2019年9月30日月曜日

団塊世代がコンデジ持って徘徊するとこうなるのだ。 When baby-boomer old boy sauntering bring with compuct digital camera, they took some photos of nostalgic place.

 団塊世代の筆者は健康の為という表向きの理由を掲げ、コンデジを持って時々都心を徘徊する。
 定期的に足を向けるのは上野の恩賜公園から不忍池界隈。此処へ行くと常に面白い被写体に出遭える。

 勿論気が向けば美術館に入る。しかし、スポーツもアートもどちらかというと他人の成果ややっている所を観るよりも、自分でやりたくなる性格なので、美術系の我が友ほど熱心には入らない。

 美術館の場合どんなに混んでいようが、空いていようが、入っても入り口の最初の作品から順に列を作って観る様な事はしない。まずサーっと一周して、目ぼしい作品の場所を確認し、二周目でその作品だけじっくり観て出てしまう。美術作品って暗い館内でしっかり熱心に見るとものすごく疲れるのだ。

 その点、竹橋の近代美術館のような明るい展示が好きだ。何故か昔からクラシックな絵画を明るい所では見せない。これはそれを描いた時代電気がまだ無いので、作者が描いた明るさの下で見るのが正しいのか・・・どうかは判らないが。もっとも、ただでさえ素人には解釈が難しい現代美術など、暗い部屋で見せられたら益々解らなくなりそうで怖いものがある。

 話がそれたが、団塊世代の徘徊老人がコンデジを持って都心などを徘徊すると、何故かこの先いつか近いうちに無くなるだろうと思われる横丁や飲み屋街、昭和の面影の残る場所へ足が向く。

 決して出来たばかりのファッションビルや複合型商業施設には足が向かない。あの銀座SIXも数寄屋橋の東急プラザ銀座も出来てから1年以上経ってからしか行っていない。上野松坂屋の新館PARCO_ya上野、虎ノ門ヒルズなどには未だに行っていない。この先も行かないかもしれない。
 最近オープンする大型商業施設は何処も金太郎飴状態で、同じブランド、同じ飲食店が入っていて全然つまらない。

 一度、目隠しした消費者をその商業施設へ車に隔離して運び、ど真ん中で開放し、此処が何処の何というビルなのか早当てさせるという番組をやって欲しいと思う。其れこそいつの間にか消えそうなVRでやってみればと思うのだが・・。それにしても、あれだけ新し物好きで意識高い系の若者が「世界が変わる!」と騒いだVR!どうなったんだ?

 またまた話が遠い所へワープしそうなので、団塊老人のコンデジを通じた徘徊画像をご紹介。雰囲気が大事なので後処理でモノクロにしてみた。 

やはり、横丁には人がいなきゃ・・・。


このアナログが素晴らしい!しばらく見とれてしまった。



やはり飲み屋街は夜に限るのだが、昼間ランチタイムに夜の匂いを残した横丁としての佇まいが好きなのだ。サバ味噌定食などを頼んで一息つくと、ホームレスの同年配などとも会話できて、昭和を身近に感じられて面白い。

 野鳥シリーズは、画像整理が済み次第再開するが、数日かかりそう。

2019年9月29日日曜日

団塊世代は最近の「環境活動」のアピール方法を訝しむ。The baby-boom generation is not agree with way  of appeal the recent “environmental activities”.

 最近スウェーデンの女子高校生が、国連の壇上で「世界の国々の大人たちの環境活動への行動が遅すぎる!」と、怒りをぶちまけるニュースがTVその他ネット動画などでアッという間に広がり、様々な反響を呼んだ。

 筆者は大きな関心を持ってこのニュースを精査した。
 まず最初に流れたニュースがこれだ、高校生の環境活動家(高校生なのに授業に出ないでストライキを起こして有名になる)が国連の壇上から鬼の形相で吐き捨てるようなアピールを行った事が取り上げられた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00000001-jij_afp-int

