5月も残すところ3日となったが、5月1日に奥日光とんぼ返りの弾丸ツアー探鳥行でオオルリに出逢えたとこのブログに投稿した。
「団塊世代は今年も日光でオオルリに出逢えた。 Baby boomers were able to encounter the Blue-and-White Flycatcher(= Ohruri) in Nikko this year as well.」
今回九州ツアーでは、人吉ではなく更に奥の五木村の峡谷でオオルリに出遭った。
最初はなかなかその位置が判らず、いろいろ探したのだが、何と判明したのが峡谷のはるか上空で谷を渡す高圧線に留まって鳴いていたのだ。
実はこれとそっくりな経験をしたばかりだった。相当上空で鳴くオオルリやキビタキの声は周りの木々の葉っぱの角度で反射し、如何にもすぐ其処に居るかのように聴こえるのだ。
明治神宮の境内ですぐ傍で鳴くキビタキを5分以上探して判らず、ヤケを起こそうになったら、真上6mほどの木の枝で鳴いていた事が有った。数多くの外人観光客たちが一緒に探してくれたが、皆さん諦めて去っていった直後の発見だった。
今回の五木村のオオルリもこれとまったく同じ。谷川の真上20m以上上空の高圧線で鳴いていた。
しばらく声が止まったと思ったら、狭い谷川の対岸の樹に留まっていた。これは旨く撮影できた。今日は双方の画像を同時にアップしたい。
上空20m以上の高さで鳴いていても、すぐ傍の木の枝だと思い込んでしまった。
発見した時のショックは相当大きかった。
この後、谷川の対岸の樹木に降りて来た。
水平位置で聴く声と上空から聞こえてきた声、それほどの差が無いのは何故?
木々の間を飛び回っていた、採餌行動だろうか?
一定期間を置いて鳴き続けていた。