2023年3月24日金曜日

花鳥画と同じく花鳥画像は意外に撮れるものだ。 As with bird-and-flower paintings, bird-and-flower images can be taken unexpectedly.

  関東地方は数日雨模様が続くので、今まで撮り溜めた花に寄り添う野鳥の画像を集めてみた。ほんの20分過去データを探ったら、あっという間に200カット以上の画像がまとまった。

 お花見の際の桜ソメイヨシノに群がるメジロやヒヨドリは別として、なるべくそれ以外の野鳥の花にまつわる画像をご紹介。

まずはコゲラ、三鷹の野川沿いでコゲラ。

つい先日自宅横の桜の樹でアオゲラ。

野川沿いの緑地帯の桜の樹でアトリ。

野川沿いの武蔵野公園でシメ。

丘の上の金網でヤマガラ。

隣の緑地で椿にメジロ。

北関東の観光地でカワセミ。

上の画像と同じ場所でヒヨドリ。

地元野川沿いの桜でシジュウカラ。

2023年3月23日木曜日

久し振りの明治神宮御苑でカタクリの花とオシドリのペアに遭遇。 I encountered a pair of dogtooth violet flowers and mandarin ducks at Meiji Jingu Gyoen after a long absence. 

  東京都内は早くも桜の名所が満開に近く、週末以降しばらく雨空が続くため、昨日22日は各地桜の名所は人出が凄かったようだ。

 おかげで、行きつけ明治神宮は外国からの観光客で一杯。ジモティ日本人はマイノリティだった。原宿駅からの境内は日本語が通じるだろうかと不安になるほどの外国人パワーだった。


 昨日の都内、マイナーな桜の名所の画像と共にご紹介。

目黒駅から歩いて10分、庭園美術館(企画展は4月に入ってから)

ガーデンテラスでお花見

ガーデンの芝生庭園には入場しないと入れません。

隣の自然教育園はお花見シーズンは意外と穴場。

更に横にあるどんぐり公園の枝垂れ桜は観客ゼロ!超穴場です。

南池で野鳥を待っていたら、いきなり空から二羽ペアーで舞い降りてきました。

この後、樹木の下に隠れて出てこない。


カタクリの花はそろそろお仕舞。



東京の人達はお花見に行ってしまったので、御苑内は空いていました。

2023年3月22日水曜日

カワセミの繁殖期はヤマセミ同様オス・メスのペースが問題。 During the breeding season of the kingfishers, the pace of males and females is a problem.

  WBCで劇的な決勝進出のニュースと岸田首相電撃ウクライナ訪問など大きなニュースが集中した3月21日春分の日。印象に残る一日だった。

 しかし、岸田首相、バイデン大統領がキーウに入ったルートと全く同じなので、帰りをどうするかが問題だろう。バイデン大統領は米空軍機で戻った様だが、岸田総理の場合はそうはいくまい?

 素人ながら非常に気に成っている。こういう隠密行動は危険地域に入る際より出る際の方がはるかに難しいという。

 反ウクライナ勢力にとってバイデン大統領を攻撃・暗殺するのと、岸田首相を相手にするのでは相当違うだろうから余計気に成っている。WBC決勝戦と同様気に成る大きな案件が2つも在るというのも珍しい状況だと思う。NATOと米国の厳重な保護・対策が無ければ出来ない行動だと思う。無事に帰ってほしい。


 そんな中、今日のこのブログは北関東で繁殖期を迎えているカワセミ・カップルの生態観察のレポートをお届けしようと思う。北関東のこの場所は交通機関の関係上、筆者自宅の三鷹からだと、距離的にどうしても朝7時半以前には行けないので、午後の観察に成ってしまう。

 三鷹の野川でもカワセミは観られるし、昨年は交尾の様子も撮影出来た。しかし、野川の流域1,000m近くを移動するカワセミカップルを追い廻すのはしんどいし、相手も追い廻されているのを察知するので、そう簡単に観察を出来る訳では無い。

 その点、大きいとはいえ200m四方ほどのエリアに集うカワセミを観察するのはまだ楽だと言えよう。

カップルのオス

カップルのメス

仲の良いカップルだが、距離はまだ少し間が開いている。




 オスもメスもそれぞれに採餌するが自分で食べている所を見ると、求愛給餌には至らず交尾迄は今少し間がある様だ。


お互いダイブしては元に戻ってくる。

今後、関東地方は菜種梅雨で雨の日が続くようだが、1週間後にまた行ってみたい。

2023年3月21日火曜日

コンクリートジャングルで生き抜くカワセミを観察・撮影。 Observing and photographing the kingfisher that survive in the concrete jungle.

