2017年8月7日月曜日

何と飛翔中空中で脱糞しながら去って行くヤマセミ! This is the flying excretion action of Crested kingfisher !

 二冊目の写真集にも掲載したが、野鳥は留まっている時でも空中を飛翔している時でもリラックスして脱糞をしているようだ。
 ヤマセミもカワセミも大きく尾羽を上げたら脱糞の瞬間だと思って良い。
 犬や猛獣の様に縄張りを主張する意味でのマーキング行動があるかどうか詳しく確認はしていないが、こちらを見知って慣れたヤマセミが傍まで来て、こちらに尻を向けて脱糞したのを幾度か撮影している。

 勿論最初は偶然だと思ったのは確かだが、二度目以降は「確信犯」だと認識した次第だ。縄張りがはっきりしたヤマセミだからこそ、いつも同じ格好で凝視する人間に対して合図を送っているのかもしれない。「貴方の思い過ごしだよ!」と言われたら是非証拠画像をお見せしよう。

 今回は、連日の夕立で濁って増水した1週間が過ぎ、球磨川の水が綺麗に戻って水位も下がった日の出来事だった。
 
 こちらに向かってくる場合は撮影が難しいのだが、去っていく時には後に空中のフンが残るので判り易かった。
尾羽の付け根から出始めている白い棒が「フン」だ!

体の割りに大きな量なので、大物をゲットしたのだろう。

白い糸のようなフン爆弾は重力によって落下し・・・。

飛行物体ヤマセミのはるか後方の水面を爆撃した・・・と言うわけだ。これを苔を主食とする鮎以外の魚が食べるかどうかは知らない。