2021年1月19日火曜日

今年野川流域のツグミは非常に多い様だ。 The Thrush at basin Nogawa area this season much more than as usual.

  世界中で共通で知られている野鳥の一つにツグミ(=Thrush)が居る。色々亜種は居るだろうが、1960年代米国TVドラマシリーズの一つ0011ナポレオン・ソロの天敵悪者組織の名前がスラッシュ(=つぐみ)だった。

 このナポレオン・ソロの相棒がスコットランド生まれのデビッド・マッカラム演ずるイリヤ・クリヤキンで、今もまだ米国TVシリーズNCIS(=ネイビー犯罪捜査班⇒CSのFOXでオンエア中)でダッキー・マラード医師役で出演している。

 脱線ついでにもう一件、1990年代初頭にWOWOWで大ヒットしたディビッド・リンチ監督の奇怪シリーズ「ツイン・ピークス」の冒頭タイトルバックに出て来る野鳥がツグミだった。


 このツグミはシロハラやアカハラ、マミチャジナイなどと同属で国内でも数多く観られるのだが、三鷹近辺でも毎冬数多く入る野鳥だ。地上で木の葉をひっくり返して採餌する際も胸を張って結構凛々しい佇まいだ。

 これがここ最近野川自然観察園附近、特に園内に採餌に集団で入り込んでいる。彼らがいるおかげで、その彼らがバーッと四散するとオオタカが現れるという意味では大変筆者にとって有難い存在だ。

 今日は普段あまり良く観ていないこのツグミをアップしたい。 




まだ木の実が在る頃はこうして樹上で実を漁る。

このあたりはヒヨドリやムクドリとも同じだが好みの木の実が異なる。

それが年が明けて木の実が無くなると地上餌に替わる。しかしこうして集団で居る。




檻で囲われた自然観察園内の水たまりに集まってきたツグミの集団。

5羽まとまって同時に飲んでいた。見張り役は居ないのだろうか?

2021年1月18日月曜日

真冬1月の上野不忍池野鳥情報。 This is mid winter Wild birds report from The Ueno Shinobazu pond.

  新型コロナウイルスに関する一番効果的な対策は新開発ワクチンでも強制的外出禁止(=ロックダウン)でもなく「菅首相の退陣」だという。今のメディアの論調を見ていると一番的を得ているブラックユーモアのような気がする。

 現状打開の兆しさえ全く見えない中、コロナが収まった後との事を表立って論ずるバカな政治家やメディアが在るという現実にも呆れるばかりだ。

 このところ、東京郊外でも朝の最低気温がマイナス、最高気温も10度に達しない日がチラホラ。今季はシベリア寒気団の南下が強い様だ。

 そんな中、今日は先日恒例の定点観測を行った上野不忍池の野鳥情報をまとめてご紹介。

 

此処のユリカモメのDNAには人間に2mまで近づいても平気という要素が存在する。

東京都のシンボル、ユリカモメはいつもの通り数多く飛びまくっている。

この池でカワセミを探すには声で探すしかない。

如何にも都会のカワセミの絵が撮れよう。

葦原の奥にはアオサギ、ダイサギ、コサギが隠れている。ゴイサギも居る。

オオバンとバンも確認している。バンは小さいので見逃しがち。

キンクロハジロはスワンボート池側でよく見る。

上のキンクロハジロについて廻っている♀。

上、ハシビロガモ、下、オナガガモ。

三鷹の野川にも数羽来ているオナガガモ。

晴れた日には上空を飛ぶユリカモメ、ウミネコ、カワウなども撮影可能。

寒いが、出来れば朝行かれることをお薦めする。ランチは伊豆栄で鰻か黒船亭で西洋食がお薦め。上野公園内の上野精養軒もお薦め。

2021年1月17日日曜日

新型コロナウイルスに関するメディア報道への疑問。Many doubts about media coverage of the new coronavirus(COVID-19).

