2017年5月23日火曜日

繁殖期のブッポウソウ、フライングキャッチの瞬間!The broad-billed roller of the breeding season, the moment of the flying catch!

  東京から車で遠征10日目。今日一日でヤマセミの幼鳥教育、ブッポウソウの繁殖行動、ツクシイバラのセッカを観察撮影できた。久しぶりのビッグデーになった。夕方から降り出した雨も久しぶりで心地良かった。明日は終日雨模様、ここ数日の画像データ整理にちょうど良い休養日だ。

 これ以外にも、二羽のササゴイの球磨川飛翔シーン、トビが大型の魚を捕獲し持ち去るシーン、ツクシイバラ河原でのホオジロの囀り、夕方のコジュケイなど数多くの野鳥を撮影できた。

 連写で確認できたブッポウソウの空中フライングキャッチの瞬間!15日前に奥日光でキビタキのフライングキャッチを撮影、ブログにアップしたが、それ以来のフライングキャッチだ。50-500mmのシグマのZOOMだがなかなか生態を記録撮影するには最高のレンズだと思う。高ければ良い、話題になってれば良いのではなく、自分の目的に合った愛用レンズを幾つ理解しているかが問題なのだろうと思う。

 コンテストに出すような綺麗な写真ではなく、生態の瞬間を記録する撮影なのでピンの甘さや光の不十分な所はご容赦願いたい。
ん!と飛んでいる昆虫を発見・・・・というよりはるか前に目途を付けている。

画面右上の光っているトンボ系の昆虫に近づくブッポウソウ。

瞬間パクリ!みごとにキャッチ!

そのままターンに入る。

体は90度倒れているのに頭の向きはあまり傾かないのだ。

そのままメスのいる場所へ一直線に戻っていく。交尾前に9回の給餌を行った。


2017年5月22日月曜日

球磨川本流でヤマセミの幼鳥教育が始まった! Chick education of a Crested kingfisher has started with Kuma-gawa main current!

  16日に人吉に入って以来、人吉市近郊のほとんどのヤマセミファミリーの動向を調べた結果、相当今年は異変が有るようだ。
 まだ抱卵中、つまりヒナが孵化もせずずいぶん遅い繁殖中のヤマセミを確認。これは球磨村の球磨川支流部。メインの人吉市内の3か所は数は少ないが幼鳥が2羽、1羽といった繁殖結果になっている。
 川辺川、万江川、胸川の各支流部は未だ幼鳥教育に入っていない模様、ひょっとすると今年の繁殖は失敗かもしれない。春先の低温が響いたのだろうか?

 今日の画像は、基本的に何にでも興味を示す幼鳥が、撮影者のいる右岸の方へ進出して来るのを必死になって叱りつけ、餌でさそい左岸の方へ連れ戻す色々なシーン。
 たまたま、カワセミが手前に居て、ヤマセミとカワセミが久しぶりに1つのフレームに入ってくれた。JR九州の新特急、人気のかわせみやませみ号を祝しているのだろうか?

 
右岸に近い球磨川の中央の岩に居る幼鳥2羽にそれ以上人間のいる右岸へ近づくなと言っている母親。しっかりとこちらを監視しているが、いつもの事だ。

球磨川の右岸に近い岩に居る幼鳥に威嚇しつつ向かう母親

急旋回して幼鳥を叱りつける母親

焦って水に落ちた幼鳥、慌てて左岸へ戻る!

そらそら、さっさと左岸へ戻りなさい!と言ったかどうか・・・。

人吉ほど同族のヤマセミとカワセミが仲良く共存している場所もないだろう。

ヤマセミとカワセミのニヤミス・・・というより日常茶飯事なのだ人吉では。

人吉市近郊の旧海軍飛行場跡の高ん原でオオヨシキリ!It is great reed warbler in Takanbaru of the old navy airport trace in the suburbs of Hitoyoshi-shi!