 要は、「世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、自分たちの世代を裏切ったと非難し、『よくもそんなことを』と怒りをぶつけた。」という事だった。

 しかし、その高校生の彼女が何故この国連の壇上に上がれたのか?背後にはどのような国や団体が後押ししているのか?スウェーデンでは学校をさぼってストをやったり、国連に出かけて行くのは校則違反でも何でもないのだろうか?両親はどう思っているのか?
 これを褒めたり、賞賛したら世界中の高校生が授業を放ったらかして「彼女が良いなら、俺だって・・!」と秩序の無い環境活動がまん延し始めるのではないだろうか?と思った。

 同時に、あの鬼の形相で吐き捨てる様に『よくもそんなことを』と、いう尋常ではない表情の裏には何かあるのでは?と思ったら、彼女は一種の発達障害「アスペルガー」だとカミングアウトしている様だったが、日本のメディアは当初も今も其れを一切紹介しない。

 しかし、裏で相当いろいろな事が計算しつくされプランされた演出である事が見え隠れし始めている様だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00010005-huffpost-int

 この動画がネットやTVニュース、ワイドショウで出始めると、海外の政治家や、コメンテータや有名人が非難の声を上げた。さらには非難したニュースキャスターやコメンテーターが世論を慮ったプロデューサーに下ろされたりして、また二次ニュースが流れたりもした。

 しかし、もしこういった本来学校での授業を通じて学問に勤しむはずの高校生が、学校をさぼり、国連の大舞台に登壇し、鬼の形相でアピールする手法が賞賛され、もちあげられると世の中はどうなるか。

 更に数年前のマララさんの様にメディアが賞賛し報道し、ノーベル平和賞にノミネートされ受賞でもしたら、一体どういう事に成るだろうと先読みした。

 さるネット記事では「この熱狂が落とす影も無視できない。それは、トゥンベリさんというスターが現れたことで、むしろ環境問題が置き去りにされてしまう危険性だ。本来なら途方もなく細かな事務手続きを踏んで妥協点を見出し、合意形成を目指していくべき事柄なのに、スローガン一辺倒に陥っているのではないか。早い話、トゥンベリさんは都合よく利用されているのではないだろうか?」とのコメントが在った。
 ある面で筆者の考え方に近い論調だ。

 裏である種のメディア効果を狙ったプロジェクトチームが動いているのではないかと推察した。

 そもそも、このノーベル平和賞自体、筆者は他の物理学賞や化学賞、文学賞などとは異なって「良い事言うだけで貰えるムード的な賞」だと思っている。
 あの作為的なホッケースティック型・温暖化グラフのウソで平和賞を受賞した団塊世代のアル・ゴア(元米国副大横領)とIPCC、「原爆を削減する・・つもり」と演説で大見えを切っただけで貰ったオバマ前米国大統領などなど、現在はその価値も評価も下がり続けていると報道され始めている。
ベストセラーにもなり、読んでみると同時に映画も見たが・・。

 映画ではわざわざこの右端の急激に上がるグラフをリフトに乗って示すなどの過剰演出をしてアピールした。(後にウソである事がバレた)

 地球環境が良い方向へ行っていないのはもう数十年前からメディアを通じて誰もが知っている事だ。しかし此処まで急激に、それもすべての原因が人類が排出する二酸化炭素に有るという事に対する専門家や研究者の反論も非常に多い。
 これらに関しては、企業も個人も国家も行政もそれぞれの立場でそれぞれが出来得る方法で何らかの努力をしている。

 特にNPO、NGOでなかなかメディアにも取り上げられず、日の当たらない日々、地道に活動してきた方々はどう思っているだろう?正直な所を知りたい。この辺りは筆者も非常に腹立たしさすら覚える今回の報道だ。

 筆者ですら、愛・地球博でコスモ石油の環境室(鴇田室長)と早稲田大学理工学部・三輪研究室のお手伝いをし「植物による二酸化炭素吸収リアルタイム実験装置」を発明し、185日間会期中・実験展示を繰り返した。
あのケニヤの故・環境副大臣ワンガリ・マータイさん(モッタイナイで有名)がぜひ欲しいと言ってくださった植物実験装置。 

