2020年6月30日火曜日

東京でコロナウイルス禍自粛ストレス解消に良い場所の一つ、明治神宮!  Meiji Jingu, one of the good places to relieve stress from coronavirus in Tokyo!

 経済再活性に必須だと、中途半端に解除した非常事態宣言!果たして良かったのだろうか?それも連日感染者数が減らない原因のほとんどがいきなり解放されたと遊びまくる夜の接客・飲酒客たち。ライブイベントや飲み会・食事会参加の若者たち。
 
 政府も感染源とはっきり分かっている夜の水商売・飲酒産業を何故徹底的にコントロールできないのか?はっきり言って水商売・酒飲みの感染源・拡散源としての証拠はデータでハッキリと出ている。これは迷惑極まりない。どうでもよい夜の商売ビジネスの立て直しと、大切な人の命とどうやって天秤にかけているのだ為政者たちは?

 こんな、いい加減なコロナ対策の中、

 自粛+自粛無理強い監視集団のストレス蔓延の中、自分なりにストレス解消の場所として明治神宮・内苑に行ってみた。別にコロナとは関係なく10年ほど前からこの明治神宮内苑(御苑)はお気に入りの自然との接触スポットとして年に5回以上は訪れていた。

 今は南池(なんち)に睡蓮やコウホネが見頃で、コシアキトンボ、ギンヤンマが飛び交いのどかな風情を楽しめる絶好の場所になっている。多少の雨でもここで静かに1時間ほどボーッとすれば、ストレスは自然に消えていく気がする。あくまで筆者の場合だが。

 今回改装後初めて明治神宮に接するJR原宿駅に降りて、半年ぶりに明治神宮内苑へ入ってみた。
 今年の3月から、来年の3月まで明治神宮全体で明治神宮鎮座百年記念事業が開催されており、このの一環で「神宮の杜芸術祝祭」なども開かれている。

 南池(なんち)はこの御苑(¥500必要)に在り、野鳥が割に多い森林+庭園になっている。残念ながら隔雲亭の後ろの大木が何故か枯れてしまっているが、手入れの失敗だろうか?

 久しぶりの南池は心を鎮めるのに最適の場所だった。




とにかくギンヤンマや電気トンボが静かに飛び交う佇まいが、いつまでも見飽きない理由の一つかも。





ベンチはいくつかあるので、ゆっくり休める。しかしトイレが無いので、内苑へ入る前に用を足しておく必要がある。しかし500円を徴収しておきながら南池の傍にトイレが無いのは納得がいかない。回転を速めたいというのであればとんでもない事だ。



この他、黄色いコウホネも池の東端で今が盛りだ。ほぼ中央の赤いのは赤とんぼ。

睡蓮もホワイト系が多い中、赤やピンク系も見て取れた。

2020年6月29日月曜日

自分の頭上をヤマセミが飛び抜けた! Suddenly The Crested kingfisher flew over my head !

 今朝のテレ朝羽鳥慎一のモーニングショーで「東京一極集中」について放映していた。早朝からの作業の合間に垣間見たので内容は判っていないが、数日前ある地方紙で「首都圏の一極集中」に関する記事が出ていたのでいずれこのブログでも精査し投稿すると述べた。

 筆者は1948年委東京で生まれ、1955年に東京で小学校(東京学芸大学附属追分小学校)に入ったものの、父親の転勤(十条製紙)により小倉市(現・北九州市小倉北区)に引っ越し。そこで6年間2か所の小学校(市立中島小学校⇒福岡学芸大学附属小倉小学校)過ごし、さらなる転勤で熊本県八代市に引っ越し、最終的に卒業したのは八代市立太田郷小学校だ。4つ目の小学校を卒業したのが1961年3月。

 この小倉時代の附属小倉小学校時代のクラス会で知った事実は、東京首都圏への一極集中の生の現場話だ。なんとクラスメート43人中、20名が東京で生活していたのだ。だから2004年から暫くは東京でクラス会を開く方が多かった。(※もう現在は10年以上開かれていないし、今後も開かれないのではないだろうか?)

