2021年4月5日月曜日

明治神宮でコゲラが二羽暴れまわっていた。 Two of the Japanese pygmy woodpeckers flying actively in the forest of Meiji Jingu.

  まずは、白血病を克服して最前線へ戻って来た池江璃花子選手に敬意を表したい。オメデトウゴザイマス。広島の原爆投下翌日、市内を二人して歩き回った我が両親が白血病系の病気で逝った事を踏まえ、筆者もいずれ発病するだろうと医者に言われ続けているので、非常に気にしていたが良かった!医学の進歩と彼女の胆力・気力に感謝したい。

 急速な春の訪れに伴って、動植物が活性化している…とは幾度もこのブログでレポートした通りだが、昨日入った明治神宮でも二羽のコゲラがチェイスしまくっていた。

 縄張り争いなのか、雄雌の繁殖行為の一部なのかは判らないが、普段見ないその激しい追いかけまわしに撮影しながら驚かされてしまった。

 とにかく二羽が付かず離れず木々を飛び移りつつもつれ合っているというのが観た感じだ。よくハクセキレイやスズメなどがもつれ合いながら空中を上下したりしているが、あれと一緒だ。

 一応モノの本によると、コゲラも森の中その他で縄張りがあるというが、シジュウカラ、コガラ、エナガなどと一緒に冬季~初夏に小群を形成して移動しているのをよく見かけるが、果たして本当に縄張りというモノが存在するのだろうか?

 目立った野鳥に出遭えずとも、此のコゲラだけは必ずどこか、あちこちででズーィ、ズーィ、キッキッ!と鳴き声を上げて存在を教えてくれるのだが・・。

普段と違い、ジーッと留まったままなにか聴き耳を立てているように見えた。

普段はチョロチョロ動く癖に、この日は結構ジーッとしていた。

同じ幹の上下に二羽のコゲラ!

移動しても、その間隔幅はあまり変わらない・・・、

…と思ったとたん!激しくもつれ合い始めた。

この後は、あっという間にファインダーの上部へ二羽が消え去り、ついて行けなかった。