2019年8月17日土曜日

団塊世代のお盆明け世相談義。その1 . The Baby boomer's recently cultural talk. Vol 1.

  お盆明けの週末は「団塊世代の世相話」をお届けしたいと思う。この所のTVニュースショーは台風情報で二日間ほぼ全面的に占領されていた。しかし台風以外では次の項目が国内外ベスト3だろう。
 
 海外においては日韓問題、香港デモ騒動、ホルムズ海峡問題。国内においては高速道路あおり運転+殴打事件、あいちトエンナーレ「表現の不自由展」中止騒動、全国猛暑に伴う水の事故多発。

 京都アニメ放火事件、吉本芸人事件、全英女子オープン優勝ひなこフィーバー、セブン・ペイの破綻、あっという間にニュースネタが変わる真夏の日本。普通だったら相当ビッグなニュースに成り得る「小泉進次郎議員と司会者の滝川クリステルのデキ婚」も芸能記者が相手にされなかった発表スタイルで静かなものだ。

 最近はSNSなどネットで、既存メディアの記者の行状や報道内容・姿勢が叩かれ始めている。日本の「報道」の環境が変わりつつあるのを感ずる暑い夏だ。2カ月前の記事だが深い所を追及していると思う。
※ ご参考 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64876

 そんな中、今朝の読売新聞に元マラソン選手の増田明美が、来年真夏に行われる2020東京オリンピックのマラソン競技の当日シミュレーション特集を行っていた。結論から言えばとんでもない状況だと思わざるを得ない酷さだ。JOCなり東京都なりからの費用で実質PR記事なのだろうが真面目な元世界的アスリート増田明美も言葉を濁さなければならない様子が読み取れて来年の実施を憂えるばかりだ。
朝早くスタートさせて、都心のビルの日陰が唯一の救いなどと言うマラソン大会が今まであっただろうか?後半陽が登って背後からの直射日光で何人が倒れるだろう。
増田明美さんも「勝ちたい選手は後半のここらが正念場でしょうか?」とか言っているが、勝ちたくない選手など、国を背負って出場している中一人も居る訳無かろう?
 レース初期の銀座通りでは、女子選手がブランドストアのウインドウが楽しいだろうなど、お馬鹿な事を書いているが、ご自分が出場した場合そんなこと考える訳もなかろう?彼女も本気で書いていない事がバレバレ。
 この特集を読んで思ったのは「いっそマラソンはナイターで実施したら?」という事だ。熱帯夜と言っても25℃だろう?
 そこで数か所水を霧拭いて掛けるサービスくらい考えたらどうよ?

 真夏の昼間30℃超えの中で走らせるオリンピック・マラソンが「アスリート虐待=アスハラ」でなくて一体何なんだ?

 トライアスロンの会場も大腸菌騒ぎで前途真っ暗。これでいい訳ないだろうと思う次第。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190817-00000029-kyodonews-spo

 マラソン含めて2020東京オリンピックは問題多すぎだし、個人的には未だに大反対だ。21世紀の現代において一部の特権階級の為に何故一般都民1000万人以上が無理やり協力を義務付けられるのだ?ハッキリ言って「迷惑千万!」