  WBC侍ジャパン対メキシコの準決勝戦が行われている今、このブログ御更新中。

 考えてみれば、ベーブルース率いる米大リーガーが来日し、14戦14勝で帰ったあの昭和9年。余りのその差に大きな衝撃と絶望感を感じた日本人。

 それが今、メディアはWBC世界野球に日本が優勝して当然のような報道をする。こうして我が国のメディアはスポーツアスリートたちにプレッシャーを掛け、実力を発揮出来ない環境を作り続けてきた。

 よく考えてほしい、今回の相手はメキシコ。おバカなトランプが高い国境の壁を造ったにしろ。事実上は自由に素通りしてしまっているアメリカの隣国だ。メキシコチームのメンバーは全員大リーガーだよ?勢いで勝てると思うのは大間違い、今までの相手とは全然違うレベルだと思わなきゃ。メディアは甘い。

 一方で侍ジャパンは選手代表30名の内大リーガーはたったの4人しかいない。

 キューバやプエルトリコなど野球先進国のほとんどが大リーガーメンバーで構成されている今回の各国チームの中、我が国のメンバー構成は一種独特だろう。

 野球が国技(アメラグなども)の米国で活躍する大リーガーがメンバー全員のメキシコに対する侍ジャパン。これって我が国の国技と言われる大相撲の力士で編成した「どすこいジャパンチーム」にハワイ出身の大相撲関取4名程度を入れた海外相撲チームが立ち向かうようなものだろう? 試合はどうなるか判らないが全力で戦ってほしい。


 朝からTVの中継は見ないでブログ更新中の筆者だ。

今日のテーマは、野川や球磨川といった自然の河川で生息しているカワセミと違って、都会の街中、コンクリートジャングルで生き抜くカワセミならではの生態、行動・佇まいを撮影した画像をご紹介。いちいち説明は付けないが、都会ならではのカットに驚かれる方も多いと思う。

コンクリートジャングルのカワセミ

ヤマセミ同様の合趾足(人間の足に近い)でコンクリの世界で生きている。

繁殖期は普通に訪れているようだ。

違うのはこうした電線のあるエリアを飛び回るって事?

球磨川や野川では一度も観たことが無い。

ちゃんと獲物も捕るし。

餌を叩きつけて柔らかくするのも本能は変わらない。


獲物が豊富であれば、カワセミは居付く。

都会の池だからってメダカだって絶滅してはいない。

2023年3月20日月曜日

採餌直後で喉元が異様に膨らんだオオタカに遭遇。 Encountered the Northern goshawk with a swollen throat right after foraging.

  猛禽類は採餌直後は喉元が膨らんでいる。これは2015年熊本県球磨郡錦町の球磨川本流河原でハヤブサがヒヨドリらしき獲物を捕らえ、食事後飛び去る迄1時間半以上観察・撮影した経験値から判断したもの。

 今日のオオタカは夕方16時に定位置に飛来し、ほんの1分枝留まりした後来た方向へまた飛んでいった。ほんの数秒の撮影だった。

 慌ててシャッタースピードを上げておらず500㎜ズーム最大値を手持ちで1/1000秒で切ってしまったのだが、喉元が食べた獲物で膨らんでいるのはご覧いただけよう。

 後半に、2015年球磨郡錦町での採餌中~採餌後のハヤブサ画像を掲載するのでご参考。


異様に喉元が膨らんでいるのが判ろう。

獲物を頬張ったホオジロザメのようにも見える。


500㎜手持ち1/1000秒ではこれが限界

此処からは2015年球磨川河原でのハヤブサ画像

運んできた獲物はヒヨドリっぽいがカワラヒワかもしれない。

足元には獲物を抑え付けている。

この段階で喉元の異様なふくらみに気が付いた。



この際は三脚に500㎜f4を付けて撮影した。