2024年5月25日土曜日

熊本空港関係者は利用客の気持ちをもう少し理解した方が良い。Kumamoto Airport officials should be more understanding of the feelings of passengers.

  9日間の南部九州各種打ち合わせ+探鳥を終えて、帰りの便に乗るべく熊本空港を経由したが、再び利用者へのサービスその他空港関係者の「無神経とビジネス感覚の無さ」に呆れてしまった。

 筆者は小学校6年生の半年間、中学1年生の1年間、約1年半の生活だったが熊本県人としての経歴がある。12~13歳といえば物心が付く時期で、方言言語の覚えも相当に速い時期だ。

 東京で生まれ、北九州小倉で小学校時代の主な時期を過ごした人間として、旧小倉市(北九州市になる前)や熊本県八代市に対する望郷の念、並びに同郷生活者への親近感は人並み以上持っている。

 しかし、熊本空港への「呆れる気持ち」と「残念な気持ち」は2006年頃から述べ100回以上利用した身としても、最近ますます強まるばかりで残念だ。

 その主な理由をまとめるとこうなる。

① 搭乗客と見送り者の分離区別・差別があまりに強引で、見送る者、見送られる者との間に生ずる「購買行動」を空港システムが消滅させてしまっている。これは飲食行動、お土産購買行動双方消滅によるテナント店舗売り上げに多大な障害となっている。

② 搭乗者しか入れない出発エリアの飲食営業時間がAM11:00からでしかなく、朝7時台からある国内線出発15便程の搭乗者へのサービスがまるで不十分だという、九州圏内の空港で一番酷い利用者サービスである事。

③ レンタカー利用者への各会社ピックアップスペースまでの移動ルートが長く複雑で、しかもオープンエアーの部分も多く降雨時の荷物を引いての行動が非常に辛い。これも各空港中最悪の状況。

 これらの件に関しては数年前改装前にも投稿したし、昨年3月改装後初めて利用した際も投稿したが今回改めて3度目の投稿をしてみたい。

まずは2018年7月11日の投稿、改装前の熊本空港への感想投稿。

https://yamasemiweb.blogspot.com/2018/07/urgent-posting-restaurant-in-kumamoto.html

続いて昨年2023年4月16日の改装後の投稿。

https://yamasemiweb.blogspot.com/2023/04/the-baby-boomer-generation-was.html

この投稿が「実際行ってもいないのにいい加減な憶測で・・」と言われないための証拠。



ビジネス関係者か?行政か他からの視察団か?乗客でない一団に遭遇。

乗客しか入れないから土産物屋は閑古鳥

昼の11時すこし前でこれだ、以前の方が各種客種で混んでいた。

搭乗客はけっこう出発ゲート前でたむろしている。

しかし、飲食コーナーは誰もいない、居る訳がない。11:00まで店がやってない!

11時に開店の飲食、熊本ラーメンの店にだけ列ができた、コスパが理由か?

 しかし、熊本ラーメンの有名ブランド2店舗を同じ店で営業。昨今の広告代理店の唱える雰囲気だけブランディングという軽いノリではない、「熊本ラーメンの50年以上にわたる伝統の老舗のれん2社」味千と桂花だ。筆者などは桂花ラーメンが東京に進出した三日後からの愛用者だから、もう50年の顧客。

 しかし、ルイ・ビトンとフェンディを同じ店で並べて売るか?ブランドにはそれぞれ独特の理念・ポリシーと、ブランド信念に基づいたデザイン・風合が存在する、これはバッグ類でもラーメンでも同じだ。客の立場から見れば「信じられん!」という事だ。

 東京などで熊本県のアンテナショップ「熊本館」と北海道のアンテナショップ「道産子ショップ」を一つ屋根の店で営業するか?

 それぞれファンがいて、成り立っている極めて嗜好性の強いのがブランドなのだ。売り文句(コピーや宣伝)だけでブランディング(=他との差別)が出来るように軽く提案する広告代理店的なまやかしは、実際には通じないのだ。

 実際頼んでみて一口食べて涙が出た。あまりに酷い味だった!東京で月に二回は食べるあの桂花ラーメンの味にはとうてい似ても似つかぬ酷いものだった。

「これは偽物だ」香りが違う、スープが違う、麺がちがう、トッピングが違う。思わず竹内まりあの「家へ帰ろう=マイ・スウィート・ホーム⇒見る夢が違う・着る服が違う」を思い出してしまった。

ANAのメンバー常連もJALのメンバー常連も同じ箱の中に入れてまとめてしまった。永年ANAだけの利用客からすると、少し違和感を感じた。トイレの横というのも・・・。

9日間居て一滴の雨にも逢わずに済んだのに飛行機の席に座った途端窓に雨滴が・・。