  先日、テレ朝の羽鳥慎一モーニングショウをチラ見して驚いた!なんと、ノーベル賞生理学・医学賞受賞者を4人並べて新型コロナウイルスに関する日本の現状について意見を求めていたのだ。

 しかし、普段PCR検査数を増やせ、感染者数がこれだけ増えているんだ、危ないぞ!と騒ぎまくって放送している次元と、日本の感染症に対する準備・対応は不十分ですね?基礎医学の部分からもっと世界と同等のレベルにしないとお先真っ暗です‥と述べる受賞者たちのコメントのレベルのすれ違いが顕著で、放送企画自体が空回りしていたのは酷かった。

 たぶんテレ朝ではノーベル生理学・医学賞受賞者という「病医学の権威」に意見を求め、これ以上は無いという「専門家」にテレ朝が発信するCOVID-19に関してのお墨付きを貰おうとしたのだろうが、そうはいかなかった様だ。魂胆が見え見えで観ていて恥ずかしかった。

 もちろんこの四方はそれぞれの専門分野で世界で初の事を成し遂げたり、発見したからこそノーベル賞を授与されたトップ中のトップの方々だから大変な権威だし、筆者ももろ手を挙げて尊敬している。しかし、今回の武漢風邪に関して、あるいはPCR検査の実態に関してどれだけ詳細にわたりご存じかというと意外に細部までご存じでは無い様だ。コロナが蔓延しだしてからこの4名が昼夜を問わずこの新型コロナに関して色々調べた、研究したという話はあまり聞かない。例外的に山中伸弥さんが何かファクターXが存在すると述べた程度で感染症の専門医、臨床医が中心で展開する最前線のメディア(SNS、ネットを含む)に積極的には登場していない。

 つまり、忽那医師や釜萢氏のような朝から晩まで新型コロナウイルス=COVID-19 に携わっている訳ではないのだろう?それぞれご自分が開発したり研究している専門分野の学者だから、臨床医とは訳が違う。このあたりTV局の思惑は「この権威がこう申されているのだ、どうだ!」という図式は非常に嫌味な視聴者を馬鹿にしたような企画という事でネット上でも話題に成らなかった様だ。

 基本的に新型コロナ報道を見ていると、あちこちに色々なレベルの医療関係者が出すぎではないだろうかと思う。それもレベルが違いすぎる関係者が、肩書に「感染症に詳しい)と何のエビデンスもない表記だけでそれぞれが知っている範囲で思い思いの事を言うため、国民・視聴者はもう今や完全に混乱しているのではないだろうか?

 例えば、感染し重傷化しやすいのは高齢者。そうして持病を持っている人…だというが、いったい高齢者で持病を持っていない人ってこの世に何パーセントいるの?つまり高齢者=持病を抱えている人なのではないの?

 なんだかこの重病化率の高いグループが2種類あるような報道がずーっとなされているが、実はグループは一つなのではないだろうか?と思うのだが、どうなのだろう。

 もう一つの例を挙げると、何故メディア・マスコミは新型コロナウイルスに感染し亡くなった人々の持病や既往症をデータ化して発表しないのだろう?忽那医師のサイトにはしっかりと書いてあるのに、何故NHK含めテレ朝などで具体的に詳しく報道しないのだろう?

①忽那医師の非常に判り易いサイト

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200418-00173932/

 このサイトをぜひ詳細にみて、今の日本のTV報道なりが如何にいい加減かを知って欲しい。国民が今一番知りたいのは、飲み屋がどれだけ困っているかとか、緊急事態宣言っていったい何なの?どうすればいいの?ではなく、どのような持病がヤバくて、どうすれば感染しても発症しないで済むのか?ではないだろうか。

 忽那医師のサイト他いくつかの役立ちそうなサイトURLと、その中でも重要な部分を具体的にクリッピングして上げてみた。

②インフルエンザと新型コロナウイルスを比較したサイト

https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/ 


③新型コロナウイルス、世界と日本の違い(忽那医師のサイト)

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210109-00216825/


④PCR検査が如何に正確では無いかの説明サイト

https://www.wantedly.com/users/18013088/post_articles/247427 


⑤PCR検査の本質と問題点

https://www.takedaclinic.com/news/747/

上記サイトは時間があるときにしっかりと観ておくべきだろうと思う。TVのニュースショウやワイドショウで臨床医・開業医レベルの現場の声や、ただ感染症に詳しいというクレジットだけで耳学問の専門家の言うコメント、更には医学の知識も経験も全然無いのにここ半年のコロナ禍で聞きかじった知識だけで声高に主張するコメンテーター(テレ朝・玉川徹が典型)の声を鵜呑みにしないことが一番自分の身を守る事に成るのではないだろうか?