愛知万博後、お台場の科学未来館に長い事展示されていた。

エコプロダクツ展にはその後小型化されたモデルや中に人間が入れる実験室なども造り、実働・展示して話題を集めた。一連の地球環境活動をプロデューサーとして、同時に現場スタッフとしても永年行って来た。

 その関連で英国のエデンプロジェクトも視察、情報交換して活動を深めてもいる。
英国。セント・オーステルのエデンプロジェクト。環境教育棟がある。

筆者などはこれでもまだまだ地道な活動だ。世の中にはもっと専従的な立場で心身共に活動している方が山ほど居る。

 そういう事を考えると、どういう背景で、どういうグループに、どういった目論見でこのスウェーデンの女子高校生の壇上の演説が行われたのか、もっと精査してみたい。

 しかし、これに関する情報・報道が9月27日以降全く聞かれなくなったのは何故だろう?何かあるに違いない、注視し続けたいと思う。

2019年9月28日土曜日

団塊世代は「想定外」と「風評被害」という言葉を訝しむ! The baby boomer wants to thoroughly condemn the words “unexpected” and “Harmful rumor”! 

 あの台風15号で甚大な被害を被った千葉県の森田健作知事が居直った!
あれだけの台風の状況を把握できず、長い停電他多くの被災者を出した今回の対応に、メディア・マスコミ、ネット投稿で問題提起され非難されたにもかかわらず、問題は無かったとシラを切ったのだ。この反応は数倍に成って帰ってこよう、もしくは誰にも相手にされなくなるだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000135-kyodonews-soci

 今日は本来、3.11東日本大震災時の東電首脳陣の福島第一原発事故問題の責任問題裁判で「全員無罪」に関する話として「想定外」といういい加減なマスコミ用語を深堀りするつもりだったが、此の森田健作知事の「問題はなかった」答弁が入ったものだから、併せて述べてみたい。

 あの「俺は東工大の理工系だから原発には詳しいんだ!」の発言で顰蹙を買った菅直人首相はじめ、言う事を平気で二転三転させた枝野幸雄官房長官(当時)など「お子ちゃま内閣」が率いた日本政府のメディアへの決め台詞が「想定外」だった。これは東電首脳部の言い訳記者会見でも何度も電波を通じて聞かされ耳にタコができた「言葉」だった。

 この「想定外」と言う言葉は、実は3.11の2011年の東日本大震災時に生まれた言葉ではなく、2005年度の「流行語大賞」でホリエモン(堀江貴文)が使った「想定内」からスピンオフした「想定外」が3.11で多用されたものだ。

 よくよく考えてみると、此の「想定外、想定内」と言う言葉は、ある程度裏付けられた物理的根拠に基づいての結果を表す学術言葉なのだ。数値目標、物理的規模の限界を知っての「想定」だからこそ使える言葉なのだ。

 しかし、その「想定数値」は東電やその他営利目的で行う企業の場合、自社の財源、マンパワー、利益、社会貢献などを複合的に加味した結果「自社に都合の良い数値」が勝手な想定値なのであって、「自社に都合の悪い結果が出てしまった、責任を取らなければいけなくなった事態が生じた」場合、すべて「想定外」だったという「言い訳」に使われていることは明らかだろう?

