2025年2月10日月曜日

写真展「八代市の野鳥」も残すところ2日! There are only two days remaining left until end the photo exhibition "Wild Birds of Yatsushiro City"!

 多くのメディアの方に告知頂いた八代駅前の老舗珈琲店ミックさんでの「八代市の野鳥」展、いよいよ今日を入れて残り2日となった。

 遠くは北九州から、福岡市から、人吉市内、熊本市内、芦北町から数多くの方にお出で頂き感謝に耐えない出展者の筆者だが、今日はなんと地元八代市のFMやつしろに呼ばれてゲスト出演となった。これは中学時代のクラスメート「彦一本舗」の飯田哲君の「命令(笑)」によるもの。 彼には二中時代、色々助けてもらったので、今でも頭が上がらない。

 期間中、ファミリーで来られる方が多く、お昼の時間帯は満席になることが多かった。

 会場となっている珈琲店ミックさんは思いのほか大きな会場で、珈琲店、喫茶店としては器が大きい方だろう。

期間中は大雪にも見舞われた。

駐車場には10台以上の余裕がある。

 終了後、メディア露出、来場者数カウントを精査し、マーケティングデータをご紹介しようと思うが、思いのほかの反響で驚いている。

 一般のギャラリーとは違い飲食ができる場所なので、チラ見で帰る方は誰一人いないため野鳥の説明、写真説明をリクエストされる方が多く、筆者在廊の意味は大きかった。

 

 しかし、お客様の少ない時間を観て1~2時間車に便乗して市内各所の野鳥ポイントに脱出し八代市の野鳥の「生の姿」を撮影出来たのは嬉しかった。

 特に初めて出遭った野鳥も多く、特記すべき種として、ヒシクイ、マナヅル(八代では初見)、アカガシラサギ(朝の散歩で偶然発見)、ハイイロチュウヒのオス、トモエガモの1万羽を超す大群。

 ぶらり出ただけでこういった希少種(国内では)に出遭えただけでもラッキーだった。

トモエガモ

日本製紙が見えるエリアで大群が乱舞。1月末には移動して居なくなった。

大寒波で八代市のも降雪、そのチャンスにマナヅルを。まだ居ると思われる。

数度のマナヅル撮影の1日、ハイイロチュウヒのオスに遭遇

超ラッキー!精悍なその顔つきに魅了された

干拓地には筆者初見のヒシクイのつがい

優雅な飛び方はガタイが大きい分、カモ類とピッチが違う

とどめはマイナス4℃早朝の散歩で遭遇したアカガシラサギ

2日間は見かけたが、今日2月10日の早朝にはもう居なかった。

2025年2月6日木曜日

団塊世代は八代在住旧友との話で驚異の確認をした。The baby boomer generation made a shocking discovery when talking with an old friend who lives in Yatsushiro.

  八代市の老舗珈琲店ミックさんでの写真展「八代市の野鳥」も昨日の定休日を経て後半に突入。NHK熊本放送局さんにはテレビで2回(クマロク、ニュース845)ラジオでも告知を頂き大いに盛り上がって来た。このほか朝日新聞西部本社さんに朝刊記事、西日本新聞さん、熊日新聞さんにもネット告知をしていただき十分すぎる対応を頂いた。

NHK熊本放送局管内でクマロクとニュース845でオンエアして頂いた。このほかラジオでも詳しく告知して頂いた。会場の珈琲店ミックさんには視聴者からの問い合わせの連絡が入っているという。


 そんな中、忙中閑は無いものの、今日2月6日午後かっての太田郷小学校時代、二中時代のクラスメート、成人して以降広告代理店勤務の「仕事」として付き合いのあった同い年の友人に再会、1時間ほどの想い出談義を語る時間を得ることができた。

 一人は八代二中1年11組の同級生TI君。東京の大学へ進み実家の彦一本舗の社長を長年務めた御仁。かって一時はバンド演奏も。

 もう一人は筆者がⒽ広告代理店の現役時代、二中時代のクラスメート女史から紹介され、八代市の観光活性化を図るためのシティ・プロモーションセンター立ち上げ、九州新幹線部分開通の際の各PR活動などを支援する仕事のクライアントだった当時八代市商政観光課課長YY氏(いまだに君とは呼べません)

会談始めのお約束記念撮影

 今日は左YY氏の現職、八代松濱軒の明治時代建築の事務室で三人巨頭会議!