 一人一人に「なぜ東京へ出てきたの?」と訊いたことはないが、結局東京の大学を目指したものが多かったという事の様だ。東京在住の出身大学を見ると、京都大学1名、津田塾大学1名、東京女子大学1名、東京外国語大学1名、横浜国立大学1名、早稲田大学3名、共立女子大学1名、成蹊大学1名、昭和女子大1名、国立音大2名、その他短大を含めると、この大学を目指したことが理由で、そのまま東京で就職~結婚という「定着コース」が見えている。

 クラスメートによると当時の福岡学芸大学附属小倉小学校は文部省の教育実験校だったらしく、当時の教育ママの子弟が多かったためこういう結果(自分含めて)になっているのだと推察する。
 しかし、大なり小なり当時の全国地方都市の「ベビーブーマー=団塊世代」はこういう傾向が強かったのだろう。

 同時に、日本の高度成長の黎明期(初期)で、数年後に東京オリンピック(1964年開催)を控えた東京首都圏で働き手が不足し、全国から中卒、高卒の「金の卵」が集団就職で上京した頃だ。これらが実は東京首都圏の「一極集中」の原点のような気がする。

 ・・・と、このまま続けると数回のシリーズになってしまうので今日はこの辺で切り上げ、いろいろな資料を精査して後日投稿してみたい。


 で、今日はヤマセミが自分の頭上を飛び抜けた際的、反射的にレンズを向け連写した際の画像。一瞬の事だったので撮れていること自体が奇跡なのだが、人吉の球磨川沿いにお住いの辻先生(名内科医)や古江さん、漁師の島津さん、塩見さんなどのご自宅は、上空を時折こういった形でヤマセミが飛ぶという。羨ましい限りだ。






今年は人吉へ行けないが、こういった環境に接する機会が次に何時来るか待ち遠しい。

2020年6月28日日曜日

団塊爺はネットポータルサイトの見出し、嫌いだ!  Oldboy of the Baby Boomer hate about the headline of internet portal site.

 この時期どんなに動き回ることが好きで落ち着きのない団塊爺でも、雨が続くとどうしてもパソコンデスクでネットを見る時間が長くなる。

 スマホで全部済ましてしまう今どきの人々とは一線を画して、デスクトップ、ラップトップ、携帯端末を機能に応じて使い分ける団塊世代のモノづくり大好き人間は、どうしてもネットの総合情報ポータルサイトに関して最近色々感じていることがある。

 ネットポータルサイトは色々あるが、やはりパソコンが一般に普及しだしたWindows95発売時点直後にスタートしたポータルサイトのYahooが、20世紀中にその足場を固めたため世界でも日本国内でも強い様だ。
 検索ポータルのGoogleと今やネット社会での双璧と言って良いのではないだろうか?

 筆者もまずパソコンを立ち上げると、自動的にこのYahoo Japanの扉ページが立ち上がる。こういう方は結構多いのではないだろうか?国内世界の動静が一目でわかる点で通勤電車内の週刊文春・新潮の吊り見出しと変わらない。ただその情報の品格が違うだけ。

もう20年以上毎朝見慣れた画面だが、最近は商業ベースの悪影響を受けすぎているような気がするが如何だろう?


楽天が買い取ったインフォシークも情報より大きな広告で良いと思っているのだろうか?

 一方で検索サイトの王様はGoogle。いわば電子版百科事典。このおかげで一時期世にはびこった厚い紙の塊り百科事典やイミダスの類は今パソコンを使わない人々と共に消えようとしている。

 個人的に言えば、1日8~10時間もデスクトップの前に座って何かをしている筆者から言えばYahooとGoogleさえあれば事足りている。

 しかし、しかしだ。最近このポータルサイト画面に対して文句を言いたいことが沢山出てきた。売れているから、アクセス頻度が多いから広告代を穫れるから・・という理由なのだろうか?

 広告があまりに多すぎる。

 動くし、大きいし、コンテンツを読むのに邪魔すぎる。このままだとポータルサイト扉ページに広告の無いものへ換えようかとも思う。
 事件や政治や天気予報など、報道される情報の中身に変わりはないのだから、見やすい方が良い、歳を取ってからは余計そうだろう?

 次に、有料記事が多すぎる!

 気を引いて詳細を知ろうとすると、此処から先は有料です…みたいな卑怯極まりない記事が増えてきた。嫌らしい文春砲とかいう週刊誌ベースのメディアにこれが多い。

 その次に、どうでもよい芸能人の記事が多すぎる。

 女の子が「すっぴんが可愛い」だの「自撮りインスタが神!」だの、誰が婚約しただの、くっついただの、お泊りデート発見だの、政治や事件などと肩を並べる内容か?と思われるレベルの記事が面積的に急増している。これはニュース内容を瞬時に識別させる一種の年寄りの認知症検査なのか?

 この内容をそのままスマホの狭い画面に展開されたら、団塊爺は目指す情報へ一体いつに成ったらたどり着くか判ったものではない、だからまだスマホにしないのだ。

 雨の日曜日、都心に出る前のブログ更新でした。

2020年6月27日土曜日

自然動物を捕らえて人間の興味に晒す・・・私は嫌いだ。 The human capture natural animals and expose them to human interests... I hate them.

