アオゲラが住宅街を飛び回るって、人吉市という山中の都市の中心部を希少種ヤマセミが問い回るに等しい、一般的にはあまり無い事のように思われる。
以前、11月頃の人吉市の飲み屋街の植え込みでアカショウビンが弱っていたとか、街道沿いの民家の部屋にアカショウビンが入り込んで、野生動物に詳しいご主人が保護して放したという記録(画像も動画も存在する)にも似ている。
人工物に留まってドラミングをしたり、大声で鳴いたりするアオゲラの音声や映像は昨日のブログでご紹介した通り。今日以降は飛翔中や縄張り主張の雄叫びの様子を静止画だけでご紹介。
何度も繰り返すが、早朝の愛犬散歩の際筆者の撮影画像はその半分以上がコンパクト・デジカメ=CANONのPowershot SX740HSだ。どっしり三脚を構えての大砲レンズ撮影ではないので、達人のバーダーさんがこぞって写真展に出展されるような素晴らしい画像を見慣れている方々にとっては「何これ?」状態の画像だと思う。ご容赦願いたい。
例えるのも、失礼でとんでもないとは思うが、要はかの尊敬するロバート・キャパの戦場での臨場感溢れるノールック撮影による作品い近い状態での野鳥生態画像と思って頂けると嬉しい。
早朝の住宅街は筆者同様犬の散歩や早朝出勤者で意外に人通りがある。いくら人慣れしたと思われる野鳥でもコンデジのAFセンサーのレーザービームを照射されれば逃げ去る。
普段よく出遭い人慣れしていると思われるオナガやヒヨドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラなどでも、そういう時は危険を察知して飛び去るのを何度も経験している。さらに住宅街に慣れていない野鳥は長く同じ所にとどまらないので、撮影チャンス=シャッターチャンスが非常に少ないという事を言いたい。
しかし、4~5月は野鳥の繁殖期。毎朝の愛犬散歩でこうしたアオゲラの行動に遭遇する機会は年間で一番確率が高い。
今日の画像はそういった中での住宅街撮影のアオゲラ。先ずは住宅街の道路から撮影したアオゲラの巣穴掘り画像。