 国民は既にこれを随分以前から見抜いている。政府、各行政、役人たちの文書制作の半分以上の内容が「言い訳、アリバイ説明、責任転嫁」だと、かの山本夏彦氏が述べていた。まさに、この「想定外」と言う言葉はこれに最も便利な言葉だろう。東電原発事故の場合も、今回の台風の千葉県の対応の場合も、すべての対応・初動の遅れに関して「想定外」は全くの嘘で言い訳だ・・。しかし個々の実例に関してはここでは触れない。ネット記事に沢山出ているのでそちらで是非ご覧いただきたい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190925-00030086-president-soci&p=1

 次に触れたいのが「風評被害」と言う言葉だ。

 残念ながら3.11の原発事故以来、福島県産の農作物などは他県のそれに比べ「味」は美味しくとも高値はつかない。魚介類も同様、肉類においては販売も進んでいないと聞く。当たり前だろう?「風評被害で困っているんです」とはよく聞くが、完全に他県や輸入品と比べて放射線数値や残留放射能が同じとは思えまい?
風評被害と言うが、きちんと調べた報道も歴然とある。人々はこれを判断基準とする。

 もう今は数値が少し下がったようだが、放射線量の多い水が溜まった奥日光中禅寺湖では釣りの禁止、釣った魚の持ち帰り禁止措置などを経て現在に至っていると聞く。その放射線量の多い水は流れ流れて東京湾へ流れ込んだ。その東京湾への各河川の河口部に沈殿した汚泥の放射線はなんと!一時期、福島県内の立ち入り禁止地区よりはるかに高くなったという。現在も異常に高い場所もあり、分解・消滅するまでこの先ずーっと残るというではないか。

 江戸前のハゼの放射線残量調査などは、東京都でも千葉県でも行ってはいるが、その採取場所は河口部ではなく流れのある部分での個体調査だ。もちろん行政は人体に影響のない場所のデータしか発表しないだろう。原発事故以来国や自治体の発表数値とNPO、学者の調査機関が発表するデータに雲泥の差があるのは国民皆が知っている「不都合な真実」なのだ。
 つい最近千葉県が正直なデータを発表した。河口部の天然鰻から放射線が検出されたので気を付けろという。鰻から出れば他の泥生物に無いわけがない。

 しかしその汚泥で育ち生活している「江戸前のハゼ」などの遊漁船が営業止めになった話は聞かない。「風評被害」に負けないとか、営業権利だとか言ってずっと秋になると「ハゼ釣り」でにぎわっているという。

 もし全く問題がないのであれば国会食堂メニューや議員の弁当をすべて福島産の食材で作り運営しろと言いたい。江戸前のハゼの甘露煮を食べさせればいい。毎日それで問題ない姿を政府役人・大臣が身をもって示せば国民も納得しよう。福島県を応援する気持ちはもちろんある、大いにある。しかし東電や政府がいい加減な対応をして起きた事故の償いを国民が先頭に立って行うのはおかしかろう?「風評被害」を声高に叫けぶことでいい加減な「安全宣言」の代わりにされたくはない。

 これと同じような話が大地震に伴う活火山周辺の観光客減や鳥インフルや豚コレラなどの食材クライシスに伴う風評被害アピールだ。
 熊本地震直後、当然のように観光客が減った熊本県は「風評被害」で観光客が減るのを何とか食い止めなければ・・。とコメントした。しかし、地震学者や専門家たちは、ここ数年今回の規模の地震はいつ来てもおかしくないので、十分な対処が必須だ。と言っている最中のアピールだった。
地元の地方紙ですら学者たちの警告を掲載している。

 「風評被害で観光客が来なくて困る」というコメントの意味は「もう全く問題は無く安全なのに、さもまだ安全ではないかの様な噂が立って、困っている」と言う事だろう?ハッキリ言ってこれは嘘だろう?学者や専門家がまだ危ないと言っているのに自治体が「風評被害でまだ危ないと思われるのは心外だ」と言って客を呼び、再び専門家の指摘通り大地震に遭遇して怪我でもしたり交通遮断で不自由した観光客にいったいどういった責任を取ろうというのだ?その場合「想定外」だったとでも言うつもりだろうか?