 今朝の地方新聞に国産メジロの違法飼育・捕獲事件捜査への協力者を表彰する記事が載っていた。この記事の中に「最近はおおっぴらに自宅でメジロを飼う人や鳴き合わせ会も減ったのではないか?」とあったが、2012年に新たに国産メジロを飼う事を禁ずる法律が出来たのに、未だに地方では野鳥含めメジロを飼育している人が多い様だ。

大ぴらではなく、本来寿命が2~3年(野生)、6~8年(飼育)のメジロが2020年の今それほど沢山居る訳は無かろう?皆、内緒で新しいのを飼い続けているのだろう。実は武蔵野・三鷹でも飼育者は居る。
 https://www.sankei.com/west/news/170530/wst1705300004-n1.html

 ましてや、ホームセンターにはメジロ用のすり餌を売っていたりする。縦割り行政の盲点なのだろう、最近はメディアに叩かれポエム節が出ない小泉環境大臣にも、こういう細かい実質的な事から頑張ってもらいたいところだ。

 しかし一方で、江戸時代から続く日本の伝統文化として野鳥がらみは数多い。縁日のヤマガラのおみくじ引きや、ウグイスの啼き合わせ等。こうした繊細な伝統文化を「自然保護」の一声で絶滅させてしまうのも筆者としては乱暴だと思う。特別な組織なりNPOで伝統を守るのも一つの方法だと思うがどうだろう?

 絶対にダメだと言い張る御仁にはこう問いたい!「じゃぁ動物園はなぜ良いんだ?」

 パンダの様に全部が全部そうだとは言わぬが、野生の動物を捕らえて来て人間に金をとって見世物にしているのはなぜ良いのだ?なぜ許されるのだ?これだけVRだのAVだの特殊映像でリアルに近い体験で教育が出来るのに、生育環境の違う熱帯や北極南極から珍しい動物を無理やり捕獲してきて日本の気候下で見世物にしているのは、自然保護団体が声高にアジる「動物虐待」ではないのか?

 吉祥寺の自然教育園で死んだような目と姿勢でジーッとして金網にへばりついていたアオゲラ、コゲラ、シジュウカラに出遭ったときは思わず涙が出てしまった。あんなの可哀相以外の何物でもない。金網のすぐ外、井の頭公園には野生の仲間がいくらでも飛び回っているというのに・・・。

 ・・・という事で今日は完全野生のヤマセミのホバリングからの採餌ダイブ・シークエンス。








このダイブで超大物を捕らえたこの個体、飲み込むのに数分格闘したのだ、いずれまた。

2020年6月26日金曜日

ヤマセミ繁殖期の終わり頃の騒々しい様子。 A noisy ecology the end of the breeding season for the Crested kingfisher.

 5月25日緊急事態宣言が解除され1か月が経った。6月19日以降は県を跨いでの往来・移動が可能になった。しかし、東京だけが感染者数増加傾向、高止まり状態にある。都庁は知事はじめやっきになって感染者が減らない理由を情報発信しているが、感染者拡大の原因は殆どが夜の接客・酒飲みと職場クラスターだろう?しかし、大阪その他にも飲み屋街や夜の接触商売のある自治体はいくらでもあるのになぜ東京だけ突出しているのだろう?

 これが収まらない限り、東京から地方への訪問など気楽に大手を振って出来る訳もない。現地の人々は警戒するに決まっているだろう。筆者もヤマセミの観察撮影で年に4~5回の訪問を諦めざるを得ない状態だ。これはあと2年ほどは続きそうだ。

 覚悟を決めて、今年はもう人吉へは行かず今までのデータで「ヤマセミの生態観察論文・写真証拠付」をまとめることに踏み切る話を数日前このブログで述べたばかりだ。追い打ちをかけるような首都圏の感染者数にこの思いはさらに確実なものになっている。


朝日新聞デジタルより 20200626

 コロナ感染の危険に対する認知の甘い夜間活動の遊び人たちの接触行動、これに酒飲みの酔っぱらう事での危機感消滅が拍車をかけているようで、新宿歌舞伎町他夜の盛り場でコロナ感染を気にせず遊ぶ人間たちを張り倒したいと思うのは筆者ばかりではあるまい?

