大阪府吉村知事と大阪市の松井市長が「2020東京オリンピック聖火リレー」の中止を求めている。誰が考えても当然だろう。第3次ピークを越えて第4次は何処まで行くか判らないというのにお祭り騒ぎはご法度だろう?
まだ今回開催予定2020東京オリンピックの聖火リレーを生で直接見た訳では無いのだが、SNSやネット報道を見る限りテレビのニュースや新聞報道と実態のあまりの違いに驚いてこれを書いている。ネット記事だけでは臨場感を感じられないので、電話とメールで今まで行われた福島県内のコースを観に行った友人にいろいろヒヤリングをしてこれを書いている。
一言で言えば、サーカスが来た時の宣伝や選挙の際のアピール・連呼音量より大きな大音量で、今まで聞いた事が無いほどうるさい一団だったという。しかもその実体はメディアで報道されている部分の数倍にもわたる大デレゲーションで構成されており、我々がメディアで見知っているのは、実はほんの一部だという事らしい。
というのは、実際トーチを持った聖火ランナーが目前に来る前に、何台も大きなスポンサーの宣伝カーが大音響で通過してモノを配ったりしたという。第一印象は「何だこの一団は?」だったという。1964年の東京オリンピックに持っていた「神聖なスポーツの祭典」というイメージが大きな音を立てながら頭の中で崩れていったという。「これは決してオリンピックじゃない!」と思ったそうだ。同時に心の中で「期待」が「反対」に替わって行ったという。
御参考= https://twitter.com/makelover5/status/1376845488901685249
NHKをはじめTVニュースではこのヨロヨロ走りの部分だけ映像で報道しているが、実際今回の聖火リレーの90%以上の部分はスポンサーの宣伝カーだったりパフォーマンスだったりするのだ。大新聞もトーチを掲げた人しか報道しないので、その前の部分の「本音の宣伝隊」は一切報道されていないという。聖火リレーの真実は報道されていない、どうやら国民は皆メディアの報道に騙されている様なのだ。
もちろんこのあたりの展開は「電通」によって仕組まれているのだろう。金の亡者IOCに気に入られるように神聖なオリンピックをサーカスより酷い「見世物興行」にしてしまったのも「電通」なのだろう。いわば猿回しの猿は可哀相に一生懸命出場したいと願っているアスリート達だ。
長野オリンピックでスノーボードの競技役員を経験した筆者は、開催前IOCのマーケティング部隊の横暴な行為を目の当たりにして画像データと映像で撮ってある。会場付近のスポンサー以外の飲料自販機にベタベタと目隠しを張りまくり去って行った。
そうしてオリンピックが終わってもそれを剥がしに来なかった。今回もそれが頻繁に起こるだろう、東京都内の飲料自販機をどうするか見守りたい。
目隠しをして大会スポンサー以外の商品を買えないようにする場合、すべて映像データとして残し、大会終了後どうするかをこのブログでレポートしたい。金儲けが目的でスポーツを売り物にするIOCに魂を売るようなザマは日本人として大変恥ずかしい事だ。
このままコロナ感染者数が第4次で伸びていけば、当然首都東京も大阪以上の数値に成るだろう。勿論政府や東京都は裏で操作して新規感染者の数を抑えるだろう。それは検査数を減らすのか、発表者数で嘘をつくかのどちらかだろう。他地区に異様に比べて数が少なければすぐ操作はバレるだろう。日本のジャーナリズムが国や都に忖度してこれらを報じなかったらもう日本のメディアはおしまいだ。