 熊本地震を例にとるなら、隣接した福岡県や山向こうの宮崎県が「風評被害」で客が減るのを食い止めたい・・なら話は判る。逆に、鹿児島の桜島が大噴火して、南九州辺りはヤバそうだから避けようか?と佐賀や福岡への観光を控えようというのなら風評被害といえよう。

 少し話は違うが、日韓関係の悪化で韓国からの観光客が激減したと九州エリアの観光産業従事者がぼやいている様だが、それへの適切なコメント記事が出ていたのでご紹介。
https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/190910/ecn19091013120006-n1.html

 この「風評被害」と言う言葉をその当事者が、さも何もない、もう安全なのに自分たちはあくまで『巻き添え被害者なのだ』・・というつもりで安易に使うのは大間違いだと言いたいのだ。「風評被害で・・」と言うコメントが出たらまず疑ってみる事だろう。

2019年9月27日金曜日

オオワシとオジロワシの仲の良さはヤマセミとカワセミのそれにそっくりなのだ。 The good friendship between Steller's sea eagle and white-tailed eagle is just like that of the crested kingfisher and the common Kingfisher.

 根室半島を車で回ると、数か所でオオワシとオジロワシに出遭うという話をしたが、その両方が至近距離で共存している場面にはなかなか出遭えなかった。オジロワシの2羽が至近距離で鳴きあっているのには遭遇したが、オオワシの場合はそういう場面に出遭えていない。

 オオワシの場合は単独行動が多いという印象だった。しかし風連湖での早朝の氷下漁網上げの日だけは違う。
 スノーモービルで網打ち場に向かう姿を捉える前から、猛禽類とカラスがそのいつもの場所付近で待機している。

 霧や雲が掛かっている日は、エンジン音とカラスの鳴き声だけが聞こえてくる。幻想的な風景が広がる。カメラを抱えた筆者などは成すすべもない。
 こういう場合の夕方日の入りは、空がもの凄い色を出してくれて刻々と光と色のページェントを繰り広げてくれるが、朝の場合はまだそういう場面に遭遇していない。今度の冬はそれを期待している。

 このような背景の中で、オオワシとオジロワシの共存シーンや交差飛翔シーンだけを取り上げてみた。



 




ヤマセミとカワセミの似たようなシーンはこのブログで幾度も掲載しているが、次回以降少しまとめてみようと思う。乞うご期待。

2019年9月26日木曜日

枝止まり、雪原のオオワシは何処か間が抜けてユーモラス。 Steller's sea eagle stopping on a branch or staying on the snowy field is humorous.

 毎朝日の出時刻に愛犬の散歩を兼ねて武蔵野の住宅街をコンデジを持って徘徊している。真冬は6:30~7:00頃開始、真夏は4:50~5:10頃開始に成ろうか。
 したがって翌朝の起床時刻に合わせて、前夜の就寝時間を22:00~23:30頃と変化させているが、翌朝は毎朝不思議と予定時間に目覚める。
 多分、体内時計が天窓を通して入って来る空の明るさに反応しているのだろう、ストレスは全く感じない。目覚まし時計というものは生まれてこの方殆どあまり使った事が無い。使ったのは、日が短い冬期に限って翌朝早い時間の航空機に乗る時ぐらいだ。

 一回り40分ほどの武蔵野の住宅街、犬先導の徘徊で、モズの初鳴き、ワカケホンセイインコの群れ飛び、猛禽類の朝ハンティングなどに遭遇、時には思わぬ画像が撮れたこともある。勿論、観天望気も怠らず、その日の天候はある程度予測して生活できている。

 早朝徘徊から戻って、まだ家人たちは寝ているが、愛犬の餌作り、自分の朝食、キッチン・シンクの掃除、2階の自室用のポットに入れる珈琲沸かしをするが、それが今朝久しぶりにアイス珈琲からホット珈琲に替わった。朝の気温が20度を下回ったからだが、あくまで体感的なモノだ。

 朝の佇まいレポートはこの辺で、真冬の道東の猛禽類の野鳥ブログ本体に戻ろう。

 飛んでいる時のオオワシは黄色いくちばしと黄色い足が印象的で、黒白の躯体と相まって非常に豪華で力強く、フォトジェニックなのだが、雪原をよちよち歩いたり、樹林帯で仲間と一緒に枝留まりしている時の姿は、何処となく漫画チックで面白い。