  人吉盆地のど真ん中に、旧日本海軍航空隊の飛行場跡がある。現在は牧場や牧草地・畑になっているが、此処で毎年オオヨシキリが繁殖している。

 オオヨシキリと言えば湿地帯や河原で葦の茂みで繁殖するのがお約束だが、此処では藪に近い陸上の草地で繁殖をする。
 中には牧場の牛舎の建物にへばりついて大きな鳴き声を上げている。この牛舎付近では非常に面白い野鳥の生態を見る事が出来る。

 セッカもたくさん飛んでいるのだが、そのセッカのフライングキャッチを真似して学んだのだろうか、普通のスズメが羽虫をフライングキャッチしている。1年ほど前それを投稿したら数名の方から「本当か?」と問い合わせをいただいた。

 今日の画像はその場所で、草の切れ目でなくオオヨシキリ。決して高い位置ではない。





決して高い所を飛ばないのでなかなか飛翔画像は撮りにくいが、次回を乞うご期待!


2017年5月20日土曜日

人吉の畑で早朝ヤマセミと遊ぶ! I play with a Crested kingfisher early in the morning in a field of Hitoyoshi!

  農業経験のない方にはお判りいただけまいが、早朝の畑仕事は当たり前の農家の日課だ。一晩過ごした野菜の健康管理は特にこういった気温差の激しい初夏においては非常に大切な事なのだ。
 今日のヤマセミ観察と撮影は人吉市内の農家の畑エリア。半農半漁を営む地元の方にいつもお世話にになっているのだが、今朝はその方の手招きで畑の耕作地の中からヤマセミを観察させていただいた。仕切りのネットに、更に持参した迷彩ネットを掛け、ヤマセミを刺激しないようにして登場を待った。

 足元には丸々と太った玉ねぎが良い匂いをさせて植わっており、その場でその匂いだけでご飯を一膳食べられそうだった。筆者は玉ねぎ、島らっきょう、にんにく、にらの類が大好きなのだ。

 そうこうしているうちに、何とヤマセミの親子は農家の屋根を越えて、朝日の方向から飛んできた。予期せぬ方向にネットの手前で撮影する羽目になってしまい、何の役にも立たなかった。しかし、さすが野鳥!しっかりとこちらを認識して迂回して目的のいつもの場所へ到着!
 
 しかし、人影に驚いてほんの一瞬で離散し、こちらへ飛んできてくれた。これから先はネットのおかげで、近距離でのアプローチが出来た。やはり準備は大切だ。

 ヤマセミが人吉市の鳥に制定されて以降、ヤマセミ撮影者への地元の方の親切さは他の土地には無い素晴らしいものだ。これから観察・撮影に人吉に向かおうとされる方々は、是非、地元の方々のアドバイス、情報に感謝しつつ有効に役立てていただければと思う。
何と!住宅の屋根を越えてヤマセミがやってきた。毎朝の事らしい。

近くの施設の敷地のフェンス際を遊び場所にしているようだ。

したがって、こんな画像が撮れてしまう。Twitterに投稿したら結構見てくれているようだ。

人影に驚いてフェンスからこちらへ向かってきた。

朝日は真横からの鋭い光なのでコントラストはおのずから強くなる。

そういえばジョン・デンバーがSunshine on my shoulders make me happy ♬なんて歌っていたなぁ・・・。

こういう位置でヤマセミと接したことは今まであまり無かった気がする。

ほんの10分間ほどのパフォーマンスだったが、十分楽しめたことはこの画像をご覧いただければ理解できよう。

2017年5月19日金曜日

熊本県と宮崎県との県境「横谷」は自然の宝庫!Prefectural border "Yokodani " with Kumamoto and Miyazaki is a treasure house of nature!

 今日の人吉エリアは殺人的な気温31℃、湿度はなんと18%だった!多少の風はあるものの、連日の疲れなのか3週間ぶりに蕁麻疹の薬を飲んだ影響なのか体がだるく、何処が痛い訳でも熱があるわけでもないのに寝坊したうえ昼寝までした。これをアップしている夜の19:30になってやっと落ち着いた。連日12~3時間の屋外での飛び回りの疲労のつけが貯まっているのだろう、完全休養日に近い一日となった。

