、大いに反省させられたのだった。

 今日と明日はそのBEATLES/ポール・マッカートニーの写真展と16年振りの六本木ヒルズからの東京の街展望のレポートをお届けしてみたい。

 まずは、東京の街の変貌に驚いた話から・・・。

 3Fの展望フロアへの専用エスカレーターに乗って耳の違和感を唾を飲み込みながら解消しつつ展望フロアへ到着。広い周回展望空間(=ヒルズの窓際を一周できる、写真展はその真ん中部分のスペースで開催)は外光が入り灼熱の都心に在って景色は絶景!

 16年振りだもの、気分はお上りさん!航空機から見る景色とあまり変わらない感じでお台場~羽田空港~かっての勤務先だった田町のグランパークタワー・ビル、遠くは房総半島から横浜~武蔵小杉の高層マンション。富士山は雲に隠れていたが、すっかり様子の変わった渋谷中心部、新宿周辺~池袋方面。東に回って都心ビル群の遥か遠方に東京スカイツリー。

 そうして目の前の東京タワーが最近できた超高層の麻布台ヒルズの横にちんまりと建っているのが目に入ってくる。あの映画「三丁目の夕日」の頃の1957年建設中の東京タワーから2024年の今の状態まで常に一緒に居たんだと思うと感無量だった。

2008年の展望台から見た東京タワー 333m

2024年同じ場所から見た東京タワー、左が麻布台ヒルズ(国内最高325m)

2008年1月の渋谷方面、高いビルと言えば渋谷セルリアンタワーと東邦生命ビル

それが16年後の2024年(昨日)になるとその両ビルが高層ビル群に埋もれてしまい判らなくなっている。左端の広尾高級マンション群・広尾ガーデンフォレストは上の2008年バージョンで見るとまだ建築中。(=運用開始2009年)
 
渋谷方面の拡大

六本木ヒルズから見ると東京スカイツリーは根元が見えず、ビル群の上に・・。

展望フロアに出ると眼に入ってくるのはこういう景色だ

無料展示のコーナーではこういう方が沢山!かっては自分もマッシュルームカットでビートルズのコピーバンドをやっていたりするのかも?団塊世代は一度はカブレるBeatlesだもの。



 行った人にしか判らない「感動」は確かに存在する。写真一枚一間のキャプションを見なくても、「アッ!これシラ・ブラックだ!」とか判る人にはたまらない写真展。当時リアルタイムでそのサウンドやしぐさにのめり込んだ具合に応じて凄さが違って感じるだろう・・・筆者はかならずもう一度行く。

2024年9月10日火曜日

限定写真集「ヤマセミカワセミ」の画像を再度ご紹介  Limited Photo Collection “The Crested Kingfisher・The Common Kingfisher” Images Again.

  今日は最初にお詫びと訂正をお知らせしなければならない。2日前このブログ「パラリンピックに関して個人的に疑問に思う事多々あり・・。」で述べた内容に大きな事実認識違いがあってウソを書いてしまった。

 それは、③ 世界で圧倒的に人口の多いインド、中国から上位入賞者やメダリストが多く出て良いはずなのになぜそうなっていないのだろう?=余裕のある国しか選手を育てられないのだろうか?国威発揚に効果が無いと判断して力を入れていないのだろうか?・・・の部分。

 筆者は基本的にネット情報や新聞情報を基にこのブログを書いているが、パラリンピックに関したメディアによる日本代表チームの連日の「メダルラッシュです!」の報道に惑わされてしまっていたらしい。

 終わったオリンピックに比べ日本がやたらメダルを獲りまくって、先に終わったパリオリンピック同様、我が国は世界でも上位を争うほどのレベルだと勘違いしてしまっていた。実はこれが大間違いだったのだ。

 今朝の読売新聞紙面のこの部分を見て腰を抜かしそうになってしまった。

今まで国別メダル獲得ランキングの一覧を観ていなかったため驚愕してしまった。これを知らずにブログしてしまったことを伏してお詫びするとともに訂正させて頂きたい。

 「何だよ?中国凄いじゃん?しかし2位、3位の英米のメダル獲得数を出さないのはナゼなんだ?」と思ったのも確かだ。

 今日の読売新聞もカラー紙面の相当数を使って成果を報道しているが、こういったデータの一覧はほとんどない。どうも首をかしげる報道姿勢のような気がする。如何だろう?


で、いつもの野鳥編に戻ると、先日の写真集「八代市の野鳥」の全頁チラ見シリーズでご紹介したヤマセミとカワセミのジャンルで、この2種が仲が良いと触れたが、この辺りの画像を見たいというリクエストを数件だけだが頂いたので改めてご紹介。

 今日は如何にこの2種の生態・仕草が同じに見えるか?




かって存在したCanonのPHOTOPRESSOでごく少数だけ自費出版した「ヤマセミカワセミ」からの抜粋。存在当時「PHOTOPRESSOいいね!ランキング」でかなり上位を続けていた記憶がある。今改めて「人吉市の山翡翠」「八代市の野鳥」同等の体裁で自費出版を考えている。

2024年9月9日月曜日

団塊世代は早朝5時台に住宅街でツミのハンティングに遭遇した。The baby boomer generation encountered a sparrowhawk hunting in a residential area around 5am.

