新型コロナウイルス急激な感染拡大で政府・菅首相も東京都知事小池氏もパニクってしまい、メディア出演でもネット評価で墓穴を掘り続けている様だ。これはメディア自体も何をどのように報道して良いのか判らずパニクっている証と筆者は見ている。
特に菅首相は記者会見でもTVのニュースショウ出演時の説明でも、力強い断定調ではなく「~と思います。」という、いつでも「あの時はそう思いましたが~」と後で言い訳が出来る物言いでズルいだの、自信の無さが見え見えだと、散々な叩かれようだ。あの小泉首相時代の「郵政民営化に反対する者は、自民党でも皆抵抗勢力だ!」と劇場型断定調とあまりに差があるので、この危機下で余計頼りないのだろう。
これって、かって阪神淡路大地震の際、直後の桂文珍の創作落語にあった言い回しに似ていて面白かった。桂文珍曰く「朝早く真っ暗なときの地震でしたからも―大変でしたよ。私は我が家の仕事用の別棟で寝ておりましたが、突然の揺れ・真っ暗な中での停電で、どないなってんにゃろ?と思い、とにかく母屋のカミさんの安否を確かめるため真っ暗な庭に出て『オマエ―、大丈夫かぁ?』と、とりあえず声を掛けたんでございます。そうしたら暗闇の中から『アンタ―!』と声が近づいて来るではないですか、『あー良かった、怪我も無くて良かったなぁオマエ』と、抱き合って無事を喜んだのでございます、・・その時は。・・・(※しばらく間をおいて)人の気持ちと言うものは、また変わるものなのですねぇ」と顔色を変えて言う文珍師匠、大笑いを貰っていた。
これに似ているのではないだろうか、菅総理の「~と思います、~だと思っています。」という言い方は、「~その時はそう思いましが・・が。」という、予想通りに成らなかった場合の言い訳の前振りのように聞こえるのではないだろうか?
ここ暫くはこういった混乱が続くのではないだろうかと筆者は思うのだ。
今日、三連休最終日はジョウビタキの種飛ばし!をコンデジで偶然連写撮影したのでそれをご紹介。コンデジなので撮れたこと自体が奇跡的。画質の悪さはご容赦願いたい。