撮影した3月頭の時期にこのレベルの魚をゲットできるのは既にハンティングのベテランの域になっているからだろうか?昨年生まれの個体ではこの大きさの餌を獲る事はまず無理な事。川辺川で同じ個体の3シーズン目をじっくりと観察し続けていてそう感ずる。
獲った魚を気絶、あるいは完全に殺してしまうまで念入りに岩に叩きつけて呑み込むが、今回の餌の大きさは割に大きいので、呑み込んだ後半魚の尻尾が見えている状態でヤマセミの体内の半分以上の部分に餌魚が縦に入っている計算だ。余程胃が大きいのだろうか?
撮影者の前から遠ざかった岩にランディングしたが上手い事こちらを向いてくれた。少し誇らしげ。
獲った魚はイダ(=ウグイ)ですよーと見せてくれた・・のではなく、まず軽く岩に叩きつけたのだ。
更に大きく振り上げて再度叩きつけようとするが力んで既に瞬膜が閉じている。
叩きつける瞬間まで瞬膜が閉じている。力が入る時にはほとんど瞬膜が閉じる。
右に振った反動で左に打ちかえした。言ってみれば往復ビンタか?
この画像では固い頭とエラの部分をくちばしの奥歯?に当たる部分で砕いている。新発見?
暫らくガシガシやった後のみ込み始めた。
シャックリをするように上下に振りながら奥へ奥へとのんで行く。
此処から先が時間が掛かっていた。大きいのでいつまでたっても尻尾が見えていた。魚の頭の部分はちょうどヤマセミの胴体の半分程には入っているはず。