 筆者はDNA上アルコール分解酵素を持ち合わせていないため、生まれてこの方酒が飲めない。だから酒飲みのご乱行、いい加減さには非常に厳しい。幾度も言うが、新宿歌舞伎町などその地域全体を一周塀で囲ってしまい、門を二か所だけ設置し、出入りの人間の体温チェック、諸検査、入場料徴収を行い厳しくクラスター発生を防御すべきと考える。

 感染者を出したお店など6か月の営業停止処分にして、厳しくコロナ対策の徹底を行うべきだろう。今のままでは半永久的に毎日の感染者が東京だけ50名で高止まりしそうだ。

 
 昆虫レポートが続いたので、ヤマセミに暫く戻ろうと思う。

 この時期ヤマセミは幼鳥が巣立って1か月ほどが経ち、飛翔に関しては親鳥同様に飛べるが、危機察知脳力、採餌行動はまだまだ非常に危うい状況にある。
 したがって、幼鳥同士親の庇護のもとまとまって行動している様だ。この時期に限って言えば唯我独尊、兄弟から外れて単独行動をするヤマセミの幼鳥は見かけたことが無い。

 今日はそんなときのヤマセミの行動画像。
球磨川支流部で遭遇した3羽のヤマセミ。

幼鳥がバラバラになり、一羽が川の中の岩に舞い降りた。

すぐさま一羽だけの幼鳥へメスの親が飛んできた。

お互い見える距離で乱舞してくれるのがこの頃のヤマセミたちの魅力の一つ。

支流ながら広い水面を持つ場所ではけっこう豪快に飛んでくれる。

鳴きながら飛ぶことが多いので、この時期のヤマセミは「せからしい」※うるさい。

2020年6月25日木曜日

人吉盆地が野鳥や昆虫など自然豊富だという事に気が付かない人々。People who do not notice that the Hitoyoshi basin is rich in nature such as wild birds and insects.

 関東地方では今朝4時台に最大震度5弱の地震が発生した。まだ普通の人は寝ている時刻だ。銚子東方沖が震源・深さ30㎞だという。あの東日本大震災時の地震が深さ24㎞だというから日本海溝沿いの関連地震だろうと思われる。

 地球規模の時の進み方は、動物の生きる・行動するスピードに慣れた人間が植物の動き・生育スピードを見るようなもので、非常に遅く感ずるようだが東日本大震災時の地震を起こした地殻変動は前後30年ほど関連があると言って良いのではないだろうか?

 早速、気象庁が会見を開き小学生の理科の発表レベルの事を繰り返していたが、あれは何とかならないか?忙しいメディアをわざわざ集めて「地震のあったエリアでは、ここ数日は同程度の揺れに気をつけるように。崖や壊れやすい古い建物に気をつけるように・・・。」と、いつものように繰り返していたが、わざわざ経験豊富な気象庁の上級職員が発表する内容だろうか?

 ただ、「最近の地震の頻度・エリアは3.11東日本大震災時の直前より多い…」という発表があったのだけは気になった。
 このブログでも1か月ほど前、地震雲らしき一直線に横たわる帯状の雲の画像を掲載し「最近全国で多発の地震はかっての3.11東日本大震災直前に非常に似ている・・。」と投稿したばかりだ。あの時も直前は沖縄・奄美、岐阜、長野、新潟などで震度4程度の地震が起きていた。各自対策用品や心構え、いざという時のシミュレーションが必要だろう。

 地震はさておき、人吉の昆虫を三日続けてみたが、反響が意外に多くて、投稿者としてはムフフ状態なのだ。
 「人吉市の山翡翠」という写真集の冒頭にも書いたが、人吉盆地の真ん中を流れる球磨川はミネラルが非常に豊富だ、球磨川の川霧、盆地のあさぎりを集めて流れ込む支流の数は非常に多い。

 人吉市中心に広がる火山性ではない温泉の地熱効果で、この球磨川の水温は冬でもあまり下がらず、ツバメが越冬できる暖気を盆地に蓄えている。その上、川には川虫(昆虫の幼虫)が非常に多く、それを食べる淡水魚、成虫になった昆虫・羽虫を食べる野鳥が非常に多い・・・。だから清流山奥に棲むヤマセミも街中に生息できるのだ・・と。

 しかしそれに気が付いている方は残念ながら地元にはあまり居ない。居てもそれをエリア外へ情報発信出来ない、というよりする必要が無い。だから全国的には殆ど知られていない。だから筆者のようなよそ者にしかその価値が判らない、もったいない話だと思う。