 チェーンや木刀を持っての一中と二中の喧嘩話だの、昔の鹿児島本線は今の肥薩線だっただのランダムな話が途切れることなく進み、懐かしさに酔った数十分が過ぎたころ、筆者が50年以上頭の隅に残っていたある方言の疑問をぶつけてみた時だった。

 「あのさ、二中時代クラスメートの一人が何かに驚いた際に『ワイラィシャ!』という感嘆詞の様な言葉を発してたのだが、これは皆が使っていた熊本弁なのか?」と訊いた瞬間の二人の反応が凄かった。

 二人は顔を見あわっせて「えぇーっ?五十年振りに聴いた!ワイライシャ!、あったあった、言うた言うた!懐かしかなぁ!」

 コテコテの八代生まれ八代育ちが「懐かしかなぁ!東京の人に想い出ささるるとは思いもせんかった!」と言われてしまった。もう今やだれも使わない八代弁らしい。方言の死語のような存在らしい。

 筆者もこの20年散々ネットでググったりしても全く出てこない方言だった。熊本弁でも出てこない。人吉の方言の生き字引の様な方もご存じなかった。

 彼ら二人の話によると、八代市周辺でも団塊世代くらいまでしか使わないらしく、熊本市のような都会では全く使わない八代弁だという。ネットに出てくる「アトゼキ、だの、離合」は熊本県全体で使うらしいが「ワイライシャァー!、ワイタァ―!」は方言死語のようだった。

 例えば、こういう風に⇒こぎゃん!、そういう様に⇒そぎゃん、どうだろ?⇒どぎゃんね? あのように⇒あぎゃん、といった「ぎゃんぎゃん三段活用」の様な独特の方言もあった。

 穴はこうして、こうやって、こう掘るんだよ!⇒穴な、ぎゃんして、こぎゃんして、きゃー掘るとたい!・・これが北九州の小倉市から転校してきた筆者がまるで外国語に聴こえて、必死に覚えた八代弁だったのだ。この頃英語を覚えてさえいれば今頃ネイティブより英語が上手くなっていたはずだ。

 この「ワイライシャ!」の派生語に「ワイタァ!」がある。驚いたときに出す「ヒェ―!」に近い存在だが「驚いた=タマがった!」の時に使う。

 実は二人と分かれて4時間後、ナントTT君が電話を掛けてきた。「さっきのヤッチロ弁何だっけ?」八代地元の彼が思い出せないほど昔の方言らしいのだ。

 小中学校時代に毎日使っていた八代弁がどんどん消えていく・・。時代の長さ、変化の速さに驚いた一日だった。こぎゃんとは、なんとか保存せにゃいかんのじゃなかろか?

方言話の後、砕けすぎての記念撮影、使用前、使用後の典型か?

 三人の翁は写真展開催中の再会を約束して解散したのでした。

2025年2月5日水曜日

写真展会場・定休日の2月5日(水)は大雪の干拓地で鳥見! On Wednesday, February 5th, the photo exhibition venue's regular day off, I did bird photo shooting at the reclaimed land in snow falling!

  1月30日~2月11日の間今日2月5日(水)だけは会場のミックさんが定休日。しかし熊本県地方八代市も含めて大雪注意報発令中!


毎週水曜日、珈琲店ミックは定休日

 ネットで天気予報調べて午前11時頃までは海岸エリア雪は無いと見て日の出時刻から干拓地へ移動。レンタカーを昼に返すのでちょうど時間ぴったり!

 雪の中での撮影に是非マナヅルを‥と考えていて、数日前居た場所へ行ってみたらまだ居てくれた。

写真展ではナベヅルがほぼ同じ場所に来ていたショットを出展。

幼鳥がアクビなのか一鳴きなのか・・。

何かを話しているような両親鳥?

 上空を鳴きながら飛び回るタヒバリやミサゴなどと一緒に雪の球磨川三角州エリアでの撮影を楽しんだ一日。夕方には球磨川土手をランニングしながら満潮で水位の上がった球磨川の土手下のシギ・チドリを撮影。

シロチドリ

イソシギ

アオアシシギ

一体何の卵だろうか?