 昨日のブッポウソウ横谷エリアでの繁殖レポートへのアクセスが100近くもあり、一気にアクセスランキング2位となって驚いている。観て頂いた方に感謝したい。

 この熊本県と宮崎県の県境に位置する「横谷=よこだに」は自然の生き物の宝庫と言って差し支えないだろう。県境の長いトンネルに入る前につづら折りの道を登っていく途中にいくつかの橋がある。
 ブッポウソウが出現するのはそのどの橋に近いかは断定できかねる。理由は相手が野鳥だからだ。ブッポウソウから見れば道路橋など上空からどれも同じ距離にあるため、「この橋に行けば居るでしょう」などとはとても言えない。

 現実的に、行きは居なかった橋の傍に帰りに居た。同じつがいなのか、また別の個体なのかはわからない。

 過去10回は来ているこの横谷エリアなのだが、蝶で言えばアサギマダラ、ジャコウアゲハ(今回)、アオゲラ、オオルリ、オオタカ、ブッポウソウなどに出逢えるチャンスがある。
 今回はこのうちブッポウソウ、オオルリ、ジャコウアゲハに出逢えたのでご紹介!
いつものブッポウソウ・ポイントとは異なって高い峡谷橋の上から見下ろして発見したブッポウソウ。車の中からではない撮影だが、峡谷に掛かる高低差の大きな「見下ろし撮影」である為、高所恐怖症の方にはお薦めしない。まじめな話、少々怖いほどの落差だ。

一羽を追い写したら、その先の枯れ木にもう一羽が待っていた。つがいなのだろう。

こちらが飛んで行った一羽。

こちらが待っていた一羽。

オオルリの声は峡谷で遠くからでも聴こえた。

どうしても峡谷の対岸の山が背景に入ってしまうが、環境の雰囲気は充分に出る。

精一杯鳴き上げていた。

ジャコウアゲハは自宅で三日に一度のペースで走る野川沿いにも時々出現する。割に個体数の多くないアゲハチョウの一種だ。川沿いの場合とこういった森林の峡谷に現れる個体では食性が違うらしい。武蔵野の野川沿いとこの横谷で同じものを食すのは難しいだろうと思ったが調べてみて納得した。

2017年5月18日木曜日

今年のブッポウソウは繁殖が始まったばかり! As for the broad-billed roller of this year, breeding just began!

 今回の人吉訪問は色々なハプニング含めて、今までには無い成果が出ている。今日は早くから宮崎県との県境にある峡谷へ赴き、ブッポウソウの存在を確認。同時に高い針葉樹の梢で囀るオオルリも撮影できた。

 しかも、ブッポウソウの求愛給餌、交尾まで一連の繁殖行為を数回観察撮影できて今までには無い充実した野鳥観察を楽しめた。
 同時に、遅くに人吉市に戻ったのちは北九州と佐賀からわざわざ人吉市へヤマセミを観察・撮影に来られたお二方をお引き合わせ、一気にヤマセミ談義に花が咲いた。

 とりあえず、今日の成果のほんの一部、それもダイジェスト版でご紹介しよう。





ブッポウソウの求愛給餌

そうしてブッポウソウの交尾


2017年5月17日水曜日

せっかちにセッカを撮ってみた! I took some photos of Zitting Cisticola flying at Kumagawa wild rose area.

   今日は気温が上がって25℃ほどになった人吉エリアだが、5月の風が乾燥していて凌ぎやすい一日だった。訳アリで朝9時から12時過ぎまで車の中に缶詰で、野鳥観察をしたため昼からは開けた場所でセッカの撮影を練習した。

 今年は春先の気温が不安定で、なかなか本格的に暖かくならなかったせいか、球磨川のツクシイバラはまだツボミ状態で開花が遅れている。ツクシイバラのFacebookなどを見る限り、まだ一部咲とも言えない…と正直な報告が行われている。
 したがって、今日のセッカはツクシイバラのつぼみ原での画像だ。あと1週間もすれば満開だろうか?

 今日撮影したところでは、二股、三つ又になった枯れ木が少なく、長いススキの枯れ穂などに留まっていた。いろいろな行動パターンを勉強できて収穫は大きかった。 全部連写ではないが、セッカという野鳥の飛び方の特徴がお判りいただけよう。野鳥というより虫のような生態かもしれない。






実は最初の画像のススキの穂に何度も留まっていた。広い場所ではこういうポイントを記憶しておくと、見失ったときに便利だ。