 この後、オジロワシとの仲の良さなどを画像でご紹介するが、オオワシはその存在感の素晴らしさや力強さで、群れていなくても充分主役だという事などをご紹介したい。

 基本的に単独行動が好きな野鳥なのだろう。そうでなければ一羽で遠く琵琶湖湖畔まで遠征したり、中禅寺湖湖畔に年越しに行ったりしないだろう?羅臼の餌付けされた流氷オオワシがオオワシ本来の生態ではないのだ。

 顔だけアップするとジュラ紀か白亜紀の恐竜に見えない事もないが、どうしても筆者には漫画の主人公に見えてしまい仕方がないのだ。

オホーツク海側の沖を見張っているのだろうか?電柱にオオワシ。


根室半島の太平洋側の岬で

こちらはオホーツク海側の岬で

この様に実際オオワシは基本的に単独行が多い。

落ち着いている時はオオワシだけでサロン的に集まる様だ。

氷下漁待ちのオオワシの群れ。

氷下漁の収穫日の早朝に限ってこのような状況が視られる。


2019年9月25日水曜日

飛んでいる時と、地上に居る時の佇まいが極端に違うオオワシ! Steller's sea eagle is too much difference between flying in the sky and when stop on the ground.

 オオワシは冬季だけ北海道東部に飛来する日本における天然記念物の猛禽類。1993年種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されている1985年における生息数は約5,200羽と推定されている。(=ウイキベディアより)

 その大きさは国内最大級でオジロワシより大きい。冬季に1~2羽が琵琶湖畔や奥日光中禅寺湖畔に飛来するが、何と言っても道東の根室半島~知床半島エリアへの飛来数が多い。

 根室半島を一周する国道35号線(根室半島線)を車で回ると、少なくとも数か所でオオワシに遭遇する。筆者が厳冬期に根室市東部の明治公園を起点・終点に一周した経験からすれば、5時間の間に8カ所で遭遇するという頻度だった。オジロワシにはさらに多く出遭えた。

 氷下漁や流氷上の餌付けされた猛禽類の観光撮影船廻りで出遭うのとはまた違う、単独での生態に接する事が出来る意味では非常にお勧めだ。

 筆者が周った根室半島の時系列的レポートは、以前一度このブログでご紹介したので、今回は編纂中の写真集へ使用予定の画像中心にアップしてみようと思う。

 今日の画像は主に空中姿勢なので、何処での撮影とはコメントしないが、その優雅さやランディングの際の意外なユーモアさが見て取れる。
 








今日の画像は単純に飛翔の美しさとランディングへ向けてのユーモアある形をご紹介してみた。

2019年9月24日火曜日

道東のオジロワシは真夏どうしているか? How do the white-tailed eagle in the east Hokkaido in midsummer?

 厳冬期の道東のワシ達の写真集制作の為、現在も画像編纂中だが、夏はどうしているのというメールを2通だけ頂いたので、少し画像を見返してみた。

 やはり内陸部ではなく海岸線エリアで活性化していた。中には営巣中のような個体も居て、幅の広い道東の猛禽類の生態を垣間見た。
オジロワシの生息地 wikipedia参照

 しかし初夏は他の野鳥達も繁殖期で気が立っているのだろう、カモメにモビングされるオジロワシなど色々なシーンが撮れていた。
 冬季は氷下漁なども無いため、採餌に関しては逆に真冬より難しいのかもしれない。特に繁殖中の場合は輪を掛けて繁忙期に成ろう。
海から崖沿いに霧多布岬へ飛ぶオジロワシ。


飛んでいるオジロワシを上から観察できる場所は数少ない。

エゾカンゾウ群生の上を行くオジロワシ。霧多布岬。


電柱で見るとことのほか大きいのだ。

野付半島でオジロワシの営巣中と思われるポイントに遭遇。

繁殖中と思われるオジロワシ。