写真展、明日からはいよいよ後半!


2025年2月3日月曜日

団塊世代は写真展在廊の合間にも探鳥するのだ! The baby boomer generation even goes bird watching in between attending photo exhibitions!

  「八代の野鳥」写真展の合間にも探鳥する写真展の作者。多動性自閉症と言われた子供の頃と落ち着きのない性格は何一つ変わらない団塊世代。こればかりはどうしようもない。檻の中のクマ?エラを動かせないから常に泳ぎ続け海水を取り込まなければいけないサメと同類か?

 今回は行き慣れた金剛干拓地一周での成果御紹介。

 大体居るんじゃないだろうかと思って残念ながら出遭えなかったのがチョウゲンボウ。一方で居るんじゃないかなぁ?と淡い期待をして行って出遭えたのが何とマナヅル!

 かってナベヅルは幾度か遭遇していたが、マナヅルは初めてだった。

 それ以外ではタゲリが11羽、ミサゴがなんと5~6個体。カワラヒワ、ニューナイスズメは相変わらず大群で群れていた。

 それ以外はタヒバリ、干潟でクロツラヘラサギ10羽以上、シロチドリにハマシギ。遠くにダイシャクシギ。

マナヅル親子



シロチドリ

ハマシギ

ハマシギ飛翔

オオジュリンではないだろうか?

タヒバリ、数が多かった。

2025年2月2日日曜日

ノスリだらけの球磨川でカラスに追われる採餌ノスリ。 After caught food Buzzard being chased by crows on the Kuma River.

  写真展4日目の早朝、いつものように早朝セブンイレブン珈琲をL2杯ポットに買いに出て、球磨川と球磨川支流の前川土手を鳥見徘徊。だいたい1時間弱で5~7,000歩になるが野鳥の動きが多い時は半分程度になる。

 今朝はミサゴが4羽前川上空を舞っていた。此の球磨川流域下流部は非常にミサゴの密度が高い。金剛干拓には常時5~6羽が駐留している。それぞれお約束の留まり電柱があって、いつ行っても同じ個体が留まっている。

ちょっと視難いが上空にミサゴが3羽!

 今朝は上空を舞っていた一羽がいつの間にか採餌を成功させ飛び立ったが、カラスに猛烈なモビングをされ揃って隣の球磨川方面へ消えていった。

 今朝はコンデジで撮影したモビングのチェイス画面御紹介。








こうして朝一番の採餌に成功したミサゴとモビングカラスは隣の川へ

2025年2月1日土曜日

八代市珈琲店ミックでの写真展在廊の合間に鳥見第一弾! Bird watching in between photo exhibitions at Yatsushiro City Coffee Shop Mick!

  今朝の八代市は時折雲の間から日が覗くも午前九時珈琲店ミック開店時には小雨がパラつき始めた。この後明日の夜明けまで終日雨模様。

 ‥と言う事で、今日は会場のお店を抜け出して鳥見には行けないので、28日に八代に入ってから今まで撮りためた野鳥を順を追っていくつかご紹介。

 まずは到着翌日設営がひと段落ついた球磨川で遭遇したトモエガモの大群!

 2022年の球磨川大洪水の後工事で護岸工事、しゅんせつ工事をしている所のすぐ傍で珍しい、絶滅危惧種2種のトモエガモの大群!

 数年前まで東京の新宿御苑にたった一羽オスが来ていただけで自慢のカメラを抱えたバーダーが500人も集まったという東京では希少種の珍しいカモ!それが目の前に最大時2万羽を越えた数が…というではないか!

 翌日行った際には、急速に数が減って100羽ほどに減っていたが、また戻ってくるかもしれない。

 以前、坂本から上がったダムで数千羽のトモエガモには遭遇しているが、万を超える数には出遭った事が無かった。一番多い鳥の群れは鹿児島県出水のツル群だけ。

 で、トモエガモ。






もう黴菌のように飛び立った群れ、蚊柱じゃないんだから・・。

肥薩オレンジ鉄道がちょうど球磨川を渡る

わが父が勤務していたかっての十條製紙(現・日本製紙)とダブって・・。