2014年3月21日金曜日

ヤマセミつがいは繁殖期を迎え常に寄り添って行動。In breeding season, crested kingfisher pairs always snuggle up and act everything.

 ヤマセミも他の野鳥と同じで既に繁殖期に入っており、つがいごとプロセスの時間差はあるものの、ほぼ常時一緒に居るようになった。したがってこの時期のヤマセミは普段よりは2羽で一緒に居る画像を撮影しやすい。川辺川の上流域でもこの傾向は同じ。

 球磨川本流よりは巣穴が川に接近していると思われるので、頻繁に川での採餌と巣穴との往復を繰り返すようだ。朝から川床で隠れて待っていると他のシーズンに対岸の木陰の定位置で羽根休めするつがいがどのポイントにも居ない時間が出来ている。姿が見えないと云う事は新たな巣穴を掘っているか、既に掘られた巣穴の補修や交尾後の産卵準備と考えて良いと思われる。

 今日の画像はこうした産卵前、あるいは交尾前のヤマセミつがいの寄り添う行動画像だ。

Today's photo is a pair of crested kingfisher moving together at Kawabegawa river in north end of Sagara village.

岩場が続くエリアで川面を見つめるヤマセミつがい

いつものつがいなので、既に認識していると思われるこちらに対しての警戒心は強く無い

10分ほど辺りの様子を伺っていたが、雄が突然ダイブ!

水中にダイブはしたものの何も獲らずそれきり下流に向かって飛翔。

途中で見事な90度ターンを決めてくれた。

すぐさま雌も後を追ってツイン飛翔で移動して行った。