 温泉や川下りやアユ釣りだけでは人吉盆地の観光産業は成り立つまい。同じような観光資源だけでは全国にあまりに競合が多すぎる。鉄道遺産に関しても同様。

 隣県宮崎、鹿児島には全く同じ魅力が存在する。焼酎ですら隣県には麦・芋原料の有名ブランドが林立している。首都圏東京の飲み屋では圧倒的に麦・芋焼酎がメニューに並び、米焼酎は殆ど見たことがないし、シェアで完全に負け続けている。米から焼酎が出来る事すら知らない客も非常に多い。

 PR宣伝が下手なのだろう。くまモンだけ有名になり過ぎてその背景の熊本県の本当の魅力情報を発信できていない。くまモンの自信(優越感)とプライドで錯覚し、熊本県人は本来の観光客インバウンド(国内他県から)の必要十分条件が見えていないようだ。

 筆者も決してくまモンは嫌いじゃないが、それを観たさに誰が熊本県そのものへ行くものか。ぬいぐるみや関連グッズを買いたきゃ東京で充分事足りる。県内在住のスタッフだけで観光マーケティング戦略を考えるから駄目なのだろう。県外から来る「他県と比較する目を持った」観光客の立場・目線・ニーズ、はたまた熊本県にしかない魅力は県内で生活していては判るはずもない。

 という事で、本来の昆虫のその他ご紹介。

関東には絶対いない、イシガケチョウ

市房ダム湖周回道路でイシガケチョウ

ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハ

球磨川で水飲みに集まるアオスジアゲハ

ベニシジミ

ベニシジミ

ルリタテハ

ツバメシジミ

ウラギンシジミ、閉じると真っ白、なかなか開かないが内側は赤・朱色!


2020年6月24日水曜日

このブログ、昆虫特集3回目はトンボ。 Continuation of insect blog The third time is a dragonfly.

 筆者は夏の今の時期、部屋の壁時計が朝5時を指すと自動的に起きてしまう。1~2分以上長針がずれた状態で起きたことが無いので自分でも不思議に思っている。針は10分進ませてあるので、実際は朝4時50分だ。
 もちろん体調が悪かったり、前日走りすぎて肉体疲労が激しいときは1時間くらい平気で寝坊するが、それは体が欲しているのだから逆に健康の証と思っている。

 この体内時計のおかげで、夏は5時、真冬は7時に起きられる。基本的にいずれも太陽が昇る時刻だ。天窓の明るさが目覚ましなどなくても規則正しく起きる理由なのかもしれない。

 一方で野鳥は完全に明るさで起きるようだ。晴天時は朝4時半前から動いているようだ。ヤマセミの観察を人吉で10年間続けたのでその行動パターン、活動時間帯はよく理解しているつもりだ。一度営巣中のヤマセミをヒナが巣立つまで粘って21日ほど毎日観察したことがあった。
 人吉の日の出は東京に比べて約40分遅い。したがって日の入り夕焼けも東京より40分遅い、この時のヤマセミの巣穴の壁は東向きではないので朝はまだ結構暗い。巣穴の壁に陽が当たるのは10時過ぎだ。ヤマセミ自体は朝6時頃から動きだす。
 観察中の3週間のうち初めの4~5日ほどは状況を把握できていなかったので朝3時過ぎから車の中に陣取って巣穴を観察したものだ。

 その際の記録を見ると、最初に飛んだ野鳥は上空を静かに飛ぶアオサギだった。その後ホトトギスが鳴きながら上空を飛んだ。いずれもまだ薄暗い朝4時頃だった。その後、カラス、スズメの順に活動が始まり、ヤマセミが巣穴の付近へ飛来したのは朝7時前だった。
 ヤマセミはもっと早くから動いているが、巣穴へ来るのはヒナが目覚める7時頃なのだろう。普段の観察では日の出前から飛び回っており、昨年の幼鳥教育の際は朝5時にはもう活発に動いていた。昨年の記録でもそれを治めた画像がいくらでもある。
2019年6月14日朝4時48分のヤマセミ(幼鳥+親)

同上、朝5時頃のヤマセミ親子

したがって夏の時期は、ヤマセミの採餌は朝6時にもなれば完了しており、多分今の時期であればその時間以後子育て中で、人間の眼には触れない安全な場所で活動しているのではないだろうか?繁殖に失敗したつがいだけ人目に付く場所でいつも通りの行動をしているだろうと推測する。

 で、今日は昆虫特集の3日目、人吉界隈のトンボを集めてみた。

コオニヤンマ

コオニヤンマ

オオシオカラトンボ

トンボの王様、オニヤンマ

相良村深水の・瀬戸堤自然生態園には、このトンボの中で一番小さなハッチョウトンボが居るというが、まだ出遭ったことはない。