 ここに面白いデータグラフがある。現在時点で新型コロナによる死亡者が病気での死亡原因の上位に在る国と、最下位に在る国の違いだ。これらを無視してアメリカやイギリスでパンデミックに成っているから日本も遅かれ早かれそうなる・・と報ずるマスメディアのいい加減さを知っていただければと思う次第。

 左の上からフランス、アメリカ、英国は新型コロナが原因で死亡した人がほぼトップを占めている国。右の日本、オーストラリア、韓国、病死原因のほぼ最下位に位置するのが新型コロナウイルス感染。これが何を意味ているかは良くお分かりだろう?日本は決してパニックになる必要はないという事。感染者数が増えても死亡者は非常に低く抑えられているという事実だ。

 それ以外、忽那医師のサイトから意味のあるトピックスをクリッピングしたものをこの下に並べたい。




 ‥という訳で、今週の団塊爺の愚痴話は久しぶりに新型コロナ禍の話。

2021年1月16日土曜日

北海道で北方の野鳥が危機的状況だという記事を観たが・・。 I saw an article that wild birds in the north are in a critical situation in Hokkaido.

  昨日の地方新聞に北海道の海鳥が危機的状況だとの記事が出ていた。結構大きな記事だったが、現地で数年前観察した実地経験から言わせていただくといささか疑問点が多い。

 特に数が激減している主要原因に漁業の刺網による混獲があるという話だが、そのエビデンス、証拠データがまるで無いのは如何なものか?海鳥激減論の中心的要因と上げているからにはそのエビデンス表記は必須。決して~だろう、~と推察する・・で語って良い領域ではないと思う。

 球磨川で盛んにおこなわれている鮎の刺網でヤマセミほかの水中採餌の野鳥が掛かって死んだという話は聞いたことが無い。このあたりは詳細なデータが必要だろうと考える。

 このエトピリカやオオセグロカモメに関しては、過去数年夏7月と冬1月末それぞれ10日間ずつ根室に滞在し、道東を車で周り数多くの野鳥を撮影観察したのだが、エトピリカも結構居たし、オオセグロカモメは嫌というほど道東各エリアに生息していた。

 野鳥の数データを取るのは非常に難しく、事実上野鳥関係団体の調査データは残念ながら不正確なものが非常に多い。全国調査でそのエリアには数が少ないと出ている資料で、実際は結構多かったりする事例が山ほどある。ましてや海鳥の場合は更に調査は困難だろう。すべてが大勢で目視して調査できるタンチョウのような訳にはいかない。

 この記事のレポーターは過去1~20年間の各種野鳥の数の推移データを持って論じているのだろうか?是非エトピリカなりオオセグロカモメの数の推移を教えて頂けたらと思う。エトピリカに関しては居る場所は限られているのだから推測ではなく定点観測できよう?

 日本の海鳥危機的状況という記事で世界の主要な海鳥のデータを出して論ずるのは、余り論理的ではないような気がするが如何だろう。しかもその世界の主要な・・の中に北海道で実際危機的状況と言われている種がどれほど入っているのだろう。

 筆者が根室界隈を訪れ撮影したのが2014~15年頃だ。中標津空港からレンタカーで野付半島~霧多布岬まで根室中心に回ったのだが。特にエトピリカには漁船で根室沖合の無人島周辺へ3度航行し、観察撮影した。
 既に2014年の段階で日本では数が少なくなっていて過去において見られたところでもいなくなっている(霧多布附近)と聞いていた。エトピリカに間しては、今に始まった事では無いのだ。

 エトピリカなりパフィンの仲間は英国東岸及びその周辺の諸島に山ほど集団でいる。10年続いている大人気英国ミステリーの「~ヴェラ・執念の女刑事~」のなかにも、シーズン7第1話「連鎖の孤島」の回に出てくる。北海道道東では霧多布の沖合の無人島などにも居たが、現在は根室沖の2つの無人島付近で繁殖しているのが確認されている。しかし冬季の漁網うんぬんで数が減っているという話は漁業関係者からは聞いてない。

 2014年の3回の出航時には沖合で10羽以上のエトピリカの幼鳥に遭遇、撮影している。自然淘汰を考えても相当数が成鳥に成ったと思われるが、違うのだろうか?

