絵本と言えば一般的には子供向けのモノが多い。しかし大人でも「絵」を楽しみながらコレクションする人も多いと聞く。
筆者は子供時代絵本というモノにはあまり接した記憶が無い。ページを開くと仕掛けた立体が起き上がってくる絵本を見て、ストーリーよりその仕掛けに感心し自分で作り始めたという変な興味の持ち方をする変わった子だったようだ。
そもそも、作り話(小説・エッセイ・漫画)等にはほとんど興味を示さず、実録モノ、ノンフィクションものにばかり興味を示して育ったようだ。
1~2年前、NHKの「ダーウィンが来た!」でチャラチャラしたタレントがアマミノクロウサギの飼育センターで、さも天然のクロウサギが出るか?出るか?出たぁー!とヤラセ丸出しでやった回以降一切観なくなったように、架空、ヤラセ、演出丸出しの「作り物」には全く興味が無い。
今回の作家さんの中には「自然の生き物」をきちんと取り入れた作品を出展されている方が数名。全く空想・作り物語・・・的な作品を出展されている方が数名。
Among the artists this time, there were several who exhibited works that properly incorporated "natural creatures." There were also several who exhibited works that were completely imaginary or fictional.
こればかりは観る方の自由、好みの問題だから色々あって良いと思う。
ただ会場に二度足を運んで気になったのは、海外からの客が非常に少ないと思う事。これだけインバウンドで外国からの人が押し寄せているのだから「売る」というビジネスにおいても海外向けのPRをもっとやっても良いのではないかと思った。
Exhibition information
Picture book author's tableau exhibition
Beyond the grass field,
Dates
Thursday, April 24, 2025 - Tuesday, May 6, 2025
11:00-19:00 (final day until 17:00)
Seiko House 6th floor
Seiko House Hall
https://www.wako.co.jp/f/exhibitions/detail.html?id=027eaff1-9d07-488c-9594-08ac82f01e4e
昨年の同じ展覧会から1年、力作が揃ったようだ。
それぞれ人によって好みがあると思う、発想のキャパが大きいのだろう。
気に入った作品、夜行性のダンゴムシ。他の作家さんにこの発想は無い。
ソラマメ・・・