  週が明けて、月曜日の朝5時半、筆者は汗びっしょりになってしまった。

 愛犬散歩の途中猛禽類のハンティングに遭遇。いつも持ち歩くコンデジ(=Canon Powershot SX740HS)で撮影を開始。どうやらツミの若鳥らしい。それが住宅街で繁殖を繰り返しているオナガのファミリーの幼鳥を狙っているようなのだ。

 最初にこの騒動に気が付いたのは、珍しく緑の大型インコ=ワカケホンセイインコが単独で広場のフェンスの上で鳴いているのに遭遇したため。一羽しかいないのにインコが鳴くのはどうしてだろうと思ってキョロキョロしたら少し離れた場所に猛禽類らしいシルエットを発見したのだ。最初に見て撮ったショットがコレ。コンデジの液晶画面でピントを合わせるのが大変だった。

明らかに猛禽類だった。

 それからの20分が住宅街での猛禽類ツミ若鳥のハンティング騒動だった。時間は朝5時40分。朝日はまだ太陽が東の雲の中から顔を出していない。

 1960年代後半のネスカフェのTVコマーシャルではないが、「三鷹の住宅街の朝はそう早くない・・。」猛禽類から逃げ惑うオナガの幼鳥の叫び声が高かだかと響いてもまだ通勤通学者の姿はなく、犬の散歩もまだ始まっていないようだった。

 しかし団塊世代の鳥追い人は住宅街を愛犬のリードを引っ張りながらあちこち追いかけるのだった。と、いう訳で今朝のブログはツミ若鳥のハンティングの様子をご紹介。

バーダーさんが好んで自慢する「ノートリ」これが三鷹の住宅街でコンデジ撮影によるノートリ画像。

こうやって、住宅街の軒先をチェイスするツミの若鳥

ネットの縁でツミの攻撃を避ける打ち合わせ中のオナガのファミリー

ネットの下部(住宅の庭)からオナガを見上げるツミ

周囲を警戒しつつ

ネット上に飛び上がるツミ、鷹班が見事

逃げ惑うボロボロにされたオナガの幼鳥

追いかけていくと、人の家の玄関先で「お前は何者?」という感じで睨まれた。

尾羽の先端が荒れているのを見ると活動が激しいのが判る。

2024年9月8日日曜日

パラリンピックに関して個人的に疑問に思う事多々あり・・。 I have many personal doubts about the Paralympics.....

  終わった2024パリ・オリンピック時同様、連日メダルラッシュ!と盛んに報道する日本のメディア。日本の代表が頑張って成果を上げるのは素晴らしいし国民の一人として嬉しい。

 筆者も先天性の弱視(左目視力0.08矯正・補正不可)なので、もし見える右目が失明すればIPC(=国際パラリンピック委員会)、IBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)のT13 (B3)クラスに相当する。

 筆者は生まれつきこういった軽度の視力障害をもちながら、横浜の大学時代体育会系サッカー部で1971年和歌山国体の神奈川県サッカー代表権を得たり、関東甲信越国公立大学選手権大会で得点王になり優勝もしている。1982年ウインドサーフィン全日本選手権大会南関東代表として出場している。つまり健常者の大会に問題なく出場している。

 しかし、筆者的にそういう状況で、パラリンピックに関して普段から持ち続けているいくつかの疑問点を述べてみたい。これは決してパラリンピックに出場するアスリートに対しての疑問ではなく、あくまで障害者スポーツ関係組織やメディアに対しての疑問。



 以前もこのブログでパラリンピックに対してのいくつかの疑問点を述べたことがあったが、今回も以前に増してその疑問が増えた気がする。

① 何故、オリンピックに比べて金メダルやほかのメダル連覇が多く、一人で何個ものメダルを獲得できるのか?4年経っても日本代表選手の顔があまり変わらないのは何故?⇒それは競技人口がオリンピックに比べて圧倒的に少ないからではないだろうか?競い合うライバルがあまりに少ないため、同種目でいつも同じアスリートがトップになってしまうのではないだろか?各競技において世界のアスリート何人の頂点が金メダルなのだろう?一度メディアは種目ごとの比較表を出して欲しい。

② パラリンピック出場国の選手層に疑問が。東京大会165か国・地域、パリ大会185か国地域で、選手数は4,000人強だが、パラリンピックってそれで良いのだろうか?=戦乱が何十年も続いている中近東、アフガニスタン、イラク、イラン、イスラエル、パレスチナなどでは戦乱により(報道を見る限り)肢体不自由者が激増し続けているはずだ。なぜそういった戦乱地区に多くいる身障者が華やかなパラリンピックに出てこられないのだろう?数を考えれば圧倒的に選手層は厚いはずだろう?メダリストの大半がそういった国々のアスリートでも良いはずではないか?なぜそうならない?

③ 世界で圧倒的に人口の多いインド、中国から上位入賞者やメダリストが多く出て良いはずなのになぜそうなっていないのだろう?=余裕のある国しか選手を育てられないのだろうか?国威発揚に効果が無いと判断して力を入れていないのだろうか?

※ https://www.dlri.co.jp/report/ld/161925.html ご参考

④ 片足義足の幅跳び選手は何故人工物のバネの方の足で踏み切って良いのだろう?何故健常な足の方で踏み切った記録ではないのだろう?=人工義足バネの強度・ジャンプ力を通常の人間の力以上が出ないように作らないのは健常者に対して不公平ではないだろうか?

⑤ 何故4年に一度のパラリンピックだけメディアは大々的に報道し騒ぐのだろう?何故国内予選やその他の種目別大会を報道しないのだろう?4年に一度唐突にオリンピックとセットで報道されるが、普段スポーツジャンルでほとんど報道を目にしないのは何故?=メディア報道へスポンサーが付かないから?

 パラリンピックに対する考え方・疑問は各人・千差万別で当然だと思う。あくまで個人の思いである事を記しておきたい。