三鷹・武蔵野の野川沿い、近隣の大学構内、人吉の球磨川支流沿い、江津湖でもこの百舌鳥は沢山居る。野川沿いは良く見ると一定の間隔で同時に3羽がファインダーに入っていたりする。NHKの自然のアルバムなどをみるとヤマセミと同じで縄張り争いに関しては非常に戦闘的な種だと云う事だが目の前ではあまりそういう場面に出遭った事が無い。どのような闘い方をするのだろう?
良く百舌鳥の速贄(はやにえ)と云われる「お取り置き」のような状態でトカゲなどが棘のある樹木に突き刺さっていたりするが、早春は葉の裏に居るヤスデの様な多足類の昆虫を良く採餌する場面に出くわす。今日の画像はそういったヤスデを見つけて採餌する様子をご紹介。
距離30m程、3m程の高さから土手下にフライト。
一見遠くを見ているようだが野鳥の眼の実際は何処を観ているのか。
急に向きを変えて足元の草地に急降下する。
頭が大きな割に小回りの利く野鳥だ。
春先に咲くホトケノザの裏側に居るヤスデを発見。
咥えて引きづり出している。
きちんと確保した。
食す場所まで低空で移動。
まさか食事の後の咥え楊枝ではあるまいが・・・。