 漁船を管理している漁協に直接訊いたので間違いない。オオセグロカモメに至っては根室附近の漁港十数カ所含めてどこでも出遭える。

 逆に危機的状況というエビデンスを、国内の実測データなり推移表で示して頂けると嬉しい。水族館で飼育しているエトピリカの生態を観察して何かを想像しているとの記述もあったが、現場での実地観察をしなければ本質的な事は判らないのではないだろうか?

 東京・吉祥寺の井の頭文化園で飼われ、毎日金魚を飼育員の手から貰っているヤマセミ、あるいは野外で風切羽を切られて飼われているタンチョウ、コウノトリを観て本来の生態など判る訳が無いのと同じだろう?野生生物を甘く見てはいけない。

 それに野生生物は色々な環境により増減するものだ。減るものもあれば、カピバラや外来のインコ、オオサンショウウオなどその地の環境で刻々と変化するのが当たり前。「危機的状況」と訴えるのは少しおかしいような気がする。人間が自然界を管理しているとでも言いたげだが、その自然界を数を増やしながら変えてしまっているのは人間だろう?

 単に危機を先生に言いつけるような事は誰にでもできる事。溝に落ちた子犬を「ワー大変!誰か―!」と言っているようなものではないだろうか?危機的状況だと思うのであれば具体的に何をするか、どうしたら良いか(自分を含めて)までを提案して初めて学者・研究者・メディアであるような気がする。

 欄外に海洋プラスティックなどの記述もあったが、レジ袋の件も出ていた。ここで一つ質問だが、レジ袋のプラスティック量と弁当やレトルト食品の器、ミニトマトなど野菜用のプラケースの量とどちらが多いかご存じだろうか?レジ袋の事ばかり叩いて、こうしたプラスティック容器の事を叩かないのは、少し的が外れているような気がするが如何だろう。 

根室沖の無人島を飛ぶエトピリカ。

この島には野生の馬が数頭いるのみ。後ろを飛ぶのはオオセグロカモメ。

これだけ至近距離で観察するには漁船で近づくしかない。

繁殖期なのでいかなご・イワシの類を頬張って居た。


こちらは成鳥。


こちらは幼鳥。沢山いた。

空を飛ぶ姿は感動に値する。



旧日本軍の戦闘機・雷電ってこんな感じでは無かったっけ?



オオセグロカモメは沿岸の漁港という漁港に沢山いた。

2021年1月15日金曜日

三鷹の住宅街上空でカラスにモビングされるノスリ。The several crows mobbing the buzzard over the residential area of Mitaka.

  繁殖期のカラスが猛禽類をモビング(偽攻撃)することは知られているが、最近の三鷹上空では繁殖期でなくても猛禽類をカラスの集団が追いかけているのを、しばしば視る事が多くなった。

 この年末年始、コロナ禍で遠征しにくいので野川流域~三鷹近辺を徘徊してきたが、今日は三鷹の住宅街の真上でノスリが二羽のカラスにしつこく追われていた。

 ズーム装着の一眼デジと30✕ズーム機能を持ったコンデジを持って出たので、双方で数十カットずつ撮れた。マスクをした高齢者が床屋へ行く途中、住宅街でいきなり迷彩柄のデイパックから大きなズームレンズを取りだして上空を撮り始めたら誰でも不振がるわな?

 撮り終えてハット気が付いたら、後ろにお巡りさんと通行人が5人、上空を観上げていたのには驚いてしまった。何ですか?とお巡りさんに誰何されたので、撮れた画像を再生拡大して見せたら、驚いていたようで「タカみたいなのが居るんですか、この辺にも・・。」というので、「だって、三鷹だもの」と言ったら全員で大爆笑! 暖かい初春の住宅街だった。


 で、多分1週間前野川から見上げて撮影したノスリとは違う感じだった。白くて大きいのは似ていたが、尾羽の先端が黒くなく、しかも結構痛んでいた。別の個体のような気がする。

 モビング自体には猛禽類は全然平気で取り合わないが、時には猛禽類の虫の居所が悪くて、ものすごい勢いで逆襲しカラスを本気で殺してしてしまう事がある。トビとミサゴ、それにツミの逆襲を収録した記憶がある。

 カット毎の説明は不要だろう。









延々と続けながら北の方角へ消えていった。